1月27日(土) 27日から31日まで第62回国民体育大会冬季大会「ファイト! 群馬国体」が開催される。
冬季群馬国体のキャッチフレーズは「明日へ!未来へ! ファイト!! 群馬国体」。
27日の午前10時30分から行われる開会式に招待されたので、朝の9時前に行ってみました。
「ファイト! 群馬国体」の開会式場は前橋市関根町の群馬県総合スポーツセンター・ぐんまアリーナ(ここクリック)。
坂東太郎で名高い清流・利根川近くの会場なので、冬の川風が厳しかろうとポケットに使い捨てカイロを忍ばせて・・・。 ところが案に相違してこの日も暖冬の一日でした。
ぐんまアリーナに到着したのが早かったので、会場はガラガラ状態。
暇つぶしに警備員や私服警官がウロウロしている開会式会場内を散歩しました。
「ファイト!群馬国体」のシンボルマークはダルマさんです。
ダルマの生産量が日本一なのでシンボルに採用したとか・・・。
会場内には各団体の大きな旗がいっぱい・・・・国旗の右は群馬県旗、左は国体旗、下段中央の紫地に白○旗は前橋市、右は高崎市、一番右は渋川市の旗です。 (三市は群馬国体のアイススケート開催都市。)
ぐんまアリーナの内部は本当に驚くほどの広さです。
開会式のイベントに使い大小の太鼓が中央に置かれて準備OK!
中央の白い囲みの席が皇族席でツトムの席はその直ぐ横でした。
開会式の音楽は吹奏楽には中之条町中学校・渋川青翠高校・県警察音楽隊。
合唱隊は前橋女子高校・前橋空っ風合唱団・渋川混声合唱団・合唱団「すいせい」・クール ド アマトゥールで総勢250名。
開会式前の歓迎式では、群馬県歌をはじめ尾瀬の名曲「夏の思い出」など群馬にまつわる数々の曲を奏でていました。
午前10時頃から開会式歓迎イベントが始まり、最初は和太鼓の競演です。
前橋華龍太鼓振興会・群馬町和太鼓会・育英短大各太鼓会とダンス部など・・・。
華龍太鼓や八木節をバチさばきも鮮やかに、元気いっぱいに叩いて踊っていました。
マーチングバンド(91名)は東京農大第二高校の華麗なパーフォーマンス!
指揮者のタクトで一糸乱れぬ演奏・演技は見事の一言です。
カラフルな旗を使って呼吸の合った宙を舞うような演技。
この旗のパーフォーマンスをカラーガード演技って云うらしいです。
東京農大第二高校の皆さんお疲れ様でした、想い出に残る名演技でした、大変素晴しかったですよ。
開会式典の前の歓迎式も滞り無く無事終了。
午前10時30分過ぎから開式通告で開会式の本番となります。
次回は冬季群馬国体の開会式です。
2007 01 30(火)記。 前橋市 最高気温12℃ 寒中なのに・・・。
群馬県西部地区の富岡市にある、旧富岡製糸場が新たに世界文化遺産候補にノミネートされました。(他に、富士山と周辺信仰遺産群 長崎キリスト教会関連遺産 飛鳥藤原宮関連遺産群)
中学校の社会科の授業で学んで、誰でも知っている超有名な生糸の工場ですね。
明治期の日本工業発展の礎となった近代機械製糸工場です。
重要文化財に登録されている富岡製糸場は何時でも見学出来ますが、特に、正月の1~3日の3日間は、当時の生糸を紡いだ製糸機械のある工場内部に入れるのです。
これはチャンスとばかりに、1月3日に富岡製糸場(敷地面積15608坪)の見学にGO!!
富岡製糸場の正門脇には明治から建っている3号館(明治6年築、フランス人技師の住居。後に貴賓室として使用)が見学者受付になっています。 住所・氏名を記入するだけで入場無料です。
穏やかな天候にも恵まれて、見学者も数多くにぎやかでした。
正門からは大きなレンガ造りの東繭倉庫が訪問者を威圧するかの様に聳え建っていました。
生糸を紡ぐ前の繭を保管した東繭倉庫は南北に長く伸びた三階建ての巨大なものです。(長さ104.4m 高さ14.8m 幅12.3m 延床面積2979.7㎡)
明治5(1872年)年の創業時にはこの大きさに人々が驚いたそうです。
東繭倉庫の裏側に同規模の西繭倉庫もあります。
昭和初期の富岡製糸場の写真です。 石炭ボイラーの焚く煙突からの黒煙が殖産興業のシンボルですね。
正月の冬空に巨大な煙突がひっそりと静かに立っていました。
(高さ37.5m 昭和14年鉄筋コンクリート製。 明治5年の鉄製煙突は36m。明治17年に暴風で倒壊。)
製糸工場の繰り糸工程(座繰り)で使う大量の水を貯めておいた巨大鉄製貯水槽です。(明治8年設置。直径15.2m 深さ2.5m 容量376立方メートル。 当時のフランス軍艦の造船技術を採り入れて作った。)
東繭倉庫の奥には、木造レンガ建てのブリューナ館(明治6年築)が瀟洒な佇まいを見せています。
富岡製糸場の発展に尽くした工場長のポール・ブリューナ(フランス人)が家族とメイドと共に居住した家です。高床式で地下室はワインなどの貯蔵室になっています。
下は富岡製糸工場内部の繰糸場[そうしじょう](全長140.4m。 幅12.3m 高さ12.1m。 床面積1726.9㎡)です。
普段はここは立ち入り禁止になっています。(正月の三ヶ日だけOK。)
古いケンネル式繰り糸機ですが、良く整備されて、今にもガチャガチャと動き出しそうでした。
工場内部は柱が一本も無く広々としています。
大きな屋根を両側だけで支える構造が東西に延々140mも続き壮観でした。
繰り糸工場の小屋組を三角形のトラス構造でしっかりと支え、広々とした工場空間を確保しています。
明治初期には貴重な板ガラス(フランス製)を窓に多用して、雨天でも女工さんの手元が暗くならないように採光に配慮した近代機械製糸のモデル工場です。(窓ガラスが平面でなく、ゆがんで面白いです。)
創業時はフランス製繰糸機が300台設置され、当時の世界最大規模の製糸工場でした。
女工さんが熱湯の鍋から繭の糸口を素手で探して生糸を引き出します。
蒸気がもうもうと立ち上る繰り糸場で、結核に罹る女工さんも・・・?
“女工哀史”かと思ったら、富岡製糸場は官営工場だったので、当時としては珍しく8時間労働だったそうです。
ただ、フランス人が赤ワインを飲むので、女工さんを募集しても「異人さんに生血を吸われる」と気味悪がって集まらず、明治政府は全国の府県に女工の人数割当をして無理やり集めたらしいです。
集められた女工さん達は士族の娘さんが多かったので、待遇は非常に良かったようです。(女工さんの宿舎・食堂完備)
今でも公務員は楽な勤務で超厚待遇ですから・・・。
巨大な繭倉庫や繰糸場のレンガ目地には漆喰で代用した木骨レンガ造りで、和洋折中様式の珍しい建築物、柔軟性に加えて極めて頑丈に出来ています。
明治から現在まで100年以上も風雨に耐え、官営(明5年)⇒三井製糸(明26年)⇒原製糸(明35年)⇒片倉工業(昭14~平17年[昭62年操業停止])へと受け継がれた、日本の産業史を飾る貴重な文化遺産です。
是非とも世界文化遺産に指定して頂きたいと思います。
群馬県富岡市の観光情報
読者の皆様も一度富岡製糸場(HPはここクリック)へ足を運んでみては如何でしょうか・・・。
2007 01 25(木)記。 前橋市 最高気温10℃。
1月20日(土) 前回お伝えした深夜に行われた御筒粥神事の結果をお知らせします。
前橋市総社町・総社神社での御筒粥神事の粥判断は翌日(16日)の午後3時から神官によって行われたそうです。
ツトムは当日の粥判断には立ち会えなかったので、20日に結果を見に総社神社へ行きました。
総社神社の正面・青銅製の大鳥居から参詣しました。
今日1月20日は、二十日正月と御筒粥神事の結果発表を見る人で境内は賑やかな雰囲気。
参拝客の並ぶ拝殿の右横に、御筒粥神事の結果が貼り出してありました。
農作物の豊凶を占う御筒粥神事だけでなく、一年の天候を占う置炭式神事の結果も一緒に大きな紙に書かれています。。
御筒粥神事・置炭式神事の結果は上の写真の通りです。
写真上段の天候については、前回で記していますので、省略します。
下段の農作物の今年の作況は全体としては平年並み、根菜類と豆類の出来が悪いそうです。 穀類はほぼ豊作らしいので、ひとまづ安心でした。
なお、この両神事の結果は群馬県の作柄と天候の予想ですので、誤解無きようご承知下さい。
前橋・総社神社の御筒粥神事と置炭式神事は良く的中すると高い評判です。
読者の皆様も総社神社に行って、この珍しい神事をぜひ一度ご覧になってください、きっと良い事がありますよ・・・。
2007 01 20(土)記。 前橋市 薄 最高気温8℃ 無風
1月20日 大寒の入り。 二十日正月 玉の輿の日(祇園芸妓・お雪がモルガン財閥の一族と結婚・明治38年)
1月15日 真夜中の神事を拝見しに前橋・総社神社へ。(総社神社クリック)
この御筒粥神事と置炭式神事は毎年1月15日の深夜午前0時を期して開催されるれる、珍しい行事です。
14日(日)の午後11時20分に眠い目をこすりながら前橋・総社神社へ到着。
境内を薄ボンヤリと照らす提灯の下、全く人気のない神社で寒さを堪えて15分程待ちました。
真夜中の神事が行われる総社神社は群馬県(昔の名・上野国[こうずけのくに])に549社ある神社の総元締めと云う。 総社神社と云う名前もそれに由来するらしい。
この前橋・総社神社で1月15日の深夜に御筒粥神事と置炭式(別名 火炭式)が行われる。
待つことしばし、程なく神主・祢宜が揃い、先ずは総社神社の拝殿で祝詞奉納です。
神事にあたり神主もお互いにお払いして、身を清めていました。
拝殿前では紅白の幕が張られ、炉の中では御筒粥神事に使われる鍋が火に焙られています。
拝殿での祝詞も終りいよいよ神事開始!
御筒粥神事と置炭式神事に用いる餅米粉・木炭・葦・篠箸・団扇のお清めの儀が執り行われました。
燃え盛る薪火の中に13本の木炭を並べて着火し、置炭式神事の準備を・・・。
薪火の上に吊るした鍋に餅米粉を入れながら篠箸で掻き混ぜて御筒粥神事が始まりました。
薪と炭の火が燃え盛り猛烈な熱さ! 宮司さん達も鍋と必死に格闘していました。
農作物の吉凶を占う御筒粥神事とは、鍋で煮た餅米粉の中に束ねた葦を入れ、葦の中に入った粉の量で作柄の出来・不出来を当てると云う。
春と秋の葦束を入れてグツグツと煮立てます。
この後、そのまま鍋ごと拝殿に奉納し、翌日(16日)の午後3時に葦を取り出して作柄の吉凶を占うそうです。
16日迄は付き合いきれませんので、占いの結果は後日聞いて報告致します。
次に鍋を煮立てた熾き火を掻き分けて、初めに入れておいた真っ赤な木炭を参道の石畳に並べ置炭の儀式が始められました。
並べられた13本の火炭を神主が団扇であおぎながら、今年の天候を占います。
1月から12月までの晴れ・雨を12本の火炭の赤い部分と黒い部分で判断するのです。 炭13本を火の中にいれましたが、1本は砕けた時の予備だそうです。
今年の・
は如何に!! 神主さんが真剣に火炭を読み取って・・。
書き付けた予報表では縦黒線が雨だそうです。○の白い部分は晴れ
。
1~4月までは晴れ日が多く、5月中旬~7月中旬は雨勝ちで、10~11月も秋の長雨との事。 全体としては平年並みの天候ですが、10月の台風にご注意!でした。 因みに置炭神事の予報は外れたことは無いそうで、不思議と良く中るそうです。(神主の談)
御筒粥・置炭式神事については → ここクリック。
1月15日午前0時から始まった深夜の御筒粥神事と置炭式神事は約1時間で終了しました。 深夜というハンディもあって見物客は総勢6名でちょっと寂しい感がありましたが、珍しい行事なのでNHKテレビも収録に来ていました。
TV放送は16日の午後6時頃の予定と言ってましたよ。 ツトムも隅に写ってるかも・・・ね。
(筒粥神事の占いの結果は近日中に発表予定)
2007 01 16(火)記。 前橋市 のち
最高気温10℃
2007年1月6日(土) 福ダルマで有名な古刹寺・少林山達磨寺を訪ねました。
毎年、1月6日~7日の両日に亘って行われる由緒あるだるま市。
関東のダルマ市は少林山達磨寺(高崎)から始まって、前橋のダルマ市(9日)、伊勢崎(11日)・桐生・足利・・と北関東を東に横断して行く、冬の風物詩です。
6日6時30分、日中降っていた冷たい雨もあがり、すっかり暗くなった少林山達磨寺の総門(山門)から入山しました。
総門上には「少林山」の扁額と徳川家ゆかりの三つ葉葵の幔幕が出迎えてくれました。 総門を入ると直ぐに胸を突くような急な階段を登ります。
息を切らしながら階段をいくつか登りきると、参詣客で賑わう達磨寺本堂の“霊符堂”に到着。
霊符堂です。 手を合わせて合掌!
家内安全、商売繁盛、合格祈願、交通安全、恋愛成就、・・・なんでもOK!
境内のダルマ屋で買ったダルマは霊符堂右横で“達磨開眼供養”の祈祷を行っていました。 3秒程祈祷して300円! 坊主丸儲けの見本ですね。 階段下の社務所では200円で祈祷していました。
開眼祈祷する坊さんは儲け過ぎ、食べ過ぎ坊主で丸々太って血色の良いこと! とても聖職者とは思えません、座した姿は脂肪ダルマでした。
霊符堂の左奥には様々なダルマを展示している達磨堂があります。
そこには巨大なダルマが・・・2m以上はありました。
少林山達磨寺ですから、絵馬はもちろんダルマ絵馬です。
今の時期は殆どが合格祈願の奉納ダルマ絵馬でしたね。
少林山達磨寺の境内ではダルマ屋さんが客寄せに声をからしていました。
今日は昨夜からの強い風雨が夕方まで続いて、達磨寺への参詣客が極端に少ないそうです。 昨年の半分程度との話です。
例年ならダルマを買う人で達磨寺の境内は大混雑しているのに、今日はガラガラ状態。
ダルマ売り子も手持ちぶたさで拍子抜け。
夕方までのでダルマは全部ビニール袋に入って味気ないダルマ市になってしまいました。
年々、ダルマ屋の数も少なくなって往年のダルマ市の面影はありませんね。
だるま市の規模では1月9日の前橋市のだるま市が日本一と云えます。
前橋だるま市については、ココをクリックしてご覧下さい。
2007 01 09(火)記。 前橋市 最高気温8℃
年末から新年にかけて世界では話題豊富な年越しでしたね。
ツトム家ではTV受像機が故障中で何も見られず、ラジオ聴きながらPC専科でしたよ。
正月にPCのweb上に流れてきた映像はショッキングでしたね。
イラクの元大統領サダム・フセインの絞首刑シーンです。
足元の床が開いて落下・・・。
フセイン支持者は猛烈に怒って、ますますイラク内戦に拍車がかかりそうです。
日本のテレビでは放映されなかった処刑シーンがUP LOADされていました。
フセイン元大統領処刑動画のURLを下に記しますからご覧下さい。
携帯電話であわてて撮ったらしく画像は粗れています。
画面上の大声はフセイン大統領を罵倒している声らしいです。
思ったほど残虐ではありませんが自己責任でお願いします。
http://video.google.com/videoplay?docid=-1734042717556560160
http://www.liveleak.com/view?i=863ce7d4a3&o=1
どちらの動画も全く同じ画像です。
年末大晦日のNHK紅白歌合戦ではヌードストリップまがいの問題ダンスシーンがあったとか!
特に、ラストシーンでは女性ダンサーがビキニパンツを脱いで、股間にナニやら卑猥なモノをぶら下げてご開帳!
なにが“皆様のNHK”だよ! これじゃ受信料なんてバカらしくって!
有料のヌード専門チャンネルになればいいじゃん。
NHKではイロエロ弁解してるけど、どうせやるならスッポンポンの完全ヌードの方がイヤらしく無いってば・・・。
NHK紅白の DJ OZMA の問題Hシーンは下記に表示します。
TVで見た人も見なかった人も、じっくり視て勉強しましょうね・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=spyauwgfWmU&mode=related&search=
http://www.youtube.com/watch?v=8YLuBB2pp64&mode=related&search=
次回はアンコールワットの予定ですが・・?
2007 01 04(木)記。 前橋市 最高気温11℃
新年明けましておめでとう御座います。
読者皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
今年も「ツトムさん家の写真日記」を宜しくお願い申し上げます。
新年の初日の出の代わりに、アンコールワットの日の出を掲載致します。
写真の日の出に真心を込めてお祈り下さい。
きっと今年は良いことがいっぱい訪れると思います。
11月19日朝6時頃のアンコールワットです。
朝靄の中からカンボジアの太陽が静かに昇ってきます。
アンコールワットの日の出見物客が早朝にも拘わらず沢山来ていました。
下はアンコールワット西参道入口の王の門です。(アンコールワットだけは西参道が正面です。他の遺跡は全て東か南。)
蛇神ナーガも首を長くして太陽を待っていました。
アンコールワット遺跡内部の日の出が見易い場所は早くから占領されて・・。
遺跡内の池では蓮の花が咲き乱れ、ナーガの見守るなか親子の馬が気持ち良さそうに戯れていました。
蓮の花咲く朝は清々しく、心洗われる雰囲気があります。
アンコールワット遺跡中央寺院では早朝にもかかわらず、女神デヴァターが豊満な肉体美を惜しげもなくご披露・・・・生唾ゴックン!
アンコールワット外堀では獅子神シンハが夜明けを高らかに告げていました・・・コケッコッコォ~~~!?
この後はホテルに戻って朝食バイキングと朝寝タイムになりました。
次回は昼間のアンコールワットです。
2007 01 01 亥年・元旦 記。 前橋市 のち