”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

やたらシンプルなカップヌードル

2019-05-21 10:47:23 | ブログ

昨日、スーパーのカップ麺売り場で、

やたらシンプルなカップヌードルが売られている棚を発見!!

「あっさりおいしい~」とか「おだしがおいしい~」という言葉が

商品名の頭に付けられています。

そして、シンプルというか飾り気のない容器。

見た目は、普通のカップヌードルとかシーフードヌードルに似ていますが、

お値段も20円ほど安くなっています。

  

内容量も、従来のカップヌードルが77gに対し、

このシンプルシリーズは62gと少な目です。

一体このシリーズは何のために開発されたの!?

   

気になったので、とりあえず、こちらを購入しました。

「おだしがおいしいカップヌードル 鶏南蛮そば」です。

  

 

ふたを開けてみると・・・。

 

   

お湯を入れた状態。

  

 

食べた感想は

 ●だしは鶏とかつおで取ってあり、スッキリしている。

 ●麺の喉越しも良い。

 ●味付け鶏ミンチににんにくが入っていて、これはダメ!!

   

 

で、肝心なのは、この商品が何で開発されたのか? ですよね。

日清食品のHPによりますと、

これは「シニア層に向けたお求めやすい価格の新商品」

なんだそうですよ。

   

シニア層っていったい何歳からを指しているのでしょう?

・映画は60歳~

・東京ディズニーランドは60歳~

・USJは65歳~

・WHOでは65歳以上が高齢者となっている。

   

でも、考えてみてくださいよ。

カップヌードルの誕生が1971年。

その年に、今の60歳は12歳。

今の65歳は17歳ですよ。

育ち盛りで、お腹が空いてしょうがなかったあの年代。

部活のあとや土曜日のお昼ごはんに、

カップヌードルを食べた人はたくさんいます。

そう、まさに思い出の味、青春の味です。

  

私は、「思い出」って「おいしさ」を形成する大切な要素だと

思っています。

だから、世間でいうところのシニア層も、

お気遣いいただいた新商品よりも、

「思い出」が詰まった普通のカップヌードルを選ぶのでは?

   

 

コメント (2)
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