正月3日の18時10分、熊本県の和水(なごみ)町付近を震源とする地震が発生。
最大震度6弱で、マグネチュードは5.1 、 震源の深さは10kmと浅い。
震央(震源地の地上)は九州自動車道に近いが、大きな被害は発生していない模様。
それはともかく、地元の人たちは、正月気分がふっとんだことだろう。
この震源地付近は、3年前の「熊本地震」とちがって活断層(過去の地震断層痕)がない。
もちろんプレート境界でもないので、残る原因は「ひずみ集中帯」か。
大分—熊本のラインは活断層帯だけでなく、「ひずみ集中帯」でもあるようだ。
そもそも日本列島は”弧状列島”と言われているだけに力学的なひずみが溜る地形を示している。
かように地震の原因は多様で、しかも全国に分布している。
だから「次の地震はどこか?」という議論ほど無意味なものはない(この話題を検索する事も無意味)。
日本に住んでいるなら、「次の地震は自分の所に来るかも」と誰もが思うべきなのだ。