袋井市 月見の里学遊館で開催されている
第2回袋井お茶大文化祭に伺いました。
今年は、世界のお茶と喫茶具の展示が中心です。
そこで、今、話題の碁石茶を見ることができました。
何が話題になっているのかと言うと・・・。
浜松市天竜区春野町胡桃平地区で、
この碁石茶作りが11年ぶりに復活したのです。
碁石茶は、生葉を釜で蒸した後に2度発酵させます。
そして、それを天日で乾燥させるのですが、
天日干しする際に、切って並べた茶葉が碁石のように見えることから、
その名が付いたと言われています。
独特の酸味が特徴で、整腸作用に優れています。
碁石茶は、中国が発祥の古代茶ですが、
春野町の有志がその製法を高知県大豊町で学びました。
その高知県大豊町産の碁石茶が展示されていたのです。
そして、さらに半世紀以上も前の
ビルマの碁石茶まで!!
もう、ワクワクが止まりませんでした。(*^_^*)
その他、初めて見る中国の茶器。
磁器のまわりを、竹細工が覆っています。
チベットのバター茶を作る道具。
世界中で売られているお茶。
パッケージを見ているだけでも楽しくなります。
茶研究者で、元愛知大学教授の松下智さんが
世界各地で集めた貴重な資料が
200点余、展示されています。
開催は、本日8月30日 17時まで。
あなたも袋井市 月見の里学遊館で、
世界の茶文化に触れてみませんか?