ツトムさん家の写真日記。

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第818回 第4回 中之条ビエンナーレ 上。

2013-10-15 12:00:00 | 旅行

2013 09 14(土)


秋は芸術の季節、2年に一度の大規模芸術祭・現代アートの祭典“中之条ビエンナーレ”が9月13日(金)から10月14日(月)まで群馬県中之条町で開催されました。
会場に選ばれたのは「中之条伊勢町エリア」「伊参エリア」「四万温泉エリア」「沢渡エリア」「暮坂エリア」「六合エリア」の6地区。
時間の都合で中之条ビエンナーレのメイン会場「中之条伊勢町エリア」の見物です。

JR中之条駅前のビエンナーレ本部を訪ねると、「今年から鑑賞パスポート(1000円・公式ガイドブック付き)が必要になります」と言われ、已む無く寄付のつもりで購入。
  
前回のビエンナーレで一番良かった駅前の通運倉庫での展示は今回は無しとの事で拍子抜けのガッカリ!

正午になったので昼食にソースかつ丼など食してからガイドブックの地図を頼りに会場を探しながら中之条町を散策。

国道353号線沿いの「かねんて倉庫」会場では錆びたブリキ小屋の内部に輝く金属板に彫金を施した「genshiranbyodaku」(東城信之介)という作品。
マジック的な理解不可能な摩訶不思議な錯覚を覚える現代アートです。
  

中之条町の名刹・林昌寺近くのブースは、真っ暗にした内部の中央に薄ぼんやりと青く光る組み紐のような作品。
題して「知恵の実」、作者は大野 公士、朧に幻想的なアートで好感できます。
  

次は中之条町役場近くの近藤公園会場。
近藤公園の片隅には10mほどの大きな蚕(かいこ)の絵画芸術、虫独特な気持ち悪さが無くモスラ的ユーモア感がありました。
  
公園の芝生上には白い矩形のテント、内部には新聞紙で製作されたアート作品「新聞紙でつくる建築」、制作途中なのか意味不明でした。

購入した“鑑賞パスポート”の特典は近藤公園会場で本格コーヒーと菓子・果物が無料で頂けること、コーヒーを飲みながら室内に飾ってある絵画を見ながら頭と脚を癒します。
ケント紙にペンで丹念に描いた絵は繊細なタッチの小林望美作品。
  

中之条町の中心部に位置するコミュニティセンター「つむじ」でも数々の現代アートが展示され、自由に鑑賞することが出来ます。
「つむじ」のメイン施設前に展示されていたプロパンボンベ型危険物?は核燃料・核廃棄物をテーマにした「拝啓ジョンレノン」(中島和俊)。
恐ろしい雰囲気は理解できるのですが・・・「つむじ」に出店しているパン屋の楽しそうな見本ディスプレイが現代芸術に見えたりして・・・(笑)。
  
中央画像は池に浮かんでは消える泡をイメージした「うたかた」(志村陽子)、観たとおりの題名で単純明快、考えなくても解かる爽快な作品。

暑い秋の一日、中之条ビエンナーレのゲージュツ鑑賞は更に続きます。




2013 10 15(火)記。     前橋市       最高気温 17.9℃     最低気温 14.3℃


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