”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

気づかず減塩研修会で講師を務めました

2018-02-20 22:11:20 | だし

藤枝総合庁舎で、志太榛原地区の保育園・幼稚園の

給食関係者(栄養士さん、調理師さんなど)の研修会が開かれ、講師を務めました。

研修会は午後からですが、藤枝駅には9時30分に着きました。

だしをとるためです。

総合庁舎には調理室がないため、藤枝市の保健センターの調理室で

県の栄養士さんたちに手伝ってもらいながら、

60名分のだしを5種類とりました。

  

  

13時に会場入りし、だしやパソコンのセッティングを行います。

 

  

  

 

  

  

  

  

14時から研修会がスタート。

だしのテイスティングやブレンドを通じて、うまみの相乗効果を体験し、

それが調理の際、調味料を自然に減らすことにつながることをご理解いただきました。

 

テイスティングの結果を記入する皆さん。

  

  

だしのブレンドもひとつ、ひとつ丁寧にやっていきます。

  

  

今回の研修会を通じて、保育園・幼稚園の給食関係者の方々が

子供たちの食への取り組みで大変ご苦労されていることを知りました。

それは、私自身、幼稚園の食育クッキングの時に感じていたことですが、

園での取り組みが家庭につながっていかないということ。

 

例えば、

子供たちはお味噌汁や野菜の煮物が大好きで、

園の給食に出ると、おいしそうに食べるのに、

家庭ではお味噌汁や煮物はほとんど作られない。

 

園で薄味の料理を出しても、家庭では外食することが多い。

 

顆粒だしを使っていた園が、きちんとかつおだしをとるようにしたら、

「味が物足りない。」と言って残食が増えた。

などなど・・・。

 

改めて父兄へのだしの啓蒙活動が必要であることを実感しました。

味覚が形成される大切な時期であるのに、

自分で自分の食を選ぶことができない子供たちのために、

親世代あるいは親子一緒の「だし活」をしていかなければ・・・。

 

今回、このような貴重な機会を与えてくださった中部健康福祉センター 川口様、

心から感謝申し上げます。

 

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