”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

ついにこの夏、真白と出逢った!

2015-08-28 11:16:30 | 野菜

昨日、イオン袋井店でこの玉ねぎを見た時、

「え~っ!!ついに!!」

と思わず叫んでしまいました。 (*^_^*)

  

人に話すたびに笑われていたこと。

でも、それが実現して目の前の並んでいました。

  

それは、こちら。

  

北海道北見産の白い玉ねぎ。

その名も「真白」と言います。

水にさらす必要もなく、生で食べられる品種です。

  

 

何が、私をそんなに驚かせたのか?

いや、感動させたのかというと

こんないきさつがあったからです。

  

水にさらす必要もなく、

サラダでおいしく食べられる玉ねぎというと、

静岡には、「サラダオニオン」

または「ホワイトオニオン」と呼ばれる

平たい玉ねぎがあります。

これは、1月4日の初出荷を目指して作られる

早春を告げる玉ねぎです。

(サラダオニオンについては、こちらの記事をご覧ください)

  

このサラダオニオンが食べられるのは、

1月~3月頃まで。

で、私、よく言っていたんですよ。

「これを北海道で、季節をずらして作ってもらえば、

 夏にもサラダオニオンが食べられるんじゃないの?」

 

しかし、営農指導の方に笑われました。

「浜松の特産のサラダオニオンの種を

そう簡単に他の地域に渡すわけがないじゃないか。」と。

はい、確かにそのとおりです。 ^_^;

  

「それなら、北海道で黄玉ねぎを早採りしたら、

生食に向く玉ねぎにはなりませんか?」と私。

しかし、やはり

「北海道は、玉ねぎの大産地なんだから、

あえてそんなものを作る必要はないんじゃないか。」

と笑われました。

  

  

こんなやりとりがあったのが今から6年前。

生食に向く玉ねぎは、早春の風物詩・・・と

自分を納得させてきたので、

この「真白」との出逢いは衝撃的でした。

  

  

  

早速、JAきたみらいさんに問い合わせてみました。

「真白」は、4月~5月にかけて定植されます。

そして、7月~8月にかけて収穫、出荷されます。

(今年の分の出荷は、すでに終わってしまったそうです。)

  

これは、黄玉ねぎを早採りしたものではなく、

白玉ねぎの専用品種を使っているとのこと。

生産者は、ごくわずかで、

全員「エコファーマー」の認可を取得されています。

そして、栽培には羅臼の海洋深層水を使用し、

丁寧に育てられています。

 

  

長年の願いがかなった北海道産の白い玉ねぎ。

食べるのがもったいなくて、

ず~っと見ています。 

でも、おいしくお料理しなきゃね。 (^_-)-☆

 

  

この「真白」が購入できるお店一覧はこちらをご覧ください。

運が良ければ、残り少ない今年の「真白」と

出逢えるかもしれませんよ。

 

コメント (2)
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