昨日、イオン袋井店でこの玉ねぎを見た時、
「え~っ!!ついに!!」
と思わず叫んでしまいました。 (*^_^*)
人に話すたびに笑われていたこと。
でも、それが実現して目の前の並んでいました。
それは、こちら。
北海道北見産の白い玉ねぎ。
その名も「真白」と言います。
水にさらす必要もなく、生で食べられる品種です。
何が、私をそんなに驚かせたのか?
いや、感動させたのかというと
こんないきさつがあったからです。
水にさらす必要もなく、
サラダでおいしく食べられる玉ねぎというと、
静岡には、「サラダオニオン」
または「ホワイトオニオン」と呼ばれる
平たい玉ねぎがあります。
これは、1月4日の初出荷を目指して作られる
早春を告げる玉ねぎです。
(サラダオニオンについては、こちらの記事をご覧ください)
このサラダオニオンが食べられるのは、
1月~3月頃まで。
で、私、よく言っていたんですよ。
「これを北海道で、季節をずらして作ってもらえば、
夏にもサラダオニオンが食べられるんじゃないの?」
しかし、営農指導の方に笑われました。
「浜松の特産のサラダオニオンの種を
そう簡単に他の地域に渡すわけがないじゃないか。」と。
はい、確かにそのとおりです。 ^_^;
「それなら、北海道で黄玉ねぎを早採りしたら、
生食に向く玉ねぎにはなりませんか?」と私。
しかし、やはり
「北海道は、玉ねぎの大産地なんだから、
あえてそんなものを作る必要はないんじゃないか。」
と笑われました。
こんなやりとりがあったのが今から6年前。
生食に向く玉ねぎは、早春の風物詩・・・と
自分を納得させてきたので、
この「真白」との出逢いは衝撃的でした。
早速、JAきたみらいさんに問い合わせてみました。
「真白」は、4月~5月にかけて定植されます。
そして、7月~8月にかけて収穫、出荷されます。
(今年の分の出荷は、すでに終わってしまったそうです。)
これは、黄玉ねぎを早採りしたものではなく、
白玉ねぎの専用品種を使っているとのこと。
生産者は、ごくわずかで、
全員「エコファーマー」の認可を取得されています。
そして、栽培には羅臼の海洋深層水を使用し、
丁寧に育てられています。
長年の願いがかなった北海道産の白い玉ねぎ。
食べるのがもったいなくて、
ず~っと見ています。
でも、おいしくお料理しなきゃね。 (^_-)-☆
この「真白」が購入できるお店一覧はこちらをご覧ください。
運が良ければ、残り少ない今年の「真白」と
出逢えるかもしれませんよ。