小さいお子さんだけでなく、大人の方からも
「スイカって野菜?果物? じゃあ、アボカドは?」
というような質問を受けます。
そこで、野菜と果物の違いを思いつくままに並べてみました。
野菜
①田畑で栽培される「草本性」の植物
②おかずとして食べられる。
③未熟な状態で収穫される。
④根、茎、葉、蕾、花、実など色々な部分を食べる。
果物
①数年にわたって収穫可能な「木本性」の植物
②デザートとして食べられる。
③完熟した状態のものを食べる。
④実の部分を食べる。
と言ったところでしょうか?
この分類でいくと、メロン、スイカ、イチゴは
草本性ですから野菜になりますが、
デザートとして食べられています。
アボカドは果物になりますが、
おかずとして食べられています。
パプリカは野菜に分類されますが、緑ピーマンと違って
完熟してから収穫されます。
農水省のHPを見ても
「野菜と果物(果実)の分類については、
はっきりした定義はありません。
あるものを野菜に分類するか果物に分類するかは、
国によっても違い、日本でも生産・
流通・消費などの分野で
分類の仕方が異なるものもあります。」
と書かれています。
【写真は、農業人 坂尻ハジメさんの昨年のマルシェの様子】
野菜と果物の区別を明確につけるのは、なかなか難しいですね。
私は、漠然とこんなふうにイメージしています。
畑からキッチンに届くのが野菜。
リビングのテーブルに届くのが果物。
今日もキッチンでしっかりお料理をして
野菜をたくさん食べましょう。(^_-)-☆