磐田市の向笠公民館で
第22回目の野菜ソムリエクラブが開催されました。
今回のテーマは「旬の梨を楽しもう!」
では、集めた梨をご覧ください。
●幸水、豊水
●南水、太鼓判
実は、これはどちらも南水。
南水の中で、糖度14以上で、味も形も良好と判定されたものは
最上級の「太鼓判」という等級がつけられます。
●愛甘水、長十郎
●秋麗、二十世紀
このふたつ、こんなに色が違いますが、
両方とも青梨系(果皮が緑色)になります。
梨の歴史、赤梨(果皮が茶色)と青梨の違い、
旬の時期と品種、栄養成分などについて
お話させていただきました。
皆さん、梨が弥生時代には食べられていたということに
大変驚いていらっしゃいました。
食べ比べは、7種類(6品種)で行いました。
幸水、豊水、南水、愛甘水、長十郎、秋麗
そして、南水の「太鼓判」
受講生さんたちの一番人気は、南水。
糖度が高く、特に「太鼓判」の方は歯ごたえも好まれました。
おもしろかったのは、長十郎を食べた時の反応です。
「あ~、このゴリゴリと硬い梨。なつかしい。
子供の頃の梨は、これしかなかったもの。」
そして、秋麗は、洋梨のようなとろりとした食感で、
濃厚な甘さは新鮮な驚きだったようです。
さて、梨を使ったお料理の試食ですが、
・梨のコンポート(ヨーグルトに添えました)
・梨のソース(豚肉に使いました)
梨のソースは、すりおろした梨に
お醤油とお酒を加えただけの簡単ソースですが、
梨の甘味で照り焼きソースのような味になり、
「すぐにでも真似したい!」
と、うれしい感想をいただきました。
今回は、開催を取りやめようかと思うほど、
梨を集めるのには苦労しました。
森町の梨情報を教えてくださった
農山漁村ときめき女性 森町支部の皆さま、
静岡のデパ地下の梨情報を教えてくださった
静岡の「おまち」のお友達、
本当にありがとうございました。
受講生の皆さま、梨の旬は年明け1月まで続きます。
その時々の梨をお楽しみくださいね。(^^)