袋井市農政課様主催の市民農業講座に参加し、
サカタのタネ 掛川総合研究センターの圃場を見学させていただきました。
ここを訪れるのは4回目ですが、こんな真冬の時期は初めてです。
春野菜のことを教えていただけると思うと、わくわく!!
サカタのタネの新品種 その代表は何と言っても春自慢。
4月~5月採りの大根なので、まだ実物はありません。
カタログの写真をご覧ください。
種まきの時期は、12月~2月とかなり長め。
しかし、この時期は目まぐるしく変動する気候の影響で
大根の長さや太さがばらつきが出る時期でもあります。
例えば、
・寒い時期にまけば、根が伸びない。
・気温が上がる時期にまけば、花が咲いてしまう。
・収穫のタイミングを逃すと、根が育ちすぎてしまう。
などなど、春大根は気難しいのです。
春自慢には、そんな気難しさがありません。
春先の気温変化に鈍感であるように改良された品種なのです。
まさに、鈍感力が強み!!
ただし、一番気温の低い時期に種まきをするので、
トンネルマルチ栽培にするなど被覆資材は必要となります。
特に、本葉が出るまでの間は、昼間25℃の温度を保つことが大切。
ですから、現在の春自慢の圃場は、このようになっています。
肉質は緻密でみずみずしく、食味は辛みが少ない品種と言われています。
4月~5月の収穫が楽しみですね。
その時期なら、「春自慢と初ガツオのサラダ」なんていかがでしょうか?
本当に春が待ち遠しいです。(#^.^#)