前回の少しイロっぽい日記から本来のマジメなのに戻りました。
今日は竜飛岬の続きで、青森・浅虫温泉に泊まった話なんだ。
浅虫って変わった名前だけど、本当は温泉蒸気熱で麻を蒸して柔らかくしてたところから、 ”麻蒸し”になって、更に”浅虫”に変わったんだって。
一説には平安時代に僧侶・円仁が湯を発見したってのもあるんだ。
兎も角、竜飛岬を発って2時間半で浅虫に着いたよ。
まだ午後の5時前だったので、宿泊ホテルの”秋田屋”から目の前の海岸へ散歩と洒落こんだね。
実は散歩を兼ねてね、お土産はホテルの売店で買うと割高になるからね、街中の安い店を探しに出た訳さ。
アッタよ、意外に近くに、立派な新しい五階建てビルでね。
浅虫・道の駅”ゆ~さ浅虫”ってお土産店兼日帰り天然温泉だって。
値段も安かったけど、お土産の種類が実に豊富だったよ。
近くに行ったら、浅虫温泉街の真ん中だから寄ってみなよ。
青森のお土産なら殆ど揃ってて便利だよ。
その”ゆ~さ浅虫”の売店で勧められた地BEERを買ちゃったんだ。
それがこの二本なのさ。
なんでも下北半島のお寺の湧き水から作ったんだって。
だからか~、ラベルに卍印が付いてんだ。
~ナムアミダブツ~って、これ飲んだら楽にあの世行きかもね。
”卍印・麦雫”は少し苦めが勝ったビタータイプの発泡酒なんだ。
もう一つの”卍印・PILSNER”はコクのある少し重めの本格的BEERだよ。
何てお寺かね~、BEER作ってんのは・・・ 坊主丸儲けだってば!
泊まったホテル”秋田屋”は浅虫の真ん中で、アットホームな感じで良かったよ。
なんで青森で秋田屋ってんかね~。 創業者が秋田人かもね。
名前は兎も角、お風呂から”浅虫海岸”や”湯の島”が正面に見えてさ。
ホントに居心地良いホテルだったね。
前の夜が船の二等の雑魚寝だったからノンビリ出来たね、”卍印”飲んでさ~早々に夫婦であの世行きさ~ね。
夕食は宴会場だったけど、安いツアーにしちゃ豪勢だったよ。
私の好きな”ホタテ尽くし”だったからご機嫌さ!
カラオケに合わせて他人様の奥さんと仲良くダンスしちゃってね。
不倫ダンスだって云われてね、でも場を盛り上げてくれたってんで添乗員が感謝してたっけ。
なにせ、ジジ・ババばっかしの格安白髪バス旅行だもんね~。
翌朝、出発の見送りに出た女中さんは面白かったよ。
津軽弁だか南部・下北弁だか、”卵の黄身”のことを”たまごンのチミ”って云ってね。
地元の言葉って素朴で愛嬌があって良いね、青森に行ったら、また”秋田屋”に泊まろ~。
じゃ、残りの”卍印 BEER”飲んで寝んべ~か!
2005 08 10