名曲”石川さゆり・津軽海峡冬景色”の舞台、”津軽・竜飛岬”にやっとたどり着いたんだ~
小雨が降ったり、薄日が差したりのハッキリしない天気の中、
クネクネと竜飛山地をバスで登って。
何故か風車が風もあるのに止まっててさ~。
それでも、どうにか本日のメインイベントの竜飛崎に到着したんだ。
何故か、昼の12時ジャストに。(運転手が上手いのか、乗客がガイドの指示どうり動くロボットか?)”ホテル竜飛”に到着なんだ~。
ともあれ、昼飯にありつけたわけて~の。 竜飛崎でただ一軒の”ホテル竜飛”で昼食さ。 昼飯の写真は撮らなかったけど、ちゃんとした懐石料理だったね。 名物陸奥湾のホタテも付いてね。
”ホテル竜飛”のロビーには青函トンネルを列車が通ると天井が七色に輝く仕掛けが有ったけ。トンネル内を通る列車の音も聞けて面白かったよ。
"ホテル竜飛" http://www.hoteltappi.co.jp のページ左[その他施設]参照。
かの有名な津軽海峡を眺めに竜飛灯台と展望台に登ったんさ。
灯台は思ったほど大きくなかった。 高い場所にあるからなんだね~。
展望台にはトーチカみたいな旧日本海軍の観測所や、自衛隊のレーダーがあったりして、異様だったよ。 津軽海峡を通過する船は皆んな監視されてんだね。
観光地なんだから、もう少し何とかならんのかね・・・色気ってものがさ~。
薄曇りになってやっと20Km先の北海道が見えたっけ。
あんまり薄ぼやけてたんで感動までも薄れちまったよ。
バスガイドが急がせてね。 ”石川さゆり”の歌碑に行ったんだよ。
よく出来てたね、”津軽海峡冬景色”の歌碑って。
歌碑の下のはロールケーキかと思ったら、逆巻く波だってさ・・・。
赤いボタンを押すと何処からとも無く”石川さゆり”が歌うのさ。それもステレオで!
「上野発の夜行列車、おりた時から~~」ってね。
竜飛で聞くと感無量だね。皆んなもここへ来て聞いてみなって。
「ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと~」って。
ヘタリ気味のスピーカーでボリューム大きくって、最北の岬の感傷もわかないよ!
せめて本物の石川さゆり「津軽海峡冬景色」を聞いて女心の哀調に浸ってね。
石川さゆり 津軽海峡冬景色
それから、”国道339号線を歩きます”だって。 車があるのに何で徒歩なんだ?
タマゲタね! 国道が階段だって。! バイクや自動車はどーするんだよ。
兎も角 小雨の階段を下ったね。 途中、紫陽花が満開で綺麗だったよ。
階段数362段で長さ338mって云ってたね。 下りだから良かったけど上りだったらどうするんだよ~。
(津軽最果ての竜飛漁港)
少しフラツキながら、やっと海岸べりの車が走れる国道339号線にたどり着いたよ。
(上に見えるのが”ホテル竜飛”)
フラついたのはホテル竜飛での昼の冷酒が効いてきたんだからね・・・
この自動車道路の突端は行き止まり、おまけに自販機だらけだ。
ロマンチックな雰囲気はまるで無し!!
太宰治の”津軽”の一節の石碑と宗像志功の”竜飛丸太”がただあったけ。
じゃあ またね~~。
2005 08 5