Willow's Island

since 2005

ビビアン・スー、東京国際映画祭で号泣

2010年10月28日 22時37分41秒 | 映画

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1027&f=entertainment_1027_052.shtml 
 東京国際映画祭での台湾に対する呼称に対し、中国側がクレームをつけた事件が波紋を呼んでいる。中国と台湾のネットユーザーがそれぞれネット上で論争を繰り広げる中、中国ネットユーザーは徐若〓(ビビアン・スー/〓は王へんに宣)をボイコットするよう呼びかける声があがっている。台湾の中央通信社が報じた。
 東京国際映画祭に出席するための訪日した中国代表団が、台湾代表団に「台湾」ではなく「中国台湾」、「中華台北」などの名称を使うよう要求したことで、ビビアン・スーをはじめとする台湾代表団は開幕式に参加することができなくなってしまった。
 ビビアン・スーは泣きながら会場を後にし、ブログで「泣きたいけど泣けない」、「自分たちでは解決できないこともある」と綴ると、中国ネット上では反発の声が上がり、大手掲示板では8割以上のユーザーがビビアン・スーの中国本土での芸能活動排斥を支持すると表明した。
 ビビアン・スーに対する非難の声が集まる一方で、日本が中国と台湾に軋轢(あつれき)をもたらしたと日本を対する非難の声も高まっているという。(編集担当:畠山栄)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 あまりにも政治的な理由で他の参加者をボイコットするとは、やることが卑劣に過ぎる。東京国際映画祭のスタッフも、中国側の不当な圧力をはねのけることぐらい、できなかったのだろうか。ビビアンだけでなく台湾代表団はみんな、本当にくやしかっただろう。
 映画祭の事務局はこれから、逆に中国の参加を停止してはどうか。映画の世界にまで政治が介入し、表現の自由が奪われることは、世界中の映画人が最も嫌うことではないのか? 中国はそういう国である。真にボイコットされるべきは、中国代表団であるべきだ。だいたい、中国が作るのはしょうもない時代劇映画ばかりである。鳴り物入りだった「レッドクリフ」なる映画を私も見てみたが、本当にくそつまらんかった。つまらんくせにやたらと長いのも、中国映画の特徴だ。中国など参加しなくても十分に楽しい映画祭となるはずである。
 そもそも、私は台湾が中国の一部だと思っていない。大陸とは完全に異なる社会体制、民主主義が根付いており、首脳や閣僚、議員なども大陸とは全く異なる仕組みで選出され、政府を形成し、台湾という島を統治している。中国が何と言おうと、事実上、台湾は一つの国家である。日本政府はもちろんアメリカ政府さえも台湾を国とは認めていないが、中国という巨大国家と付き合う以上、やむをえずそうしているだけのことで、大半の国民は頭の中で台湾を「国」として認識しているはずだ。そういえばビビアンも、10年以上前に日本のバラエティ番組で「台湾は私の」なんてポロッと言っていたことを、私は覚えている。(^^)
 ビビアン側の弁護士は、ビビアンが泣いた理由を「身内の健康問題や仕事のプレッシャー」などと弁明していたが、そんなこと信じられるか。おそらく中国で仕事をしていくために、配慮をしたのだろう。素直に考えれば本当は、映画祭に参加できなかったことが悔しかったのだ。ビビアンは「排斥」を表明する中国なんぞ捨てて、また日本で活動してもらいたい。

最新の画像もっと見る

4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (上田)
2010-10-29 00:32:42
相も変わらぬ俺様振りですね中国は。
返信する
Unknown (下田)
2010-10-30 12:52:44
ビビアンスー、すっかり美味しそうな大人の女性に成長したよね。俺も嬉しいよ。
返信する
Unknown (コーサク)
2010-10-30 23:43:40
そうだ。この際、日本国籍に変更すればいいじゃないか。昔から日本で活動していたんだし。
返信する
Unknown (willow)
2010-10-31 01:39:08
上田さん> 中国は力を付けて、本性をあからさまに出し始めていますね。台湾はもちろん、日本にとって危険きわまりないです。

下田さん> それでも歳の割には、まだ若く見えますね。

コーサクさん> そんなことする必要ないですし、ファンもそこまで望んでいないと思います。
返信する

post a comment