http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090623-00000007-oric-ent
私の家は日本経済新聞を読んでいるのだが、今日は新聞の1ページまるごと使って、セブンイレブンの大きな広告が載っていた。「みどりの基金」とやらで環境活動のための支援金が55億円集まった、ということがでかでかと書かれていた。いかにも「慈善事業をやっていますよ」というPRをして、企業イメージをアップさせようという意図がありありと見える。日経新聞にまるまる1ページの広告を載せるには、おそらく莫大な費用がかかっただろう。純粋に社会貢献をしたいのなら、ここまで派手なPRをする必要もなかろうに。(^^)
環境活動もいいのだが、それより先にまだ食べられる食料を無駄に廃棄することをやめろよ。上の表によると、日本では1年で1135万トン以上の食料が捨てられているらしい。国民一人あたりで年間約100kgということか。このうち半分程度はリサイクルに回されるそうだが、それでも無駄に捨てられる食料は大変な量に上る。
http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/junkan-saisei2007/junkan-saisei2007.htm
また、その一方で、こんなニュースもある。1135万トンの食料を10億人に配れば、一人あたり10kgは食べることができるなあ、などと余計な妄想をしてしまった。昔は「食べ物を粗末にすると罰が当たる」という言い方をよく聞いたが、今はあまり聞かないし、誰もそんなことを信じていない。しかしこんなことを続けていると、本当に日本人は罰を受けることになるかもしれない、などと思った。