http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051017-00000015-yom-pol&kz=pol
小泉首相が17日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝したことは、中国、韓国の強い反発を招いた。
小泉首相は、靖国参拝について、不戦の誓いと戦没者への敬意を表したいとの立場を強調した。
しかし、李肇星中国外相が阿南惟茂・駐中国大使を呼んで強く抗議したほか、韓国も12月に予定されていた日韓首脳会談の先送りを示唆するなど、中韓両国と関係がさらに悪化するのは必至の情勢だ。
(以下略)
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もしかしてもう参拝しないのかもしれない、などと思っていたが、秋の例大祭にやってくれたようである。確かに年内に参拝しようと思えば、昨日の例大祭ぐらいしかなかったかもしれない。しかしちょうど中国では神舟6号が帰還する日と重なってしまい、中国側にそのことを利用される羽目になった。
靖国神社は日本の問題なのだが、日本人自身の間でも真っ二つに意見が分かれる。結局、国民的世論としては参拝に対して賛成でも反対でもない。正直、私もどういうスタンスをとればいいのか迷う。
靖国が戦争神社としての役割を果たしたのはその通りだが、日本の戦死者の多くが奉られている代表的な施設といえば、やはり靖国しかない。戦争をしたわけでもない韓国から参拝中止を求められるのも道理に合わないし、参拝に賛成する人の気持ちも分からなくはない。
しかし実際に、首相が神社に参拝することによって、得るものより失うものの方が多いのではないか。日本政府はできるだけこのことを外交問題にしたくないようだが、中国と韓国が現実にあれだけ騒ぐのだから、外交問題とするしかないだろう。私個人も、本当はこんなことが国際問題だとは思わないのだが、国際関係というのは日本だけで作るものではないし。参拝することによって失う国益というのも実際にある以上、日本のために参拝しない方がいいんじゃないか。首相に参拝してほしいと言う日本人は多いけど、首相が参拝しないことによって国内で大問題になったことなどはない。国を代表する者が参拝すべきだと言うなら、天皇陛下が参拝しないことを問題としないのはおかしい。小泉は仕方ないとして、次期首相が誰であれ、参拝しない方が賢明ではなかろうか。日本政府による参拝ではなく、私人としての参拝であるというなら、次から参拝がなくなってもおかしくはない。
小泉首相が17日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝したことは、中国、韓国の強い反発を招いた。
小泉首相は、靖国参拝について、不戦の誓いと戦没者への敬意を表したいとの立場を強調した。
しかし、李肇星中国外相が阿南惟茂・駐中国大使を呼んで強く抗議したほか、韓国も12月に予定されていた日韓首脳会談の先送りを示唆するなど、中韓両国と関係がさらに悪化するのは必至の情勢だ。
(以下略)
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もしかしてもう参拝しないのかもしれない、などと思っていたが、秋の例大祭にやってくれたようである。確かに年内に参拝しようと思えば、昨日の例大祭ぐらいしかなかったかもしれない。しかしちょうど中国では神舟6号が帰還する日と重なってしまい、中国側にそのことを利用される羽目になった。
靖国神社は日本の問題なのだが、日本人自身の間でも真っ二つに意見が分かれる。結局、国民的世論としては参拝に対して賛成でも反対でもない。正直、私もどういうスタンスをとればいいのか迷う。
靖国が戦争神社としての役割を果たしたのはその通りだが、日本の戦死者の多くが奉られている代表的な施設といえば、やはり靖国しかない。戦争をしたわけでもない韓国から参拝中止を求められるのも道理に合わないし、参拝に賛成する人の気持ちも分からなくはない。
しかし実際に、首相が神社に参拝することによって、得るものより失うものの方が多いのではないか。日本政府はできるだけこのことを外交問題にしたくないようだが、中国と韓国が現実にあれだけ騒ぐのだから、外交問題とするしかないだろう。私個人も、本当はこんなことが国際問題だとは思わないのだが、国際関係というのは日本だけで作るものではないし。参拝することによって失う国益というのも実際にある以上、日本のために参拝しない方がいいんじゃないか。首相に参拝してほしいと言う日本人は多いけど、首相が参拝しないことによって国内で大問題になったことなどはない。国を代表する者が参拝すべきだと言うなら、天皇陛下が参拝しないことを問題としないのはおかしい。小泉は仕方ないとして、次期首相が誰であれ、参拝しない方が賢明ではなかろうか。日本政府による参拝ではなく、私人としての参拝であるというなら、次から参拝がなくなってもおかしくはない。
第二次世界大戦後の極東国際軍事裁判(いわゆる「東京裁判」)において処刑された人々が祀られているため中国、韓国は参拝に反対している。終戦から現在まで60年経過している。もうすでに時効でないか。いつまで批判すれば済むのだろうか。
上田さん> 首相としてはできるだけ靖国を問題にしたくなかったということもあり、「いついつに参拝する」と答えてしまえばその時点で中韓から抗議が来ると考えたのでしょう。かといって「参拝しない」と言うつもりはなかったから、「適切に判断する」としか言いようがなかったのではないでしょうか。
ハチローさん> もし中国の活動家が日本の大使館員にけがをさせるようなことがあれば、不利になるのは中国側です。よほどの馬鹿でないかぎり、暴力をふるうことはないのではないでしょうか。その活動家は中国共産党にコントロールされたものと考えます。
aoyagiさん> 中国人や韓国人は過去が現在の関係を規定すると考えており、それゆえに過去が重要なのです。そして、たとえ過去の問題であっても、教育やメディアを通じて常に語り続ければ、永久に現在の問題であり続けるのです。
nikkoさん> そうですよね。いきなり立ち退きを強いられた人や、今日の食事にも困るような人達が、宇宙船が上がったことぐらいで喜ぶわけないですよね。(^^) 中国共産党も、自分たちの権威を維持するために必死なのでしょう。宇宙船打ち上げに成功したところで、大多数の人民は冷めた目で見ているのでは、とにらんでいます。
経理係長さん> 私もそうなるといいと思うのですが、上に書いたように、神社側は分祀は無理だ、と言い張っています。今は靖国神社も国立の施設ではなく、一宗教法人にすぎません。日本政府としても靖国神社に分祀を打診したことはあったのですが、一宗教法人に政府の意思を無理矢理通すことはできなかったようです。これは確かに宗教の問題ではありますが、同時に外交問題でもあります。これからの日本のために、この靖国神社という宗教法人をどう扱っていくか・・・。難しい問題です。
いつもながら、勝手にTBいたしました。
それはさておき、個人的には小泉首相の
参拝は得るものあったのではと思います。
今まで、日本および日本の首相がこれだ
け明確なメッセージを明らかにした事は
ありません。
たとえ今回の参拝を見送っていたとして
も、中国等の特定アジア諸国からさまざ
まな要求を突きつけられる状態は全く変
わらないと思います。
それに中国は日本との経済総合交渉で、
日本の外交団に対し、一方的に予定を通
告なしにキャンセルするなど、外交儀礼
を全く無視した行為を平然と行うほどで
す。その状況で靖国参拝に対し、注文を
つけられるのは、迷惑千万といわざるを
えないでしょう。
また分祀をしたとしても、今度は分祀先
の廃止を要求してくる可能性は高く、果
てしなく、きりがありません。
国際関係はgive and takeが基本のはず
です。こちらの要求や主張をいかに相手
に突きつけるかということもこれからの
日本には必要であり、その第一歩として
はよかったのでないかと考えています。
ただ、外務省は今まで以上に大変でしょ
うなぁ・・・。
長文すいません。
以上