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やばい中国経済 そして韓国も破綻か

2013年06月25日 06時16分26秒 | 中国

 韓国紙・中央日報に面白い記事が載っていた。「尋常でない中国経済 徹底的に備えるべき」だと。
http://japanese.joins.com/article/031/173031.html?cloc=jp
 中国経済が相当にやばい状態にあることが、韓国人にも分かってきたようだ。最近読んだ「週刊エコノミスト」においても、中国経済の危機的状況が強調されていた。その内容を簡単に列挙すると、以下のとおりである。

★経済成長が鈍化しているにもかかわらず、都市部での不動産価格の高騰が止まらない。相当に危険なバブルが発生しているということだ。
★経済統計に途方もない嘘が含まれていることが判明。例えば、1~4月の中国から香港への輸出額などは、同時期の香港の中国からの輸入額を大幅に上回っていた。その差額は、なんと683.6億ドル(6兆円以上)。この巨額の差は一体何なのか。
★中央日報でも指摘されているとおり、シャドーバンキングだけが過度に成長し、短期市場の金利がアホみたいに高騰している。中国国内の金融は非常にリスキーな状態になっているということだ。デフォルトが多発し、金融がまともに機能しなくなる可能性さえある。
★鉄鋼、セメントなど中国経済の成長を支えてきた多くの工業製品が、明らかな生産過多となっている。「世界の工場」としては、これからどうするのか。
★供給過剰であれば、国内消費を喚起することが絶対必要となるが、一部の金持ちを除く大半の国民は貧しすぎて、耐久消費財(冷蔵庫、エアコン、自動車、等)を買うことができない。
★また、所得格差が大きすぎること、社会保障がほとんどないことにより、貧困層の貯蓄率は異様に高いままである。
★もし中国が貧富の格差を解消できないのなら、上記2つの理由から、消費を拡大することができず、経済成長のエンジンにならない。

 以上のように、中国経済は実に多くの「爆弾」を抱えていることがよく分かる。もし中国経済が「大爆発」を起こした場合は、日本もただでは済まないだろうが、中国に依存しきっている韓国経済はもっと悲惨なことになる。韓国のGDPにおける貿易依存度の率は80%以上で、その中でも中国への輸出は25%を占めるのだそうだ。どれほど「徹底的に備え」たところで、どうにかなるものじゃないだろう(笑)。日韓スワップ協定も延長しないことが決まったようなものだし、これからは日本を当てにせず、がんばっていただきたい。「優秀な韓民族」のことだから、きっと大丈夫だろ(棒読み)。

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