お土産でいただいた加賀野菜を紹介してきましたが、
最後は、会ってビックリ!!
意外と小柄な「打木赤皮甘栗かぼちゃ」です。
今まで、写真でしか見たことのなかったこの子。
すっごく大きな子だと思っていたのですよ。
でも、重さはなんと500g。
家にあった普通サイズのかぼちゃ「赤ずきん」と比べると、
大きさの違いがよくわかりますね。
赤ずきんは、1300gありました。
こうして見ると、同じ赤皮のかぼちゃでも、
赤い色の鮮やかさが違いますね。
カットしてみましょう。
皮近くが、特にオレンジ色が濃いように思えます。
伝統野菜のかぼちゃと言うからには、
そのルーツは日本かぼちゃに違いないと思っていたのですが、
なんと、西洋かぼちゃの走りと言われる
「会津栗かぼちゃ」をもとに作られていました。
昭和8年に、金沢市打木町の篤農家、松本佐一郎氏が
福島県会津市で作られていた会津栗かぼちゃを導入し、
それを選抜育成しました。
昭和18年頃には完成していましたが、
正式に発表されたのは戦後と言われています。
お料理に使ってみて驚いたのは、その肉質です。
●揚げて鶏と一緒に南蛮漬けに
●マヨネーズとヨーグルトで和えてサラダに
西洋かぼちゃを元に作られたとは思えないくらい
肉質がしっとり、なめらかなのです。
だから、すぐに火が通り、調理も簡単!!
そして、舌触りはすっごくクリーミー!!
サラダを作る時は、ラップをしてレンジにかけたのですが、
お皿の中に、かぼちゃからたくさんの水分が流れ出ていました。
(西洋かぼちゃは、そのホクホクさから、あえて水を加えて
レンジにかけることもあるくらいなのに・・・)
会って見なければ、わからない!!
驚きの連続の打木赤皮甘栗かぼちゃでした。
加賀野菜を送ってくださったSさん、
すてきな出逢いをありがとうございました。 (^o^)丿