ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第787回 前橋市 藤の名所“須賀の園”。

2013-05-29 12:00:00 | 旅行

2013 05 05(日・子供の日)


大正期から「関東一 藤花の名所」と云われる、前橋市西片貝町の“須賀の園”に藤花見物。
5月5日は子供の日というのに、少子化で中高年ばかりが目立つ藤の園。
 

敷地3000坪の広い園内の幾く株もある藤棚には白や藤色の花が垂れ下がります。


樹齢350年を越える藤樹、藤花を見るも好し、歳月を物語る根元や幹を眺めても好しの藤古木


以前は当地の地主・須賀家の所有の池泉回遊式庭園でしたが、現在は前橋市管理の花公園。
下手入れが行き届き素晴しい藤花が咲き誇っていました。
 

ゴールデンウィークは“須賀の園 藤まつり”開催中。
「須賀の園」の広場ではハワイアン演奏とフラダンスの競演。五月晴れの日差しの下、華麗で優美な舞姿・・・。
 

仮設店舗で西片貝町自治会は上州(群馬県)名物“焼きまんじゅう”や“焼きそば”など販売・・・トコロテン(百円)でメタボの小腹を満たします。
 

ハワイアン音楽を聴きながら須賀の園の園内を藤花散策。
 

ほとんどが古木ですが、樹勢益々盛んになり、花房は豪華そのもの・・・。
園内には11種類17本の藤が約400坪の藤棚に垂れ下がり見応え充分。
何処までも藤棚・藤花が咲いていました。          ブドウ房のような八重咲きの藤花?
 

春の陽光を浴びながら花陰でノンビリと過ごすと浮世の憂さを忘れ、心が癒されます。


「須賀の園」はツツジの名所でもあり、とのコラボが楽しめます。


須賀の園で色鮮やかな藤花で眼福のひと時を過ごした子供の日でした。


春から初夏は藤など草花の季節。関東一の藤を誇る“須賀の園”をぜひお奨め致します。


2013 05 29(水)記。     前橋市 時々 本日梅雨入り(平年より10日早い)  最高気温 22.9℃  最低気温 18.5℃


おまけコーナー。

スマホを使って女性下着でタッチ。
Durex Fundawear -- Touch over the Internet [OFFICIAL]


変態すぎる? 企業ロゴマーク15選。
http://momosoku.doorblog.jp/archives/27843169.html


理想と現実の写真。
http://labaq.com/archives/51790944.html


ネットで写真加工を頼むとコクなことにならない。(中国)
http://labaq.com/archives/51791018.html


「ロシアでよくあること・・」の写真。
http://labaq.com/archives/51791102.html


あ~やっちゃた!って画像。
http://hamusoku.com/archives/7899928.html


第786回 柏崎市 ねまり地蔵 西光寺 献上場。

2013-05-24 12:00:00 | 旅行

2013 04 29(月)


親鸞聖人ゆかりの番神堂参詣の後は石仏の見物です。 場所は柏崎港近くの柏崎市西本町3-2-8.
末広稲荷の前にある鎮座する石仏は“ねまり地蔵尊”と呼ばれる延命地蔵尊。火除け地蔵とも呼ばれ地元の人々に親しまれています。
ねまり地蔵の前に立つ標柱石には漢字で「旧跡 祢満里地蔵尊」の文字。

ねまり地蔵尊”は舟型光背を背にし、肩から斜めに杓杖を持ち趺座(ふざ)したお姿の尊像。
約3mの高さのキメの粗い溶岩的な自然石(角礫岩)で造られ、江戸時代以前の作と伝えられています。
  

長生を祈願した後、柏崎市郊外の西山町長嶺713の古刹・西光寺を参詣訪問。
小高い場所に建つ真言宗池上山光寺までの参道には古い石仏・石造が並び、参詣者を暖かく迎えてくれます。
 

木喰上人が文化2年(1805年)に一週間で彫り上げたと伝えられる薬師如来の守護神“十二神神像”が祭られている、落ち着いた佇まいの西光寺本堂。
 
突然の参詣でしたので、住職さま不在中で拝見することは出来ずに残念・・・。

にいがた観光ナビ」のサイトから十二神将の画像を拝借して転載します。福よかな愛らしい尊像です。
  

住職が何時に戻るか判らないので次なる目的地へ。

細い道を辿って向かったのは「日本最初の石油湧出地」、途中で見た道標石には「左 長岡道 右 やま道」の文字が刻まれ、江戸時代に柏崎と長岡を結ぶ長岡街道だった事を教えてくれます。
 
目的地の「日本初最初の石油湧出地」前には立派な駐車場が有ります。

石油湧出地は“草生水献上場”(くそうずおんじょうば)と呼ばれ、場所は柏崎市西山町妙法寺字草生水の山間地。
 
草生水献上場」の大看板から木立ちが並ぶ緩やかに上る細い小径を辿ると、前方に四阿(あずまや)が・・・。

石油湧出場所(献上場)の四阿横に立てられた献上場の説明板。日本書紀にも記載されているのですから本物です。

天智天皇に燃える水を献上した場所なので献上場(おんじょう場)。

小径を上った四阿の脇にある湿地帯がその「献上場」。白い標識柱が湧き出す地点らしいです。


石油湧出場所」と記された木柱の下から本当にボコボコと石油交じりの水とガスが湧き出しています。
  
ここから湧出した石油を都に送ったそうですから、昔はもっと多く湧き出していたのでしょう・・・。
近年まで地元の人達はカヤの穂で石油を集めて灯油や防腐剤などに活用していたそうです。

この場所のある西山町は戦前までは日本三大油田の一つとして、又、田中角栄元首相の生誕地としても有名な地区です。

エネルギー自給率の少ない日本、もっと石油が湧き出れば豊かになれるのに・・・と思いつつ、直ぐ近くの北陸自動車道・西山インターから前橋への帰路へ。


2013 05 24日(金)記。     前橋市       最高気温 29.0℃     最低気温 13.5℃


おまけコーナー。

バス車内に鹿が飛び込む!
Deer Fare - 5/14/13

 

バナナの皮にビビッて吹っ飛ぶネコ!!
Terrifying banana peel!

 

“ポーランド警察は水鳥も守る”。
DASH CAM VIDEO: Police Pursuit

 


第785回 柏崎市 番神堂。

2013-05-21 12:00:00 | 旅行

2013 04 29(月)

柏崎市番神海水浴場でのバーベキューで腹を満たした後、海岸の直ぐ上に建つ日蓮聖人縁の“番神堂”を参詣。
左右に立派な石灯篭を備えた番神堂参道、その脇に建てられた「南無妙法蓮華経」の石柱が日蓮宗の寺を物語ります。
  
海抜30mの高台に位置する境内からの景色は抜群、晴れた日には佐渡島も綺麗に展望出来ます。

本堂の手前に設置された手水舎の水盤の浮き彫りにされた龍文様が見事、隣に安置された尊像は「浄行菩薩」様。
  
参道を挟んで手水舎の相向かいに立つのは「道芝や 踏まれながらも 春の色」と詠んだ桑名藩士で俳人だった竹内鬼外の歌碑。

重厚感を漂わせる番神堂(別名は普益殿)を参詣。  番神堂は正式には日蓮宗妙行寺の境外御堂。
 
向拝を飾る鳳凰と龍の透し彫りが躍動感に溢れ見事出来栄え、三階節の一節に「下宿番神堂がよくできた 向拝の仕掛けは 新町宗吉 大手柄」と唄われる名匠・新町(篠田)宗吉の作。

最奥に本尊“三十番神”を祭る番神堂の内陣。          佐渡海峡で激浪に翻弄される日蓮聖人の絵額。
 


堂内には沢山の奉納絵額や日蓮聖人年代絵巻など掲げられ、庶民が見るだけで判りやすく説いています。
 

「立正安国論」での佐渡流罪を赦免され、小舟で柏崎番神岬に着岸した日蓮聖人。「宗門史跡 日蓮聖人着岸の霊地 柏崎 番神堂」絵馬(500円) 
 

番神堂の本堂。 全外壁面に施された欅(ケヤキ)彫刻の美しさに息を呑みました。
明治4年の下宿大火で類焼した番神堂は明治10年に再建、柏崎の名棟梁と謳われた篠田宗吉の作、華麗な彫刻は近郷の原・池山・富彫の3名匠。
  
右画像は「外壁彫刻の中にある蝶を見つけると幸せになる」と言い伝えられるの彫刻。彫刻保護のため張り巡らされた強化ガラスの反射で見付ける事は至難の技
画像は http://park14.wakwak.com/~tokuma/1zatu-sangai1.html 様の“荒波と蝶”から拝借しました。

番神堂裏手の番神岬には日蓮宗開祖・日蓮聖人の銅像が安置され、その近くの崖上には「三十番神」石碑。
 

日蓮ゆかりの番神堂から見た「日蓮聖人着岸の地」,日蓮は寺泊に上陸予定が嵐でこの番神海岸に漂着。
右奥に眼を転じれば東電柏崎刈羽原子力発電所が手の届く指呼の間に・・・。
 

番神堂境内横に建つホテル“岬ひとひら”から展望した柏崎港と左奥の原発と白い建築物は柏崎市中心部。



次回は「ねまり地蔵」と日本最初の石油湧出地「献上場」。


2013 05 21(火)記。    前橋市     最高気温 30.0℃    最低気温 18.3℃


おまけコーナー。

ネットで話題を呼んだ30の心霊写真。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52128262.html

見知らぬ誰かを助ける人々。
Real Life Heroes [ Good people ]


第784回 柏崎マリーナ 番神海岸。

2013-05-17 12:00:00 | 旅行

2013 04 29(月・昭和の日)


ゴールデンウィークの初日を利用して柏崎市で海遊びです。
少し肌寒い29日の朝9時、柏崎マリーナから大漁を期待して沖釣りに出航。
 

5月が一歩手前だというのに雪が溶けない米山を背にして、海岸から約5km先のフィッシングポイントに向かいます。


海水温が低く、昨年の秋に来たときよりず~っと暗く冷たそうな日本海
糸を垂らしてもなかなか当たりがきません、海水が冷たすぎるのでしょうと筆者は船上で缶チューハイで体を温めて・・・。

諦めかけた頃、やっと釣れた大物は「ホウボウ」一尾!!
赤い背中に空中を飛びそうな大きな胸鰭(ムナビレ)、初めてお目にかかる魚です。
 

その後も釣れずオケラ続き、昨秋釣りすぎたのが祟ったのか漁場を変えても釣果はゼロ!
漁場に出ている釣り船もほとんど無く、この低水温では無理と諦めて柏崎マリーナへ帰港となりました。

前回の柏崎沖釣り ⇒ http://blog.goo.ne.jp/ttmida/e/e142a56b12926b3c712e4fcb1d6150a9


その後、柏崎マリーナの直ぐ近くの“番神海岸”に場所を移します。

この日の番神海岸は穏やかな美しい海水浴場、清掃管理が行き届いた浜辺にはゴミ一つ有りません。

左小鳥居の奥は弁財天の祠、右鳥居に豊漁・漁労安全を祈願する「龍宮両大竜王神」(鶴岡市 善宝寺の龍道龍王・戒道龍女)の石碑と石殿が祀られている岩礁(弁天岩)と日蓮聖人が流配先の佐渡島から帰着した「日蓮聖人着岸地」(角柱)が目前に見える歴史を物語る海浜。
  

休日と言うのに誰も居ない番神海水浴場展望広場野外バーべキューの宴を開催となりました。


同行のスタッフがシュノーケルで冷たい海に潜り海産物を収穫、沢山採れて自給自足のバーベキュウの開始・・・。
  

本日唯一の釣果「ホウボウ」も早速鉄網の上でねんごろに焼かれ・・・目の前の海岸で採れた超新鮮なサザエはぐつぐっとサザエの壷焼きです。(採れたてサザエは微細な砂が付着していますので御注意。)
  
旨いホウボウサザエを満喫し、お土産にサザエワカメを持ち帰ったゴールデンウイークの楽しい初日でした。

越後新潟って海も山もあって美味しい物沢山でいいな~!


次回は柏崎の名所「番神堂」です。

2013 05 17(金)記。    前橋市       最高気温 26.7℃    最低気温14.4℃


おまけコーナー。

食べ物の断面。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52127435.html


人を食べる!! 日本の高校生が撮った画像が海外で評判。
http://entabe.jp/news/article/1899

 
15歳の女学生が“離婚届”で作ったウェディングドレス。
http://irorio.jp/furukawa/20130516/58572/


第783回 佐野市 吉沢記念美術館 葛生伝承館

2013-05-14 12:00:00 | 旅行

2013 04 13(土)


"佐野市 化石館”の直ぐ北側に建てられた“佐野市 吉沢記念美術館”を見物。
入館料500円で伊藤若冲の絵がプリントされたチケットを購入。
 
当日は日本画の前田正博展と陶磁器の板谷波山展が開催中でした。

力量感溢れる前田画伯の日本画コーナー。          陶芸家として初めて文化勲章を授与された板谷波山の展示室。
 

葛生町の山林地主で石灰業で財を成した吉沢家が寄贈した美術品の中に伊藤若冲の絵巻物「菜蟲譜」(さいちゅうふ)が有りますが、この日は他都市の「伊藤若冲展」に貸し出し中のため、細密な美術印刷コピー品を鑑賞するだけで残念・・・。
 

パンフレットの「菜蟲譜」。 題名通りに日常見慣れた野菜類とそれを取り巻く昆虫など漫画チックにユーモラスに描かれています。



次は佐野市化石館の東側に位置する"葛生伝承館”の見学、化石館・吉沢美術館・伝承館とほぼ同一場所に在るのは便利で有難い。
 

葛生伝承館のメイン展示物は“(まぎ)歌舞伎”、葛生町牧地区に江戸時代から伝わる由緒ある農民歌舞伎
牧歌舞伎の精巧なジオラマが歌舞伎公演中の光景を俯瞰で伝えます。小屋掛けから舞台など全て組立式で行われる歌舞伎。

牧歌舞伎については⇒http://www8.plala.or.jp/kawakiyo/kiyo7_10_03.htm

地元有力者“吉沢家”から寄贈された「吉沢人形首」(よしざわにんぎょうかしら)。
水力を利用してカラクリ人形浄瑠璃の興行をしていたそうですが現在は演じ方は不明だとか・・・。    
 

牧歌舞伎の舞台衣装。                    葛生郷土カルタも展示。「つ 伝えよう祖先が残した牧歌舞伎」「れ 歴史を語る葛生原人」など・・・。
 

葛生町に昔から伝わる文物をたくさん展示し、興味尽きない“葛生伝承館”でした。




2013 05 14(火)記。      前橋市       最高気温 30.3℃ 真夏日!  最低気温 14.4℃


おまけコーナー。

美女ポスターはこうして作られる。
Dove - Evolution Commercial (higher quality)



劇的変身! 半顔メイク女子。
http://youpouch.com/2012/09/14/81989/


素晴しき才能!・・・14歳の写真家。
http://youpouch.com/2013/05/06/118965/?utm_campaign=Partner%3A+livedoor&utm_medium=partner&utm_source=livedoor


第782回 佐野市 化石館。

2013-05-10 12:00:00 | 旅行

2013 04 13(土)


前々回に掲載の「葛生原人出土跡」近くの“佐野市化石館”を見学。(入館無料)
入口に置かれたティラノザウルス恐竜が10分間隔で口を開け吼えてお出迎え・・・・・ちょっとビックリ!!
 

先ずは、足元に置かれたフズリナ化石、表面にびっしりと埋め尽くした米粒状のフズリナ(有孔虫)が化石館へ誘います。
 
葛生町ではフズリナを含有した岩石が多数採石されるそうで、お土産にフズリナ化石を頂戴しました。

ベルム紀の世界」展が開催中、世界各地から集めた中生代の化石展です。
中生代の動植物・魚貝類の貴重な化石が沢山展示されていました。 ↓はアンモナイト化石。
 

    三葉虫。                 エラロセラス。         ウミユリの一種のトラウマトクリヌス。
  

中生代 魚竜の化石コーナー。
上下はメソサウルス。                      上はアンシュンサウルス 下はユングイサウルス リアエ。
   

上の魚化石はレピドテス。下はビンクティファー。      頭蓋骨に似ていた恐竜の卵。
  

化石館の岩石・鉱物の展示コーナーも一見の価値があります。 世界各国から蒐集した貴重な鉱物見本。   原石に露出した小さな小さなダイアモンド。
 

化石館事務所の金庫に大切に保管されていた小粒な化石“クーペリナ”(Cooperina 腕足動物)を特別に拝見させて頂きました。
葛生石灰岩層からの出土で日本初、世界でも4例目の貴重品。
ルーペで拡大したCooperina,手持ちコンパクトデジカメでの撮影は難しかったのです。 右下は同じ化石を専門家が撮影した画像です。
  
約1~2mmのクーペリナを見ているとシラミ・ダニの類に見えましたから、その祖先かも・・・。

マンモスなどの野生動物の化石骨格なども展示され、古代の夢が膨らむ佐野市化石館です。       マンモスの臼歯。
 

たいへん貴重な化石・鉱物などが見学できる“佐野市 化石館”を特にお奨め致します。



2013 05 10(金)記。     前橋市 薄        最高気温       最低気温 15.8℃


おまけコーナー。

動物だって眠いよ~。
Animals Trying To Stay Awake Compilation


墓石に寄り添って“泣く犬”。
http://photo.news.livedoor.com/detail/60826


第781回 佐野市 宇津野洞窟

2013-05-07 12:00:00 | 旅行


2013 04 13(土)


葛生原人出土跡」見物の後、車を走らせ佐野市会沢町宇津野地区にある“宇津野洞窟”を訪問。
途中で石灰石を切り出している現場を通りましたが、山丸ごと削りだしていました。
一山掘り尽くし平らになったら、隣の山を切り崩すのでしょうか?自然破壊に見えますが・・・。


無料P場から徒歩1分階段を上ると、“宇津野洞窟”の入口。
門扉は鉄のチェーンで閉められていましたが、なんとか外して開門です。(入洞無料)
 

洞窟内部は真っ暗ですが、入口脇の配電盤でスイッチON.
電気が灯った舗装された緩やかな下り通路を進むと右側に「天の川」なる地点、上部から垂れ下がる水の痕跡が「天の川」かも・・・。
 

二股に分かれる通路を右に向かいます、頭をぶつけそうな狭隘な場所を通過。
右通路の最奥に突き当たると、そこは「護摩焚き場」、立て札には「坂東32番 巡礼札所」と記していました。
 

通路を更に進むと壁面から水が滴り落ちるような光景が広がる「滝の白糸」の場所。
 
右上画像は複雑に入り組んだ洞窟通路、もちろん頭上注意です。

近くに「乳房石」と言う垂れ下がった大きな鍾乳石もあります。
 
入口近くに戻って左通路に進むと、照明で照らされた「如意輪観音菩薩石」、人々の苦難を除き願いを叶える観音様です。

左通路を更に奥へ行くと床面に岩石が散乱する「賽の河原」が見られます。 比較的広い通路を辿って最奥へ。。。
 

途中の左右に鍾乳石の造形美が出現、惜しいかな何本か壊された痕跡も・・・自然遺産は大切に!
 

左通路の突き当たりの最奥部、大自然の石灰地層と水の織り成す見事な彫刻美に感嘆するのみです・・・。
 
現在は人の手が触れないように保護されていますが、昔に折り取られた上部鍾乳石の痕跡が痛々しい・・・。

約2億5000万年前から水の浸食で形成された全長100m余の“宇津野洞窟”。
午後4時30分頃の見物だったので、誰一人として見物者は居らず静寂そのもの・・・。
洞窟から出る時は電気を切って入口門にチェーンを掛けて戸閉めするのがマナーです。
 

良く整備され子供でも簡単に地底探検気分が味わえる“宇津野洞窟”をお奨め致します。

拝借した“宇津野洞窟”動画、筆者と反対の左通路からの映像です。
宇津野洞窟



2013 05 07(火)記。     前橋市    最高気温 16.0℃  最低気温 7.7℃


イギリスで史上最高と評価されたホンダのCM.
Honda-The-Cog.mp4



シニアカートで大暴走!! (スウェーデン)。
Pension�・rsligan Skidbacken



違法駐車対策が大胆すぎ・・・・。(リトアニア)
A.Zuokas tanku kovojo prie�・ nelegaliai statomus automobilius


第780回 佐野市 葛生原人。

2013-05-03 12:00:00 | 旅行

2013 04 13(土)


秋山の枝垂れ桜を見物した後、国道293号線沿いにある珍看板を発見!
腰蓑一つの野蛮人と「ようこそ 原人のふるさと くずう町へ」の色褪せ文字看板。
 
早速近くの無料P場に車を停め、原人なるものを訪ねてみました。

国道脇の小さな岩山へ登る石段は整備され、「葛生原人出土跡」の標識も立てられています。
石段を30秒くらい登ると、直ぐに石碑のある小広場に到着です。
 
葛生原人出土跡」は昭和49年12月14日に佐野市の指定史跡に認定されました。

葛生原人の骨が出土したと云われる洞窟が右上の乱積岩の中に見えます↓。


野次馬根性を発揮して岩肌を注意して登り、原人住居の洞窟と云われる“前河原洞窟”に迫ってみます。
この三角形状の前河原洞窟の中から昭和26年に人骨や動物の骨などが出土し、早大の調査で約50万年前に住んでいた身長149cmの原人の人骨と認定され、葛生原人と名付けられたのです・・・。
  
高さ4m下幅2m程の三角形状の洞窟は原人が住むには適した環境、野山の動物や近くの秋山川の魚など採って暮らしたのでしょう・・・。

葛生原人については最新の放射性炭素法で調べた結果、出土した骨の年代はは14~15世紀(室町時代)の人骨と判明、動物骨は更に古く縄文時代の骨も混じっているらしいとか。
50万年前の葛生原人は大測定誤差で生じた幻の原人でしたが、古代ロマンの夢を誘う楽しい原人話でした。


2013 05 03(金)記。     前橋市        最高気温 20.2℃     最低気温 5.8℃


おまけコーナー。

巨大な卵の中身は・・・?
Chinese chicken lays monster egg with another egg inside


第779回 佐野市 秋山の枝垂れ桜。

2013-05-01 18:00:00 | 旅行

2013 04 13(土)


を求めて栃木県佐野市郊外の山間地に見事な枝垂れ桜“秋山の枝垂れ桜”の見物。
途中の渡戸地区の秋山橋付近ではが満開状態、秋山の枝垂桜も期待できると更に坂道を上ります。


秋山地区に到着し、本命の“秋山の枝垂れ桜”(地元では関場の枝垂れ桜)を眺めれば、今年は開花が早くすでに殆んど花は咲き散った後・・・。
悔しいかな、見事な枝振り見て満開時の艶やかさを想像するのみでした。
 

満開の秋山枝垂れ桜の華麗な姿。(拝借画像)


空から桜花の滝が降り注ぐようだそうです。(拝借画像)

秋山の枝垂れ桜は樹齢350年余、高さと枝幅は20m、天然記念物指定。

日陰側に微かに散り残った枝垂れ桜を鑑賞し溜飲を下げたりして・・・。
  

秋山の枝垂れ桜”横の古代広場で「秋山のしだれ桜まつり」が開催され、「秩父富士見太鼓」の演奏が賑やかに演奏されます。

この祭りの応援の為に遠くの秩父から駆けつけたそうです。

山間にコダマする勇壮な富士見太鼓、太鼓奏者のパフォーマンスダンスなども・・・。
 

太鼓演奏の間に菓子や飴などの撒与も行われ子供たちは大喜び、栃木県のマスコットキャラ「とちまるくん」も飛び入り出場。
子供たちと一緒に人気の「とちまる体操」をご披露します。
 

オレンジ色ブルゾンは取材に来た「佐野ケーブルテレビ」のスタッフ、まじめに録画撮影中・・・。
近郷からの見物人も交えて楽しいイベントは夜まで続きます。


古代広場では地元の野菜などの農産物や特産品の即売会も催されていました。
 

地元・秋山名物“耳うどん”(300円)と“搗き立て餅”(200円)を昼食に頂きました。
鬼の耳に見立てた形の“ひねりパスタ風”、少し濃いめの出汁で素朴な郷土料理。
正月に食すとその一年間は人の悪口が聞こえずに、人と円満に過ごせるという厄除けの食べ物です。
 

古代広場の奥は“あきやま学寮古代生活体験村”の「竪穴式住居」や「洞窟住居」も野外学習用に作られています。
春から秋に掛けて宿泊することも出来るそうで、一戸づつ「りす」「くま」「あかべ」「きはち」など名前が付けられていました。。
 
爽やかな日にでも体験宿泊して古代人の生活を偲んでは如何でしょうか・・・?



2013 05 01(水)記。    前橋市        最高気温 19.3℃     最低気温 11.0℃


おまけコーナー。

頭部が無いゾンビ男がドライブスルーに来たら・・・。
Drive Thru Headless Prank