ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第938回 神田祭 三越日本橋店 福徳神社。

2015-05-27 00:00:00 | 旅行

2015 05 09(土)

江戸三大祭の一つ“神田祭”を見物に花の江戸は東京へ・・・。

神田祭は二年に一度行われる神田明神(神田神社)の大祭。
最初に向かった先は、ほとんどの神輿が通るという日本橋の三越百貨店前。
 
この地区は神田祭では「日本橋一地区」と呼ばれ、室町一丁目会が祭りを仕切っています。

ライオン像が置かれた三越正面入口の上部にも提灯が飾られ、神田祭を盛り上げていました。
 

三越日本橋店前の中央通りには次から次と豪華な神輿が威勢の良い若衆に担がれて来ます。
 

中央通りに面した三越の一角に祭り神輿の奉安所が設置。大人神輿は巡行中で子供神輿が出番を待っていました。
 

壁に掲げられた「室一祭奉賛会御芳名」板。
日本橋から室町にかけて有名会社が沢山ある割りに、寄付する会社と金額が少ないのに驚きました。

三越百貨店の金一封って、最低百万円以上でしょうが、一千万円くらいかも・・・。
日本橋から室町一帯を開発してコレドと言う高層商業ビルを沢山建てている三井不動産が五十万円とはケチで情けない・・・。

神輿が昼休みしている間に、日本橋にある老舗洋食屋の「たいめいけん」で看板料理のオムライスを食します。
たっぷりな分量のオムライスコールスローボルシチのセット料理(1300円程)。噂に違わぬ老舗の名物料理でした。
  

食後は新しくできた「コレド室町」などでウインドウショッピングしながら、直ぐ近くに新しく開店した“福徳神社”を参拝。
福徳とは実に縁起が良い名前ですね、お参りすればお金儲けできそうな気がします。
昔し東北旅行で訪ねた「黄金崎不老不死温泉」という御目出度い名前に匹敵しますね・・・。
 
福徳神社は又の名を「芽吹神社」とか「さまよい神社」と言い、創建は平安時代で都内有数の古社との事。
主祭神に倉稲魂命(うかのみたまのみこと。五穀神・食物神)を祀り、太田道灌・徳川家康・弁財天なども合祀されています。
「芽吹」は吹き出物、「さまよい」は徘徊老人みたいで悪しき名、「福徳」は目出度くて財運を連想させるネーミング勝利の典型ですね。

新築されて一年未満、ピカピカの社殿ですが、内部奥に黒い御社(おやしろ)が鎮座、これが本殿なのかも・・・。
 

所願成就ですから、世界平和・五穀豊穣・・・・合格祈願・良縁恋愛成就・・なんでもありで「富山の毒消し」みたいな有難い福徳神社ですね。
  


福徳神社HP
http://mebuki.jp/

次回は神田明神での神田祭


2015 05 27(水)記。        前橋市  昨日今日と真夏日。      最高気温 31.6℃     最低気温 16.7℃


おまけコーナー。

一緒に食べたいよ~。
Bonnie hates to eat alone!


 


第937回 天狗 迦葉山 大開帳。

2015-05-20 12:00:00 | 旅行

2015 05 03(日)


天狗信仰の霊山として、また日本一の大天狗面でも名高い沼田市奥地に在る“迦葉山”(かしょうざん)を参詣。
今年は十年に一度の御開帳にあたり、4月28日~5月28日の一か月間秘面“迦葉天狗面”が大開帳されています。

 

最近、日本国憲法がないがしろにされそうな憲法記念日、沼田市から快晴下、県道266号線を快適にドライブです。
沼田市上発知町の発知川に架かる「透門橋(とうもんばし)」を渡って左に曲り、迦葉山への舗装された参道路を登ります。

十年に一度の大開帳なのですから陽に褪せた看板は塗り替えて欲しいものです。

山道を走る途中、杉木立ちの中に大きな朱塗りの山門が見えます。
迦葉山弥勒寺の山門で、辺鄙な山中にあるとは思えない立派な仁王門(棟梁 杉田六太郎の設計施工、昭和9年完成)。


山門の扁額は「弥勒護国禅寺」。      山門の左右に立つ仁王像は、新潟の住人で盲目の彫刻師・石黒鉄石の作品。(昭和12年作)
  
ヘソの位置がずれているので「ヘソ曲がり仁王」の別名もあります。

朝9時10分に本堂下の大駐車場に到着、既に満車状態でしたが、運よく片隅に車を駐車できラッキー!
境内の聖観世音菩薩石像に本日の無事を祈ってから大石段を登って迦葉山弥勒寺の伽藍へ・・・。
 
参道には「上州 ぬまた」(群馬県沼田市)と来年のNHK大河ドラマ「真田丸」に因んだ町興し「真田の里」の幟旗が翻って・・・。

大開帳厳修」の大ロウソクが正面に立てられた、天狗を祭る“天狗堂”(中峰堂の拝殿)をお参りします。
 
参詣者の大多数が賑わう天狗堂を迦葉山の本堂と思っていますが、本堂は右奥に建っています。

通称は「迦葉山」ですが、正式名は曹洞宗 迦葉山龍華院弥勒護国禅寺
嘉祥元年(848年)に円仁慈覚大師により開創された由緒ある古刹。
元は天台宗の寺院でしたが、康正2年(1456年)に曹洞宗に改宗、後に徳川家の祈願所となり、朱印百石、十万石の格式と49末寺を擁した大寺院として隆盛を誇ります。

さすがに大開帳の日曜日、沢山の善男善女が参詣していました。
中央の紅白の布綱は「善の綱」と言い、天狗の生れ変わりの中峰尊者が残した「天狗面」に繋がっています。


さすが日本一の天狗面、下の人物と比べても驚きの大きさ!!(最大面は高さ6.5m、鼻2.8m 昭和14年出征兵士の武運祈願で製作)
天狗のお面が堂内を埋め尽くす圧倒的な迫力! 一生に一度は必見の大天狗面
 

十年に一度の大開帳を拝見しに、普段は昇殿できない中峰堂拝殿に入り僧侶の読経と住職の説法を拝聴。

本日は「世界平和と仏法興隆大祈祷会」が午前10時から執り行われました。

その後、「善の綱」を手に諸願を祈念してから中峰尊天狗面を拝しに中峰堂へ・・・。


拝殿内の左右には大きな木彫の烏天狗像。 紅白の「善のつな」で願い事をした人は祭壇左の急傾斜階段を登り秘面へ・・・。
  

階段の途中から下方をみた画像。円筒形の大提灯が印象的です。


傾斜角度30度強の急階段を恐々と登った薄暗い最終段に目指す中峰尊天狗面が安置されているそうな。


最上階の中峰堂の暗い須弥壇の中央に朱塗りの炎を背にした赤黒い烏天狗像が秘仏と思いましたが、
たぶん、その像は前立天狗像で、「善のつな」がその奥の黒い厨子の中に繋がっていましたから、中峰尊の天狗面は暗くて殆ど見えません。(実際は画像より暗い)
 

右の階段から下ってきても、まだ沢山の参詣者が登る列を作っていました。
 

何処もかしこも天狗面で埋め尽くされた迦葉山。
天狗面を一つ借りて、願いが叶ったら二つにしてお返しすると更に霊験があると伝えられています。


中峰堂昇殿札(黄色 一家族なら何人でも千円)、いろいろの霊札や迦葉山煎餅まで頂戴できる、お得な大開帳です。
  

霊験新たかな“迦葉山 十年に一度の大開帳”、新緑の山々を愛でながら大天狗の迦葉山弥勒寺を訪ねて如何でしょうか・・・。


迦葉山HP
http://www.kasyouzan.jp/


2015 05 20(水)記。           前橋市       最高気温 27.7℃      最低気温 18.4℃


おまけコーナー。


80人の合唱団が突然消えた!!
Video shows terrifying moment stage collapses under weight of 80-person choir leaving members injure


第936回 みどり市大間々町 光栄寺

2015-05-13 09:00:00 | 旅行

2015 05 05(火・子供の日)


前回掲載の“はね瀧道了尊”を管理する光榮寺を参詣。
住所は群馬県みどり市大間々町大間々1056.大間々駅から約10分ほどの場所です。

光榮寺門前には「本尊 薬師如来」と刻字された大きな石柱が立てられ、その前は広い駐車場で車でも便利。
 

木肌も新しい山門。 石柱には「真言宗 智山派 光榮寺」。 
正式名は瑠璃光山医王院光榮寺。 慶長8年(1603年)創建の古刹。
 

山門(仁王門)正面の仁王像は朱漆でなく白木のままです。        山門裏側には金属製と思われる小振りな風神・雷神像。
   

山門を入って左手に手水舎と新しい六地蔵の石像、後方に鐘楼(梵鐘)。  横の桜木立の中に大岩にのった聖観世音菩薩像
  

鐘楼下に年代物の地蔵尊坐像(台座文字は六十六部宿供養)と宝篋印塔?と夫婦の石仏(道祖神)?。 不正確かも・・・。   
 
見事な枝垂れ桜の根元に「ながした 涙のかずだけ 人間は強くなる」石碑。 涙は流したくないものです・・・。

天平スタイルで優美な寄棟屋根の光榮寺本堂。                 巡礼姿の遍路大師(空海)尊像と交通安全を願う“くるま観音”像。
 

新しいが本堂向拝の彫刻群が素晴らしい!
 

本尊は柿ノ木の一木彫りと謂われる薬師如来像は、黒く見える前立仏の後方の金色厨子の内部か・・・?
 
ご本尊が柿ノ木つくりなので光榮寺は通称“柿薬師”と呼ばれています。

本堂に祀られている諸佛尊像。
 

木造り坐像は弘法大師か光榮寺の開山僧・良瑜(りょうゆ)上人なのか・・・? 本尊左右の脇侍佛が豪華絢爛!!
  

本堂の廊下に控えるのはおびんずる尊者と怖いお顔の大きな閻魔大王像


光榮寺本堂の裏側一帯は整然と区画整理された墓地です。


先ず眼に入るのは十三仏の石像と後ろに集められた古い石仏群。


十三仏の代表的な石仏をUP画像で・・・。  中央の仏は大日如来像。      不動明王・釈迦如来・文殊菩薩。
 

整列された古い時代の諸墓石。 所有者(縁故者)不明の札が哀れを誘います。
 

光榮寺門前の駐車場に鎮座する稲荷神社と後ろの石像・石碑など・・・整理整頓が上手なお寺とお見受けしました。
 


瑠璃光山光榮寺は「関東八十八ヶ所霊場の八番札所」「関東九十一薬師霊場の四十九番札所」「上州観音霊場三十三ヶ所の一番札所」の霊験ある名刹。

光榮寺御詠歌「柿薬師 聖なる光 浴びながら 祈りの声を 耳に触れつつ」。



2015 05 13日(水)記。      前橋市       最高気温 29.9℃      最低気温 15.9℃


おまけコーナー。


勝手気ままなネコ動画。
Cats Being Jerks Video Compilation || FailArmy


ネコを挑発して遊ぶカラス。
Птичье трололо



決定! 日本をダメにした10人
http://news.livedoor.com/article/detail/10100749/


第935回 みどり市大間々町 神明宮 はね瀧道了尊。

2015-05-05 00:00:00 | 旅行

2015 04 12(日)


わたらせ渓谷鉄道の“神戸駅 花桃まつり”を楽しんだ後、大間々駅に戻り近くの大間々神明宮を参拝。

神明宮参道の両脇にも満開のが参拝者を華やかに誘います。 
社号石柱に刻まれた文字は「惣鎮守 皇太神宮」(左) 右は「郷社 神明宮」。



石造の神明鳥居の右奥では「第38回 神明宮奉納剣道大会」が開催中、桜の下で青少年の気合が響きます。
 

参道正面に鎮座するのが“大間々 神明宮”。 桜と相まって華麗な佇まいを見せていました。


  

簡素な大間々神明宮拝殿内部。      
 


絵馬掛けからの画像。
 

大間々神明宮境内に鎮座する摂社・末社。 左から稲荷神社・八坂神社(天王様)・愛宕神社・御隠居様(天照皇大神石宮)。
   

大間々神明宮の裏側は渡良瀬川最大の景勝地“高津戸峡”で、真下に深い渓谷と珍しい「ポットホール」なども見ることが出来ます。
 


次に訪ねたのは、大間々神明宮から徒歩3~4分の場所にあるはね瀧道了尊
高津戸峡に架かる「はね瀧橋」(後方の三角形)の下に見られる「はね瀧」から名付けられた道了大薩埵を祀る御堂。
門前の道路を隔ててわたらせ渓谷鉄道の線路が敷かれています。
 

正式には「真言宗 瑠璃光山医王院光栄寺 はね瀧道了尊」と云います。 (はね=魚へんに發)
 

境内の主な御堂。 左から「不動明王塚」 「ねじり木棒奉納所」 「はね瀧道了尊堂」。


一見では不動明王かと見間違えますが、ねじり木棒を片手に持ち、の背に乗った烏天狗(からすてんぐ)が“はね瀧道了尊”のお姿。
見事に捻じ曲がった木棒が磨かれて奉納されていました。 
  

ねじり木棒」を納めた御堂。一本持ち帰り、願いが叶ったら二本にして返すそうです。   仲の良いカップルみたいな「庚申塔」。
 

境内の片隅に鎮座する“不動明王塚”と洞窟内に安置された石造り不動明王
 

境内に立てられた「道了尊縁起」の説明板。


次回は、みどり市光栄寺の予定。


2015 05 05(火・子供の日)記。      前橋市      最高気温 25.2℃     最低気温 13.4℃
 

おまけコーナー。

日本人女性が見せた神技に世界が衝撃!「完全に言葉を失った」「これこそアート だ」