片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

萩の庄「成就寺」、40数段の石階段を登ってお彼岸の「墓詣で」

2010-09-23 14:25:57 | 「ファミリー」

 昨夕から深夜にかけて降ると予報された雨が明け方から降り出すお彼岸の祝日。
 気象庁の発表では秋雨前線が南下、西日本は気温低下と伴に集中的な激しい雨が予想される。
 9:00 家内・義妹の3人揃って実家 高槻市萩の庄「成就寺」へお彼岸の墓詣でに出掛ける。
 平常は中国道ー名神高速を乗り継いで「茨木IC」から117号線に入るルートを選択するが大雨の中の高速道路はスリップが怖くて一般道を走行する。
 薄暗い降雨の中、スモールランプを点灯、環状線⇒14号線⇒117号線を経由する。
 祝日のせいか普段日は大混雑の茨木市街・高槻市街はスムースに走れ、東の空は雲が切れ、周辺が明るくなってくる。


 到着10:00前は嬉しい事にスッカリ雨があがり、二人にはお墓周辺掃除と墓石清掃を依頼して、難関40数段の急勾配石階段は手摺を握って介助無しで登り詰める。
 お寺檀家の手作り石段は表面が平行でなく傾斜もあり、苔もついて滑りやすく、足元を固め一歩一歩慎重に歩を運ぶ。
 登りは右側に一本手摺が付いていて助かるが問題は手摺の無い“降り”、万一を考えて二人に前後から支援してもらう。


境内からの眺望は素晴しく足下に東海道線・阪急電車・新幹線が走り南に生駒連峰が展望される。
 本堂の縁側で一休みしながら雲が切れ、晴れてくる広大な高槻平野を眺め、大いに英気を養う。
 休憩中にも参拝檀家さんが多く、皆さんから丁寧なご挨拶をいただき恐縮する。
 古い由緒ある萩の庄地元の人たちが多く、街道には旧蹟が遺され、周辺は何時来ても歴史を感じる佇まい。

 墓前にお花・ビール缶・饅頭をお供え、3人で「般若心経」を唱える。
 墓地境界線には竹薮が迫っているせいか薮蚊が多く、立ち止まると群がって襲ってくる。
 本堂前に移動して持参のお茶を飲んで「ホッ」とする。
 墓参を気にしている97歳の義母へ携帯から報告して安心していただく。



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