今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

春の憂鬱

2006年04月04日 | 雑感
春(4月)は憂鬱だ。
春という気候のせいではなく、年度が変わるという社会的変化のせいで。
前の年度との別れがつらいのではなく、新たな年度が始まるというプレッシャーのせいで。
また1から始めなくてはならないという、むなしさ・おっくうさ。
特に教育現場だと、学生ががらっと入れ替わるので、昨年の労働の蓄積感がない。

もっともこの憂鬱も、始まりを前にしている時に感じるのであり、
実際に業務がはじまってしまえば、忙しさに没入して忘れてしまうだろう。
時間に流され、時間とともに走ることで。

この憂鬱はその時間の流れ(忙しさ)に飛び込むことに臆していることなのか。
自分の何かが時間に奪われることを悲しんでいることなのか。

憂鬱になっていない時の自分が、本当のあるべき姿なのだろうか。