折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

南国のばら♪

2007年06月26日 23時51分33秒 | 夏至
           □ シャルロット(ER) 二番花を待ちかねていました。
 
◇ ワルツ王、ヨハン・シュトラウス(John Strauss 1825-99)の代表曲と言えば、
  思い浮かぶのは円舞曲「美しく青きドナウ」(An der schoenen blauen Donau)、
  恒例のウィーンフィルのニュー・イヤー・コンサートの中でアンコールとして
  必ず演奏される曲ですね。

     
       □ アイスバーグ(F)の向こうに紫陽花がぼんやりと…。

◇ 数あるワルツの中で、私は円舞曲「南国のばら」(Rosen aus dem Sueden)が
  とても好きです。

     
                 □ ヘリテージ(ER)

◇ この曲想をある解説では「キラキラとした太陽の暖かさと、咲き乱れた美しい
  数々のばらの花、乱舞する人々…」とありました。

     
       □ 名も知らぬ薔薇、向こうのピンクの蕾はヘリテージ  

◇ 優雅なばらの咲く花園を思い描く曲だと思います。
  初めて聴いたのが、確か20年くらい前のニュー・イヤー・コンサートの放映でした。

     
           □ ジュビリー・セレブレイション(ER)

◇ その時、豊かな曲想の彼方に咲いているのは、なぜかたくさんの黄色の薔薇でした。
  去年の春、シャルロット(ER)の一番花が咲いた時に、いろんな思いが過ぎりました。

     
          □ ミニバラの向こうにシャルロットの蕾が…。

◇ シャルロットは、もう明日にでも2番花が咲き始めます。
  たぶん冒頭の画像の蕾が咲き出すでしょう。

     

◇ 夕方帰宅後、カラカラになった鉢を中心にたっぷり水遣りをしました。
  最高気温31度の夏日、蒸し暑い日中でした。

     
           □ ウィリアム・シェイクスピア2000(ER)

◇ その後、ミニバラの鉢を6つ、二周りくらい大きな鉢に植え換えました。
  そうしたら、もう午後8時半を回っていました。

     
     □ ソング・オブ・ヒロシマ(手前)とオレンジ・マザーズ・デイ

◇ オプティマ・シリーズの名札が付いている鉢はいいのですが、そうでないのもあって、
  名前がわからないからか、こんな歌を口ずさんでいました。
  確か、高校生の頃、フォーク・クルセイダーズの歌だったはずです。
  この懐かしのフォークソングをご存じの方もいらっしゃると思います。
  (細かい字とか歌詞とか、毎度のことで、間違ってるかもしれませんが…)

   
   (una poesia di oggi)

          野に咲く花の 名前は知らない
          だけども野に咲く 花が好き
          帽子にいっぱい 摘み行けば
          なぜか涙が 涙が出るの

          戦争の日を 何も知らない
          だけども私に 父はいない
          父を想えば ああ荒野に
          赤い夕陽が 夕陽が沈む

          戦で死んだ 悲しい父さん
          私はあなたの 娘です
          二十年後の 故郷で
          明日お嫁に お嫁に行くの

          見ていて下さい はるかな父さん
          鰯雲飛ぶ 空の下
          戦知らずに 二十才になって
          嫁いで母に 母になるの ♪

                    (戦争は知らない 寺山修二)

     
           □ ジュビリー・セレブレイション(ER)  

◇ 9時から「エリザベス1世」の後篇を見なければならないと、あと数鉢残して
  作業を切り上げることにしました。
  これを見ていましたら、家来二人による騎馬戦の御前試合があって、一方が
  「われこそは、エグランタインの花の…ナンタラカンタラ」と名乗ってました。
  今のイングリッシュローズのエグランタインではなくて、そういう名前の薔薇が
  あったんでしょうね。

     

     
             □ エグランタイン(ER) 二枚とも

◇ 昨夜、ずっと花殻摘みをやっていたペチュニアです。
  もう一度くらい、ピンチしてみるつもりです。

     
 □ 宿根ペチュニア・チャーミングベル・ファンタジー(ナス科ペチュニア属)

     
      □ ペチュニア・サフィニア・ブーケ(ナス科ペチュニア属)
        「ストロベリースカッシュ」と「サンゴ」の寄せ植え?          
  
◇ このところ、何をこんなに急いでとでも言うように、ずっと更新して来ました。
  無理は禁物、少しは休養、数日お休みします。
  また月替わりにでも…。

     
               □ エグランタイン(ER)

  

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16 コメント

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お休み~ね♪ (ぴ~)
2007-06-27 13:54:56
そうそう、無理は禁物です!
私なんか、すばらしくマイペースの更新でしょ^^v
毎日楽しませてもらいましたからね。
しばらくゆっくりなさいませ♪

この暑さだと言うのに、どの花も綺麗に咲いていますね♪
花柄摘みも大変でしょう?
ホント、家の中に持ち込んで、涼しいところで
蚊も来ない環境でなら、花柄摘みするかも・・・^^;
なんだかんだいいわけして、家の中にすっこんでます!
この時期、どうも長袖着て作業していても
プチプチと何かに刺されて痒くなるんですよね。。。
蚊ではないの。。。アリかな?

ではでは、しばらくごゆっくりね!
返信する
Unknown (る~)
2007-06-27 17:10:43

毎日更新せかされてるときはゆっくり休みにするのがいいですよね。
その間、いろんなことが発見されたりしますし。
私にとっては実家帰ってるときのお休みが
そうなのかもしれないです。

私も更新したら、水遣りに行きます~。
暑くて、時間が遅くなってきましたね。

返信する
団塊の世代の青春歌 (ジロー)
2007-06-27 21:15:19
フォーク・クルセイダーズですか…なつかしいグループだなぁ。あの頃のフォークシンガーはみんな輝いていたなぁ…聞いている僕たちも青春真っ只中。とりわけ拓郎なんかに夢中だったっけ。あれ?ということは…やっぱり団塊世代のお仲間?いや、失礼しました。戯言です故、お許しを…。
それにしても、二番花三番花の季節ですが、梅雨にも耐え、暑さにも耐え、病気も害虫も退け、春の満開で力を尽くしたにもかかわらず、健気にも咲く薔薇の美しいこと。今年のジローガーデンは嬉しい事に黒点病が見えません。しかしながらウドンコ病が大流行です。雨の少ないことが原因でしょうか。
返信する
お休みと言っても…。 (折節)
2007-06-27 21:41:48
ぴ~さん、こんばんは♪

朝出勤して、帰宅して、庭で最低限は水遣りをして、そのあとブログの更新が、これまでは毎日でも出来たのですが、木・金・土と忙しいので、次は日曜日の更新かなあと…。
理由は、ほとんど時間が取れない、それだけなんです。

あと、来月も公私ともに忙しそうですから、また2、3日に一度の更新ペースにせざるを得ないかもしれないですね。

やっぱりこの季節、うちの庭でも、薔薇から何からパカラから、いっぱい咲くものですから、見たまま感じたままを、ついつい載せたくなりまして…。
写真もいつも撮りますし…あっ、今日は撮らなかったですが…。

今日は、午後から私用で休暇にして、用事が終わったのが午後5時前でした。
最近ストレスが溜まってきてるなあと感じてて、その理由もだいたいわかっていましたので、閉店しないうちに、久しぶりに園芸店「花かぐら」に走りました

ミニ薔薇の植え換えのための土がなくなって、薔薇用には京成バラ園の土しか使わないんですよ。
だから、今日のうちに買わなきゃって…ついでにポット苗とか、全部で3,600円も使ってしまいました。
薔薇の土の代金は1,200円でしたから、籠いっぱいポット苗を買ったということです。

もう何を買ったか憶えていません。
つまり、名札を見なけりゃわからないということです。
一つだけ、見なくても憶えているのは「マンデビラ・アリスデライト」(キョウチクトウ科・ディプラデニア属)です。
半額になっていたので…それより、ピンクの花があまりにもきれいで…ひとめぼれ…お米みたいですね
これくらいは、写真を撮っとけばよかった
また明日、撮ります。

でも、3分の2以上はストレスが飛んで行きました

夕方、ネットで注文していた「花おりおり・愛蔵版その五」(朝日新聞社刊)が届いていました
六月に29種類の植物の写真付きのエッセイがありまして、私んちにあるのは「オオデマリ」だけでした。
一つでも、載っているとうれしいものですね。

次にアップするときは、軽~くしようと思います。



返信する
ちょっと忙しくなって…。 (折節)
2007-06-27 21:56:33
る~さん、こんばんは♪

今日も蒸し暑い一日でした。
でも、ミニバラを一つ、大きな鉢に換えました。
黄色い花の咲いている、名札がなくて名前は何だか忘れてしまいました。
たぶんオプティマ・シリーズだと思うのですが…。

それから、ミニバラではなくて、ボロニア・ピナータ(ミカン科ボロニア属)の小さくて愛らしい花が終わったので、二周りくらい大きな鉢に植え換えました。
ずいぶん長いこと花が咲くもんだなあと感心しました。

そうそう、今日は、オールドローズのコントゥ・ドゥ・シャンボールの甘い香りを嗅いでみました。
生きているって感じる、すてきな芳しさでしたよ
返信する
団塊の世代をかすってます。 (折節)
2007-06-27 22:58:20
ジローさん、こんばんは♪

ご無沙汰しておりますが、お変わりありませんか?

私も自分の顔みたいにのんびりできることもあれば、脚の長さのように時間がいくらあっても足りなかったりで、こう言ってはなんですが、仕事がイヤになることが正直あります。
今は、全然違いますが…。

なつかしい頃が、10年前になり、20年前になり、30年前になって来ますと、記憶も薄れて当たり前なのですが、逆に鮮明に思い出されたりして、どういうことでしょうね。

脳のいつまでも新鮮さを保てる部分に、青春の二文字はインプットされるからでしょう、きっと。
そう思います。

私は「風」とか「なごり雪」とか「さらば青春」などなど…ギター片手によく歌いました。

それが今や、薔薇の美しさの虜になってしまいました。
限りある地所ですから、もう品種はほとんど増やせないのですが、どの薔薇も個性的で魅力的でとても愛着がありますから、一生懸命育てさせていただこうと思います。

うちに来てくれた薔薇達も、息子が去年の10月末に拾ってきた猫といっしょで、うちで良かったと思ってもらえるようになりたいなあと、それが願いです。

薔薇は、オールドローズで一品種だけウドンコ病のまま、いきなり2本の枝が2.5mくらいに伸びたのがありますが、元気なので水遣りだけで放っています。
あんまり過保護もどうでしょうと思いましてね。

薔薇は本来強い植物だと、去年一年でよくわかりましたので、神経質になり過ぎないことじゃないでしょうか。
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ご無沙汰しております (xiao)
2007-06-28 09:38:38
いつもながら、美しいバラがたくさんあって
おもわず「鼻をクンクン」してしまいそうです。

あのつぼみのどこに、こんなにたくさんの花びらを隠していたのかというほど
大輪の花は、ボリュームがあって見事ですね。
大切に育てていらっしゃる折節さんの思いが
ちゃんと花に伝わっていますね。
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私もそれが不思議に思います。 (折節)
2007-06-28 12:42:09
xiaoさん、こんにちは。



大変ご無沙汰しております。

お越し下さって、どうもありがとうございます。



九州でも大分は雨が降ったり止んだりで、うっとうしい梅雨空。

これから一週間ほどは、こんな天気が続くみたいです。



薔薇もいろいろと個性があって、二番花になると色合いが変わったり、蕾の数が一番花とは比較にならないほど多い株は、花が一回り小さくなる傾向があります。



香りはやはりオールドローズの方が強くて、でも上品さは失わず、そういうところにも薔薇に惹かれる原因があるようです。



蕾から大輪の花へ、不思議です。
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お花 (milky)
2007-06-28 21:04:50
お花を買ってストレスが三分の二は飛んでくなら、そりゃ~買わなくちゃぁ(笑)

折節さんのバラは皆元気でいいお顔ですね~。
すごく育てるのが上手いんだ~。
どうやってるんだろう?っていつも思うの。
ま、とりあえず、細かい枝を落とすのと、無理させずに花を切るのは真似しはじめましたよ。

そしたら、バラばかりじゃなく、ペチュニアもお花屋さんで売ってるのみたいに完璧な姿で咲いてるのね。
すごすぎるよ~。

お休み、少しね?
そうよね~、PCて時間がかかるもの。
私でも時間が無くてアップアップのときが続いてるし。
折節さんはお仕事して、帰宅してからお花の面倒を見て、真夜中にパソじゃ身体に悪いよね。
休暇中(?)はゆっくりなさってね~(*^-’)ノ”
返信する
ヨハン・シュトラウス (Haru)
2007-06-28 21:17:56
折節さん、シュトラウスのワルツの話が出て
もうドキドキしています~~♪
クラッシク音痴の私ですが、シュトラウスの音楽だけは
これは別物、もう大好きなんですよ。
このバラを買ったのも、名前に一目惚れ~(?)
あっ、もちろん、花の色や姿など検索して
気に入ったのはモチロンですけどね・・・

この「南国のバラ」、ホントに大好きなワルツです!!
モチロン、「美しき青きドナウ」や「ウィーンの森の
物語」も大好きですよ!
ニューイヤーコンサートのアンコールの定番
「ラデッキー行進曲」も元気が出て好きなんですが・・・

今、南国のバラのワルツが頭の中で舞っています~
ウィーンのシェーンブルン宮殿で見た
ウインナワルツの夕べの優雅なバレー姿と共にね~♪♪
何で、シュトラウスがバラの名に?なんて思ってましたが
この曲のイメージなんでしょうか・・・
でも、色合いがイメージとは違いますね・・・
いずれにしても、この素適な音楽を思い出させて
くださって、今夜はもう最高!

シャルロット、素適ですね~~!!
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