ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第73回 春の長瀞・宝登山火祭り 6 火渡り行

2006-03-31 21:24:26 | 旅行

長瀞山・不動寺の豪華な大柴燈護摩焚きも終盤を迎えて、
炎が治まったのを見計らい僧侶達が青竹で炭火の中に火渡りの道を開けていた。
 
若い修験僧緑の小枝で体にを振り掛け、火渡りのトップバッターを務めるため経文を唱えながら全身に気合を入れていた。
 
火渡りの先達者に続いて「紙のお札」も御輿に担がれて火炎を駆け抜けて・・・。

 
細い護摩木を撒いて火力を増した上を、僧も大きな御札を抱えて必死でした。
 
開運厄除」「商売繁盛」「心願成就」「病傷平癒」等々を書いた大きな「願文」も修験者の読経の中を火渡りだ。
 
おびただしい量の願文札が火渡りした後、一般の老若男女の渡る番に。
参拝者は煙に咽ながら裸足で小走りに、「御利益」を願って・・・ね。

柴燈護摩の火渡りすることで、霊火によって全ての罪が清められるそうだ。

読者の皆様の「幸福招来」を祈って火渡りしましたから御安心を・・・。

2006 03 31(金)   晴れ・終日強風・寒の戻りで赤城山にも降雪。


第72回 春の長瀞・宝登山火祭り 5 大柴燈護摩

2006-03-29 23:43:51 | 旅行

2006 03 22(土)

秩父長瀞町の春を告げる火祭り“大柴燈護摩焚き”が挙行されます。

事前に用意された大柴護摩壇と後には祭壇と大量の願文札木
 
祭壇に設えられた篝火(かがりび)から青竹の先に取り付けた奉紙に着火します。

修験者の若者が大柴燈護摩壇へ読経しながら厳かに点火の儀式。
点火の一瞬を見ようと会場は妙に静まり返りました。
 
大柴護摩壇は一瞬にして猛火に包まれ・・・。

水蒸気火柱が空高く立ち昇り、辺り一面が熱気に包まれます。
 
火力を静める(調節)ために修験者達は柄杓で散水に余念がありません。

天を突く巨大な! 炎からの輻射熱が容赦なく観客をも襲います。
 
散水行を行う修験者も必死な形相で作業に当たります。

熱射で読経行をする行者達の顔はテカテカに脂ぎって輝いていました。
 
大柴燈護摩壇の炎上がピークを迎えると行者達が不動寺に納められた御札を火の中に次々と放り込みます。

この長瀞不動寺火祭りは日本第二番目の規模と云われています。
日本一は京都の阿含宗の行う“阿含の星祭り”とか・・・。
 
の護摩壇の脇では修験者による一心不乱な読経が続きます。

凄いとしか形容出来ない大火祭りです。 
大火炎の中に不思議なことに行者姿が忽然と浮かび上がりました。
これはを借りて出てきた行者の怨霊か、はた又吉祥事なのか・・・?
  
大柴燈護摩壇大火炎の中には竜とか観音様とか様々な姿が拝見できるとも言われています。

強烈な熱気と立ち昇る煙で、ついに醍醐寺の親修座主も堪らずに退散。

煙で燻された偉い親修座主の尻から尻尾が見え隠れ・・・ってね。(笑)

次回に4月1日は火渡り行の巻です。

2006 03 29に書いた記事が消失しましたので、再記入いたしました。

2009 09 16(水)


第71回 春の長瀞・宝登山火祭り 4 大護摩供養の儀

2006-03-28 23:42:59 | 旅行

長瀞駅からの練行が到着して、宝登山中腹にある撫子寺として親しまれている不動で最大イベントの大護摩・火渡り行事が行われる。

長瀞山五大院不動寺には朝から参詣者が引きも切らずに御参りしています。
 
不動寺は長瀞七草寺の一つで、撫子(なでしこ)の寺として親しまれています。

火祭りの大護摩壇では総本山醍醐寺の座主・親修が参拝している皆の煩悩を大護摩の火で清めて、更に家内安全・招福除災を不動明王に願ってくれるんだ。オマケに交通安全も・・。

この大護摩焚きを契機として秩父地方も寒い季節が終り暖かな春が訪れるんだね。
 
山伏修験者の清める道を歩いて、総本山醍醐寺・座主のお出ましだ。

座主・親修様が大護摩壇に向って秘法念仏を唱えて、いよいよ火祭りの幕開け。
 
初めに大護摩壇前で邪気を切り裂く「宝剣の儀」、四方に向かって矢を射て結界を強固にする「宝弓の儀」、更に妖気を断つ「宝斧の儀」・「宝槍の儀」などが厳かに克つドラマ仕立てに行われた。
 
修験者達の”ほら貝”が盛大に鳴る中、大護摩壇着火前に山伏の気迫のこもった最後の祈祷が行われ、修験道作法に従った儀式も無事終了。(結構、見応えあります!)
 
因みに、この大護摩火祭りで供養する護摩札の値段は「特別大護摩・一万円」「大護摩・五千円」「お護摩・三千円」「交通安全護摩・三千円」です。(供養もお金次第って・・っね。)
全てに御利益のある護摩札をご希望の方は長瀞山不動寺まで。

長くなるので、次回が大柴燈護摩火祭り本番と致します。

2006 03 28(火)   薄曇り・温暖


第70回 春の長瀞・宝登山火祭り 3 練行(れんぎょう)

2006-03-24 00:54:24 | 旅行

2006 03 22(土)

秩父長瀞駅前に勢揃いした修験者たちがこれから宝登山にある長瀞山五大院不動寺の大護摩壇に向かって連行(れんぎょう)を行います。
 
長瀞駅前から宝登山に向かって真直ぐに伸びる参道を進みます。

ブォ~ ブォ~ と法螺貝を鳴らしながら行進する様は圧巻です。
 

花笠飾りを従えた天狗様も元気にお通りします。
  
晴天の中、一本歯の天狗様は長瀞駅前からず~っと上り坂ですから大変そうです。

連行には沢山の修験者が経文を唱えながら参加しています。
 
春の淡い日差しの中、皆さん行者姿が妙に似合っていました。 

連行の最後に来たのは醍醐寺座主と前の埼玉県知事の土屋某氏の乗ったオープンカー。
 
長瀞駅からの連行には色々な物が従って来ました。 トラックの荷台には紙製の雛人形、これも護摩焚きで燃やされるのでしょうか・・・?

醍醐寺座主が厳かに護摩壇会場へお出ましになりました。

座主の前を露払いする行者僧のユーモラスな仕草が印象的でした。

次回はいよいよ大柴燈護摩供養の巻きです。


2006 03 24に書いた記事が消失しましたので、再記入です。

2009 09 16(水)


第69回 春の長瀞・宝登山火祭り 2 宝登山神社

2006-03-22 18:27:07 | 旅行

2006 03 05(日)

秩父路は国道140号線を走ると右手に巨大な鳥居に遭遇します。

この白い鳥居が宝登山神社への第一の鳥居なのです。
宝登山山麓に建つ長瀞山不動寺で執り行われる春の火祭り(大柴燈護摩行)はこの奥で行われるとか・・・。

大鳥居から坂道を300mほど上ると車は通行止め。そこからは徒歩で宝登山神社へ・・・。
 
宝登山神社第二の鳥居に到着。
大きな絵馬が飾られていました。 絵柄は今年の干支ので宝船を引張っています。
 
鳥居に掲げられたのは金色の立派な扁額で「寶登山神社」と浮き彫りされています。

宝登山神社拝殿は秩父の田舎とは思えない豪華な造りです。
 
社殿の至る所に透かし彫りが施され、宝登山神社の威徳が偲ばれます。

日本武尊のご縁か奉納絵馬には刀剣などが多く見受けられます。
 
宝登山神社社殿裏に板塀で囲まれた一角に、日本武尊が東国遠征の折に立ち寄って身を清めたという畳一畳程の清水の小池がありました。

春まだ浅い宝登山神社に御参りする若い女性は恋愛の成就でしょうか?入学試験の合格祈願でしょうか?
 
宝登山神社を参拝した後、境内の茶店でお茶を一服。名物の団子(100円)など頂いてから不動寺火祭り見物へ・・・。

2006 03 22に書いたこのページが何故か消えてしまったので思い起こしながら再記入致しました。

2009 09 15(火)


第68回 春の長瀞・宝登山火祭り 1

2006-03-20 00:00:12 | 旅行

3月5日 日曜日 

舟下りや荒川岸・千畳敷岩畳の瀞で有名な秩父・長瀞火祭りが開催されるってんで、早速、野次馬根性の私は妻誘って出かけたんだ。

天気も上々の快晴・微風、12月みたいに事故らない様に慎重にをカッ飛ばしてさ。  
長瀞駅前まで1時間15分のストレス無しのドライブだったね。

長瀞・火祭りは秩父路に春を告げる行事としてかなり有名らしくて、電車でも車でも大勢の参詣客(たぶん只の見物人)が長瀞駅前に来ていたよ。

長瀞駅は昔のまんまで木造駅舎(1911年・明治44年建築・関東の駅百選の一つ)ってのはレトロな雰囲気で気に入ったね。

付近の駐車場は全て一回500円だったけど、長瀞駅の線路際に失礼して無断駐車させて貰ったんだ。  どうせ警察もお祭り警備で忙しいだろうって踏んでね。

観光客が沢山集まった長瀞駅前では、地元観光協会のテント小屋でお祭り定番の甘酒無料サービスだ。体と財布がぽかぽかになって有り難かったね。

10時から駅前広場で秩父各地の代表的な獅子舞の競演だ、それが火祭りへの奉納獅子舞なんだってね。
近年は獅子舞を見る機会も少なくなったと思うから奉納御開帳するよ、充分に堪能しておくれな。(御開帳ったってHな御開帳じゃなくてガッカリのお好きな貴方も見て・・っね。)
 
お獅子ばかりか天狗オカメも登場で芸を盛り上げていたよ。
 
彩り鮮やかな獅子舞で越後の角兵衛獅子よりず~っと陽気な舞姿だ。
 
獅子舞保存会の会長さんもおどけたステップで賑やかしてたよ。
でもね、歳なんだから救急車のお世話にならなきゃ良いけど・・・って心配したよ。

この後、長瀞駅前から宝登山・不動寺火祭りの護摩壇までの山伏練行(行進)で本番の大護摩火渡り始まります。 次回お楽しみに・・・・・ Coming Soon.

2006 03 20(月) 晴れ・風強し  

イラク侵略3周年の日(大義なき石油略奪戦争) 
電卓の日(1974年日本の電卓生産数が世界一になった日)                                          


第67回 ホワイトデーの贈り物

2006-03-13 23:34:24 | 写真・旅行・日記・コラム

今日は3月14日のホワイトデーだ。

先月のバレンタイン・デーで可愛い女性からチョコを頂いたお礼をしなければってね。
あれこれと贈り物を考えてみたんだけど、あいにく今は金欠病の真っ只中だから今年のホワイトデーはこんなので我慢しておくれ。

最初はフランス料理のフル・コースディナーにご招待するよ。
フレンチでは名高いシェラトン・グランデ東京ベイの「ザ・サミット」のホワイトデー・スペシャルを召し上がれ。
 
食後に星形チョコ・ケーキスパークリング・ワインで頬は桜色のほろ酔い気分さ。

お土産にはホワイトデー定番のクッキーランジェリーなんだけど、いま流行のコラボレーションで両方一緒にした特製クッキーを持って帰ってね。

きっとスペシャルな食感が気に入ってくれる思うけど・・・。

来年のホワイトデーは奮発して宝石を贈るかもね、 お楽しみに!!

2006 03 14(火)    晴れ・真冬並みの寒気


第66回 ガンバレ!! チーム青森。

2006-03-09 16:34:38 | 写真・旅行・日記・コラム

トリノ冬季オリムピックで思わぬ活躍(7位入賞)で注目されたのが、日本女子カーリングチームだね。

イタリアから帰国して3月8日から青森開催された「カーリング女子日本選手権」の試合では、超人気で立ち見もでる騒ぎだって。

皆んな、トリノで頑張ったチーム青森の凱旋試合を楽しみにしてるんだ。
 
これでカーリング人口も増えれば、五輪の金メダルも夢ではなくなるよ。
重いカーリング・ストーン(20Kg)を真剣に投げる姿って美しいね。
 
ちょっとオジャマ者・カトちゃんがイタズラしてるけど、トリノの活躍に免じてお許しを・・・。

2006 03 09(木)  快晴・温暖


第65回 伊香保・石段ひなまつり

2006-03-04 23:45:41 | 写真・旅行・日記・コラム

今日(3月4日)は温泉の街・伊香保へ行ってみた。

伊香保温泉の早春の風物詩伊香保温泉・石段ひな祭りが開催されるんだ。
伊香保って云えば温泉と徳富蘆花(不如帰)と石の階段の町。
共同浴場の「石段の湯」(400円)から50m程の場所でひな祭りが開催されるのさ。
 
伊香保の石段を利用しながら幼い子供がお雛様に扮して行う「石段ひな祭り」。
今回で16回になる、ちょっぴり伝統あるお祭りなんだよ。
3月4日(土)は地元・伊香保の保育園児のひな人形で、5日は公募した保育園児の人形姿だって。  今年は遥々奈良県からも応募があったそうだ。(結構、全国的に有名になったらしい。)

少し早く着いたので石段をブラブラして「ひな祭り」の会場を見たり、祭り実行会の「餅つき」や無料甘酒で温まったりして暇つぶしさ。
 
「石段ひな祭り」の2時間も前だってのに、もう席取りして頑張ってるカメラジジ・ババが多いのには驚いたね。

まだ時間が余ったので、石段から横にそれて伊香保ロープウェーに乗って”見晴らし台”に行ってみた。
 
ロープウェーの駅名が洒落てるよ”不如帰駅”だって、さすが徳富蘆花先生もあの世で驚いてるだろうね。
不如帰だから片道乗車(480円・往復800円)だけにしてかえりは徒歩で伊香保神社経由で石段に戻ることにした。(下り道で約15分)
終点駅(見晴し駅)すぐ上の”見晴し展望台”からの景観は絶景だったよ。

白銀の三国山脈を背景に左から小野子山・子持山・赤城山と続いて、右には関東平野が一望さ。真下の街は新たに渋川市伊香保町になった伊香保温泉だね。

下りは伊香保スケートリンクを見ながら伊香保神社をお参りしてたら、
 
ちょうど石段ひな祭りの開催時間に間に合ったね。
 
狭い石段の会場は黒山の人で身動きも出来ない状態だ。
恐縮しながら人様をかき分けて、ナントか写真だけでも撮れる場所を確保。

可愛い保育園児たちのお雛様をデジカメに苦労して納めることができたよ。
マ、「石段ひな祭り」を見た事ない人は写真で充分に堪能してね。
 
総勢22名の保育園児は、世話係りの人に綺麗にお化粧してもらってから出番だ。
 
深紅の緋毛氈に着飾って並んだ雛様たちは想像以上に煌びやかだね。
 
可愛い石段お雛様は約1時間程演じられたけど、子供たちはあまり動かずに寒い中で頑張ってたよ。 今どきの大人よりず~と立派な態度だったね。
こう云う我慢強い子供がいる限り日本の未来は大丈夫だろうと思った一日でした。

2006 03 04(土)    快晴・無風


第64回 荒川静香 華麗なフィギア・スケート

2006-03-02 00:51:55 | 写真・旅行・日記・コラム

荒川静香さんご苦労様でした!
日本チーム団唯一の貴重な金メダルおめでとう。
 

荒川静香さんの素晴しいフリースタイルを、再度写真で堪能させてもらうね。
  
三回転ジャンプ・手をはなしてのスパイラル、完璧なバランスだ。
 
荒川静香さんの得意なドーナッツ・スピンに超有名なイナ・バウアーだね。 お見事! ホントに美しかったよ。
 
ダイヤと金で細工されたティアラ(時価700万円)がトリノ市のあるビエモンテ州から贈られたけど、フィギアの女王”荒川静香”には真にお似合いだよ。

荒川静香さんの金メダルが無かったら日本は真っ暗になるところだった。 100名を越す選手団を送り込んでメダル無しではね・・・

本当にありがとう!!  心から感激しました。

2006 03 02(木)   晴れ時々薄曇り