”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

第2回袋井お茶大文化祭で碁石茶と出逢う

2015-08-30 00:43:05 | お茶

袋井市 月見の里学遊館で開催されている

第2回袋井お茶大文化祭に伺いました。

  

今年は、世界のお茶と喫茶具の展示が中心です。

  

そこで、今、話題の碁石茶を見ることができました。

 

   

何が話題になっているのかと言うと・・・。

浜松市天竜区春野町胡桃平地区で、

この碁石茶作りが11年ぶりに復活したのです。

 

碁石茶は、生葉を釜で蒸した後に2度発酵させます。

そして、それを天日で乾燥させるのですが、

天日干しする際に、切って並べた茶葉が碁石のように見えることから、

その名が付いたと言われています。

独特の酸味が特徴で、整腸作用に優れています。

  

碁石茶は、中国が発祥の古代茶ですが、

春野町の有志がその製法を高知県大豊町で学びました。

その高知県大豊町産の碁石茶が展示されていたのです。

 

 

そして、さらに半世紀以上も前の

ビルマの碁石茶まで!!

 

  

もう、ワクワクが止まりませんでした。(*^_^*)

  

  

その他、初めて見る中国の茶器。

磁器のまわりを、竹細工が覆っています。

 

  

  

チベットのバター茶を作る道具。

 

 

  

  

世界中で売られているお茶。

パッケージを見ているだけでも楽しくなります。

 

   

  

茶研究者で、元愛知大学教授の松下智さんが

世界各地で集めた貴重な資料が

200点余、展示されています。

  

開催は、本日8月30日 17時まで。

あなたも袋井市 月見の里学遊館で、

世界の茶文化に触れてみませんか?

  

 

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