”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

野菜ソムリエクラブ(梨)

2015-08-27 13:14:15 | 食育

磐田市の向笠公民館で

第22回目の野菜ソムリエクラブが開催されました。

 

今回のテーマは「旬の梨を楽しもう!」

  

では、集めた梨をご覧ください。

   

●幸水、豊水

 

  

  

●南水、太鼓判

 

実は、これはどちらも南水。

南水の中で、糖度14以上で、味も形も良好と判定されたものは

最上級の「太鼓判」という等級がつけられます。

 

  

  

●愛甘水、長十郎

 

  

  

●秋麗、二十世紀

  

このふたつ、こんなに色が違いますが、

両方とも青梨系(果皮が緑色)になります。

  

  

梨の歴史、赤梨(果皮が茶色)と青梨の違い、

旬の時期と品種、栄養成分などについて

お話させていただきました。

皆さん、梨が弥生時代には食べられていたということに

大変驚いていらっしゃいました。

  

  

食べ比べは、7種類(6品種)で行いました。

 

幸水、豊水、南水、愛甘水、長十郎、秋麗

 

  

そして、南水の「太鼓判」

  

受講生さんたちの一番人気は、南水。

糖度が高く、特に「太鼓判」の方は歯ごたえも好まれました。

 

おもしろかったのは、長十郎を食べた時の反応です。

「あ~、このゴリゴリと硬い梨。なつかしい。

 子供の頃の梨は、これしかなかったもの。」

  

そして、秋麗は、洋梨のようなとろりとした食感で、

濃厚な甘さは新鮮な驚きだったようです。

  

  

さて、梨を使ったお料理の試食ですが、

 


 ・梨のコンポート(ヨーグルトに添えました)

 ・梨のソース(豚肉に使いました)

  

  

梨のソースは、すりおろした梨に

お醤油とお酒を加えただけの簡単ソースですが、

梨の甘味で照り焼きソースのような味になり、

「すぐにでも真似したい!」

と、うれしい感想をいただきました。

  

 

今回は、開催を取りやめようかと思うほど、

梨を集めるのには苦労しました。

 

森町の梨情報を教えてくださった

農山漁村ときめき女性 森町支部の皆さま、

静岡のデパ地下の梨情報を教えてくださった

静岡の「おまち」のお友達、

本当にありがとうございました。

 

  

受講生の皆さま、梨の旬は年明け1月まで続きます。

その時々の梨をお楽しみくださいね。(^^)

  

コメント
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