今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

憂鬱のゆくえ

2006年04月06日 | 雑感
新年度の業務が始まった。
といっても新入生の”交流遠足”という、親睦のためのお遊びの付き添い(大学でも遠足がある)。
私にとっては移籍先の教員との交流でもある。
他者との”交流”、すなわち自分の関心を他者に照射し、他者の関心の照射を受けることは、他者と気分を交流することであり、一人の時に感じた私だけの憂鬱という気分を変えてくれる。
憂鬱の対象である”他”(自己に覆いかぶさってくる非自己)なるもの。
他者が、その”他なるもの”に私と共同で立ち向かってくれる時、私は憂鬱ではなくなっている。
憂鬱を忘れさせてくれるのは、時間そのものではなく、他者であったのか。

ただ、他者が”他なるもの”でしかない場合、その他者は私をよけい憂鬱にさせるが…。