ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第976回 どんど焼き 前橋市大利根町。

2016-01-20 12:00:00 | 写真・旅行・日記・コラム

2016 01 11(月・成人の日)


平成28年1月11日に前橋市の南部に位置する大利根町の中央公園広場で行われた大利根町どんど焼き”。
今年の大利根町ドンド焼き回を重ねて31回目となる小正月の風物詩。

地域住民の協力で大きなどんど焼き用意され、達磨・破魔矢・門松や注連縄などの正月縁起飾り物が積み上げられていました。(午前7時50分頃)


どんど焼きの主役は高さ約8mほどの青竹稲わらで建てられた立派な道祖神小屋。   小屋の上には道祖神を奉ります。
 

今年も元気で頑張ると・・・・・道祖神小屋の前の子供たち。   どんど焼きの必需品の繭玉団子スルメも出番を待ってます。
 

大利根町の各商店から奉納された達磨様や寺社の御札が道祖神小屋を飾ります。
 

道祖神小屋の内部を拝見。  沢山の正月飾り・縁起物や書初めなどが納められてどんど焼きの着火を待ちます。
 
どんど焼きは門松やしめ飾りなどで迎えた神様を正月飾りを焼くことで炎と共に見送る行事。(お盆の「迎え火・送り火」と同じ「拝火行事」の一形体)
書初めの紙が高く燃え上がると「字が上手になる」と言われ、どんど焼きの灰は魔除けにもなるそうです。

今年の年男・年女が指名されて小屋の下部に火をつけ“大利根町どんど焼き”の開始。(午前8時)


乾燥した稲わらに点けた火は瞬く間に燃え広がり、が道祖神小屋を覆い尽くします。
 

劫火と言うような激しい炎!!  過ぎし年の穢れや悪しき厄縁など焼きつくし新たなる年を祝福するような灼熱の炎。
 

折からの北風に煽られてが一気に道祖神小屋を嘗め尽くし、どんど焼きのクライマックスを迎えます。


前橋市消防署からの消防士もダルマを掻き寄せながら炎の鎮火状態を確認。


荒火が収まると木の枝(ミズキ)に刺した団子餅(繭玉)やスルメイカなどを残り火で炙って食します。
これを食べると今年は風邪に罹らず無病息災に過ごせ、また虫歯にならないと云われています
 

切り餅を用意したちゃっかりファミリーも・・・。    さつま芋をアルミフォイルで包み焼芋を作る人も。
 

舞い上がる煙を除けながら楽しそうに団子を焼き上げていました。


大利根町婦人会からは甘酒けんちん汁などのオモテナシがあり、参加者の体と心を温めていました。
 

子供たちにはお菓子も用意されて・・・サービス満点です。


大利根町どんど焼き”も無事に終了、町会役員たちによる消火・灰撤去が行われました。(午前9時頃)


これだけ立派どんど焼きは近隣には無いそうです、昭和59年から続く大利根町の新年を飾る風物詩「大利根町どんど焼き」ぜひお奨め致します。

どんど焼き 前橋市大利根町。 2016 01 11(月)



2016 01 20(水)記。     前橋市  積雪6cm   最高気温 5.5℃  最低気温 -4.3℃(今冬一番の寒さ)


2016 01 19(火)  1月18日未明からの降雪で前橋市の積雪20cm。 前橋市公田町から望む雪化粧の赤城山。



おまけコーナー。

砲撃で人工雪崩を起こす(ロシア)
Avalanche on Cheget 2011 HD

 
雪崩映像。
Big Avalanches



嫌いな人に抱かれると死んだ振り、大好きな人に抱かれると大はしゃぎの犬。
A dog is playing dead when he is picked up



第975回 出初式 前橋市消防隊。

2016-01-13 12:00:00 | 写真・旅行・日記・コラム

2016 01 10(日)


新春恒例の前橋市消防隊による出初式が前橋公園の“YAMADAグリーンドーム前橋”横の公園イベント広場で挙行されました。

50台ほどの消防車両も勢揃い!! 元旦から温暖な天気続きですから火災もなく手持ち無沙汰な雰囲気・・・。


公園広場に集結した前橋市消防隊の約1000名の勇姿!! 新春出初め式の開始です。


整列した凛々しき消防隊員と隊員を激励するのは山本 龍 前橋市長。
 

前橋市消防局の局長・清水謙一は隊員達を観閲し、消防隊の士気と団結を高めます。
 

来賓たちの紹介・観閲終了後、出初め式恒例のはしご乗りの妙技が御披露。
纏(まとい)を巧みに振り廻し、「木遣り」を唄いながら“はしご乗り”を演じる鳶(とび)職の一行が入場。


伝統ある“はしご乗り”を行ったのは前橋鳶(とび)伝統文化保存会と前橋鳶工業組合の方々。


青空の下、豪胆かつ華麗な妙技が披露され見守る市民から大きな拍手と喚声が贈られます。
   

前橋市 出初式 はしご乗り。(前橋鳶工業組合・前橋鳶伝統文化保存会)


続いて、前橋市立第四保育園の園児達による鼓笛演奏の開始。


あどけない保育園児たちが懸命に演奏する姿に新年の息吹を感じさせます。
 

楽しみながらフラッグダンスを興じる保育園児たち・・・子供は元気が一番ですね。


前橋市 出初式 第四保育所鼓笛隊.


次に、前橋市立細井小学校マーチングバンドによるバンド演奏。日頃の練習の成果を発揮し素晴らしい出来栄えです。


 マーチングバンドの皆さんの活躍を祝し、新年のお年玉が授与されました。 
  

前橋市 出初式 上細井小学校マーチングバンド。


最後に前橋市消防隊音楽隊を先頭に消防隊員の分列行進が開始されました。。


前橋市消防隊全員の分列行進、一糸乱れぬ歩調で広場に再度集結。


観閲する消防隊長の前を緊張しながら行進する消防隊員たち・・・。


分列行進の無事終了を報告。


各消防分団の団旗を奉持し、今年の消防災害活動に専心することを誓います。


消防隊員1000名が整列、広場に張り詰めた緊張感が漂います。

前橋市 出初式 前橋市消防隊分列行進.


公園広場での式典は終了。その後待機していた消防自動車のパレードが行われました。
軽自動車より小さなミニ消防車、ゴルフカートの大きさで狭い路地まで進入できる優れもの・・・子供たちが大喜び!
 
40台近くの消防車がパレードに参加、レッドカラー鮮やかに防火・防災を呼びかけて公園内を周回。

前橋市 出初式 消防車パレード.


公園の一角では救急車両地震体験車も展示され、救命方法の勉強や地震揺れの実体験が出来ます。



出初め式会場に隣接する“YAMADAグリーンドーム前橋”では美男・美女が集い「第68回前橋市成人式」が行われていました。
前橋市の今年の新成人は3249人、群馬県全体では約20000人が大人の仲間入りになります。




2016 01 13(水)記。           前橋市       最高気温 8.6℃     最低気温 -2.3℃


おまけコーナー。

2015年のエクストリームな瞬間506本総集編。
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【海外サッカー】神業連発のスーパーゴール総集編 2015年


第974回 猿田彦大神の石塔群。(前橋市稲荷新田町)

2016-01-06 12:00:00 | 写真・旅行・日記・コラム

2016 01 03(日)


新年明けましておめでとう御座います
本年もご愛読のほど宜しくお願い申し上げます。


今年の干支のにちなんだ猿田彦大神の映像で拙ブログの年始といたします。

災難・厄難を取り去るとして庶民に信仰される猿田彦神は道祖神や庚申信仰また天狗の祖とも言われる民間信仰神。

前橋市の南部に位置する稲荷新田町(とうかしんでんまち)448番地にある猿田彦大神の石塔群を参拝見学。(午前11時)
これほど多くの猿田彦石塔が一ヶ所に立てられている場所は他には見たことがありません。
その石塔数はなんと約200基!! 猿田彦大神境内は壮観とも云える光景を醸しています。


20年前までは田畑の中だった猿田彦大神の石塔群、現在では南面以外は住宅に囲まれています。


道路に面した北側の中央には「史跡 猿田彦大神の石塔群」と記した標石。
その背後に石塔群で一番大きな「猿田彦大神」の石塔、題字は伊香保温泉の大旦那で衆議院議員の木暮武太夫の謹書。
猿田彦大神石塔も祝いの竹と注連縄(しねなわ)で新たな年の正月を寿(ことほ)ぎます。
  

境内に列を成し、埋め尽す「猿田彦大神」の石塔の数々・・・。




倒れたり傾いたりしているのを含めて全ての石塔に「猿田彦大神」の文字が刻み込まれ、
戦難を逃れ戦地からの我が子・我が夫の無事生還を心から祈る庶民の猿田彦信仰の深さを物語ります。
  

北側から見た「猿田彦大神の石塔群」。




約200基の猿田彦大神の石塔が整然と列をなし、ストーンヘンジを髣髴とさせる猿田彦大神境内




前橋市稲荷新田町の「猿田彦大神の石塔群」は「 明治二十七年から三十年にかけ日清戦争の出征兵士の無事帰還の祈願や感謝の気持ちで兵士の親族縁者が建立した 約二百基 」との説明文が立てられています。


平成28年1月3日に撮影した「猿田彦大神の石塔群」の動画をご覧下さい。

猿田彦大神の石塔群。(前橋市稲荷新田町)





2016 01 06(水)記。             前橋市 薄      最高気温 10.1℃      最低気温 4.9℃


おまけコーナー。

Cat + Monkey. 2016 年の干支 猿になった猫のまる.