2015 03 29(日)
ソメイヨシノより少し早咲きのコヒガンザクラ(小彼岸桜)の大木が満開と聞き、昨秋訪ねた名刹“仁叟寺”(じんそうじ)を再び訪れました。
仁叟寺のコヒガンザクラは名称を「五輪桜」と言い、樹高13mの大木で天然記念樹木に指定されています。
名刹・仁叟寺本堂の裏側に咲く五輪桜。 通常は一本の幹から枝分かれするのですが、この五輪桜は根元から五本の幹が輪状に生えた珍しい桜樹。
昨年2月の大雪で裂けた枝の跡が痛々しい・・・。
雪害で昨年は開花しなかった五輪桜は、地元ボランティアの懸命な養生により生き延び、今年満開の花が咲くことができたそうです。
満開の五輪桜の下には、4年前の東日本大震災の犠牲者を供養する「桜花観世音」。
仁叟寺墓所にも桜や花桃などが見頃を迎えていました。
仁叟寺の本堂が開かれていたので有難く参詣させて頂きました。 本堂内に掲げられていた「仁叟禅寺」扁額。
広く荘厳な本堂内陣を拝見。
お釈迦様の誕生日4月8日(水)には白象に乗った誕生仏に甘茶をかける「花まつり」が開催されます。
本堂の土間に置かれた銅製大釜は一度に300人分の米炊出しが出来たといわれる戦国時代の大釜。(30人分の間違いでは・・・?)
ガラスケース内の石板碑は文字が風化し判読不能ですが、相当古い時代のようです。
天和3年(1683年)鋳造の梵鐘も土間に安置。 江戸幕府御用鋳物師の椎名伊予守吉広の作。
仁叟寺は上州観音霊場三十三ヶ所の第十八番霊場、観世音菩薩像が金色に輝きます。
その手前に吊り下げられているのは巨大なすりこ木棒、「身をけずり 人に尽くさん すりこ木の その味忘れる 人ぞとうとし」と達筆で記されています。
本堂の欄間を飾る龍の透かし彫りの一枚。 御本尊の鎮座する須弥壇の上部左右に据えられた十六菩薩像。
須弥壇奥に鎮座する御本尊は釈迦三尊像。左から脇尊の阿難立像・釈迦如来坐像・脇尊迦葉立像。
本堂に祀られた禅宗の二尊像。 達磨大和尚。 修理(修利)菩薩。
鎌倉時代の作と伝えられる薬師如来立像。
仁叟寺本堂の最奥にある開山堂(位牌堂)を参詣。
由緒ある歴代住職の位牌が並ぶ開山堂。
開山堂正面の三体の尊像は仁叟寺の開山禅師・中興禅師と曹洞宗の開祖・道元大和尚でしょうか・・・。
天祐山公田院仁叟寺の見所。⇒ http://blog.goo.ne.jp/ttmida/e/b9fdbe8932865f833407367c36b5b033
2015 03 31(火)記。 前橋市 本日桜満開。 最高気温 23.4℃ 最低気温 8.2℃
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