”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

境界線

2014-09-09 12:03:06 | 食・レシピ

Facebookを通じて、各地にお友達が増えると

食文化の違いを感じることが多々あります。

  

例えば、鯖のお料理ですが、

私は静岡生まれなので、鯖と言えば味噌煮・・・なのです。

でも、関西や中国地方のお友達にとっては、

煮付けが一般的なのだそうです。

  

そう言えば、鯖の煮付けって、作ったことないなぁ・・・。

食べたことはあるのかもしれないけど、

じっくり味わって食べたことはありません。

  


そこで、自分でも作ってみました。

煮汁の割合は、醤油:みりん:昆布だし=1:1:11です。


  

生姜も入れて、とてもおいしく仕上がりました。

再仕込み醤油を使っているので、色は濃い目ですね。

  

 

さて、以前テレビ番組で、鯖を味噌煮で食べるのか、

それとも煮付けで食べるのか、

その境界線を調べよう・・・というのをやっていました。

 

三重県の桑名市長島のあたりを境に

東は味噌煮、西は煮付けというように分かれていました。

理由は、長島付近には大きな川が数本流れているから、

そこで食文化が大きく変わってしまうということでした。

  

  

ちなみに、カップ麺(うどん、そば)のおつゆが、

関西風か関東風か分かれるところは関ヶ原付近。

中華料理の天津飯のタレが甘酸っぱいかしょっぱいかは

なんと静岡県の浜松市が境界線だそうです。

浜松より東が甘酸っぱい、西がしょっぱい・・・。

浜松では、両方が混在しているらしいですよ。(^O^)

  

味の境界線、おもしろいですね。


コメント
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