ワン・ダイレクションのドキュメンタリー映画”This is us”を観た。孫娘がファンで東京のコンサートにはやっとチケットを手に入れ行って来たそうです。イギリスのＴＶのオーディション番組でそれぞれ５人が単独で出て落選。ところがプロは見逃さなかった、彼等をグループで…と言う事から、たった２年で世界の若者を虜にしてしまった。私は３Ｄの映画は初めてなので恐る恐る観たが、コンサート・ツアーのドキュメンタリー、その会場にいるようで躍動感がすごく乗りに乗ってしまった。ペンライトを振りたくなったし、孫娘の好きなハリーが眼の前に躍り出れば手を伸ばして応援したいし、我ながら可笑しかった。彼等はイギリスのワーキング・クラスの青年たち。「有名になっても、普通の感覚を持ち続けたい」とか「結婚はワン・ダイレクションの僕ではない僕を好きになってくれる人」とか「今が頂点だと思うが下り坂になったらどうするか？その時は家族の側へ帰ればいい。家族と一緒が一番落ち着く」などとしっかりした考えを持っている。二時間弱を世界中の若者と一緒にはしゃぎ、夢のような不思議な感覚…ばあさんが狂ったひと時。一人だったら手拍子足拍子だったと思う。２０代の女性とたった二人の貸切だったんですよ。終演後二人で良かったわねえ…の連発、もう一度観たいと彼女は言っていた。私も…。