昨日、スーパーのカップ麺売り場で、
やたらシンプルなカップヌードルが売られている棚を発見!!
「あっさりおいしい~」とか「おだしがおいしい~」という言葉が
商品名の頭に付けられています。
そして、シンプルというか飾り気のない容器。
見た目は、普通のカップヌードルとかシーフードヌードルに似ていますが、
お値段も20円ほど安くなっています。
内容量も、従来のカップヌードルが77gに対し、
このシンプルシリーズは62gと少な目です。
一体このシリーズは何のために開発されたの!?
気になったので、とりあえず、こちらを購入しました。
「おだしがおいしいカップヌードル 鶏南蛮そば」です。
ふたを開けてみると・・・。
お湯を入れた状態。
食べた感想は
●だしは鶏とかつおで取ってあり、スッキリしている。
●麺の喉越しも良い。
●味付け鶏ミンチににんにくが入っていて、これはダメ!!
で、肝心なのは、この商品が何で開発されたのか? ですよね。
日清食品のHPによりますと、
これは「シニア層に向けたお求めやすい価格の新商品」
なんだそうですよ。
シニア層っていったい何歳からを指しているのでしょう?
・映画は60歳~
・東京ディズニーランドは60歳~
・USJは65歳~
・WHOでは65歳以上が高齢者となっている。
でも、考えてみてくださいよ。
カップヌードルの誕生が1971年。
その年に、今の60歳は12歳。
今の65歳は17歳ですよ。
育ち盛りで、お腹が空いてしょうがなかったあの年代。
部活のあとや土曜日のお昼ごはんに、
カップヌードルを食べた人はたくさんいます。
そう、まさに思い出の味、青春の味です。
私は、「思い出」って「おいしさ」を形成する大切な要素だと
思っています。
だから、世間でいうところのシニア層も、
お気遣いいただいた新商品よりも、
「思い出」が詰まった普通のカップヌードルを選ぶのでは?