浅虫温泉・秋田屋を発って、国道279号線を一路下北半島へ。
途中、菜の花 畑では日本一と云われるヨコハマ違いの下北・横浜町で、
ユニークな名前のドライブインに寄ったんだ。 素敵な名前だったよ、都会の香りがプンプンあったね!?。
”サンシャイン横浜”って云うんだ。オドロイたろ~。
陸奥湾に東側が面しているけど、一面畑ばっかしの田舎にね、平屋建てでね。
たしかに太陽はギラギラ照り付けてたね、だからサンシャインか~。
店内は陸奥湾で採れる海産物が中心だったけど、
美味かったのは名物”菜の花ソフトクリーム”だね!
薄い黄色で”菜の花フレーバー”で味付けしてあったよ。
行った時には絶対に食べてみな・・・
”ほたてアイス”に”なまこアイス”ってのも売ってたけど気持ち悪そうで止めたよ。
サンシャイン横浜で一休みしてバスで尻屋崎に行くんだって。
一時間半程で海の突端に着いたよ。
真っ白な尻屋崎灯台がポイントだね、青い海に映えて美しかった。
この尻屋崎って馬で有名なんだって。
ダービー馬じゃないよ、日本産の馬だって云ってたけど、見たら納得したね。
自慢じゃないが安心したよ、私と同じで短足なんだもん。
ゴロ太い足してんだ、毛もいっぱい生えててね、日本産間違いなしだ!
名前は”寒立馬”(かんだちめ)だってさ。
真冬の極寒の吹雪の中でも野外で頑張って生きてるんだって。
君たち見習った方がいいよ!
(借用品)
そう説明されれば、確かに名前の通り「寒い中で立ってる馬」だね。
今は暑い夏だから”熱立馬”ってほうがピッタリだよ。馬が汗かいてたもん。
岬の草原に子馬がいたけど、可愛かったよ~。
尻屋崎見た後にむつ市(日本で唯一の平仮名の名前の市)で昼飯だったけど、
実に美味かったね。
大好きなホタテづくしなんだ。ホント青森県っていいね。
お店の前には本物の青森”ねぶた”が飾ってあったよ。皆ここで記念写真してたね。
バスツアーの集合写真(千円)も撮ったけど買わなかったね~。
こんどはマグロで急に有名になった最北の町”大間崎”へ直行だ!
右手に澄んだ津軽海峡を見ながら、眠りながら”大間”へ ”大間崎”へ!
やっと着いたね、憧れの”大間崎”に!!
岬の尖端の海岸が公園風になっててキレイに整備されてたよ。
片隅に”石川啄木の歌碑”なんかも在ってね。
その沖600mには”弁天島”があってね、ポツンと淋しく無人灯台が立ってた。
眼を凝らして見たけど北海道は霞んで見えなかったよ。残念!
岬の裏側は海産物のお土産店ばっかしでニギヤカだったね。
何故か”大間崎マグロ”の店は無かったね。
”大間”のマグロは一本数百万円って値段らしいよ。
それじゃ全部大都会に売られちゃうね。
だから、ここじゃイカと干物ばっかし売ってたんだ。
チッコイいかだったけど、イカ丸ごと一匹焼いて100円だったんで食べたよ。
やっぱ新鮮だったから美味しかった~~。
”大間崎”でゆっくり遊んでから引返したよ来た道をね。
今日の宿泊地”下風呂温泉”にだって。
宿屋の名前は”長谷旅館”って云うんだ。
かなり昔”井上靖”って作家がこの宿で「海峡」って小説を書いたんだってさ。
読んだ記憶があるけどあんまり面白くなかったね。確か短編だった気がする。
”長谷旅館”の夕食は格安ツアーの割りに豪華だったよ。、
お風呂から眺めた海の景色は情緒がタップリだったね~。
夜になると暗い海の彼方に点々と灯りが点くんだ、漁火なんだってさ。
イカ釣り船の集魚灯なんだね、なんかロマンに浸って”胸ジ~ン”だよ。
温泉の湯は白濁色の硫黄温泉で浴室全体がイオウの匂いで満々だ。
こんな娘と一緒にお風呂入ったら死んでもいいな~。 (嫁さんゴメン!ね)
・・ってな訳で、若い娘の夢みて早く寝よ~~っと。
2005 08 21(日)
(借用画像に感謝!)