博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『少林僧兵』その4

2009年01月10日 | 武侠ドラマ
上海行きは今日の夕方の便になる手はずなんですが、天気予報を見ると「晴れのち小雪」なんて書いてます。欠航→チケット無効の悪夢が段々と現実のものに(^^;) 取り敢えず飛行機が無事に飛んでくれることを祈っておきます……

『少林僧兵』第22~28話まで見ました。

汪直は遂に月文に対して父子の名乗りをあげ、月文も還俗を決意。ところが浙江総督任官の話がおじゃんになったことで汪直は再び倭寇の商売に復帰することになり、月文を騙して少林寺最強の大脚僧をおびき寄せ、佐々木と風語の2人がかりで大脚僧を始末。汪直の正体を知った月文は父親のもとから逃亡するも官軍のお尋ね者に。軍に戻るに戻れなくなった彼は若蘭が倭寇に捉えられたと知り、倭寇の本拠地列表山へと乗り込むのでありました。

一方、師匠の仇討ちを決意した月空は仇の1人風語をおびき寄せるために秀子を人質としますが、月空が好きな秀子に「やっと2人きりになれたね」と喜ばれたうえ、ノコノコとやって来た風語に敗北する始末…… そしてなぜか秀子の指導で風語を倒すために倭寇の刀法を特訓することに。

ということで段々とアレな展開になってきました(^^;) 汪直と月文の関係については、元々月文の母と汪直が恋人同士だったのが、汪直がうだつのあがらない書生ということで結婚を許してもらえず、彼女が汪直との子(すなわち月文)を宿したまま他の男性に嫁ぐことになり、月文が7歳の時に彼が汪直の子であることが露見したため、捨てられるように少林寺に預けられたという次第。で、その後汪直は科挙登第の夢を諦めて海商となり、中央政界とのつながりを得た上に倭寇と結託するようになったと。

そんで今回のツッコミ所……

月文が月空に還俗して髪を蓄えたいと打ち明けた時に、遂にサモ・ハン演じる大脚僧の長髪について言及。「師父だって髪を伸ばしているんだから、俺が髪を蓄えてもいいじゃないか!」と訴える月文に対して、「師父は元々剃髪していなから、一旦得度したお前とは違うんだ。それに師父は心が清浄だから髪があったっていいんだ!」と月空。一体大脚僧が出家する時にどんな事情があったと言うのでしょうか(^^;)
コメント
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