http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00193319.html
歌舞伎俳優・市川 海老蔵さん(33)を殴るなどして重傷を負わせた事件で、傷害罪に問われている伊藤 リオン被告(27)の初公判が東京地方裁判所で開かれた。
18日、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが暴行を受け、全治2カ月の重傷を負った事件の初公判が開かれた。
法廷に立った伊藤リオン被告は、起訴事実について聞かれると、「いや、大丈夫です」と述べ、起訴事実について認めた。
2010年12月7日、海老蔵さんは「灰皿にお酒を入れるということはしておりません」と語っていた。
しかし、18日に証人として出廷した暴走族の元リーダーは、海老蔵さん側の主張と正反対の証言を行った。
暴走族の元リーダーは、店で合流した伊藤被告らに海老蔵さんが「テーブルにテキーラとシャンパンがあり、灰皿に入れて、『後輩だから飲めと』(と言った)」と証言した。
さらに、元リーダーに酒を勧める海老蔵さんを止めに入った伊藤被告に対し、「(海老蔵さんが)灰皿を手に持って、リオンさんの胸ぐらをつかんで」と証言し、今度は元リーダーが止めに入ると、海老蔵さんは元リーダーの顔面に頭突きを行い、けがをさせたという。
こうしたことから、弁護側は、伊藤被告の暴行は、元リーダーを守ろうとした過剰防衛だと主張。
次回の公判は3月3日に行われ、結審する予定。
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どうも、暴走族の元リーダーの言ってることの方が本当っぽい。正直、市川海老蔵の方が暴走族よりも信用できない感じだ。何が「介抱してた」だよ(笑)。こいつは今までよっぽどやりたい放題やってきたのだろう。
この件とは関係ないが、隠し子が発覚した歌舞伎役者もいた。歌舞伎役者の隠し子うんぬんというスキャンダルは、これが初めてではなく、今まで何度も耳にした気がする。歌舞伎役者というのは、こういう連中ばかりなのか。以前にもこのブログで書いたが、私は歌舞伎役者がちやほやされることに否定的である。
歌舞伎界だけでなく、八百長問題で揺れる相撲界もそうだが、「伝統を守る」とか言ってる連中に限って、実は単に今までの既得権益を必死に守ってるだけじゃないか、という気がする。現代は力士も歌舞伎役者もとっくに品格など失っているというのに、いつまでも特別扱いされているのが気にくわない。だいたい、相撲の「土俵に女は入れない」だとか、歌舞伎の「女は役者になれない」という決まりが、未だに理解できん。これが日本の伝統文化だから、ということらしいが、先進国になっていく過程で今まで日本人が捨て去ってきた伝統など、他にもそれこそ山のようにあるだろう。それなのに、上に挙げた「伝統」だけは必死に守っている意味がさっぱり分からん。