ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第515回 諏訪大社 春宮での秋宮一御柱木落しと曳行。

2010-05-31 20:51:11 | 旅行
2010 05 08(土)

春宮一之御柱からの落下事故で騒然としている間に、春宮の坂上に秋宮一之御柱が到着。
 
御幣(おんべ)を持った木遣り衆を先頭に秋宮一御柱氏子たちが急斜面を曳き綱を手にして下りてきました。

揃いの衣装を着た曳き子衆木遣り唄に合わせて力を込め御柱を曳きます。


「信濃国之宮 諏訪大社御用」「秋宮一之御柱」と書かれた大御幣秋宮一御柱から取り外して先に境内へ運びます。
 
事故の後だけに、先に下った木遣り衆は心配そうに御柱を見つめていました。

ほどなく秋宮一之御柱が坂の上に先端をのぞかせ、いよいよ木落しの開始へ・・・。


夕方6時少し前、秋宮一之御柱の木落し動画をご覧下さい。

2010年 諏訪大社 春宮坂の秋宮一御柱木落し CIMG0723・24・29・36・37・43.wmv


春宮の境内へ無事到着! 怪我も無く喜ぶ秋宮一御柱の氏子たち。
 


夕暮れ時、境内には照明が灯され、祭り気分を一層盛り上げていました。(18時30分頃)


諏訪大社下社春宮の境内を曳行される秋宮一之御柱の動画をご覧下さい。

2010年 諏訪大社 春宮境内を曳行される秋宮一御柱 CIMG0744・45・54・72.wmv


大木秋宮一御柱を梃子衆が秋宮へ曳行するため方向転換します。
 


春宮境内から外に出て見物する事にしました。
境内への入口である御影石の大鳥居は万治2年(1656年)の建立で、春宮脇の浮島にある万治の石仏(次回掲載)と同じ作者の作と言われます。
ライトの照明で明るくなった春宮境内では御柱の方向転換に苦労し、なかなか境内から出てきません。

 

秋宮一御柱が出てくるまで参道を下って、近くに建つ木造太鼓橋を見物に・・・。
かって春宮への参道はサワラの大木が約600m続く荘厳な並木道だったそうですが、台風・大風や道路舗装などで惜しいことに全て消滅しました。


春宮の正面鳥居へ続く参道に架けられた屋根付の太鼓橋は、尊い神橋の“下馬橋”と言われ、室町時代((天正6年 1578年)に建造され、今は有形文化財に指定されています。
現在の下馬橋は元文年間(1736年頃)に改修された橋で、長さ約10m 幅は約3m。


諏訪大社下社春宮へ参拝するとき、公家大名といえども馬や駕籠などの乗物を下り歩いて渡った事から「下馬橋」と名付けられました。
諏訪大社の数ある建物の中でも最古の建築物と言われます。

御柱祭なので下馬橋の正面には五張りの提灯が灯されていました。
提灯に描かれた紋章は「五根梶葉紋」で下社(春宮・秋宮)の神紋と呼ばれています。上社(前宮・本宮)は同じ梶葉紋ですが根は四本です。

 
道路上に建つ橋なので注意しないと見落としがちですが、下馬橋の中央下だけに御手洗川と名付けられた小川が流れています。昔はもっと川幅が大きかったのかも・・・?

現在は年2回の遷座祭のとき神が乗った神輿だけが通れる渡橋禁止の下馬橋ですが、御柱祭に免じて許して頂き登ってみました。
下馬橋の真ん中は外から見るより、意外なほどの高さ(約3m)があります。


全て木製の太鼓橋(下馬橋)の上からは御柱祭で賑やかな春宮境内が望めます。

TV局の男子アナが何回もNGを出されながら御柱祭の収録を行っていました。


3名の可愛い“御柱宣伝大使”も元気よくTV出演! 宣伝効果があると良いですね・・・。


夕闇迫る中、ようやく春宮境内から出て秋宮へ向かう秋宮一之御柱


夕方に春宮から出立する秋宮一御柱の動画をご覧下さい。(午後7時頃)

2010年 諏訪大社 春宮境内から出る秋宮一御柱 CIMG0817.wmv


不慮の事故もあり行事が全て大幅に遅れ、この後、秋宮二四之御柱と続きますが夜中まで掛かりそうなので、諏訪大社春宮を後にして帰路へ・・・。

御柱イメージソング 『きらめきの瞬間(とき)-御柱-』



2010 05 31(月)記。  前橋市  最高気温23.1℃

おまけコーナー。

柔軟性がある便利なディスプレーが出来ました。

Sony Japan ニュースリリース。
ペンほどの太さに巻き取れる有機TFT駆動有機ELディスプレイを開発


第514回 諏訪大社 春宮建御柱 転落事故。

2010-05-27 17:17:17 | 旅行

2010 05 08(土)


春宮幣拝殿裏の急斜面坂を「春宮三御柱」が豪快に滑り落ちた後、「春宮一御柱」を立ち上げる“建御柱”(たておんばしら)が始まりました。

重要文化財の幣拝殿前にはがっしりとした帆竿(ほざお 三角の櫓)が組まれ、春宮一之御柱(モミの木 長さ17m 直径1m 重さ10トン)が鉄製ワイヤーでゆっくりと引き上げられます。(脚立に上った無常識な自己中男は邪魔!!)

乗り子達が手に木棒を持って御柱の上に登場。

 
木棒を細綱で御柱に結わえ、乗るための足場を各自で作ります。

乗り子が作った足場に木遣り衆が勢揃いして御柱木遣り唄を披露。



透き通った高音で鳴く(唄う)「諏訪御柱木遣り唄」をお聴き下さい。

2010年 諏訪大社 春宮建御柱 木遣り唄 CIMG0650 .wmv


木遣り唄を奉納した後、いよいよ春宮一御柱を建てる“建御柱”が開始されました。

先端の名誉ある“華乗り”は岡谷市小井川の増沢徳寿さんが務めます。

春宮一之御柱に乗り、金色の御幣(おんべ)を掲げて祝う乗り子衆。


神楽殿に陣取る木遣り衆が鳴く木遣り唄に合わせて御柱は超微速度で上がります。

角度30度程に揚がったところで足場が緩み引き上げは一旦停止、足場綱の締め付けに手間取る平田和也さん。



45度ほどの角度に上昇、乗り子衆は元気で御幣を掲げて打ち振ります。


真横から撮った画像を拝借。  豪快に御柱を建てています。この後、大事故が起きるなどとは誰が想像したでしょうか?!
      

春宮一之御柱を建てる動画をご覧下さい。(御柱を垂直に立ち上げるまで約一時間)

2010年 諏訪大社 春宮一之建御柱 CIMG0654・・・0694.wmv


拝借映像もご覧下さい。

下社春宮一の建御柱/約80度に建ち上がる 2010年5月8日17:01(この2分後に落下事故が起きました。)


角度80度ほどに立ち上がった時、バキッ!!が折れるような音が響いた直後に事故が起きました。

春宮一之御柱を引っ張る鉄製ワイヤーの一本(太さ1.2mm)が切れ御柱が揺れた瞬間画像!!(17時03分)
先端の増沢さんは揺れた衝撃で右足を掛けていた足場棒が傾き滑り落ちました。
約30度で引き上げを一時中断した時に、足場棒の結わえ方をもっときつく確りと締めていればと悔やまれます・・・。


ただただ落下を見つめるだけ・・・眼は釘付けとなり撮影どころではありません。

「あれほど言ったのに何んでベルト(安全ベルト)を締めなかったんだ!」と氏子役員の怒号が境内に響きます。(ベルト無しが“諏訪の男気”の本領だとか・・・。)

春宮境内は悲鳴や怒号で騒然とし建御柱行事は一時中断、直ぐに非常線が張られ救急隊や警官が慌しく境内を行き交い大混雑!!

騒然とする春宮境内の様子をご覧下さい。

2010年 諏訪大社 春宮一御柱 建御柱落下事故直後 CIMG0697・0699・0706.wmv


一番先端に乗った増沢徳寿さん(45歳)と三番目の平田和也さん(33歳)は15m下の石畳に落下して死亡。(ご冥福を心からお祈り申し上げます。)
先端から二番目の乗り子は落ちる瞬間、ロープに掴まり足から落ちて軽症で助かりました。(拝借画像)

  
3名が落下した春宮一御柱の先端は空しく空を指すばかり・・・。
落下事故の時、下にいた氏子の1人が切れたワイヤーに当たり負傷したそうです。

13名が乗っていた春宮一御柱には10名が残されそのまま現場検証。

 

騒然とした境内でいつの間にか春宮一御柱は所定の位置に垂直に建てられ、本日の建御柱は終了になりました。

「大事故を出した御柱は別の柱に代えるのですか?」と御柱役員に尋ねたところ「この御柱はこのまま7年間建てておきます」との返事、御柱自体には罪は無いけれど、超縁起が悪い御柱を長い期間お祀りするなんて・・・・・???

建御柱の落下事故の現場では現場保存と検証が続きます。
思い起こせば春宮一御柱の到着は大幅に遅れ、建御柱が始まる前にクス玉は割れ、「祝 御柱祭 岡谷市」の垂れ幕も開いてしまい不可思議
な事が多発でした。

奥山の大木 里に下りて神となる」と言われる御柱ですが、落下事故の春宮一之御柱ははたして神に成れたのでしょうか??

因みに、建御柱では「大木が立ち上がる」⇒「神が出現する」のと同じ意味があります。


落下事故で境内は混雑する中、春宮の東斜面の坂上に秋宮一之御柱が到着し木落しの準備が整っていました。

翌日からの春宮秋宮の建御柱では安全ベルト(命綱)着用が義務付けられました。( 男気よりも安全一番!!)

次回は春宮坂の「秋宮一御柱木落し曳行」編。


今年4月11日 千曲市土口の古大穴神社行われた建御柱でも御柱が倒れ死亡事故発生。
諏訪大社の建御柱では1980年の上社で綱の異常で建御柱が倒れ死亡事故になりました。
毎回(7年に1度開催)のように事故が起きます、御柱祭は危険な男祭りですから見物にも御注意を・・・。


010 05 27(木)記。  前橋市  最高気温22.8℃

おまけコーナー。

恐怖の北朝鮮魚雷!!

韓国軍発表会見。


磁気感応魚雷のバブルジェットで中央が折れて沈没するオーストラリア軍艦。

Mk-48 Hit


第513回 諏訪大社 春宮一之御柱 春宮坂の木落し 冠落し。

2010-05-25 21:36:27 | 旅行

2010 05 08(土)

諏訪大社下宮の御柱里曳き春宮社の坂上に到着。
春宮坂の木落しを見るため春宮境内に急ぎました。

 
春宮境内は凄まじい大混雑! 大きな石の鳥居には立ち入り禁止線が張られていました。

何とか鳥居の禁止線を突破し、人様の迷惑を顧みず人を押し分け掻き分けて最前列に・・・。



山国の澄んだ大気で紫外線がいっぱいの中、春宮坂の木落しが始まるまでじっと我慢で待ちます。

予定より1時間ほど遅れ、大勢の曳き子に曳かれた春宮一之御柱が坂の上に先端を覗かせました。

 
春宮一御柱には数名の氏子が乗り、里曳き最大の難所といわれる「春宮坂木落し」の準備OK!!

御柱の一番先端にのる“華乗り”は「男の中の男」と云われ大変名誉なことなのです。


「皆さまご無事でお願いだ~」の木遣り唄と消防団の吹くラッパを合図に御柱は落とされます。

春宮社の木落し坂を滑り落ちる春宮一之御柱をご覧下さい

2010年 諏訪大社 春宮一之御柱 春宮坂落し CIMG0496・0502・0522 .wmv



御柱が坂下に無事に到着、氏子全員の大きな歓声が挙がりました。


春宮坂から曳き子梃子衆が力を合わせて春宮一御柱を社殿横の建て御柱(たておんばしら)地点に移動します。
 

春宮境内を曳行される春宮一御柱の動画です。

2010年 諏訪大社 春宮一之御柱 春宮境内曳行 1 CIMG0531・35・39・45 .wmv




春宮一御柱を建てる場所には垂れ幕クス球などお祝いの用意が・・・御柱が建つ前に何故かクス球は突然開いてしまいました。


建て御柱の地点に運ばれる春宮一御柱の映像をご覧下さい。

2010年 諏訪大社 春宮一之御柱 春宮境内曳行 2 CIMG0551・0568 .wmv


御柱を建てる地点に到着し、里曳きが無事に終了した事を寿ぎ、御柱の上で御幣(おんべ)を掲げ木遣り唄を天高く奉納。


御柱を建てるを手掘りで更に深く・・・。
  
鋼鉄製ロープを握り締めて心配そうに御柱を見つめる若衆。

春宮一之御柱の先端を切り落とす冠落しは人大杉で近寄ることも見ることも出来ません。
近くで撮ったPoran47様の冠落し映像をご覧下さい。


下社春宮一・建御柱/冠落し 2010年5月8日13:52



春宮一御柱の氏子たちが昼食休憩中に、春宮社片拝殿の脇に春宮二之御柱が到着。
 

春宮境内に曳かれる春宮二之御柱の動画をご覧下さい。

2010年 諏訪大社 春宮二之御柱 春宮境内曳行 CIMG0586・92.wmv


春宮二御柱に続いて、神官が冠落しに使用する(よき)を携えて入場です。
 
を振るって御柱の冠落しが行われます。

春宮二御柱の先端を切り落とす「春宮二御柱 冠落し」をご覧下さい。



2010年 諏訪大社 春宮二之御柱 冠落し CIMG0611 .wmv


数名の氏子代表が冠落し斧入れの儀式を行った後は現代的にチェーンソー御柱の先端を三角錐に切り落として整えます。
 


春宮一御柱を社殿右脇に立てる「建て御柱」の開始を待つ間に、社殿の後方の坂で木落しが始まりました。
 

かなり遠く木々の隙間から微かに見える「春宮三之御柱木落し」をご覧下さい。

2010年 諏訪大社 春宮三之御柱 春宮裏坂木落し CIMG0637・0642 .wmv


次回は大事故となった「春宮一之建て御柱」と「秋宮一之御柱木落し」編をご期待下さい。

2010 05 25(火)記。  前橋市  最高気温27℃ 


おまけコーナー。

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第512回 諏訪大社 春宮御柱の注連掛木落しと里曳き。

2010-05-21 21:21:21 | 旅行

2010 05 08(土)

4月9日(金) 豪快に行われた諏訪大社下宮の”御柱木落し”の続編。
5月8日は諏訪大社下社春宮秋宮に建てられる御柱の里曳きが行われました。

早朝3時45分に前橋を発ち、諏訪神社春宮近くの下諏訪北小学校の校庭特設駐車場に6時15分到着。
一番乗りと思いきや、朝6時から校庭の門が開かれ、早くも10数台の車が駐車していました。

車の中で持参のオニギリと缶コーヒーなどで朝食しながら御柱里曳き開始までの時間調整です。

朝6時30分過ぎに下諏訪北小P場を出発、朝日が昇るなか北小学校と諏訪湖を眼下にに見ながら坂道を上ります。

 
途中に湧く毒沢鉱泉・宮の湯を左手に過ぎ、御柱が安置されている注連掛(しめかけ)の下の注連橋周辺には朝7時にもかかわらず、大勢の諏訪大社氏子衆が詰めていました。

注連掛橋を渡り左に折れて急坂を登るとそこが注連掛。春宮秋宮の計8本の太い御柱(モミ木)が置かれ、梃子衆たちが御柱里曳きの準備に汗を流していました。

 
由緒ある諏訪大社は信濃国の一宮なのです。

御柱里曳きの準備が整った春宮一御柱の上に氏子達が勢ぞろいし、いよいよ里曳き開始となります。



注連掛の急坂の下には遥か彼方まで数万の人々で埋め尽くされ・・・。
 
遅い出番の木遣り衆も注連掛からの御柱坂落しを固唾を呑んで見守ります。

春宮第一御柱の注連掛坂落としの動画をご覧下さい。


2010年 諏訪大社春宮一之御柱注連掛坂落し.CIMG0348・0354ムービー.wmv


春宮一之御柱が出立した後、里曳きの安全を記念して神主春宮二之御柱にも祝詞を奏上しお払いを執り行います。
 
注連掛の坂上で御柱を坂落しするため、梃子(てこ)衆が御柱の方向を調整していました。

急坂に太い曳き綱を下げ、御柱を下から曳く準備。


坂下からの撮影に筆者は急いで下の道路へ下りました。

注連掛の下に立てられた閑人さんの一句。


御柱を坂下から曳く氏子達の用意も整い・・・。



注連掛坂の頂上で御柱坂落しの木遣り唄が盛んに鳴かれ、祭りを盛り上げます。
 
消防団員の吹くラッパの音が注連掛坂木落しの合図となり、春宮二御柱が急坂を威勢よく滑り落ちます。

「春宮第二御柱の木落し」動画をお楽しみ下さい。


2010年 諏訪大社春宮二之御柱注連掛坂落し。CIMG0372・78・83・85ムービー.wmv



春宮二之御柱も無事坂下に滑り下りました!
 
春宮二御柱は注連掛から中山道(旧国道142号線)を春宮神社に向けて里曳きへ・・・。

注連掛は既に次の御柱坂落しの準備中です。(春宮秋宮各4本。全部で8本落とされます)


清流の砥川にこぼれ落ちそうなほどの大群衆で注連掛下は大混雑!!

注連掛を出立した春宮二之御柱を追い掛けてみました。



春宮二之御柱の中山道里曳き」映像をご覧下さい。

2010年 諏訪大社 春宮二之御柱里曳き 1. CIMG0388・89・90・91.wmv


春宮二之御柱曳行から、一番先に出発した春宮一之御柱へ移動して撮影します。

諏訪の祭りには元気なお姉さんが一番似合います。
日本経済もこのくらい元気になって欲しいものですね。



引き続き、女性が乗る御柱里曳き動画をご覧下さい。

2010年 諏訪大社 春宮一之御柱里曳き 2、CIMG0403・0408 ムービー


重量10トン春宮一之御柱に数十人が乗って曳行されて春宮へ・・・。

その重さゆえ舗装道路には御柱が引き摺られた痕がくっきりと残っていました。

大勢の人が御柱に乗って曳行されます


2010年 諏訪大社 春宮一之御柱 里曳き 3.CIMG0429 ムービー.wmv


 

旧陸軍の突撃ラッパを吹奏し御柱里曳き祭に気合を入れる消防団員
 

引き続き「春宮一之御柱 里曳き」をご覧下さい。

2010年 諏訪大社 春宮一之御柱 里曳き 4.CIMG0437・0442 ムービー.wmv


道路いっぱいに埋め尽くした里曳きの氏子衆!


可愛い娘っ子御幣(おんべ)を振り廻し、澄んだ高音で木遣り唄を鳴き御柱の曳行に華(はな)を添えます。


2010年 諏訪大社 春宮一之御柱 里曳き 5.CIMG0448・51・54 .wmv


春の日差しを浴びながら御柱春宮へゆっくりと中山道を下ります。


矢除石で有名な慈雲禅寺の脇を通り、もう一息で諏訪大社春宮です。
 
春宮一之御柱の里曳きは予定より1時間遅れ、やっと春宮木立が見える場所へ到着。(午前11時30分頃)

これから巨木の御柱がこの急坂を滑り下って春宮境内へ運ばれるのです。



御柱里曳きに先立ち、披露された長持ち踊りの映像をご覧下さい。

下社御柱里曳き しんきん長持ち (minahiro53様映像。)


次回は春宮での春宮一之御柱木落し建御柱二之御柱木落しの編。


2010 05 21(金)記  前橋市  最高気温32℃ 真夏日 暑い!

おまけコーナー。

信州長野といえばこの歌ですね・・・。

あずさ2号 ~ 狩人
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第511回 東北三大さくら見物バス旅行 6. 角館武家屋敷と桧木内川の桜。

2010-05-18 18:18:18 | 旅行

2010 04 26(月)

田沢湖の観光と昼食を済ませ、ツアーバスは桜見物ツアー最後の目的地“角館武家屋敷”目指して田沢湖畔を出発!


バスの車窓からは白雪を戴いた県境の山々が見え・・・北国の遅い春が実感できます。

国道46号線をもう少し走れば「みちのくの小京都」と呼ばれる武家屋敷で有名な角館(かくのだて)。

 
午後2時少し前に角館バス駐車場に到着、バスの駐車場は既に満車!!
路上でバスから下ろされ、角館の武家屋敷へ急ぎます。


 
案の定、ここ角館武家屋敷でも桜は堅く小さなツボミ状態で観光客はガッカリ、元気が良いのはお土産屋だけ。


角館の武家屋敷は枝垂れ桜で超有名な場所、「みちのく三大さくら名所」の一つで、勿論「さくらの名所百選の地」にも認定されています。

枝垂れ桜が満開だったら・・・素晴らしい景色が見られるのでしょう!(残念無念・・)


堅いツボミの桜木でも観光客だけは満開状態!!

表町下丁の武家屋敷をぶらつきます。
立派な茅葺き薬医門のあるのは青柳家住宅。

 
史跡に指定されている青柳家の母屋屋根は葺き替えたばかりみたい新品でした。

隣に建つ武家屋敷は史跡・石黒家。
角館武家屋敷の中では最古の武家住宅、佐竹藩の家臣で勘定役を勤めていた最上級武士の屋敷です。

 
石黒家には見物客が引きも切らずに訪れていました。

昼間でも暗い石黒家母屋の内部を見学します。(入場料300円)

 
端午の節句を間近かに控えて立派な武者人形が飾られていました。

開け放たれた奥座敷からは木々を配した庭園が一望出来ます。


この屋敷は嘉永6年(1853年)に石黒家蓮沼家から譲り受け、ほぼ当時のままの状態だそうです。

屋敷の家屋も庭も保存状態は良好でした

欄間には建築当初からある古い亀の透かし彫り、「亀は万年」の長寿縁起を担いだのでしょうか?



秋田庄内地方の伝統的な民具なども展示。野菜は涼しい床下に貯蔵。
 
正門から真直ぐに続く玄関は重厚な欅の板張り、歴史の重さをを垣間見るようです。

石黒家には白と黒の土蔵が二つもありました。金満武家だったのかも・・・。


展示品が丁寧に並べられた石黒家の屋敷内。

さすが、武家屋敷ですから武具・甲冑・陣羽織など藩政時代の逸品も多数陳列されていました。

 
珍しい品では、杉田玄白・前野良沢が著した「解体新書」(展示品はコピー?)。
江戸時代に蘭書を翻訳した苦労が偲ばれます。

壁に大きく貼られていたのが角館の町割り絵図


街並みは現在の区画とほぼ一致しています。下を流れるのは桜並木で有名な桧木内川

黒塀が印象的な角館の武家屋敷。 枝垂れ桜が咲いていれば・・・。


人気の人力車はフル回転の忙しさです。

武家屋敷の並ぶ一角にある「桜皮細工センター」では桜の樹皮を利用して茶筒などに加工する実演も見られます。

 
大人気だったのが御菓子屋の「唐土庵」。店内は買い物客で大混雑!!
試食OKなのが嬉しいですね。

店内には有名人がサインした沢山の色紙が壁面いっぱいに飾られ、少し嫌味な感も・・・。


山田洋次監督の痛快時代劇「隠し剣 鬼の爪」を記念した額。
山田洋次・永瀬正敏・松たか子三氏のサイン入りでした。
鬼の爪」ではこの武家屋敷が舞台となって撮影されたのです。

桜花は無くとも、武家屋敷には観光客が次から次に詰め掛けていました。



局のお姉さんが販売中の「角館武家屋敷と桜」の記念御当地切手も結構人気があります。
 
角館には岩橋家河原田家小田野家・・・・・沢山の武家屋敷が立並んでいます。
小人町にある茅葺きの松本家は幕末の建築で、近世の中級武家住宅の代表例と云われています。

角館の代表的な武家屋敷の一覧。⇒ ここクリック。

桜が観られず、ちょっぴり寂しい武家屋敷を離れ、桜並木で有名な桧木内川堤へ・・・。(桧木内川=ひのきないかわ)
川堤に沿って凄い数の臨時の露店街が立並び、春の陽を浴びて商い中です。

 
茅葺き屋根の売店では抹茶ではなく、一杯200円の珈琲がバカ売れ!

桜名所の“桧木内川桜並木”もご覧の通りの小さなツボミ並木でした。
(例年、角館の桜は弘前より開花が遅いようです。)


それでも、観光客は折角来たのだからと記念写真を撮っていました。

満開の「角館武家屋敷の枝垂れ桜」と「桧木内川堤桜」を動画でお楽しみ下さい。


角館の武家屋敷の桜  (ja1cqh様作品)


売店の花瓶に挿してあった桜花を眺めて憂さ晴らしです。
 
桜名所の見物は全て終え、角館武家屋敷P場を午後3時15分にバスは出発! 
「春の弘前公園・角館と北上展勝地への旅2日間」バスツアーは帰路の途に・・・。

途中の東北自動車道国見SAで積み込んだ夕食弁当「伯養軒 牛たん三彩」(950円)の冷たく不味かったこと・・・阪急トラピックス旅行の食事手配は最悪レッドカード!!

出発地のJR前橋駅前に着いたのは翌日の27日午前0時10分・・・桜が観られず疲れました。


2010 05 18(火)記  前橋市  最高気温29.6℃

おまけコーナー。

コスプレファッションショー「Cure Cosplay Collection」第1部


第510回 東北三大さくら見物バス旅行 5. 弘前から田沢湖へ。。

2010-05-14 20:20:20 | 旅行

2010 04 26(月)

朝からの弘前城さくら見物が終わり、観光バスは次なる桜名所の秋田県角館市へ旅立ちます。
津軽を代表する名峰“岩木山”を背にして国道7号線を南下し大鰐町に入ると、昨夜宿泊した青森ロイヤルホテルが建っていた標高709mの阿闇羅山(あじゃらさん)が右手の車窓に見えてきました。

 
阿闇羅山の山肌に筋状に見えるのは雪の残ったスキーゲレンデです。

♪冬はスキーの阿闇羅山・・麓に大鰐湯の町~と唄われている津軽民謡「津軽よされ節」などお聞き下さい。


津軽よされ節 唄 成田雲百合、三味線 高橋竹山


碇ヶ関ICから東北自動車道にのり、桜見物のバスは青森県から県境を越えて秋田県へ。


十和田湖も8kmと近いですね、104km走れば岩手の盛岡市にも着きます。

鹿角八幡平IC手前の花輪SAでトイレタイム。

 
早速、売店で秋田名物“きりたんぽ”(250円)など買って小腹を満たします。

東北自動車道を鹿角八幡平ICで下り、国道341号を更に南下し、鹿角市と仙北市の境に聳える焼山(1366m)中腹の峠道へ・・・。
この近くには八幡平玉川温泉などの有名な観光地などがあります。


5月が近いと云うのに、道路の左右にはがたっぷりと・・・。
昼食場所の田沢湖まで雪の残る道をまだ57kmも走らなくてはなりません。

山の峠付近から秋田県側にかけては富山県の立山室堂並みの“雪の回廊”が続きます。


この一帯は豪雪地区ですから冬の厳寒期には通行止めになります。
国道341号線は路面の除雪が終わり、4月16日に全面開通したそうです。

雪深い八幡平柳沢峠に出来た雪の回廊を走るバスの車窓からご覧下さい。


弘前から田沢湖へ。 雪の回廊 CIMG9743・47 ムービー.wmv


峠を無事に越え、仙北市側を見渡すと一面のゆき・ユキ・雪でした。


雪に覆われた山中にコバルトブルーの水を満々に湛えているのは玉川ダムに堰きとめられて出来た宝仙湖
 
ダム湖から更に下り、田沢湖に近づくに従って雪の溶けた盆地の初春風景になります。
山はまだ冬景色・・・バスはあの山塊の中腹を越えて来たのでしょうか?

ツアーバスはやっと田沢湖畔の「レストハウス共栄パレス」に到着、ここでの昼食は「たっぷり稲庭うどん定食」観光客用に高めの1050円。

  
駐車場の片隅に立て掛けられた“辰子姫”、本物の像との落差がヒドイ!!

稲庭うどんの昼食後はバス出発まで自由散策タイム。

 
レストハウス共栄で飼っている秋田犬比内鳥など見てから、田沢湖へ・・・。

湖畔の松林に建つ「
飲水思源像」の水汲みの姿を見る度に水の有難さをしみじみと噛み締めます。
 
寒くて観光客が少ないのでしょう、スワンボートなどの遊具は岸辺に引き上げられていました。

のんびりと日本一深い
田沢湖(水深423.4m)の湖畔を散歩します。

冬でも凍結しない波静かな湖面を遊覧船が滑るように行き来していました。

水際で見つけた珍獣は“フェレット”、佐渡島でトキを襲ったテンに似ていますから同じ種目なのでしょうね。
 

フェレットは以前にペットとしてけっこう流行りましたね。

田沢湖畔で昼食兼休憩をとった後、ツアーバスは田園風景の中を一路「みちのく三大桜名所」の一つ“角館武家屋敷”を目指しました。


2010 05 14(金)  前橋市  最高気温19.4℃

おまけコーナー。

ご用心!! 
痴漢犬出現!!


第509回 東北三大さくら見物バス旅行 4. 弘前城の桜。

2010-05-11 22:36:07 | 旅行

2010 04 26(月)

昨夜の弘前城夜桜見物から一夜明け、宿泊した「青森ロイヤルホテル」を朝8時30分に出発し再び弘前城へ!

 
ツアーバス出発のその前にホテル周辺を散策。
驚いたことに泊まったホテルは高い山
(阿闇羅山あじゃらさん 709m)の上に建っていたのです。

このホテルには隣接して青森ロイヤルゴルフクラブやスキー場がありましたから、山上の見晴らしの良いリゾート地区なのでしょう。


4月も末と云うのに、ゲレンデには所々に残雪がありました、たしかに今年の寒さは長かったですね。

遠方には津軽富士とも呼ばれる
岩木山(標高1625m)と津軽の夏を彩る弘前ねぷたで有名な弘前市街地がハッキリと展望できました。


ホテルを出たバスは昨夜の同じ「津軽藩ねぷた村」に駐車。
旗を手にした添乗員に従って桜見物の弘前城へ・・。

来年は弘前城築城400年ですからイベントマスコット“たか丸くん”も「恋へよ津軽」と観光客誘致に一役かっていました。
「恋へよ津軽」は「来いよ津軽へ」って意味もあるそうです。

 
今日は弘前城の正門の三の丸追手門(大手門 1611年築、重要文化財)から入城。
今日は朝から晴れたとはいえさくら花は昨夜と同じくのままです。

でも、津軽弘前は無風快晴の素晴らしい天気!
花は期待出来なくても散歩をかねて“みちのく三大さくら名所”の一つで、「さくらの名所百選の地」にも選ばれた弘前城見物です。



本当はが咲いていればタメ息が出るくらいの美しさでしょうね・・・。

桜樹に囲まれた朱塗りの欄干は「杉の大橋」で中濠に架かっています。

少し斜めに立つ枝垂れ桜は樹齢100年の「二の丸大枝垂れ」。
弘前城で一番大きな枝垂れ桜で樹高16mのエドヒガンザクラ種

 

弘前城の絵葉書によく登場する「天守閣と桜」の構図ですね。

下乗橋からの天守閣が一番きれいに見えました。

桜の花が咲かなけりゃ古木の幹でも観賞するっきゃないって・・・。

この桜樹日本最古のソメイヨシノで、植栽されてから130年経つ風格ある古木です。
(因みに、ソメイヨシノ寿命60年説は真っ赤な嘘。樹木に寿命はありません。)

 
幹に咲いた桜の花が妙に愛おしい・・。

弘前城公園のボランティアの方の案内で桜古木の観賞が続きます。
土手の上に聳え立つ桜木は樹高13mのカスミザクラ
1715年に津軽藩士が京都から苗木を運び植栽した樹齢約300年の古木。

 
囲いの中の桜は「弘前雪明かり」と名付けられた樹齢50余年のサトザクラ種。
満開時には白い八重桜花が美しく咲くとか・・・。

弘前城公園の広い園内には約2600本桜樹が植えられているそうです。


確かに、何所を見てもサクラさくらでした。
満開の桜の下で宴会でもしたら楽しいでしょうね・・。

美しく咲く桜を観て「願はくは 花の下にて 春死なむ その如月の 望月のころ」と詠んだ西行法師もいましたね・・・。

桜のトンネル道もまだ蕾トンネルでした。
でも、露店は朝から頑張って営業しています。


弘前城公園にある“日本一太いソメイヨシノ”を昨夜に引き続き再び見物です。

夜桜も良いですが、幹の観賞は晴天の昼間ですね。
日本一太い幹のソメイヨシノは樹齢120~130年、樹高10mで幹周はなんと537cmなのです。


長年の風雪に耐えてきた巨樹幹には歴史の風貌が伺えます。
奥に見える桜樹も見応えがありますよ。

の桜をたっぷりと堪能?してバス駐車場までの帰路、弘前城外濠で美しい鳥たちを発見!
凛々しく立つ真っ白な鳥は白鷺でしょうか?

 
お濠を春の陽を浴びてノンビリと泳ぐのはカラフルな鴛鴦(おしどり)?
北国の津軽にはまだ自然が豊富に残っている証拠ですね。


満開の「弘前城公園の桜」動画をお楽しみ下さい。(kazusajin様撮影)
桜の名所 弘前公園(空撮あり) Cherry blossoms at Hirosaki ruins of castle



次回は秋田県の田沢湖へ向かいます。


2010 05 11(火)  前橋市時々  最高気温17℃

おまけコーナー。

珍発明“下町のエジソン”。
Chindogu


第508回 東北三大さくら見物バス旅行 3。 弘前城夜桜。

2010-05-06 19:19:19 | 旅行

2010 04 25(日)

北上展勝地の桜蕾見物の後、ツアーバスは今夜の宿泊地の大鰐温泉へ・・・。

到着した場所は大鰐温泉を遥かに下に望む山の上に建つ“青森ロイヤルホテル”。
バイキング形式
の夕食もそこそこに、弘前城の夜桜見物に行きました。

観光バスは35分程走って弘前城お堀端の“津軽藩ねぷた村”に駐車し、そこからは寒い中徒歩で弘前城へ・・。

弘前中央高校前から橋を渡って三の丸に入りました。
花の咲かない弘前城でも夜店は元気に営業中。
 
弘前城の名物(日本最大幹周のソメイヨシノ 537cm)も今年の寒さには適わず、やはり全て蕾(つぼみ)です。

ライトアップされた弘前城。 
天守閣に雪洞(ぼんぼり)、それに咲いたがありさえすれば・・・。



北の郭(くるわ)から鷹丘橋を渡って本丸跡地へ歩きます。
 
満開になったらさぞかし見事な桜樹を横目に見て・・・。

本丸跡地には素晴らしい枝垂れ桜が無数にありました。

 
弘前城築城400年祭のキャラクターは弘前城が兜に合体した「たか丸くん」。
記念撮影してるのはバスツアーで一緒の方?

天守閣前の枝垂れ桜には蕾でも圧倒される迫力があります。


さぞ名のある枝垂れ桜なのでしょう・・・。   御滝桜と言うらしいです。

日本の城にはが一番似合いますね・・・。
 

満開の枝垂れ桜が見たかったのに・・・・・悔 悔!

慶長16年(1611年)に完成した弘前城天守閣は16年後の落雷で焼失し、現在の天守閣は文化7年(1810年)に9代藩主・津軽寧親(やすちか)により隅櫓を改築し再建されたそうです。今年で200年経つ天守閣は
国の重要文化財。

天守閣の内部は弘前城資料館として、歴史的な資料が沢山展示していました。

 
この像の人物は寧親公の忠臣として名家老の誉れ高い笠原八郎兵衛皆当(ともまさ)。

弓矢刀剣などの武具や裃袴など当時の武家社会を偲ばせる用品が展示されています。

 
最上階には鉄砲はざ間などの防備設備もあって興味尽きません。

左隅が現在の天守閣、敷地の大半を占めていたのが本丸御殿の建物です。(模型)
本来の天守閣は何所に建っていたのでしょうか・・・?



天守閣から本丸跡の鷹揚園(さくら公園)の夜景色を眺めました。

夜桜ならぬ夜蕾桜が美しい・・・・・・トホホホ。

本丸跡地から天守閣、見事な枝垂れ桜が観られるのは5月になってからでしょう。



咲きかけに一番近い枝垂れ桜の見事な枝ぶり! 二分ほど咲いていました。


こちらは一年中緑に咲いている?見事な松の木。
樹齢300年余のアイグロマツ。鶴の形をしていりので、「鶴の松」と呼ばれ親しまれています。

 
ライトアップされた弘前城の蕾桜を1時間ほどたっぷり楽しんで、バス駐車場の“津軽藩ねぷた村”へ・・・。

満開の弘前城夜桜を映像でご覧下さい。(2009年 kana560904様撮影)

幻想的な夜桜・・ヽ(^o^)丿
本来ならば、こんなに華麗な桜が観られたはずだったのに・・・・・(泣)。

夜桜の雰囲気は演歌で味わってください・・・。

「夜桜お七」  坂本冬美


明日26日は午前中に弘前城の桜見物です。



2010 05 06(木)  前橋市  最高気温31.1℃ 五月に入って急暑。

おまけコーナー。

わしゃスーパーマン!? いや、スーパー犬じゃ。
立つ猫がいるんなら犬だって二本足で立てるのじゃ!

中国の新たなスーパーヒーロー、名前はアイスと云うシベリアンハスキー犬。
コピー大国の中国だけど、スーパーマンのパクリでもこれなら冗談で許せるね・・・。

普通の犬の「おすわり。」はビクター犬タイプのこんなもの・・・。

「白い犬 昔ビクター 今ソフトバンク」だって・・・時代が変わったんだね。

こちらは現代風な「おすわり」で御主人をお待ちしています。
 
犬世界では流行るかも・・・? でも犬痔になりそうです。


ギネス認定世界一大きな犬
犬の種類はグレートデン、体重111kg、鼻から尾まで2m、足先から肩まで約1m。

ペットじゃなくて、猛獣だってば・・・!?

全てがキングサイズ!!
 
日本のウサギ小屋住宅では飼えません・・・。

巨大犬の動画です。
Giant George, The World's New Tallest Dog



脅威の火炎放射犬。
Little Dog. Big Surprise.


ヒヨコをくわえて親鶏に代わって保護する賢い犬。(下の画像クリック。)


ドリブルやシュートが上手な犬。
Zeke Has March Madness - PetTube.com


第507回 東北三大さくら見物バス旅行 2. 北上展勝地・北上夜曲

2010-05-01 17:00:24 | 旅行

2010 04 25(日)

前回掲載のさくら名所「白石川堤 一目千本桜」からバスは東北自動車道を北上し、岩手県の北上市へ・・・。

予定では最初の目的地だった“北上展勝地”に着いたのは午後3時。
北上展勝地は春の陽を浴びて穏やかに流れる東北地方を代表する大河“北上川”沿いにあります。

 
駐車場は何所も満車状態で観光バスも順番待ちで右往左往!
駐車場の一番奥に停められ、添乗員の持つ旗に促されて北上展勝地へ・・・。

さあ、ここが“みちのく(東北)三大さくら名所”の一つ“北上展勝地”、平成2年に日本さくらの会より「さくらの名所百選の地」に認定されました。


人間は沢山見えますが、桜の花は・・・?

例年なら満開の桜が観られるのですが、今年は寒さが異常に長く続いたのでご覧の通りの状態!



満開までにはまだ10日はかかるそうです。(5月1日現在、3~4分咲き)
 
でも、折角ですからが素晴らしい北上展勝地を散策しました。(悔しぃ・・・!)
北上展勝地には樹齢約80年のソメイヨシノベニヤマザクラなど約1万本の桜樹が薄紅の花を咲かせます。

おじ様カメラを構えて蕾の撮影でしょうか?

 
これ開花寸前の北上展勝地桜!!(特に一番良い蕾でこの状態。)

でも、“北上展勝地さくら祭り”開催中なので観光馬車も桜蕾トンネルの下を闊歩していました。(桜並木の長さは約2Km。馬車代400円)



何かと忙しい今の時代にノンビリと歩む馬車・・・・・心が和みます。

観光客を乗せて曳く馬の眼は優しくも何故かもの悲しい・・・。

北上展勝地桜並木の横には鉄男・鉄子垂涎の蒸気機関車が展示されています。



このSLはC58型蒸気機関車(愛称・シゴハチ)で昭和18年6月14日に大阪で製造され、以来昭和48年6月28日迄東北地方の鉄路を延べ1648000Km走ったそうです。
 
保存状態も良く黒光りした車体は今でも走り出しそうな迫力があります。
(総重量75トン 全長18.3m 高さ4m 幅3m 880馬力 最高速度85Km)

蒸気機関車と並んでラッセル車(除雪車)も展示中。
昭和48~76年にかけて国鉄北上線の除雪作業に活躍した「キ100形式 ロキ228号 無動力車」(全長11.4m 重量31トン)。後ろから蒸気機関車が押して使用しました。
間延びした鉄仮面みたいな表情が面白い・・・。

 
除雪車の内部は運転席までも見学出来ます。

花は咲かなくとも、北上展勝地さくら祭りの期間中ですから様々なイベントが開催中。


北上川から続く入り江からは「北上川遊覧船」に乗船して北上川を約20分舟遊びする事も出来ます。(乗船賃1000円)
後方は船運時代の白壁米蔵を模した展勝地レストハウス。

さすが人気のさくら名所です、案内標識は完備!迷うことはありません。

一番下に懐かしい名前を発見!! さっそく、矢印に従って左方向へ・・・。

途中、さくら祭り会場には東北地方の名物を揃えた売店露店が賑やかに並んで観光客を呼び込んでいました。

 
新鮮な生牡蠣を大きな鉄板の上で焼いた「焼きカキ」(一皿400円)は絶品の味!
カキは東北地方太平洋岸で沢山採れる海産名物です。

観光客で賑わう祭り会場から100m歩くと北上川のせせらぎが聞こえ、白く光る川面が見えてきます。


北上川畔に建つ石碑に近づくと昔懐かしい曲が微かに聴こえてきました。

その懐かしの曲とは北上夜曲!!
昭和36年の大ヒット曲ですね、確か5~6人の有名歌手が競って歌い、一世を風靡した名曲です。
大きな一枚岩に刻まれた碑文は作詞・菊池 規 作曲・安藤睦夫の「北上夜曲」。


北上夜曲がヒットした時代から幾星霜! 後ろに流れる北上川の川面を眺めながら昔を懐かしみ「♪匂いやさしい 白百合の 濡れているよな あの瞳~, 想い出すのは~ 北上河原の月の夜~」と口ずさんだ筆者でした。

昭和36年に大ヒットした青春叙情歌「北上夜曲」をお楽しみ下さい。

和田弘とマヒナスターズ 多摩幸子 「北上夜曲」nagomiroom&wagen3 カバー



北上夜曲」で一躍有名になった北上川には端午の節句を告げる鯉のぼりと観光遊覧船がそよぐ春風の中をゆったりと・・・。

開花宣言にはまだ遠い北上展勝地を後に「東北地方さくら観賞バス旅行」は次なる桜名所「弘前城」へ・・・。

下の動画は昨年の北上展勝地の桜景色です、例年ならこんなに美しかったのに・・・・。


北上展勝地さくらまつり(HD1280x720p)


2010 05 01(土)  前橋市  最高気温21.7℃


おまけコーナー。

まったくヤル気の無い猫。


だりぃ・・・



二日酔いで不機嫌な猫。「なんか、文句あっか・・・}



人間並みに立つ猫。


立つ猫