片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

朝食摂取量2/10・牛乳50ml医療療養型病院のご婦人,経口栄養補充の効果抜群!

2014-11-19 08:38:50 | 「ボランテイア グループ」

ヒンヤリした空気広がる、19日(水)は、冬型の気圧配置が緩み、西から次第に高気圧に覆われます。関東から九州にかけては広く晴れて、日差しがたっぷりとなるでしょう。
ただ、北日本に流れ込んだ寒気が、19日(水)もまだ居座りそうです。そして冬型の気圧配置が緩んで、風が収まると、朝の冷え込みはさらに強まります。(tenki・jp)

安倍晋三首相は18日の経済財政諮問会議で、現在の経済情勢を踏まえ経済対策の策定を指示した。
政府は、個人消費を刺激する施策の目玉として、地方自治体が配る地域商品券の財源手当てを検討。
地域経済活性化策、円安対策などと合わせて2014年度補正予算案に盛り込む。(時事通信)

           

           

           

           

10:30分 生瀬町医療療養型「北摂中央病院」にケアハウス「中山ちどり」から転院されたYさん(90歳)を訪ねる。3階病室入口掲示の食事摂取量を見ると今朝は、朝食2/10・牛乳50mlと記入され、やや少ない思いながら1週間分を確認すると同じぐらい摂取量で推移している。
気配でこちらを振り返ってニッコリ笑った表情を見て安堵する。
「覚えている!おっちゃんやで・・・」というとニコニコ笑って「良く来てくれた・・・」と嬉しいそうな顔。

           

           

          

「今ご飯を食べたところでこの子らと寝ている所と・・・」布団をめくって寝かせつけた人形ココロチャン・熊人形くまモンを見せていただく。
「あんたもご飯食べていき」と仕切りに奨められる。枕元に、差出人無しの真っ赤な紅葉の絵葉書(10/11付け)が置かれ、先生の教え子ですかと聞くと肯かれ、差出人無名でも誰かと分かると天使のような笑顔で応じられる。
朝の清拭中は休憩室で待機、書棚に見つけた「ポケット詩集」、生きる喜びに溢れた上等のいい詩ばかりがセレクトされていた。
          
病室へ戻り、Yさん(90歳)に詩集を見せ、宮沢賢治「雨ニモマケズ」を朗読、「風ニモマケズ 雪ニモ夏ノアツサニモ マケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 欲ハナク 決シテイカラズ・・・・・・」と呼んであげると瞳を輝かせて聴き入りられる。
宮沢賢治の名前にもコックリ肯いて居られたご様子から幼児教育に携わって居られた時代を懐かしく思いだされているのだろう。

         

         

帰途、喉の渇きを覚え、コンビニ「フアミリーストアー」へ立ち寄り、コーヒーを戴きながら持参の宮本輝著「朝の歓び」上巻を30分余り読む。

        

        

午後は、14:00 宝塚市民カレッジ 上方講談 軍師、黒田官兵衛コース「豊臣秀吉~軍師の苦悩」講師 旭堂南海 講座に出席、いただいた資料は、豊臣秀吉の後半生の合戦・出来事(1584年~1598年)を和暦で箇条書きで記述されている。

天正12年(1584年)~文禄~慶長3年(15987年)までの史実、
天正12年 「小牧・長久手の戦い」長久手の戦いでは池田亘輝戦死、
天正13年 関白に任官。
天正14年「豊臣」姓を朝廷から与えられる。
天正16年 聚楽第に後陽成帝の行幸仰ぐ、武家の屋敷に行幸されたのは前代未聞。
天正18年「小田原征伐」伊達正宗降伏、天下統一。
天正19年 秀長(弟)病没・鶴松君没、豊臣秀次(姉の子)関白就任。文禄1年 「文禄の役」 文禄2年  秀頼誕生 文禄4年 関白秀次自害せしめる 
文禄5年「慶長大地震」明の使者追い返す 
慶長2年「慶長の役」 
慶長3年 秀吉没、日本軍敗退。晩年の太閤の驕りと焦りを史実と上方講談の解釈を交えて楽しく語られ、初めて知る史実の裏話に引きずり込まれる。
後半」30分は、秀吉びいきの上方講談「太閤記」、昔懐かしい「曾呂利新左衛門」・「伴団衛門」・「後藤又兵衛」等が活躍する小気味のいい漫談に大笑い。