ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第465回 長野県 穂高神社「御船祭り」 中。 神楽舞と御船山車。

2009-10-29 19:19:19 | 旅行
2009 09 27(日)

長野県安曇野市にある穂高神社の諸名物を見て廻り散策を終わる頃、本宮社殿の前に建つ神楽殿では神楽舞が奉納されようとしていました。

鳥居をくぐって神楽舞を奉納する舞巫女さん達が静々と・・・。

自分勝手な常識の無い馬鹿カメラマンが邪魔!!

最初に穂高神社拝殿に参拝してから記念撮影です。
 
神楽殿(舞殿)に昇っていよいよ神楽舞の開始です。

最初は二人で行われた「稚児の舞
 
相当厳しい練習を重ねたのでしょう、大勢の観客が見詰める中、幼い女の子が上手に舞っていました。

続いて、舞巫女四人による神楽舞。


立ち居振る舞いが綺麗に決まった舞姿に大きな拍手がわきました。



4人巫女の「稚児の舞」(鈴舞)動画をご覧ください。

穂高神社 神楽 稚児の舞 4人舞 2009年 CIMG2661 ムービー


小さな稚児の次は大人(15~16歳?)の巫女様が登場です。
神楽舞の題名は平穏を寿ぐ「浦安の舞」。(うら=心 やす=安らか、日本国の異号は浦安国。)

 
流石に手馴れた舞姿を披露していました。
舞姿の見応えはやはりこちらの巫女舞ですね。

「浦安の舞」(扇舞)動画をお楽しみください。

穂高神社 神楽舞2 2009年 CIMG2587 ムービー


神楽殿での奉納神楽舞が終了すると、御船山車が置かれている隣の広場(P場)で威勢よく太鼓を打ち鳴らす音が・・・。

地元の小学生による一糸乱れぬ太鼓演奏は勇壮な「穂高太鼓」とか。

広場には見事に飾られた船山車が五艘。 それぞれの御船山車の中央部には歴史上の名場面を表した人形飾り


広場に集結した御船山車をご覧ください。

穂高神社 御船祭り 1. 2009年 CIMG2652 ムービー



御船山車に飾られた人形はこの地方独特の作り物で「穂高人形」と呼ばれています。

今年のNHK大河ドラマ「天地人・直江兼続」の一場面、戦場に赴く兼続に「お船の方が兼続に黒髪を贈る」の段。
 
北条軍に攻められ、落城寸前のとき、大塔宮を落ち延びさせ、宮の身代わりとなって自刃した村上義光の逸話からの「吉野落城と村上義光」。

大阪夏の陣で最期の出陣のため城を出る木村重成に香を焚きしめた兜を手渡す妻の白妙(しろたえ)。
馬を引くのは重成に助けられた坊主・知徳院。「木村重成最期の出陣」の場面。
 
真っ白な雪山シーンは豊臣秀吉に反抗し兵を挙げた佐々成政(富山城主)が厳寒の立山を越えて浜松城にいる徳川家康に救援を求めに行く「佐々成政の立山越え」苦難の場面。(家康は裏切って秀吉と同盟し、成政は自刃。)

二人の女性が橋から逆さまに落下している山車は白駒城主・樋口行時の第一婦人と第二婦人の激しい諍い(いさかい)から白駒橋での花見の席で第二夫人のきょ女が第一夫人のふじ女を酒に酔った振りをして突き落としますが、きよ女の態度に不審を思ったふじ女は秘かに互いの袖を縫い合わせていたので、二人共に谷底へ落ちてしまったと云う信濃伝説の一場面「池田町とはり橋に伝わる話」。
(縫い付けた針数が十針であったことから白駒橋を十針橋と呼ぶようになったとか。)

 
それぞれ曰く因縁のある穂高人形をのせた5台の御船山車が並べられ、穂高太鼓の勇壮な音と共に穂高神社御船祭りの雰囲気を盛り上げていました。

5基の御船山車の穂高人形をお楽しみください。

穂高神社 御船祭り 2. 2009年 CIMG2656 ムービー


各御船山車の前後には男物女物の小袖着物が掛けられています。
船の舳先と艫にあたる膨らんだ場所を男腹(おばら)と女腹(めばら)といい、御船祭り終了後に着物を家に持ち帰ると無病で過ごせると云われています。

 
御船山車の内部。 はね木や蔦・縄で組み立てられた二階建ての山車。
この簡素な木組み山車が激しいぶつかり合いの御船祭りで大丈夫なのでしょうか?


次回は激しく衝突する奇祭・御船祭りです。
2009 10 29(木)  前橋市  最高気温22℃

おまけコーナー。

英国美少女ベッキーが踊って大ブレイク!

男女 Danjo Dance cover by xBextahx

第464回 長野県 穂高神社「御船祭り」 上。 穂高神社散策。

2009-10-25 23:54:46 | 旅行

2009 09 27(日)

海なし県の長野県安曇野市穂高町で海の船に関係したお祭りが行われると聞き、前橋市から上信道と長野自動車道を突っ走って信州穂高町へ・・・。

穂高神社大鳥居に続く大門通りにある巨木「大門の欅」が繁る穂高町役場のP場に車を止め、快晴の参道を歩いて穂高神社(旧国幣小社)へ。

木造の二の鳥居周囲には露店も軒を並べて参詣客や地元の子供たちで大賑わいです。
 
鳥居手前には大迫力の狛犬!!

二の鳥居の左に石造りの立派な手水舎
享保十四年(1729年)の銘文が刻まれた水盤と蛇口の青銅製の龍は素晴しい逸品です。(共に安曇野市の重要文化財)

 
相向かいには御神馬舎が建ち、中には神馬の美しい白馬像があります。
この白馬の煌びやかな鞍や馬具は唐鞍(カラクラ 奈良時代の馬飾り)といわれる貴重な物で、神馬は純粋な木曽駒がモデル。


鳥居をくぐって中に進むと、広い境内の中央には神楽殿(舞殿)との巨木、その後方に清々しく輝く穂高神社本宮拝殿が厳かに鎮座・・・。
信州穂高神社は古代の北九州から移住した安曇族の祖神「海神」を祭神として祭り、高山が連なる日本アルプスの総鎮守として有名です。(祖神=おやがみ。海神=かいじん)
穂高町の穂高神社を本宮として上高地の明神池に奥宮、奥穂高岳山頂には嶺宮が祭られています。


造り立ての社殿は長野県川上村産の良質な米栂(こめつが)の無垢材を使用し今年の5月に建て替えられた、木の香も新しい穂高神社拝殿です。

穂高神社では20年に一度、本殿と拝殿(平入拝殿形式)を建て替える大遷宮が今年行われたそうで、拝殿は外観も内部もピカピカの白木で造られています。
 
(穂高神社HP画像借用)
拝殿の奥には穂高神社御神木をはさんで本殿が三殿鎮座。
大遷宮とは三っの本殿の一殿を新しく造り替え、その鎮座する場所を取り替える祭事とか・・・。


新しく造り替えられた中殿は「穂高見命」(ほたかみのみこと)、左殿は「綿津見命」(わたつみのみこと)、右殿は「瓊瓊杵命」(ににぎのみこと)が祭られています。
中殿のみが屋根の両端に千木(ちぎ)と中央に一本の弓状に据えられた勝男木(かつおぎ)がこの神社だけの形式の社殿で穂高造りと呼ばれています。(一般の神社は勝男木が数本並んだ神明造り,右画像の下部


境内の右側の木蔭に並んで鎮座するのは「若宮社」を中心に「四神社」「保食社」「子安社」・・などの沢山の末社。

若宮社には祭神に「安曇比羅夫命」、相殿神に御伽草子の「ものぐさ太郎」で知られる「信濃中将」を祭っています。
 
若宮社の裏に立つ巨樹は天然記念物「若宮西の欅」。
井上靖著の小説「欅の木」のモデルになった樹で、樹齢500年以上とか。


末社の一っの子安社」はお産の神様。祭神は出産を司る神「木花開耶比売命」(このはなさくやひめのみこと)

安産祈願に可愛らしい子犬絵馬が沢山奉納されていました。

建て替えられた真新しい穂高神社拝殿内部。 

祭壇の奥に大遷宮された新しい中殿と古びた右殿、その真ん中に穂高神社の御神木を見ることができます。

本宮拝殿前の境内に巨立する木は孝養杉。(樹齢500年超・高さ約20m超)
大正時代に近郷の高齢の女性が老いた母親の病気治癒のため、夜中の丑三つ時に白装束でこの杉にお参りしたので孝養杉と呼ばれるようになったそうです。

 
社殿片隅に陳列されていた酒樽は安曇野地区醸造の日本酒の樽。
呑んだことのある酒の名もありました。


穂高神社の裏手を通っている道路は昔の「千国街道」(ちくに街道 別名・糸魚川街道。松本城下から越後糸魚川までの約130km)。
別名「塩の道」とも言い、上杉謙信武田信玄に塩を送ったことで有名な塩街道ですが、綺麗に拡幅舗装され、ここではその面影は見られません。

 
千国街道のそばに沢山の道祖神が並んでいます。名付けて「塩の道道祖神」。

道祖神の多くが仲睦まじい夫婦像です。 なかには良縁に巡り会うという縁結び道祖神もあります。
 
で餅を搗いている「餅搗き道祖神」。杵は男根、臼は女陰を表し、夫婦和合(SEX)の道祖神。(安中市秋間二軒茶屋の道祖神)

大鳥居の横には犀龍(さいりゅう)に跨る泉小太郎の銅像。(犀龍は泉小太郎の母。)
泉小太郎(正式名 日光泉小太郎、穂高見命の化身といわれる。)は犀龍と共に岩を砕き山を削り川を通して、松本盆地一帯を覆っていた湖水を日本海に流し安曇野を造って人々が豊に住めるようにしたという民話で、その時に出来た川が梓川を上流にもつ犀川(さいがわ)と呼ばれるようになりました。
 
「塩の道道祖神群」の近くにあるBOOK型レリーフは御伽草子でお馴染みの「ものぐさ太郎」が何もせずに終日寝そべっていた場所に建てられました。

ものぐさ太郎物語はそのものぐさぶりに辟易した郷民が太郎を使役のために都に追いやり、その後都で才覚をあらわした太郎がやがて信濃・甲斐の国司として信濃中将に任ぜられるというお話です。 
因みに今ある穂高神社はこの信濃中将により造営されたそうです。



境内には穂高神社若宮の祭神として祭られている海族・安曇比羅夫(あずみのひらふ)の像も建てられています。

安曇比羅夫は662年天智天皇の命で170隻の船団を引きいて、百済王子を朝鮮に送り百済国を助けますが、翌年に新羅・唐の連合軍に白村江の海戦で破れ戦死してしまいます。

安曇比羅夫は英智の神として尊崇され、9月27日に行われる穂高神社御船祭り起源(安曇比羅夫の命日)でもあります。
 
古代船に乗って百済国を援けに行く安曇比羅夫像には古代の武人の胆力と英智の面影が垣間見られます。

二の鳥居の近くに屋根覆いで囲われた中に一隻の木造船が置かれていました。
昭和57年の遷宮記念で奉納された神船です。
 
平安時代様式の木造屋形船で、舳先にはユニークな龍神が置かれています。
こんな船で当時の貴族は女官を従えて舟遊びしたのでしょうか?

社務所と参集殿の間の中庭に直立した一本の松の木が生えていました。
この松の枝を下敷きにして山葵(わさび)を献上した際、昭和天皇から「白松」ではないかと言われた由縁の松。


北京の紫禁城に保存されていた種子を昭和15年にこの地に植え、生育させた白松。
中国では厳寒時に幹が白くなるそうで、白松の別名は「虎皮松」。
 
境内の隅に二つの大きな岩を注連縄で結わえた訳ありの仁王石など見所いっぱいの穂高神社でした。

信州安曇野市穂高町の穂高神社はたいへん立派な神社で一見の価値以上のものがあり、是非訪ねたい古社と思います。

近くにある大王わさび農場などもご覧ください。⇒ ここクリック。

次回は穂高神社例大祭“御船祭り”本番です。

2009 10 25(日)  前橋市  最高気温14℃


おまけコーナー。

Sony Handycam ちょっと泣かせる子供の成長記録。

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第463回 錯覚の世界 

2009-10-22 19:11:38 | 写真・旅行・日記・コラム
2009 10 22(木)

前回予告しました穂高神社の例大祭“穂高神社御船祭り”は都合により次回掲載とさせて頂きます。

今回は軽めに「錯覚の世界」にご案内!


真剣に見詰めると眼も頭も変になりそうです・・・。


平行なのでしょうか・・・?


輪が廻って見えます。(エニグマ錯視。)


どう見ても4っの螺旋(らせん)ですね。


模様が動いて見えます・・・。 (上下にスクロールするとハッキリと見えます。



遠近感を利用した錯覚。


少し好きな貴方へ・・・・・鏡に映ったお尻、うれしい錯覚ですね。



2009 10 22(木)  前橋市 薄  最高気温23℃

おまけコーナー。

びっくりイリュージョン その1



びっくりイリュージョン その2


ナット穴と鉛筆。
Crazy Nuts Illusion!

第462回 秋のサイクリング 2. 前橋~渋川コース。

2009-10-16 19:06:46 | 旅行

2009 09 22(火)

昨日の井野川サイクリングに引き続き、今日も自転車散歩です。
22日は前橋市から利根川沿いを上流に続く前橋~渋川サイクリングコース
正式名は利根川自転車道と云うそうです。

前橋育英高校グラウンド脇に立つ標識には坂東大橋から20Kmと・・・。(地元の人でなければ坂東大橋は判りません・・たぶん利根川河口から130Kmほど)
 
コースの両側には秋の野花が・・・。

サイクリングコース沿いには様々な風景が垣間見られます。(女性による弓道)
 
秋にはコスモス以外も美しい草花が・・・。

利根川に架かる群馬大橋のたもとに群馬最大の巨大ビルが建っています。

保守王国・役人天国の群馬県を象徴する群馬県庁舎です。税金の無駄使いの典型で見るたびに腹が立ちますね。

群馬県庁と競輪のグリーンドームを横目にしながら利根川沿いを北上します。

途中でコースの横を勢い良く流れる掘割は“天狗岩用水”。
江戸時代に利根川上流から分水し農業用水路として造られました。
天狗岩用水の名称は水路の途中にある岩盤を穿つ難工事の時、一人の老人に姿を変えた天狗が現れ工事指導をし、一夜にして岩を崩して通水させたと云う伝説に由来します。
 
この天狗岩用水のお陰で天保の飢饉から救われた記念の祠“水天石宮”。
天保14年(1843年)8月 植野村の12名による発願の刻字があります。

穏やかな利根川の景色を見ながらサイクリングです。
快晴なら左前方に赤城山が見えるはずですが今日は少し靄っています。

川瀬には沢山の野鳥たちが遊んでいました。
白い鳥は白鷺。 黒く見える鳥は川鵜と思います。
自然環境が良くなったせいか、最近は川鵜があちこちで見かけるようになりましたが、沢山の川魚を食べるので釣り人が困っているとか・・・。
 
前橋~渋川サイクリングコースの道端には江戸時代の石仏なども点在し、歴史を感じさせる道でもあります。

途中で見えるのは乗馬クラブの「赤城ライディングパーク」。

道から見物する人はいても、乗馬を楽しむ人はいなくて、も寂しそうです。

更にサイクリングして群馬郡吉岡町に入ると頭上に巨大な風車。 
県で建てた風力発電機なのでしょうが一基だけでは経費の方が多く掛かります。
 
昭和22年からのキャサリン台風やキティ台風などで受けの洪水被害の河川修復(前橋刑務所の受刑者を強制動員)を記念して建てられた「洪水(みず)除け観音」もコース脇にあります。

前橋市から渋川市へ通じる国道17号線に架かる坂東橋の下をくぐります。
坂東橋の左下に見える建物は佐久発電所の放水口。
 
サイクリングコースは渋川市内に入っても利根川沿いを走ります。
渋川市民ゴルフ場の上を通るのは関越自動車道。

前橋~渋川サイクリングコースの終着点の大正橋に到着!(大正時代に建設されたので大正橋。)

コスモスが今を盛りに色鮮やかに咲いていました。


大正橋脇では三脚を立てたカメラマン達が大勢待機していました。
利根川に架かる鉄橋を通過する列車を撮影する人たちです。
 
千葉県松戸市から鉄道を利用して日帰りで来たという15歳の撮り鉄青年も列車が通過する度にシャッターを切っていました。
撮っているのはクハ115型電車か? 

絶好の撮影ポイントなので、筆者も付き合ってSLを撮影してみました。(列車撮影って結構面白いものです。)

鉄橋を轟音を立てながら疾走する列車は通称貴婦人と呼ばれるC57蒸気機関車。
SL列車は日曜・祝日に水上温泉から出発するそうです。

SL見物の後、大正橋を渡って東の対岸へ・・・。
近くに「船戸の渡し」という利根川の渡し舟の跡地があるという看板。
江戸時代初期から利根川東岸の八崎舟戸と西岸の子持白井を手漕ぎ舟で結び、三国街道へ通じる重要な渡し場だったそうです。
 
説明看板には往時の渡し舟の写真が・・・。

標識に従って薄暗い林を抜けて利根川に出ましたが「船戸の渡し」の痕跡もありません。 使わなくなった渡し場跡はいく度かの洪水で流されたのでしょう。
 
人気の無い寂しい川原では二羽の川鵜が川面をじっと見詰めていました。

渋川からの帰りは利根川に沿っての下り道、スピードを抑えながらの快適なサイクリングを楽しんだ一日でした。

次回は信州穂高町にある穂高神社の奇祭「穂高神社御船祭り」です。

2009 10 16(金)  前橋市
  最高気温22.4℃


おまけコーナー。

空飛ぶ女性「パンツ」のアニメ動画。
「今年一番の神アニメ」との評価も高いアニメ映画「そらのおとしもの」第二話のエンディング。  
バックを流れる歌は山本コウタロー作詞作曲の「岬めぐり」。

そらのおとしもの 第2話 ED (HD) 曲・岬めぐり


同じ動画を曲だけ「翼をください」に代えたもの。(作詞 山上路夫・作曲 村井邦彦)

そらのおとしもの 第2話 ED (HD) 曲・翼をください


第461回 秋のサイクリング 1. 井野川コース。

2009-10-13 18:34:43 | 旅行

2009 09 21(月・祝)

爽やかな秋の一日、メタボ解消のため野外へ自転車散歩。
午後の3時近くになってから、愛輪のペダルを踏んで出発!!

前橋市の南郊外の自宅から程近い、前橋市と高崎市の境を流れる井野川へ・・・。
榛名山から穏やかに流れる井野川の土手に沿って作られた“井野川サイクリングコース”を久し振りに走ってみました。


澄んだ川面に色鮮やかなコスモスの花! 久し振りのサイクリングで白い愛輪も嬉しそう・・・。

爽やかサイクリングの風景をご覧ください。
 
色とりどりのコスモス! 秋桜とはなんて素晴らしい和訳でしょう。
 

清流の井野川で鮎に糸を垂れる釣り人も・・・。


9月21日は敬老の日。 井野川サイクリングコースには秋を告げる花の彼岸花も真っ赤に咲いていました。
 

井野川サイクリングコースの終点近くに立派な古墳が一つ。
西暦6世紀後半に造られた前方後円墳で、観音山古墳と呼ばれています。

良く整備された古墳で、埴輪が古墳を取り囲めば古代そのものです。 
規模は前方後円墳のみで全長97m 幅64m 高さ9m。
二重の堀で囲まれていた当時の規模は全長178m幅143m。


円墳部の手前に陶板で作られた説明板が有ります。


円墳部の中腹に大きな石室。(全長12.6m 高さ2.6m 幅3.9m)
 
天井の巨大な岩は群馬県吉井町産出の牛臥砂岩、左右と奥の側壁は50cm程の角閃石安山岩(榛名山噴出石)の切石が整然と積み上げられています。

誰も居ない観音山古墳に登ります。
高さ9mの後円部から前方部の画像です。
 
逆に前方部から後円部を望みます。

簡単に観音山古墳を見物して再度サイクリングへ・・・。
群馬の森公園を横目に走って井野川サイクリングコースの終着点を目指します。


上信山岳地帯から流れ下る烏川に到着。

烏川に架かる柳ヶ瀬橋の手前を左折し、日本化薬㈱の工場沿いに井野川へ・・・。(柳ヶ瀬橋を渡ると藤岡市)

柳ヶ瀬橋から700m程で烏川に流れ込む井野川の終着地点に到着。

手前が井野川、前方は右から左へ流れる烏川
 
夕暮れ気味の井野川に遊ぶ水鳥たちを見ながら、サイクリングコースを自宅に向かって戻ります。

往復約20kmの楽々サイクリングを楽しんだ秋の一日でした

次回は前橋~渋川サイクリングコース編。

2009 10 13(火)  前橋市  最高気温25.5℃


おまけコーナー。

エロやか(エロ+爽やか)な5人組ガールズユニット“JANEL”の「 Feel 」をお楽しみください。

JANEL「Feel」


第460回 伊香保祭り 平21年(2009年) 

2009-10-09 19:47:26 | 旅行

2009 09 19(土)

伊香保温泉の夏祭り“伊香保祭り”。
伊香保祭りは伊香保温泉の有名な石段(352段・御影石)の最上部に鎮座する、上野三ノ宮である伊香保神社の例大祭。

祭りが始まる前にちょっと伊香保神社を参拝し身を清めます。
 
石段も境内もすっかり祭りの装いで温泉客もちらほらと・・・。

夕方からの伊香保祭りの主役“樽みこし”は石段の道端で揃って休息中です。(旅館や土産店が並ぶ石段街は約400年前に出来たと云われています。)
 
日が暮れて伊香保名物の石段街で樽みこしの渡御が威勢よく始まりました。

伊香保祭りの樽みこしが石段街を練り歩く様子(昨年9月20日)は ⇒
ここをクリック。

今回は樽みこし以外の伊香保祭り風景を掲載します。

榛名山の中腹の斜面にある伊香保温泉は全て石段か急な坂道。
子供達が曳く山車はアップダウンの激しい伊香保の道を巡行します。
 
下り坂では大人が必死に足ブレーキ!!

温泉旅館街の狭い坂道を力を合わせて山車を曳っ張ります。


平地の祭りでは見られない光景です。

石段街の中程で樽みこしが練っている頃、下部の石段の湯近くで本神輿の渡御が開始されようとしていました。(18時30分)

由緒ある伊香保神社から御神火を携えた宮司達が下りてきました。

黒漆金箔貼りの本神輿御神火を供え、厳かに火入れ儀式が執り行われました。


本神輿と御神火の動画をご覧ください。 

伊香保祭り 2009年 1. 御神火 CIMG1784


神輿御神火神事の後、伊香保温泉の各旅館の女将たちによる“民謡輪踊り”になりました。

輪踊りの音曲は伊香保温泉音頭

伊香保祭り 2009年 2. 伊香保温泉音頭 CIMG1824


村松旅館と市川旅館の前から本神輿の渡御出立です!!
 
渡御する伊香保神社までは全て石の階段ですから勢子の苦労が偲ばれます。

伊香保祭り 2009年 3. 神輿渡御開始 CIMG1830


伊香保温泉街は祭りの熱気に包まれて・・・。


 
石段の途中から女将による横笛・太鼓も加わって伊香保祭りは最高潮!!

伊香保祭り 2009年 4. CIMG1836


押し合いへしあいぶつかり合いの本神輿渡御・・・。
 
神輿を担ぐ勢子も見ている観光客も揉まれながらの伊香保祭り

伊香保祭り 2009年 5. CIMG1856


石段街の中程にある横手旅館に到着、本日の神輿渡御はここにて終了お開き。

明日20日はこの横手館から出発し、石段最上部の伊香保神社へ渡御致します。(前日の18日には蘆花追悼式と湯汲み式・分湯式など行われました。)

石段の湯」の近くで本日の祭りの最終イベントが始まります。

イベントは“伊香保お香女輪おどり浴衣コンテスト”。(21時~。 お香女→おかめと読む。)
出場者(年齢制限なし)は伊香保温泉の女性宿泊客。 それぞれ番号が貼られた団扇をもらって参加します。

伊香保温泉音頭に合わせて輪踊りが開始され、浴衣での踊り姿を審査員がチェックするのです。 (事前に浴衣の貸し出しと踊りの練習があります。 審査基準は浴衣の着こなしと踊り姿で、容姿は全く関係なし。)
 
色とりどりの浴衣を着た可愛いおかめ達がにこやかな笑顔で伊香保音頭を舞っていました。

伊香保祭り 2009年 6. 浴衣輪踊りコンテスト CIMG1913


伊香保温泉音頭の輪踊りが終了するといよいよミスお香女ゆかたコンテストの発表!

全員がミス浴衣お香女の優勝を狙ってVサインのポーズ!!

最初はミスゆかたちびっ子の表彰です。(子供が正面を向かないので女将が目立つ画像になりました。)
 
最後に“平21年 ミス浴衣お香女”が表彰されました。 氏名・年齢は不詳。
優勝景品は伊香保温泉の2名分宿泊券とか。

伊香保温泉石段街の所々にお多福のお面が・・・。

年末大晦日の真夜中に“伊香保温泉お多福行列”が行われます。
昨年のお多福行列の模様は今年の年末に掲載予定です。

伊香保温泉では名物の石段街を利用したお祭りが多数開催されます。
秋の日、湯量豊かで賑やかな天下の名湯・伊香保温泉にぜひ来湯されては如何・・・。

2009 10 09(金)  前橋市  最高気温224℃


第459回 写真撮影会 伊勢崎市 ミスひまわり 2009年 

2009-10-06 21:15:50 | 旅行

2009 09 06(日)

群馬県伊勢崎市の郊外にある「伊勢崎市民のもり公園」で開催された“ミスひまわり 2009年 撮影会”に参加。

午前10時30分に公園内に設置されたテントに集合。既に沢山のカメラマンが・・・。

氏名・住所を記帳して撮影会参加証を頂きます。

モデルになるミスひまわり達の紹介、左から猪熊かおり・大石ひとみ・中川宏美の3モデル嬢。 少し緊張の面持ちです。
 
伊勢崎市民のもり公園正面の滝場から撮影が開始されました。
最初にモデルたちにポーズなどのアドバイス。


まだまだ緊張していて表情の硬さが取れません。


撮影会の横では子供達が噴水でにぎやかに遊んでいました。
 
9月の6日ですからまだ夏日で、の恋しい季節です。

滝場での集合撮影の後、3モデルは別々の場所に移動。
3モデル嬢共に午前中は和服での撮影です。
 
和装が良く似合う綺麗なミスひまわりは猪熊かおり嬢です。

ミスひまわり 2009年の動画をご覧ください。

伊勢崎市 ミスひまわり 2009年 2.CIMG0935


公園内の奥に建つ中華風な東屋「海溶亭」付近でポーズをとるのは中川宏美さん。


せせらぎをバックに綺麗な立ち姿をご披露します。
 

海溶亭から流れる曲を聞きながらの撮影風景動画をどうぞ。

伊勢崎市 ミスひまわり 2009年 1. CIMG1050

聞こえてきた音楽はお馴染みの「城ヶ崎ブルース」。

大石ひとみ嬢は芝生の上で団扇を持ってにっこりポーズ。
 
正午までで和服撮影会は終了。 暫し昼食休憩に入りました。

午後からは衣装を代えて洋装での撮影会。
伊勢崎市民のもり公園の入口に集まって撮影開始です。


綺麗な脚を片脚だけ前に出してモデルらしいポーズ・・・。

慣れてきたらしく、さり気無くとるポーズも板についてきました。

腰掛けた後姿も美しい猪熊かおり嬢です。
 
スレンダーな立ち姿が魅惑的なミスひまわり・・・。


潤んだ瞳に輝くホシ!!  そこはかとない色っぽさも感じられ・・・。 

小道具代わりに水飲み場で頑張ったのは中川宏美さん。

カメラマンからの注文で中腰が続き、終に脚が痺れていました。

 
元気はつらつなミスひまわり

噴水場でのシャボン玉動画をご覧ください。

伊勢崎市 ミスひまわり 撮影会 2009年 4. CIMG1425


抜けるような青空の下、お花畑に登ってポーズをとります。


一番にこやかな笑顔で撮影会を盛り上げたのは大石ひとみ嬢。
 
西洋絵画みたいなポーズが美しい・・・。

妹さんも臨時出演です。 来年のミスひまわり!?


大石ひとみ嬢の撮影風景動画をお楽しみください。

伊勢崎市 ミスひまわり 2009年 3. CIMG1520

晴天に恵まれた9月6日の日曜日、「2009 ミスひまわり撮影会」は可愛いお嬢様たちを追いかけた楽しい一日となりました。

2009 10 06(火)  前橋市  最高気温19℃


第458回 前橋市粕川町月田 近戸神社 獅子舞 下巻。 2009年

2009-10-02 18:18:18 | 旅行
2009 08 30(日 )

前橋市粕川町月田地区に鎮座する近戸神社外宮(石宮・御旅所)を出発した獅子舞達一同は雨が降るなか、近戸神社本社殿に再び戻ります。 (午後5時)
近戸神社赤城神社の末社と云われ、赤城山から流れ下る粕川沿いに祭神を祭る御旅所を設けている事や御川降神事などからに関わる神社でもあります。

神社名は集落の近くに社殿を招いたことから近戸神社と名付けられたそうです。主祭神は大己貴命(おおむなちのみこと)=大国主命

 
今年の近戸神社秋季祭・獅子舞「月田のささら」は雨に濡れた境内で行われました。

前橋市粕川町月田 近戸神社 獅子舞 6. 2009年 CIMG0632

雌獅子隠しの獅子舞は午後5時30分頃から賑やかに開始です。


近戸神社境内で雌雄3匹の獅子が「天下一日挟流」(てんかいちひばさみりゅう)の舞様式で軽快に舞い踊るうちに・・・・・雌獅子を。


近戸神社の獅子舞(雌獅子隠し)の躍動感あふれる動画をご覧ください。

前橋市粕川町月田 近戸神社 獅子舞 7. 2009年 CIMG0634


他の雄獅子に雌獅子を奪われないように何回も「雌獅子隠し」を行います。
 

近戸神社での動画をお楽しみください。

前橋市粕川町月田 近戸神社 獅子舞 8. 2009年 CIMG0662


見ていると何故か雌獅子イジメみたいな感じも・・・? 
  
立派な獅子頭!! 雄は2本、雌獅子は1本の角です。

前橋市粕川町月田 近戸神社 獅子舞 9.

天下泰平・五穀豊穣・家内安全を念じつつ無形文化財近戸神社獅子舞は終了。
 

この後は、神社横の獅子舞練習場で前庭返しを舞って直会となりました。


2009年近戸神社例祭の獅子舞「月田のささら」も無事終わり、赤城山裾野の粕川地区にも豊かな実りの秋が訪れてきます。

(付録)近戸神社社殿横奥に置かれている狛犬は群馬県内で最も古い石製の狛犬で、丸みを帯びたユニークな姿形が特徴の室町時代の和風石彫刻です。
 

近戸神社の奥には石造り六地蔵殿(1341年造・文部省指定重要美術品)や宝塔型の赤城塔などの文化遺産も見られます。
 

2009 10 02(金)  前橋市  最高気温194℃

おまけコーナー。

近戸神社の建つ粕川町から約7Km北方の赤城山麓に秘湯・赤城温泉があります。 温泉好きな方は下画像をクリックし入湯してください。(配信11月22日まで)