Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

小説”スパイの妻” 行成 薫(講談社文庫)

2021-04-18 08:57:40 | 読書

本屋で見つけて読んだ。映画をミスして、ラッキーにもテレビで見る事が出来たが、シナリオが先に書かれ映画が出来、それに沿って本にする。初めて知りました。小説は何と夫妻二人の娘が登場し孫まで…全く蛇足です。二人がこの世からいなくなった後の話などいらないと思った。映画の終わり方は悲しくて切ないけれど、愛してやまない夫が苦難の末自由を求めてアメリカへの亡命に成功し数年後には妻も後を追ったかもしれない…と観客に想像させた。小説は拙い表現が多く練られている文章とは思われない。急いで書いたのではと思われる。コミックでも出版されているそうで、この深刻な話をコミックなんて嫌だ。

 


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