ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第915回 前橋の昭和展 序の巻。

2014-12-25 20:00:00 | 写真・旅行・日記・コラム

2014 12 14(日)

                         
前橋市千代田町の前橋テルサで懐かしい「前橋の昭和展」が12月7日~14日まで開催されました。

展示品は主に昭和30~40年代を中心に300点。

前橋テルサの一階に昭和の時代を模したたばこ屋が再現され、店内に昭和に流行した品々が展示。
 
今は携帯やスマホに取って代られた赤い公衆電話。 たばこ店のショーケースには「いこい・新生・朝日・ピース」などの昭和の紫煙。

琺瑯(ホーロー)引きの屋外看板も昭和の香りが漂います。
  

 

HONDAのスーパーカブに旧式ブラウン管テレビ受像機.             スクーターは富士重工のラビット号
 

昭和時代の特撮映画といえば“ゴジラ”!!        円谷英二監督のゴジラシリーズを超満員の映画館でワクドキしながら観ましたね。
 

高倉健さんの「網走番外地シリーズ」。 日活ロマンポルノなどエロ映画鑑賞は青春の一コマ、人目を避けてこっそりと見に・・・。 初期のスマートボール?
   

昭和を代表する歌手と言えば美空ひばり・島倉千代子・三橋美智也・三波春夫など名演歌歌手がTV・ラジオを席巻していましたね。
 
真空管の代わってトランジスターが電化生活に大貢献、無名だったソニーが世界に雄飛し、家電ニッポンの名を馳せた時代。

UFOキャッチャーが出現し、任天堂ファミコンが流行るまでは単純なゲーム・カルタ・めんこなどにお世話になりました。
 
手塚治虫の鉄腕アトムは昭和の成長期をリードした本格アニメ漫画。

たくさん集めましたね懐かしの「昭和の遺品・遺物」。 フィギュアにソノラマ・平凡パンチ・・・カバヤに不二家ミルキーなど。
 

昭和の前橋市中心部を写した写真展も同時開催。

前橋市の繁華街のど真ん中に戦前からあった麻屋百貨店と昭和39年開店した前三百貨店(現在は前橋テルサ)。
ボンネットバスが走るのは新潟へ通ずる国道17号線。
  

うなぎ屋「若松」と八百屋「八百菊」のチンドン宣伝は土用の丑の日の頃。    前橋市本町通りの軒を連ねる商店か?
 

昭和39年東京オリンピック聖火リレー(前三百貨店前)。             レトロな佇まいを醸す今は無き国鉄時代の前橋駅舎
 

懐かしい昭和時代を象徴する小さな家屋模型が面白い。 「昭和のちゃぶ台返し」と「昭和の煙草屋」。

ガラスケースの下段は昭和の映画パンフレットなど・・・。

昔のお父さんが怒ると凄かった!! ちゃぶ台返しの雰囲気が忠実に再現。        可愛いタバコ屋娘を目的に買いに行った人も・・・。
 

昭和の駄菓子屋を忠実に再現したミニチュアセット。 店先置かれているのは森永アイスクリームBOX.
バヤリースジュースや初恋の味カルピス・大ブームを起こしただっこちゃんのポスターが郷愁をそそります。


昭和の一時代を飾ったダイハツミゼット。大村昆さんが宣伝CMで大活躍したのが思い出されます。


懐かしい「昭和の前橋」、今回は「序の巻」ですから次回期待し、今年の拙ブログを終了とさせて頂きます。
今年一年のご愛読有難うございました、来年も又宜しくお願い申し上げます。

来る年の皆様の御多幸をお祈り申し上げます

2014 12 25(木)記。       前橋市       最高気温 7.9℃      最低気温 0.8℃


おまけコーナー。

迎えに来た主人に二足ダンスで大喜びする犬。
Excited puppy spots its owner





第914回 藤岡市 土と火の里 イルミネーション 2014年。

2014-12-18 12:00:00 | 旅行

2014 12 06(土)


群馬県藤岡市上日野2243に在る工芸体験工房施設“土と火の里”で点灯されたクリスマスイルミネーションの見物。
藤岡市の中心部から県道175号線を辿って16 km。清流・鮎川沿いに造られた工芸体験工房に着いたのは午後の4時30分。

 
県道175から鮎川に架かる「ふれあい橋」を渡った場所に「土と火の里」があります。

鮎釣りのメッカ清流“鮎川”、渇水期ですので川の水量は少ない。  「ふれあい橋」の欄干には藤岡市特産品「藤岡瓦」の迫力満点な鬼瓦サンプル。
 

工芸体験工房村“土と火の里”の和風入場門、(入場無料)。           門の脇に咲いていた寒桜が少し寂しそう・・・。
 

「土と火の里」の案内看板。 クリスマスイルミネーションは右上の日本庭園で灯されています。

ガラス・陶芸・染色などの工房棟が配置され、それぞれの教室で工芸の授業が受けられます。

入場門から見た「土と火の里」。左手前が手づくり茶屋(食堂・売店)、最奥がガラス工房棟。


陶芸工房棟前の山斜面に造られた大きな登り窯。               陶芸工房棟の内部、電動ロクロなど陶芸に必要な物は完備。
 

染色工房棟。 現在は「糸つむぎ体験教室」が開かれています。    各工房では力作品を展示即売中。
 

こちらは「ガラス工房」、炉で溶かしたガラスを吹いて花瓶を制作中。  庭の樹木の根下に置かれたガラスきのこが可愛らしい。
 

午後5時頃からイルミネーションの灯が輝き出し、陽は隠れ山里は夕暮れを迎えます。

室内が点灯した染色工房棟では見物客の為に美味な“甘酒”のサービスもあります。

甘酒で体の芯から温めながら染色工房棟の窓ガラス越しにクリスマスイルミネーションを鑑賞。


工芸体験工房村“土と火の里”のイルミネーション全景。


工芸体験工房の職員による美しい作品“クリスマスイルミネーションをご堪能ください。

魚?の上の横文字はwelcomeでしょうか・・・ロマンチックな演出が楽しい。


お子様が喜ぶ動物たちの電飾。                                          藤岡市の名の由来の藤房を模ったイルミ
 

中央は世界遺産の“富士山”の雪景色・・・?


今年のゆるキャラグランプリで第一位に輝いた“ぐんまちゃん”もオレンジ色に輝いて登場。


入場門方向から見たクリスマスイルミネーション。 地元野菜の直売場にもナイヤガラ風のLED飾り。


土と火の里”のクリスマスイルミネーションを動画でお楽しみください。
藤岡市 土と火の里 イルミネーション (オルゴール曲・恋人たちのクリスマス)



土と火の里”のクリスマスイルミネーションは12月24日までの金土日と祝日に点灯されますのでお見逃し無きように・・・。


土と火の里HP
http://tutihi.com/

2014 12 18(木)記。     前橋市       最高気温 6.6℃        最低気温 -1.6℃


今年話題になったヘンな人たち・・・。
猪瀬直樹・小保方晴子・森口尚史・佐村河内守とデタラメ手話のタムサンカジャンティ。                恥さらし県議・野々村竜太郎。
 

観劇会・ワイン配布・下仁田ネギ配布・・・・選挙で当選し禊(みそぎ)が済んだって・・・・疑惑議員の小渕優子
   

政治資金疑惑の女王、証拠隠滅でPC破壊か・・・・小渕優子衆議院議員関連。(群馬県の恥! 日本の恥!)
http://buzzap.jp/news/20141219-obuchi-destroyed-hd/


小渕優子
なぜ当選したのか?証拠隠滅、ドリルでパソコンHDを破壊!



おまけコーナー。

サイクリング中、熊が猛ダッシュで迫ってきた・・・。
Bear Attack, Man is trying to run away from attacking Bear: GoPro

 
動物たちって素晴らしい!!
ANIMALS ARE AWESOME TOO! HUMANS / PEOPLE ARE AWESOME SPOOF


じわじわビックリ20のGIFアニメ。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52177210.html


第913回 紅葉の寺 桐生市 崇禅寺。

2014-12-12 00:00:00 | 旅行

2014 11 23(日)


紅葉の名所を訪ねて西上州の桐生市へ・・・。

桐生市川内町2-651に位置する名刹・崇禅寺。(そうぜんじ)
正式名は臨済宗萬松山崇禅寺。(建長寺派)

桐生市北西部の山間地なので午後5時30分頃には陽も落ちて寺の周囲は真っ暗な状態。
崇禅寺山門への石段にはロウソクの灯りが点され、紅葉見物客を誘います。
  
山門に掲げられた扁額に「萬松山」の難解な文字。

境内入山代金には500円が必要。

ライトアップされた鐘楼イトヒバ。 樹高23m樹齢650年余のイトヒバは天然記念物に指定されています。
 

灯りが点された崇禅寺本堂。 右隅の松樹の造形美が実に素晴らしい。


崇禅寺本堂正面。少し開けられた入口から阿弥陀如来を拝する事が出来ます。


崇禅寺」の扁額。                      本堂正面に鎮座する釈迦如来坐像
 

本堂から道順に従って紅葉狩りと洒落込みます。 真っ赤な(カエデ)が眼に眩しい・・・。


六地蔵も紅葉に負けない赤帽子と前掛けを纏って頑張ります。    近くに置かれた「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」は芭蕉の句碑。
 

1万坪の境内は全て燃え立つような紅葉で埋め尽くされています。 
 


小坊主像の台座文字は「慈悲共生」?

延命坂を登りきった地点に建つのは観音堂、鎮座するのはもちろん金色の観世音菩薩像
 

観音堂から「弥陀の小径」を色着く木々を愛でながら散策。


到着したのは紅葉に囲まれた阿弥陀堂。 収められているのは崇禅寺御本尊の秘仏・阿弥陀如来立像。(寄木細工金漆 鎌倉時代の作 重要文化財)
  

阿弥陀堂の周囲の紅葉が特に素晴らしい。


落ち着いた佇まいの客殿・天量庵で茶菓子のご接待が受けられます。(琴の演奏付き)
 

見事な紅葉と美味しい練り切り生菓子(牡丹風)と抹茶と琴の調べは至福のひと時、絶対に入山代以上の価値はあります。
 

本堂の縁側に座って甘酒(無料)を飲みながら、のんびりと過ごすひと時に心が清らかに洗われます。
 

崇禅寺の素晴らしい紅葉は眼と心を癒す絶景と言えます。




秋の紅葉見物には桐生市の崇禅寺をお勧めいたします。


崇禅寺(桐生市) 紅葉ライトアップ 2014 11 23(日)



崇禅寺HP.
http://www.souzenji.jp/



2014 12 12(金)記。        前橋市 薄      最高気温 10.0℃        最低気温 2.3℃




おまけコーナー。

ヨード系うがい薬(イソジン)はうがいしないより有害・・・インフルエンザ・風邪には水道水うがいが一番有効。
http://www.fujitaiin.net/j34.html


兵庫県福崎町のカッパは子供が泣き出すほどホラーだ!

一代目 【恐怖】辻川の沼に河童現わる!【兵庫県福崎町】



一代目 【恐怖】 兵庫県福崎町に河童!


 


第912回 伊勢崎市 本妙寺 鬼子母神祭り。

2014-12-05 00:00:00 | 旅行

2014 11 22(土)


江戸時代から続く鬼子母神大祭を見物に伊勢崎市山王町に在る名刹・本妙寺を参詣。
正式名は大本山に身延山久遠寺を頂く、日蓮宗鷲林山本妙寺。(鷲林山=じゅりんざん)
本妙寺の開山は日蓮六老僧の一人の日朗上人

午後5時過ぎの夕闇が迫る本妙寺鬼子母神祭りの人出を見越して山門脇の夜店にも灯りが点ります。
 

参道の正面に花笠を飾った本妙寺本堂、左には手水舎。  手水舎の一角に安置された浄行菩薩像。体の悪い場所をタワシでこすると良くなるとか。
 

本妙寺は日蓮宗ですから、本堂正面脇には辻説法姿の日蓮上人像。  本日の鬼子母神祭りを引き立てる万灯花笠にも日蓮子育て鬼子母神の絵が・・・。
  

本妙寺本堂の内陣。 大提灯には日蓮大菩薩の文字。                          本堂須弥壇に鎮座するのは日蓮大聖人
 
日蓮像の頭上に置かれた布団は地震時の落下物除け防災頭巾かと思い尋ねたら綿帽子と言うのだそうです。
日蓮が南房総の安房で襲撃され頭を負傷した時(小松原法難)に、地元の農婆が頭の治療と防寒のため、自身がかぶっていた真綿をさし上げた事に由来する綿帽子。
頭上に綿帽子を載せている期間は11月11日~4月8日(または28日)までの寒い時期とか・・・。

本堂の壁に掲げられた絵馬。 日蓮聖人に関する事柄が描かれています。
  

本堂横に置かれた本妙寺の大鬼瓦、瓦中央には日蓮宗紋「井桁に橘」(いげたにたちばな)、記された文字はもちろん「南無妙法蓮華経」。                             
 
境内の片隅には立派な鐘楼も在ります。

本堂に負けない威容を現す“鬼子母神堂”。 本日斎行される「鬼子母神大祭」の主役である鬼子母神像が安置されています。
 
重厚にして精緻な鬼子母神堂唐破風の龍彫刻

本妙寺鬼子母神堂の奥深くに祀られている鬼子母神像は伝教大師の御真刻と伝えられ、「子育て鬼子母神」の名で親しまれています。
年に一度、鬼子母神大祭日だけの厨子御開帳。子育てでお疲れのせいか真っ黒な御姿が痛々しい。
  

鬼子母神堂の奉納絵馬。
 

明治15年の米寿祝い奉納絵馬と鬼子母神堂の天井を飾る格天井絵。
 

陽が沈んだ夕刻6時頃の本妙寺境内。左から鐘楼、鬼子母神堂、本堂。                      鬼子母神堂屋根の鬼面(般若?)
  

鬼子母神祭りに先立ち、鐘楼横で若い僧侶たちにより水垢離(みずごり 水行 みそぎ)の修行が行われます。
頭から冷水をかぶる回数は11回、11回という半端な数に何か意味・謂われがあるのでしょうか・・・?
 


伊勢崎市 本妙寺 鬼子母神祭 水垢離編 2014 11 22(土)



境内で行われた水垢離が終わると、ご近所から一斉に祭囃子の音曲が鳴り渡ります。


本妙寺の位置する伊勢崎市山王町は「東(あずま)・宿・元宿・中内・上(かみ)原・下(しも)原」の6地区で構成され、各組地区から電飾の華やかな万灯花笠が次々に繰り出します。
 

本妙寺門前の路上でも各組が順番で火消し纏回しの見事な芸を披露。(纏=まとい)
 

火消し纏を盛り上げるリズムを奏でるのは日蓮宗宗徒の叩く団扇太鼓、テンポが次第に早くなる独特な打ち方は「だんだん良くなる法華の太鼓」の言葉通りです。
 


伊勢崎市 本妙寺 鬼子母神祭 門前編 2014 11 22(土)



法華の太鼓を打ち鳴らしながら山門から境内へ進む万灯花笠の行列。
 

境内には鬼子母神祭りの熱気がみなぎってきました。
 

本妙寺鐘楼前に勢揃いした万灯花笠は12基、色とりどりの花笠山車の前を御輿(みこし)が渡御します。

日蓮上人が亡くなった時、桜花が咲いたとの故事に因んでシダレ桜をかたどった万灯花笠が練り歩きます。

纏が乱舞する鬼子母神堂、僧侶たちの音木(おんぎ)祈祷や読経と共に鬼子母神大祭のクライマックスを迎えます。


鬼子母神祭りの最終は住職・僧侶による参列者の安寧と世界平和を願う祈祷、手刀を交えての真剣な祈りが続きます。
  

境内を埋め尽くした万灯花笠、賑やかに安産・子育てを祈る“本妙寺 鬼子母神大祭”が夜遅くまで繰り広げられていました。

本妙寺の鬼子母神大祭は毎年11月第4土・日曜日に開催され、大勢の参詣客で大賑わい、皆様にお奨め出来る晩秋の御祭りです。


伊勢崎市 本妙寺 鬼子母神祭 境内編 2014 11 22(土)




2014 12 05(金)記。      前橋市        最高気温 10.5℃     最低気温 2.4℃


おまけコーナー。

ある焼き鳥店の『衝撃的なポスター』が何故かせつない!
http://grapee.jp/21949


「伊丹西台ポスター展」、ユニークなポスター満載!
http://virates.com/society/0269147


身近な物で作った立体的だまし絵風アート。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52179454.html