ここのところ、店頭で待たされることが続きました。
100円ショップにヘアゴムを買いに寄った時のこと。
その店は、ショッピングセンターの中に入っており、
食品は扱っていないから、100円ショップにしては狭いつくりです。
だいたいショッピングセンター内のスーパーで買い物を終えた人が、
1~2点、そこに寄って買うと言うことが多いようです。
しかし、その日、レジで私の前に並んだ2人のおばあさんは、
かなりの品数の買い物をされていました。
まず、1人目のおばあさん。
レジ係が「〇〇〇円です。」と金額を言っても、
お財布の中を探しているうちに金額を忘れる。
何度も聞き直して、そのたびにお財布の中の小銭を探そうとするから、
かなりの時間がかかりました。
そして、2人目のおばあさん。
その方は、お金の支払いはスムーズでした。
しかし、もらったおつりをレジの前でお財布に入れようとし、
それに手間取ったため、レジがなかなか空かなかったのです。
そして、その翌日。今度はコンビニで。
そのコンビニは、今700円以上のお買い物をすると、
くじがひけるというキャンペーンをやっています。
レジで私の前にいたおじいさんは、
あと100円買えばくじがひけるということに気づいたのです。
そして、その100円の品物を探している間、
レジはストップし、私はまた待たされました。
昔は、昼間の100円ショップやコンビニに、
こんなに高齢者はいなかったように思います。
これから、ますます高齢化は進んでいくので、
客層に高齢者が増え、レジ前でイライラすることは増えるのでしょう。
私もいずれは、そちら側の人間になるのですから、
動作が緩慢になる高齢者のことを
非難するつもりはこれっぽっちもありません。
でも、店側にはそれ相応の努力と工夫をしてほしいと思います。
高齢者の方がレジをふさいでしまう時は、
もう一方のレジを開けて、
「お次の方、こちらにどうぞ。」と声を掛けるとか、
セルフレジを設置するとか・・・。
高齢者が住みやすい街は、
それ以外の世代にとっても住みやすい街でなければならないと思います。