2015 05 09(土)
神田明神での祭り見物の後、電気街とオタクで有名な秋葉原地区へ移動し、街頭で神田明神遷座400年を祝う“神幸祭”のパレードを鑑賞。
迫力満点な「白虎山車(びゃっこだし)」は一休さんの屏風の虎退治」に由来する東京芸術大学の傑出作品。
続いて電気街を堂々と練り歩いたのは、福島県相馬市から参加した「相馬野馬追」の騎馬武者の凛々しき一行。
沿道の大群衆にもたじろがぬ馬匹は「相馬野馬追祭」で鍛えられているからなのか・・・。
7月最後の日曜日に開催される「相馬野馬追祭」の宣伝も兼ねての参加です。
神田祭には様々な趣向を凝らした山車が繰り出します。 恵比寿大黒様とにわとりは「諌鼓(かんこ)山車」、天下泰平を謳う神田祭の一番山車を務めます。
二頭の黄金の獅子を頂いた「獅子頭山車」は神田祭りの守護役。
頭に神田明神の神輿をモチーフにした神田祭マスコット「江戸っ子 みこし~」。 小さなロバが可愛いい「藤車」。
時間が経つにつれて賑やかになる秋葉原の中央通り。 贅を凝らした神輿が街中を渡御します。
中央通りから右折し神田松永町・昭和通り方面へ向う「一の宮 大黒命」と「二の宮 恵比須命」の神輿。
神輿で最大だったのは神田祭の祭神「三の宮 平将門命」の神輿行列。
担ぎ手不足なのでしょうか? 「平 将門命」神輿は手押し車に載せられて・・・・将門の霊はこれで鎮まるのでしょうか?
仮装行列も面白い、行商人姿の「あめ(飴)売り」と真っ赤な「唐辛子売り」。 「浦島太郎と竜宮城の乙姫様」。
大きな亀の背に乗った浦島太郎山車はアニメチックな現代風。
大騒ぎしながら沿道の見物客に元気アピールしていたのは「花咲爺」の大きな山車。
少しグロっぽくてユニークなものは「大江山凱陣」山車、源 頼光・渡辺 綱の大江山酒呑童子の鬼退治で切り落とした鬼首。
変わり種では要石・大鯰山車、なまずの頭に地震を抑える「要石(かなめいし)」を載せて練り歩く姿形が可愛らしい。
この山車の霊力で大きな地震を抑えてほしいものです・・・。
夕暮れから夜にかけても神田祭は続きます。
神田川に架かる万世橋からJR秋葉原駅にかけて祭り見物。 橋の上に下された川中島合戦での上杉謙信と武田信玄の一騎打ち人形。
「上杉・武田一騎打ち人形」が取り付けられた川中島合戦山車など次々に煌びやかな江戸山車が秋葉電気街を巡行・・・。
掛川市から参加の「祢里(ねり)山車」、江戸型山車の伝統を受け継ぐ一基と言われています。
動画 「神田祭 神幸祭 秋葉原」
JR秋葉原駅の駅前広場はテントが張られ、臨時の神輿御旅所「江戸神社」になり、大小の神輿が明日の宮入に備え休憩中でした。
神田明神境内の祭り見物より、秋葉原での見物の方がいろいろ楽しめて有意義でした。
次回は5月10日(日)の神田明神での神輿宮入。
2015 06 08(月)記。 前橋市 関東地方本日梅雨入り(平年同日) 最高気温 24.3℃ 最低気温 15.7℃
おまけコーナー。
ガラス瓶の中で繊細なブドウ皮を縫合する医療用ロボット。
da Vinci Robot Stitches a Grape Back Together