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今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

南房総の旅

2009年02月25日 | 
二月の前半は頭がクラクラになるほど忙しかったので
毎月恒例の”2泊の旅”をまだしていない。

今は差し迫ってやらなきゃいけない事がないヒマな状態。
そこで退屈しのぎと避寒を兼ねて、南房総へと赴いた。

だが出発日から低気圧が相次いで接近。
青い太平洋を前にしての日向ぼっこの夢は早くも打ち砕かれた。

一泊目は安房小湊にある「グリーンプラザ鴨川」。
外房の浜辺に建っていて、全室間近なオーシャンビュー。
ここは温泉でないのが玉に傷だが、その欠点を補うのが、夕食のバイキング。
今どきはカニがメインで、様々なカニ料理が並ぶ(カニ以外もある)。
バイキングでは、せっかくだから満腹を目指すものの、カロリー摂取を抑えたいので、
カニ雑炊やカニラーメンなどの炭水化物ものは素通り。
いわゆるカニの足はズワイガニとタラバガニと毛ガニの足が2本づつセットになっている。
カニ足を2セット食べたせいでほじくるのに時間がかかった分、
バイキングにしては満腹になるのに時間がかかった。

翌日は、房総半島の最南端、太平洋に突き出た野島崎に行く(写真)。
房総半島を”鳥”だとすると、ここは頭のてっぺんについたトサカに相当する。
天気が良ければ三宅島も見えるらしいが、今日は小雨がぱらつく天気。

バスで館山に行き、城を模した博物館のある館山城址を見学。
戦国時代に館山を本拠とした里見氏の本を買った。

さらにバスで二泊目の宿の休暇村館山へ。
こっちは温泉、しかも天気がよければ海の向うに三浦半島と富士を望む絶景。
でも今日はあいにくの雨。
それでも潮騒を聞きながらの露天風呂は気分がいい。
休暇村はいずれも建物も新しく、特にリニューアルで追加された洋室は、
清潔で快適(やっぱ、シティホテルより、温泉と食事つきの休暇村の方がいい)。
昨日はバイキングだったので、食事は一番軽いものにした。
飯とサラダと漬物はバイキングだが、ご飯はお粥一杯に抑えた。
太りにきたわけじゃないから。

食後には、ウミホタル発光観賞会が開催され、貴重な体験をできた。
休暇村にはこのような宿泊者向けのイベントをやってくれる所があるのがいい。

3日目は、半島のくちばしの先・洲崎の岬に行こうと思ったが、3日目が一番天気が悪く、霧雨なので、とりやめて寄り道せずに帰宅することにした。
天気が悪いと、海辺の風景が楽しめず、旅情は半減だった。

房総半島はウイークデーは特急の便が悪く、「南房総フリーきっぷ」も充分には使いこなせない(路線バスはフリーなのが便利だけど)。
最近は、東京から館山まで30分間隔の高速バスが運行されているので、こっちの方が利用価値あるみたい。
温泉につかりながら東京湾を隔てた富士を見たいので、冬型気圧配置の時にでも来たい(今度は高速バスで)。