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地球温暖化問題

2009年07月09日 21時16分29秒 | 時事

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090709AT3S0900909072009.html
 主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)は8日夜(日本時間9日未明)、地球温暖化対策や核不拡散に関する首脳宣言を採択した。
(略)
 経済分野の首脳宣言では焦点の地球温暖化問題について、先進国が2050年までに温暖化ガスの排出量を「80%またはそれ以上削減する」との長期目標で合意した。世界の排出量を50年までに半減させる目標を打ち出した昨年の洞爺湖サミットから一歩踏み込み、新興国と昨年合意できなかった「50年までに半減」との目標共有を迫る。ただ中国やインドなどは半減目標に難色を示しており、先進国と新興国の合意は依然難しい情勢だ。
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 地球温暖化は重大な国際問題として大きく扱われるようになっており、10年以上前とは大違いである。実際、気候が年々暑くなっていることははっきり実感できるため、既に地球には深刻な影響が出ていることは理解できる。私が子どもの頃など、気温30度を超えることなどたまにしかなかったが、今では夏になるとほぼ毎日である。このままだと本当に南極の氷が溶けて、沿海部の大都市(東京、横浜、名古屋、大阪、など)が水浸しになるかもしれない。たぶん岐阜県は大丈夫だろうけど、そういう問題じゃないしな。
 ところで、上の表が各国別の二酸化炭素排出量だ。見ての通り、アメリカと中国だけで4割以上を占めている。つまり、アメリカと中国だけが真面目に取り組めば、何とかなる問題じゃないのか? 日本やヨーロッパがいくらがんばったところで、地球全体への効果はたかが知れてるだろう。まさに温暖化の主犯ともいうべきこの2国がやる気ゼロでは、地球の先行きも暗い。