ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第934回 わたらせ渓谷鉄道 神戸駅 花桃まつり。

2015-04-29 00:00:00 | 旅行

2015 04 12(日)


今回は“わたらせ渓谷鉄道”に乗車し、銅山で有名な足尾までの中間地にある神戸駅(ごうどえき)の花桃見物です。

この日はわ鉄の大間々駅前の駐車場が嬉しいことに無料開放、前橋から運転してきたプリウスを停めて大間々駅へ・・・。(朝8時50分頃)
 
花桃見物でしょうか・・・駅改札口には7~8人の行列、普段は車にお客を獲られて閑散とししている駅にしては珍しい光景です。


大間々駅から神戸駅まで往復1180円。 帰りはトロッコ列車を楽しむので「トロッコ整理券」(510円)を購入。
 
10時54分発の「花桃号」に乗って神戸駅を目指します。(わたらせ渓谷鉄道は電化されていませんのでディーゼル車

清流“渡良瀬渓谷”に沿って咲く桜花を見物しながら進むわたらせ渓谷鉄道
沿線の桜名所として高津戸峡・花輪駅・水沼温泉駅などが人気です。
 

沿線の春景色を堪能しながら11時37分に目的地「神戸駅」に無事到着。 
着いた列車から降りる客とその前からいる花見客でプラットフォームは大混雑!
駅舎のある1番線から2番線を結ぶ跨線橋にもカメラマンが鈴なり状態、驚きの一語です!
 

華やかな桃花列車ですから“撮り鉄”にはモッテコイの撮影ポイントなのでしょう。


乗客のほぼ全員が下車した花桃号は次の駅「沢入(そうり)」に向かってガタゴト走ります。


神戸駅1番線フォームから2番線方向の風景。跨線橋には次の列車を待つ撮り鉄ファンが頑張っています。


跨線橋に上がって眺めた足尾方面の華麗な花桃


こちらは大間々駅方向。 左の列車は列車レストラン清流」。 右の建屋は神戸駅舎


花桃に囲まれた列車レストラン清流」。 「清流」車両の傍で保線用の足漕ぎ車「カントリートレイン」の試乗体験が出来ます。
鮮やかに咲く花桃のトンネルを楽しむ「カントリートレイン」、保線用の軌道自転車は足でペダルを回して進みますが、意外に軽い力で走るので驚きました。
  

わたらせ渓谷鉄道の神戸駅舎。 神戸は「こうべ」では無く「ごうど」と読みます。
 
11日と12日の両日は神戸駅舎で抹茶・菓子のサービス(呈茶)もあります。


神戸駅前には特設テント市場が開催され大勢の観光客が飲食物や地元産品を購入していました。

春の陽光を浴びながら食事する光景は微笑ましい・・・。

わたらせ渓谷鉄道のマスコットキャラ「わっしー君」も応援に出動。 駅前市場を回るミニトレインは子も親も大喜び!
 

神戸駅から花に囲まれたテント市場を見ながら、駅前の坂道を上がって線路や駅が見渡せる場所へ移動。


坂道の終点も大根花に負けずと咲き誇っています。    線路脇の崖上からの眺めも素晴らしく絶好の撮影ポイント!
 

大間々・桐生行きの列車が到着、乗客や撮り鉄ファンでごった返す神戸駅


神戸駅全体の俯瞰画像。 黄色の作業車の後方が賑わう特設テント市場、


満開の花桃を心ゆくまで堪能し、12時16分頃神戸駅発のトロッコ列車「わっしー号」に乗って帰路へ・・・。
 

トロッコ列車「わっしー号」の内部。 沿線の名所では徐行運転し親切な車内放送で案内してくれます。

神戸駅赤城山から流れ落ちる「小中大滝」の最寄り駅「小中駅」の中間で最徐行、わたらせ渓谷鉄道に乗車しないと見られない幻の滝「汽車見の滝」もゆっくりと鑑賞する事ができます。
汽車見の滝」は別名「地蔵の滝」とも云うそうで、落差約70mあるとか・・・。      
  

車窓から見た渡良瀬川と山肌を染めるヤマザクラ。  春の花と云えば菜の花に尽きます。
  

トロッコ列車の最後尾から見た桜景色も素晴らしい絶景! 
 

鉄道好きには絶対お奨め出来る春のわたらせ渓谷鉄道の旅でした。


わたらせ渓谷鐵道「わ鐵のわっしー号」車窓風景(小中~神戸) 2011/09/23 (拝借動画)



わたらせ渓谷鉄道HP
http://www.watetsu.com/



 2015 04 29(水 昭和の日)記。            前橋市         最高気温 26.0℃     最低気温 13.7℃  

 
おまけコーナー。

全長177mの自動鉄道施設車(オーストラリア製)
RU 800 S



全自動枕木交換車。Werktrein in Overpelt.wmv


 


第933回 所沢航空記念公園 下 航空発祥記念館。

2015-04-22 12:00:00 | 旅行

2015 04 02(木)


桜満開所沢航空記念公園内にある“所沢航空発祥記念館”を見学。
大きなカマボコ型のドーム屋根が所沢航空発祥記念館。(入館料 大人510円 小・中学生100円)


館内は二階建。


正面から入ったエントランスロビーの上部には所沢飛行場で製作された日本初の国産軍用機「会式一号機」(実物大レプリカ)が吊り下げられています。
 

入館料を支払い、展示物館内に入ると直ぐに出会うのがアニメ「LASTEXILE-銀翼のファム」に登場する小型ヴァンシップ(飛行機械)の「ヴェスパ」。
 

明るい全天候ドームの館内に展示された様々な航空機を見物。

黄色は頑丈で信頼性が高く、世界中で15117機使用されたノースアメリカンT-6G練習機(最高速度335Km)。


大きな航空機は床に・・・小型機は天井から吊り下げられて迫力ある展示。
プロペラ機あり、ジェット機あり、ヘリコプターありの男性には嬉しい“所沢航空発祥記念館”。
 

機内に乗り込むことも出来、操縦桿を動かしてヘリパイロットになった気分になれます。(バートルV-44A ヘリコプター)
 

セスナ310双発機の操縦桿操作で翼のフラップが実際に動かせるのでパイロット気分が味わえます。
 

民間機も自衛隊機も所狭しと大量展示。
 

下のジェット機は戦後日本で初めて設計開発した国産量産飛行機の第一号「富士T-1B-10」。(富士重工業製 最高速マッハ0.8)
 

館内の別室では日本のロケットの父と呼ばれた“糸川英夫”の業績と宇宙を往復した小惑星探査機“はやぶさ”が展示されていました。


惑星探査機“はやぶさ”と小惑星イトカワから砂微粒子を持ち帰ったカプセル、幾多の困難を乗り越え任務を遂行した“はやぶさ”に拍手!!
 
展示中の惑星探査機“はやぶさ”は実物の2分の1の模型。

日本のロケットの父“糸川英夫博士”の足跡にも興味深いものが見られます。
糸川英夫博士の銅像写真 カッパ(K ギリシャ語)型ロケット  下は糸川英夫が考えた1963年頃の宇宙船模型。

糸川博士は有人火星探査船まで考察していたと言うから気宇壮大な偉人だったのですね。

敗戦後の物資乏しい昭和26年にペンシルロケットを作成、その後の日本ロケット開発の中心的指導者になります。


戦前は中島飛行機((株)に勤務し軍用機の性能UPにも寄与していたそうです。


糸川英夫博士は航空工学ばかりで無く、音楽音響にも才能を発揮、音響工学博士号も取得、高音質のバイオリン(ヒデオ・イトカワ号)も自作した多才な人。
 

日本の宇宙開発の歴史
http://www.isas.jaxa.jp/j/japan_s_history/index.shtml


糸川英夫略歴。
http://www.isas.jaxa.jp/j/special/2012/prof.itokawa/


続く別の展示室にはオンボロで骨董的な「九一式戦闘機」も展示されていました。
昭和8年製造で木や布までも使って作られた貴重な機体は当時の製造技術・材料などが学べる「重要航空遺産」と「近代化産業遺産」認定されています。
 

航空機と言えばやっぱり飛行機の父“ライト兄弟”。館内にはライト兄弟の業績を示す特別コーナーも設けられています。
 

日本にはライト兄弟の初飛行より16年も前に空を飛んだ“二宮忠八”という先駆者がいました。
だだし動力がゴムやゼンマイなどでエンジン付きのライト兄弟機とは一線を画するもの、当時の日米の工業技術力の差は如何ともしがたし・・・。
 

実物大の複葉機は“ニューポール812E”(フランス製)のレプリカ。
埼玉県比企郡の民間飛行家「岩田正夫」が故郷訪問時(大正15年)、河原への着陸に失敗し村に寄贈した機体。


所沢航空発祥記念館”には沢山の模型機や操縦装置などもあり、楽しく学べる仕掛けになっています。
飛行機の飛ぶ原理の揚力も判りやすく可視化、翼は上に揚力、下に重力、前に推力、後方へは抗力。
 

子供も大人も楽しめる“所沢航空発祥記念館”を是非お奨めいたします。
http://tam-web.jsf.or.jp/contx/index.php



2015 04 22(水)記。      前橋市      最高気温 21.5℃      最低気温 10.2℃


おまけコーナー。

ロケットから見る打上げ風景がスゴイ。
GoFast 2014 HD OnBoard Cameras


世界一速い有人ロケット機 X-15.(ノースアメリカン社製 最高速度 7274Km マッハ6.7 1967年)
EDGE of SPACE: X-15 - World's Fastest Rocket Plane (720p)

世界一速い有人ジェット機 SR-71.(ロッキード社製 最高速度 3529Km マッハ3.27 1976年)
Lockheed SR-71 Blackbird Fastest Jet in the World Full Documentary

 


第932回 所沢航空記念公園 中 桜満開。

2015-04-15 12:00:00 | 旅行

2015 04 02(木)


所沢航空記念公園での桜見物

所沢航空記念公園は明治44年、日本で初めて開設された飛行場。
戦前戦中は陸軍所沢飛行場として活躍、戦後は接収され米軍基地として使用され、昭和46年返還、昭和53年3月に所沢航空記念公園で開園しました。
飛行場跡地ですから公園の敷地面積は広大で約50.2ha(約150600坪強)、足腰の運動には最適な公園です。

所沢航空記念公園の案内図。 右下の「航空公園駅」から運動場・少年スポーツ広場のを観てから公園中央部の花見に行きます。


色鮮やかなは快晴の青空に良く映えています。        遊歩道植え込みの菜の花もアクセントになります。
 

運動場と公園部を結ぶ跨道橋から観た少年スポーツ広場の桜並木


少年スポーツ広場を囲むように咲く桜樹の下ではそれぞれのパーティーが桜を愛でながら宴会ランチ
 

公園内にはソメイヨシノオオシマザクラヤマザクラなど約500本の桜樹があるそうです。
 

素晴らしい桜日和!! まさしく絶景かな・絶景かなの景色。


少子化で久しく聴けなかった子連れファミリーの賑やかな声が公園内にコダマします・・・。


所沢航空記念公園内に造られた日本庭園茶室を見物。
茶室「彩翔亭」の門近くに立つ「大正天皇御駐輦之跡」碑(輦=レン てぐるま)、陸軍大将 井上幾太郎の謹書。
 
洒落た門構えの茶室「彩翔亭」。 手前のケヤキ樹の巨木が印象的。

「彩翔亭」の日本庭園。 庭園の見える茶室では抹茶と菓子のおもてなしもあります。(500円)


池を中心に四季の草花が観られる散歩道が整備されています。


「彩翔亭」日本庭園の裏側斜面に建てられた胸像はフォール大佐像
「フォール フランス陸軍砲兵大佐は大正8年1月 63名のフランス航空教育団長として来日 約19ヶ月にわたり航空技術の指導教育をし 我が国航空界の発展に貢献しました。」(碑文より)
 

桜見物しながら公園内を散策、広い園内には様々な像が置かれています。

大空を見上げる像は「航空整備兵の像」(彫刻家 長沼孝三)。昭和18年の「第2回大東亜戦争美術展」に出展、19年5月この地の所沢航空整備学校に建立。
翼を抱き、空を見上げる航空整備兵の姿は、当時の少年飛行兵や整備兵のシンボルとされていました。
  

所沢航空記念公園のを眺めながら園内を散策。 なにやら忠霊塔のような石造りの碑が・・・。


日本初の航空犠牲者 木村・徳田両中尉の像でした。 先駆者には犠牲が伴うものとは・・・。
  

碑説明文。


所沢航空記念公園の中心には桜に囲まれた「放送塔」。公園のシンボル的存在で高さは100m程か?


西武線「航空公園駅」前のYS-11と同様に公園内の一角にも飛行機が置かれています。


春の陽を浴びて銀翼を休めるのはズングリとした機体が特徴のC-46中型輸送機(米国カーチス社製)。 
翼の下に「日本航空発祥の地」石碑、この所沢航空記念公園の場所が日本初の飛行場だったのです。
 



桜満開の公園中心部、大きなカマボコ建物は新旧の航空機が展示されている「所沢航空発祥記念館」。

桜も飛行機も見られる楽しい「所沢航空記念公園」、ストレス解消と軽い運動を兼ねて訪れるのに最適な癒し空間です。



2015 04 15(水)記。      前橋市 時々雷雨。       最高気温 20.9℃    最低気温 9.4℃??


おまけコーナー。

女子ゴルフチームの絶妙トリックプレー。
SDSU Women’s Golf Team Trick Shot Video




第931回 所沢航空記念公園 上。 YS-11

2015-04-09 12:00:00 | 旅行

2015 04 02(木)


見頃を迎えた桜が500本あると言う“所沢航空記念公園”へ花見行楽。

天気は快晴、絶好のお花見日和!!
西武線の分岐駅・所沢駅の一つ次の駅「航空公園駅」(画像の左建物)からは電車が着くたびに沢山の花見客が公園に向います。


航空公園駅の二階カフェから眺めた駅前の風景。 右の大きなビルは所沢市役所。


所沢航空記念公園の花見に行く前に、航空公園駅前周辺を見物。

航空公園駅前に立つモニュメント。 最頂部は紙飛行機を模った鋭角的なオブジェで「飛翔」と命名、昭和62年の駅開業を記念して設置。
 

駅から航空祈念公園方向へ100m程の場所に建てられたモニュメント。 こちらはロケット噴射を図案化したもの。
上部から水が扇状に流れ落ちるので“イマジネーションカーペット「壁泉」”と呼ばれています。
 

航空発祥の地』文化の薫るところざわ碑。 日本で最初に空を飛んだアンリファルマン複葉機(フランス製)も描かれたマンホール蓋。
 

航空公園駅前には懐かしい日本の名機“YS-11”が置かれていました。


今は引退して地上で翼を休めるYS-11、空を飛べずに駅前ビル群に囲まれた雄姿は少し寂しそう・・・。


フェンスで囲まれているので触ったり乗ったりは不可。 4月12日(日)の地方選挙の候補者掲示看板。


大空を優雅に飛翔するイメージでYS-11をご覧ください。














YS-11の説明板。


YS-11 http://ja.wikipedia.org/wiki/YS-11

NAMC YS-11A-500R http://www.ana.co.jp/ana-info/ana/ana_history/fleet/1962/ys.html


2015 04 09(木)記。           前橋市       最高気温 7.9℃     最低気温 2.8℃



おまけコーナー。

自転車エレベーター。
Bicycle Powered Tree House Elevator

 
米国の学生が「音で火を消す」装置を開発。
Pump Up the Bass to Douse a Blaze: Mason Students' Invention Fights Fires