今回のバス旅行は青森県の津軽半島の付け根に位置する五所川原市へ・・・。
「五所川原 立佞武多と八甲田散策」と言う一泊二日のバスの旅(朝食付き、22000円)。
JR前橋駅南口を早朝6時に出発、伊勢崎・太田・足利・佐野と立ち寄り、佐野藤岡ICから東北自動車道で北上です。
2時間に一回の休憩で650kmの距離を約11時間の強行スケジュール。
何とか無事に五所川原市の「佞武多の館」裏のP場に午後5時40分に到着。
すぐに、自由見物となり立佞武多祭りの会場へ・・・。
最初に見物したのは「佞武多の館」。
佞武多に関する資料や立佞武多が展示されていました。
実質7階建ての大きなビルの中は広い吹き抜けになっており、立佞武多(たちねぷた)の出陣式が行われようといていました。
巨大な格納庫から出陣する大型立佞武多の点灯カウントダウンを動画でご覧下さい。
五所川原 立佞武多 2010年 1. 出陣点灯式 P1610249~54unit.MOV
五所川原一の大きさを誇る「佞武多の館」。
この中に巨大な立佞武多が収納されていました。
最上部の6階は展望ラウンジ&レストランの「春はるにれ楡」です。
夕闇迫る頃、「佞武多の館」近くの交差点では津軽が生んだビッグスター“吉幾三”のワンマンショー。
五所川原立佞武多祭りの情景をリズミカルに歌った「立佞武多」で祭りを盛り上げます。
吉幾三が歌う立佞武多の歌をお楽しみ下さい。
五所川原 立佞武多 2010年 2. P1610260・273吉幾三.MOV
夕刻になると、威勢の良い佞武多囃子の掛け声と共に佞武多の運行が開始。
横広のは青森ねぶた型式で“武田信玄ねぶた”。
下は化物妖怪をモチーフにした「百鬼夜行ねぶた」、おどろおどろしい世界をコミック風に表現。
五所川原 立佞武多 2010年 3. P1610291~0300unit.MOV
大太鼓も市街地を練り歩きます。
ねぶたの裏側もユニーク。
ねぶた運行が一段落すると、立佞武多の出番!
五所川原 立佞武多 2010年 4. P1610302~12unit.MOV
「佞武多の館」から次々に出陣!!
上は2009年製作の「夢幻破邪」と名付けられた立佞武多。
五所川原 立佞武多 2010年 7. CIMG5047・088・101・108 ムービー.wmv
こちらが今年の立佞武多「又鬼」(またき)。青森と秋田にまたがる白神山地の自然を保護する守護神とか・・・。
立佞武多の前後には大太鼓の囃子手たちが続きます。
五所川原 立佞武多 2010年 5. P1610313~353unit.MOV
「閻魔大王立佞武多」の先導に何故かソフトバンクの白い「お父さん犬」も登場!
様々な立佞武多が五所川原商店街を練り歩きます。
こちらは大通りを運行する立佞武多。
巨大な極彩色の迫力に圧倒され・・・。
五所川原 立佞武多 2010年 6. P1610360・61unit.MOV
大型の立佞武多は高さ22m(7階建ての高さ)、重量17トンの威容!!
メイン会場の旭町交差点に次々と大型立佞武多が集結します。
五所川原 立佞武多 2010年 8. CIMG5169・187 ムービー.wmv
今年の「又鬼」立佞武多は例年と比べると彩色が少し地味系。
旭町交差点会場でも吉幾三が「ヤッテマーレ、ヤッテマーレ ~ 」と元気に「立佞武多」を歌います。
吉幾三作詞作曲の「立佞武多」をお聞き下さい。
五所川原 立佞武多 2010年 9. CIMG5199吉幾三 20時57分頃 ムービー.wmv
男も女もヤッテマーレ、ヤッテマーレ~と津軽の夏を華やかに舞踊ります。
五所川原 立佞武多 2010年 10. CIMG5211 ムービー.wmv
手前は大型佞武多の「不撓不屈」(ふとうふくつ)。
五所川原 立佞武多 2010年 11. CIMG5227 ムービー.wmv
こちらは顔に化粧を施し変身した化人(ハケト・バケト)。
奇抜な姿で祭りに珍妙な華を添えていました。
津軽の夏を彩る「五所川原立佞武多祭り」に酔いしれて夜が更けるまで踊っていました。
百年の歴史を曳く五所川原の立佞武多祭りは、まさに日本の夏を代表する祭りと云えるでしょう・・・。
五所川原 立佞武多 2010年 12. CIMG5244 ムービー.wmv
2010 08 30(月)記。 前橋市 最高気温35.5℃ 日本各地暑さ止らず。