今日、東海地方で梅雨明けが宣言された。
でも気温だけなら関東の方が負けていない暑さ。
地上天気図を見ても、近畿から東はむしろ低圧部になっている。
ならなんで東海が梅雨明けなのか。
根拠は、地上の天気や気圧配置ではなく、上空500hPaの状態。
夏をもたらす小笠原高気圧は、上空の下降流が本体で、地上の高気圧はその結果にすぎないから。
だから、夏をもたらす高気圧の分布や強さは500hPaの高層解析図を参考にする。
500hPa図によると、小笠原高気圧の勢力境界である高度5850mの等高線が、関東南部から北陸にかけてかかっている。
すなわち東海地方はその南側になった。
これがポイント。
ただ普通は、5880mが境界になることが多いので、上の基準はちょっと弱め。
完璧に夏といえるのは、この線の南側である中国西部・四国・九州だ。
関東以北はオホーツク海の低圧部(地上天気図でやがて低気圧が発生)の勢力下にまだあるため、梅雨明けはちょっと遅れそう。
でも気温だけなら関東の方が負けていない暑さ。
地上天気図を見ても、近畿から東はむしろ低圧部になっている。
ならなんで東海が梅雨明けなのか。
根拠は、地上の天気や気圧配置ではなく、上空500hPaの状態。
夏をもたらす小笠原高気圧は、上空の下降流が本体で、地上の高気圧はその結果にすぎないから。
だから、夏をもたらす高気圧の分布や強さは500hPaの高層解析図を参考にする。
500hPa図によると、小笠原高気圧の勢力境界である高度5850mの等高線が、関東南部から北陸にかけてかかっている。
すなわち東海地方はその南側になった。
これがポイント。
ただ普通は、5880mが境界になることが多いので、上の基準はちょっと弱め。
完璧に夏といえるのは、この線の南側である中国西部・四国・九州だ。
関東以北はオホーツク海の低圧部(地上天気図でやがて低気圧が発生)の勢力下にまだあるため、梅雨明けはちょっと遅れそう。