ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第42回 群馬県大間々町 ながめ公園 菊人形 余興場(落語)

2005-11-29 19:03:12 | 旅行

紅葉の高津戸峡散策も終えてながめ公園に戻ったら、
今日(20日)が菊花祭りの最後の日曜日だってんだ。
まだ日も高いしヒマだから入場料300円を払って菊の展示会を見ることにしたよ。

昔から”ながめの菊人形”って関東じゃ有名なんだ。
正式名は「関東菊花大会」ってんだからデカイ催しんだよ。
明治期から足尾銅山が盛ってた頃は足尾から一番近い町なんで、
大間々町と”ながめ公園”は繁盛を極めたんだ。

俺なんかも小さい頃は小学校の遠足でここに来たもんだよ。
その後も親父に連れられて菊人形を観に来たけど、
若い頃は菊なんかこれっぽっちも興味無かったね。 まっ、今でもだけど・・・

以前に比べると”ながめ菊人形展”も人出がめっきり少ないよ。
最近の人達はノンビリと菊花を愛でる余裕もないんだろうね。
(パチンコ店は混んでるけど・・・。)

ながめ”の菊花はやっぱり凄いよ。
大輪の菊の花がこれでもかって競ってたんだ。
 
今年のHNK大河ドラマがなんで、菊人形も義経物が多かった。
おなじみの弁慶牛若丸五条大橋逸話とか、
 
奥州から駆けつけた
義経源頼朝と出会って平家追討を委ねられる黄瀬川の対面」や、
「弁慶の立ち往生」
なんかが人目をひいたね。

菊花を見物してたら、スピーカーで「落語」を園内のながめ余興場で催すって云ってたんだ。 
それも入場料無料サービスだって。 親切だね~。
今年の夏ここで行われた、朝日新聞社招待の落語寄席の時はホントに面白かったんで、
今回も進んで聴く(見る)ことにしたんだ。 ナンタッテ無料が一番!だからね・・

この”ながめ余興場”って建物も雰囲気充分なんだ。
建築は昭和12年だから、大正から昭和初期の芝居小屋の様子そのものだね。
入口は唐破風屋根を模したんだろうけど、なんとなく銭湯って感じもするんだよ。

国宝とまでは云わないけど、重文くらいには値する由緒ある建築物なんだ。
落語寄席は入場無料だけあって一階席は満員で、二階に案内されたよ。

二階席は半分程の埋まり具合だったんで、余裕で席が取れたよ。

寄席の名は”ながめ亭菊華寄席だって。この時期にはぴったりだね。
出し物は落語が三話(噺家三人)と三味線の唄と弾き語りの4っだった。
その内3人は”林家”が頭に付いてたから林家一門だね。
 
最初に登場は古今亭志ん太で次に林家喬之助

 
三味線は林家小梅って女性で、トリは林家三之助の一席って順だったね。
TV・ラジオの寄席とは違って本物を見ながら聴くのは最高に面白いんだ。
笑う門には福来る」ってホントだよ、憂さを忘れて皆んなニコニコ、健康に最適だね。
 
ながめ公園”での半日は、菊花良し、落語寄席良し、ご機嫌良しって日だったね。

2005 11 29(火)  薄曇り・午後風有り。

 


第41回 紅葉の名所 高津戸峡

2005-11-27 23:46:49 | 写真・旅行・日記・コラム

紅葉見物には少し遅めかな~って思ったけど、今日は群馬県の大間々町にある渓谷・高津戸峡に行ってみたんだ。
自宅のある前橋市から車飛ばして1時間弱だね、菊人形で有名な大間々町ながめ公園に駐車して、そこに入場しないで黙テンで真直ぐに高津戸峡行きだ。
駐車場から”高津戸峡”の入口までは3分とかからないから便利だよ。
高津戸峡”には赤い高津戸橋たもとの入口から舗装された楽な遊歩道が付いてるから、足は革靴でもサンダルでもOKだね。

高津戸峡”は渡良瀬川(上流には昔し公害で有名な”足尾銅山”があります。)が山間地から関東平野に流れ出る最後の狭隘部に水の浸食で出来た渓谷だ。
 
ごつごつした奇岩の間を清らかな”渡良瀬川”が縫うように流れて、
木々の紅葉の色が川面に映えてたね。
 
高津戸峡”の主な景勝地は”高津戸橋”から”はねたき橋”迄の約500mなんだ。
渓谷に沿った遊歩道を半分ほど歩くと”ポットホール”って見所があったよ。
 
自然の成せる妙だね、石コロが水流で岩盤を穿って穴が出来るんだから。
ウロチョロと渓谷美を観賞してると、

上流に超近代的なはねたき橋”(全長120m)が迫ってくるよ。

なんか忽然とピラミッドが出現・・・って感じで、違和感だらけ!
渓谷全体の景観なんか全く考えてないんだよ。
ここの景色との調和じゃ吊り橋のほうが合ってるのにね・・・

春・秋の観光シーズンには”はねたき橋”の真ん中で群馬県の観光地のパンフを展示・配布してるんだ。 観光の資料としては便利だね。
はねたき橋”の近くには発電用の高津戸ダムも見られて社会見学って感じだよ。

近場で気軽に紅葉見物が出来る”高津戸峡”って最高だね。
 
11月20日(日)は上々の天気で、足取りも軽くの名所”ながめ公園”に戻ったんだ。

2005 11 27(日)  快晴


第40回 えびす講大祭 西宮神社(桐生市)

2005-11-22 17:48:06 | Weblog

11月19日のTVニュースで恵比寿講を取り上げてた中に、西宮神社の恵比寿講があって、
(兵庫・西宮神社 十日恵比寿)
てっきり兵庫県西宮神社かと思ってたら、ナント桐生にも西宮神社があるんだね。
その桐生”西宮神社の”恵比寿講”がTVで放映されてたんで、
信仰心厚い私はさっそく翌日(20日)に行ってみる事にしたよ。
いつもの通りあきれる妻をに乗っけてね。

桐生・西宮神社周辺は交通規制中で、
1Kmも遠い桐生岡遊園地の無料Pに車を誘導されたよ。
”西宮神社”迄の歩きは下り坂だから10分で楽々さ。
ホコテンの人込みの流れに乗って着いた処が桐生の”西宮神社”の坂下だ。
 
この階段の参道坂道は”福坂””お宝坂”って言われる縁起の良い坂だって。
緩い”福坂”を100m程上って本殿に着いたけど、お参りの人達でいっぱいの行列さ。

桐生・西宮神社”は兵庫県の総本社”西宮神社”の関東に於ける唯一の分霊社と云われる縁起の良い格式の高い神社なんだって。(注 石柱上部・関東一社)
 
御祭神は恵比寿様(蛭子様)だから、豊饒の海の魚介系かね~。
また 商売繁昌・家内安全の神様でもあらせられるって。

そんな縁起良い神様に御縁があります様にって5円を賽銭箱に放り込んだけど、
人波に押されて願い事も中途半端に押し出されちゃった。
 
これじゃ御利益も半分くらいだろ~ねってボヤいたよ。

本殿の横に可愛い巫女様が”お守り”や”お札”を売ってたね。
 
神社のお札には興味がないから、買わないで御利益あります様にって写真に収めたけど、 
これって御利益のデジタル万引きになるんかな~。
裸電球とガラスの反射が少し邪魔だけど、この写真に願掛けると御利益あるかもね~。

桐生・西宮神社の直ぐ左横に並んでもう一つの神社があったよ。
 
入口の石柱には延喜式内美和神社って彫ってあって、なんか古そうなんだ。
なんでも、この美しい名の美和神社が昔からここにあって、
西宮神社が明治時代に「間借りさせてくれ」って横に来たんだって。
今じゃ「軒先貸して母屋をとられた」って感じだね。

でも、この”美和神社”の御神体がナント”大黒様”だって。
隣の西宮神社の”恵比寿様”といっぺんに拝めて御利益倍増ってんで、
美和神社も繁昌らしいよ。 神様の相乗効果・コラボレーションって感じかね。
美和神社の境内の神楽殿では”えびす太鼓”や”福まき”が行われて、
 
福袋”を拾う大人・子供で賑やかだったよ。

両神社を拝み倒してから参道の賑やかな縁起物売りの見物だ。
小判や枡や黒猫のぶら下がった縁起お宝とか福熊手を所狭しと並べてたよ。
 

 
恵比寿・大黒ミニ社(やしろ)なんかも最終日だから大安売りだって。
露店売りの特売住宅に住まわされる神様もツライね。
あんまり安いと耐震設計の偽造疑惑になるッちゅ~の!
 
露店の100円鯛焼きを食べながら、店をひやかしての帰り道が問題だ。
行きは良い良い帰りはコワイ」ってのはホントだね。
桐生岡遊園地までの登り1Kmはツライよ、それに冷たい北風に向かってだからね。
ナントか凍死寸前に車に辿り着いて、満福の桐生・西宮神社の一日とお別れしたんだ~。

2005 11 23(水) 勤労感謝の日 快晴無風


第39回 紅葉の吾妻渓谷・川原湯(王湯 笹湯 聖天湯 芭蕉句碑 不動滝)

2005-11-18 01:04:49 | 旅行

吾妻渓谷の散策を終わって車で吾妻線・川原湯駅の前から川原湯温泉に行ったんだ。
吾妻線にお似合いの小さな木造駅舎も水の底になるんだ・・・(ー_ー)!!

川原湯駅から道路を左に上がると直ぐに川原湯温泉に着いたよ。
坂道に沿っている温泉街を通り抜けて、温泉街から1km先の”不動の滝”を見に行ったんだ。
路端の無料駐車場から散歩道を歩いてたら赤い実をいっぱい付けた草に出会ったよ。
大きくて鮮やかな深紅色で何て名前なんだろうね
途中の不動滝神社を拝んで、5分程歩いて山間の不動の滝に着いた。
 
この近辺では一番大きな滝だけあって結構立派だったね。
秋だから水量は少なかったけど、落差が45mもあるから迫力があるよ。

温泉街に戻ってハイキングの疲れを癒すためにお風呂に入ることにしたんだ。
川原湯の風呂で一番有名な王湯は、壁面に大きく源氏紋章の”笹りんどう”が描いてあったから直ぐに見付けられたよ。

「なぜ共同風呂に源氏の紋所?」だって、
源頼朝が浅間の鷹狩りの帰りに、この付近を通った時に山の斜面から湯気が出てる場所を見つけて、湯浴みしたんだって。
その場所が今の”王湯”なんだ。 だから”王湯”には源氏の”笹りんどう”があるんだね。 恐れ多くも由緒正しいお風呂だよ。
王湯”の入湯料は300円で露天風呂内湯に二つの湯があって、
 
両方入ったけど内湯の方が趣きがあって良かったね。
湯質は無色で薄っすらと硫黄の臭いがしてたよ。
湯温度は71℃だからかなり熱かった。
いつでも水で薄めていないと入れないんだ。

王湯”の真ん前に松尾芭蕉の古色蒼然とした句碑が建ってた。

碑文には「山路来て 何やら床(ゆか)し 菫(スミレ)草」ってね。
今でもこんな鄙びた温泉地なのに江戸時代に芭蕉が来てここで句を詠んだんかね~。
上州(群馬県)の山ん中に芭蕉が来たなんて聞いたことが無いけど、
お忍びで彼女連れての逃避行かもね・・・。

王湯を出て川原湯温泉街を散歩してたら、まだまだ共同風呂があったんだ。
階段下にひっそりと建っている”笹湯”(入湯料300円)とか、
 
小高い場所の”聖天様露天風呂”(100円)は湯船一つの男女混浴風呂で、
囲いがないから丸見えなんだよ。 女性はかなり勇気がいるね。
 
王湯”以外は管理人がいないからって、入湯料のゴマカシは御法度だよ。

川原湯温泉”は吾妻川の河原じゃなくて、山の高い中腹に有るのに何で川原湯って云うんだろうって調べたらね。

約800年前程に旅のお坊さんがこの付近のお堂に泊まった夜、夢枕に”薬師如来”が立って近くの岩陰に湯の出る場所を教えたそうだ。
そのお坊さんが自分は「川原朝臣権頭光林」(かわらのあそんごんのかみこうりん)って長ったらしい名前を云ったんで、簡略して”川原朝臣光林の湯”から”川原湯”になったんだって。 
だから、山の中腹でも”川原湯”って云うんだ、人名から名付けたんだ。
この噺、嘘か真か知らないけど・・・ね。

毎年1月20日に川原湯(温泉)神社奉納祭りの湯かけ祭りが温泉街で行われるよ。
大寒なのにフンドシ一つで男達が湯をかけあう祭りなんだ。

その祭りで使うのは源氏嫡流の”王湯”のだって。
結構有名な祭りだから、見に行くと良いよ・・・雨合羽着てね。

川原湯神社の近くに”新源泉”って熱湯の湧き出す場所があるから、
 
近くの店で生卵を買ってここで茹でると美味い”温泉玉子”が直ぐに出来るよ。

ここ川原湯は草津温泉の”仕上げの湯””上がり湯”として名高い温泉だ。
草津温泉の”上がり湯”では沢渡温泉有名だね。
紅葉の吾妻渓谷川原湯の散策は絶対出来るよ。

早く行かないと全部ダムの底だからね。 あ~ぁモッタイナイ自然破壊だね~~。
源頼朝も涙ながして嘆いてたっけ・・・、劣悪土建行政にやられたって白旗上げてね。

2005 11 18(金) 無風・快晴。 S・GOLF大会(70位 飛賞)


第38回 紅葉の吾妻渓谷と日本一短いトンネル

2005-11-11 18:57:12 | 旅行

今朝(11月9日)の朝日新聞朝刊に群馬の吾妻渓谷の紅葉が真盛りって記事と写真が載ってたんで、急遽紅葉見物に行くことにしたんだ。
「また 紅葉を見に行くの?」ってアキレ顔の妻を無理やり車に拉致してね。
高速乗らずに渋川経由の国道353・145号線を、”思い立ったが吉日””善は急げ”とポンコツ車にムチを入れて突っ走ったよ。 

吾妻渓谷は関東の”耶馬溪って言われる新緑紅葉の名所だね。
正月に遊ぶ”カルタ”で全国的にユニークな”上毛(群馬県)かるた”にも「耶馬溪しのぐ吾妻峡」ってあるくらいに、四季折々の観光名所として昔から知られてるんだよ。
九州の”耶馬溪”は僧・禅海が”青の洞門”を穿って(菊池 寛・「恩讐の彼方に」)有名だけど、吾妻峡も野口円心ってお坊さんが江戸時代に困難な道作りに活躍したんだ。

紅葉真っ盛りって新聞に出てただけあって、結構人出で混んでたよ。
全部ジジ・ババばっかし!!  ごくたまに若い人に出会うと何か違和感があったね。
そんだけ、日本は老人が増えたってことだね。(こっちも直に仲間入りになるけど・・・ね)
国道145号の道端の無料駐車場に車を止めてから運動靴で歩いて見物だよ。

吾妻川を挟んで北と南の遊歩道が整備されてるから、ゆっくり一周しても2時間弱ってなもんだね。 
早速 吾妻渓谷上流に架かってる”滝見橋”を渡ると”白糸の滝”が左下に見えてきた。 
細い滝だけど紅葉に白さが映えて生き生きしてたね。
南側の日陰道はハイキング道だから、起伏に富んでて運動不足の解消にはもってこいなんだ。 でも、ず~と日陰だから、道はジメジメ湿っぽいよ。
吾妻川沿いを下流にブラブラとね、途中 小さな”栃洞ノ滝”を横切ったりして、
紅葉を愛でながら吾妻渓谷沿いをルンルンハイキングだ。
 
小高い岩上の”見晴らし台”で一休みしながら、吾妻渓谷の紅葉を堪能したね。
今年の紅葉は約2週間遅れだって、また寒さが弱いんで色付きもイマイチだって。
だけど、紅葉は色にで美しいのなんのって!!

朱や金の木ノ葉の色が目に鮮やかに焼き付いたよ。
錦織り成す」ってのは正にこの景色の事だね。
 
一時間程で吾妻川下流の赤い”鹿飛橋”に着いて半分道中だ。

今度は鹿飛橋を渡って対岸・北側の国道145号沿いの舗装された遊歩道を上流に歩くんだね。燦々と太陽に照らされた日向の道さ。
観光用に自動車道と遊歩道が分離されてるから、安心して見物できるよ。
 
眼下の吾妻渓谷だけでなく、山々の紅葉もキレイだったね。

興醒めだったのは八ッ場ダム(やんばダム)建設のデカイ看板だ。

看板には東京に水を送る為なんて書いてあったけど、
東京のどこで水不足が起きてるんかね~。
これは潰れそうな建設会社の救済と政治屋の利権作りだよ。
必要のないダムを地元の反対を押し切っての着工だね。

この八ッ場ダム(高さ131m)ができると標高586m近くの高さまで水没するから、
吾妻渓谷の約2分の1が水の下になるんだ.

145国道JR吾妻線と駅河原湯も全部が水の中・・・
こんなに美しい景観が勿体無いね~。 吾妻峡がいてたよ。
自然破壊で何の為のダムかね~、ダムはムダだね~。

ここ吾妻渓谷に沿って走るJR吾妻線には日本一短いトンネルがあるんだよ。
(*)
”樽沢トンネル”って驚いたことにナント全長7.2mなんだね。
列車で通過する時はマバタキきしてたら見えないって・・・。
”樽沢隧道” ←クリックして開いたページの右下の動画が面白い、絶対にマバタキしちゃだめだよ。)
この日本一短いトンネルも水没しちゃうんだよ。もったいない・・・ネ。
(二番目に短いトンネルはJR呉線の川尻トンネルで長さ8mだって。)

昼の12時を過ぎたんで吾妻渓谷を望める蕎麦屋”奥上州”で蕎麦タイムだ。

田舎料理が沢山あって美味しい蕎麦屋だったね。
蕎麦と日本酒で一眠りだよ~~ん。 

2005 11 11(金) 下駄の日 煙突の日 キリタンポの日 モヤシの日 
              箸の日・・・。

紅葉のJR吾妻線・日本一短い樽沢トンネルの動画。

(借用(*)画像に感謝!)


第37回 紅葉の上越 越後湯沢 へぎそば福寿庵・駒子の湯

2005-11-06 17:42:54 | 旅行

誰が本文の記事を消したんだ~!!

作成するのは大変なんだよ~!

簡単ですが、復刻版でお楽しみ下さい。

2005 10 26(水)

越後の名山・八海山からの展望を楽しんだ後、帰路途中の湯沢町に立ち寄り蕎麦を食べることに・・・。

以前、湯沢ロープウェイ駅で出前してもらって食した“へぎ蕎麦”の味を思い出し、その蕎麦店を訪ねてみました。

その店の名は「福寿庵」。新幹線湯沢駅前に「へぎそば」と看板を掲げている老舗です。
 
布海苔をたっぷりと練り込み、つるっとした喉越しが絶品の“へぎそば”!!
お供の海老てんぷらも大きくて、お奨めできるお店です。

へぎ蕎麦で小腹を満たした後は、湯沢と言ったらやっぱり温泉!!
駅近くの町営温泉“駒子の湯”へ・・・。
 
入湯料は500円と記憶していますが? 湯客も少なくのんびりと日帰り旅の疲れを癒します。

湯沢温泉と言えば、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」で始まる川端康成の「雪国」ですね。
駒子の湯には雪国に関係する資料が展示されていました。
 
昭和初期の雪の湯沢でしょうか? 芸者衆の和服姿が往時を偲ばせます。

川端康成が定宿にしていた高半旅館、当時は眺望の良い高台に建つ木造三階建ての旅館。
 
この部屋「かすみの間」で芸者駒子との逢瀬を重ねていたとか・・・。

小説の駒子のモデルになった芸者名は「松栄」(本名・小高キク)と言いました、ネットで見つけた松栄姐さんの小さな写真をご覧下さい。
    
ノーベル賞作家の代表作「雪国」は何回も映画になりましたね。
ニヒルな翻訳作家の島村役を演じた池部良・芸者駒子役の岸恵子のスチール写真も懐かしいものがあります。

2011 03 23(水)復刻記述。


第36回 紅葉の上越  八海山

2005-11-02 19:32:14 | 旅行

急遽紅葉見物に行こうと思ってね。
10月23日(水)に休みを貰って車で新潟に向かったんだ。
目的地は新潟・上越地方八海山だよ。
新潟の八海山って有名な山なんだね。
越後三山(八海山・中の岳・越後駒ケ岳)の一つだけど、三山の中では一番名前が通ってるよ。

関越自動車道を走って、途中 谷川SAで美味しい清水をボトルに詰込んで
 
長い関越トンネルを越えたらもう新潟県だよ。

高速を塩沢で下りたら、直ぐに右手に八海山が見えてきた。

初めての道だから、ナビに従って運転したけど、
カーナビって便利なもんだね、絶対に間違わないよ!
音声でも案内してくれるしね。
道を間違えると「アホ、指示通りに行け」って云うんだよ。
うちのカーナビは教習場の先生よりコワイんだ。 (-_-;) 

高速下りて30分弱で八海山ロープウェイ駅に到着したよ。

ロープウェイ駅も平日のせいかお客が少なかったね。
眼下のサルビア花文字が周りの風景に映えて鮮やかだったよ。
 
81人乗りのゴンドラにお客が10人だから楽チンだった。
ロープウェイ山麓駅から山頂駅まで2217m(標高差771m)を5分程で昇ったよ。
なんでも、このロープウェイが日本では最速なんだって。
速度は秒速10mだ、時速なら36kmになる計算だ。
確かに早かったよ、ゴンドラどうしが擦れ違う時にハッキリと速さが判ったね。
相対速度が72kmだもんね。 高速道路を走ってる速度に近いからね。

山並みと紅葉を眺めている内にアッと云う間に山頂駅(1147m)に到着。
快晴・無風の絶好の行楽日和だから、景色がキレイに見えたよ。

写真には写らなかったけど、新潟平野から日本海までも微かに眺望できたんだ。

実は2~3日前からPCで上越地方の天気予報をみて、快晴の23日を選んだの。
成功だったね、この快晴の天気は・・・
紅葉の山頂付近をノンビリと散策だ、だけど今年の紅葉はイマイチだったね、
来るのが早すぎたのか、温暖化のせいかね?
小高い所に”展望台”があって、その後には避難小屋と八海山大神(遥拝場)が建ってたね。 
 
そこから八海山頂上への登山道が続いてたよ。
山頂が八っの岩峰から形成されてるんで八海山って名になったんだって。
しかしなんでの文字が付いてるんかね~、鳥海山ってのもあるけど。
最高峰は入道岳1778mだから、あんまり高い山じゃないよね。
でも、山頂駅(四合目)から10合目の大日岳(八岩峰の最高地点)までは3時間半程の行程だって。 途中にクサリ場が19ヶ所あるってからツライ登山だね。
登る人は保険をタップリと・・・っね。

紅葉景色を充分に満喫して又ロープウェイで下りたよ。
ロープに乗らないで歩いて下りる人もいたね。
ロープウェイの下は冬に八海山スキー場になるんだ。
そこにジグザグになだらかな道があって、山頂駅から自転車のダウンヒルも出来るんだって。  天気の良い日なら気分爽快だろうね。 

下の山麓駅売店で超有名な清酒・八海山が飾ってあったよ。
 
この純米吟醸・八海山はホントに美味い日本酒だね。 
暫く呑んでないから呑みたいな~~。

これから運転なんで、仕方無しにアイスクリームを買ったよ。
さすが新潟だよね、コシヒカリアイスだってさ。
アイスクリームの中にコシヒカリの米粒が混ざってたね。
新潟特産アイスだけあって工夫してんだね。
コシヒカリがプチプチしてて結構美味しかったよ。

アイスを舐めてから山麓駅入口横の八海山清水を飲んで、
次は芸者・駒子が待ってる越後湯沢に出発だ~。 

2005 11 2(水)