片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

「朗読講座」で学ぶ、「詩を楽しもう」金子みすず・宮沢賢治・谷川俊太郎作品

2011-04-25 17:10:20 | 「リハビリ」

 東日本大震災発生以来45日目、朝日新聞大見出し「維新 吹田市長選も勝利<橋下流>批判封じる、第17回統一地方選の後半戦が投票され、大阪府吹田市長選挙では、橋下知事が代表の地域政党「大阪維新の会」の新顔が当選した。
 「大阪秋の陣」と称す大阪市長選・知事選のダブル選に向け、更に足場を固めた。
 橋下氏が政治パワーを強める中で既成政党が明確な対立軸を打ち出さなければ「秋の陣」を前に存在感は薄まる一方だ。
 今日の兵庫県は上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定、8:00前後から雲に覆われ、雷鳴が轟き、俄かに激しく降り出し、雹も混じり、冷え込んでくる。
        

 8:30分出発時、アイパーを動かすとジャリジャリと氷が流れ落ちる。
 「ぷらざこむ1」入館中は野球帽被り、ジャンパーを羽織って、事務作業に取り掛かる。
 
絵手紙教室「みそか」の会計処理に必要用具として、注文していた手提げ簡易金庫が届いていたので整理に懸る。
 左手が麻痺のせいで硬貨を金種別に封筒に入れ、出金毎に取り出すのが不便で、金庫には金種別仕分けホルダーが取り付けられ、現金を片手処理の自分には非常に便利に使用出来る。
       

 1階活動スペース南側に設置された東日本大震災激励コーナー(主催:宝塚広域ボランティア連絡会)は日毎に充実、今日は西側の掲示板に古い着物を解体して小間物づくりに励んで居られるグループが「あれこれ」展のタイトルで作品が展示陳列された。
         

 利用者会 学習小委員会が主催する6/12(日)西谷自然の家に於ける自然観察とBBQを楽しむ案内状の作成は、PCに保存した昨年のカラープリントを抽出して、必要箇所のみ、訂正を加えて完成する。

        

 午後は高気圧に覆われ、晴れ上がり、日中温度は20℃前後に、14:00安倉南の「児童会館」にて身体障害者朗読教室に出席。
 テンポが速く、笑い声が素晴らしく、情熱的に教えられるN先生、開口一番「横隔膜」を使って大きな声で歌いましょう、「青い山脈」・「お富さん」・「月の砂漠」等を先生のリードで腹いっぱい歌う。
 体が温まったところで、先生が用意された「じーん」とくるような詩を朗読。
      

初めに1896年生(明治三陸大津波)、1933没(昭和三陸大津波)、農民をこよなく愛した「宮沢賢治」の詩、 「雨ニモマケズ風ニモマケズ・・・・」亡くなる直前に走り書きした原稿は全て片仮名と伺う。
 「ジブンヲカンジョウニ入レズニ」カンジョウは感情・勘定と解釈され、「感情」という説が多いそうです。
 
次は1903~1930、26歳で逝去した金子みすず「わたしと小鳥とすずと」、「わたしが両手をひろげても、お空はちっともとべないが、とべる小鳥はわたしのように、地面をはやくは走れない・・・・・・・・「すずと、小鳥と、それからわたし、みんなちがって、みんないい」、朗読していると心が穏やかに落ち着いてくる。
 没後80年の金子作品は東日本大震災後、心を癒してくれるうれしい一行が静かなブームと伺う。
 最後は「谷川俊太郎」生きる、「生きていること いま生きているということ それはのどがかわくということ・・・・・」、生きていること 先生が朗読、いま生きているということ  全員が朗読 それはのどがかわくということ 一人が朗読という手順で長い詩を朗読する。
 いま生きていることは それはミニスカート それはピカソ・・・大震災後に「生きる」を考える我々に勇気を与えてくれる詩のチカラに感激する。



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