キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

「洗顔が一番大事」は真実か?

2013年05月24日 | ★美容の話題
昨日の話をうけ、私も皆さんに役立つ情報を発信してみるのもいいかと思い、今日は美容情報を書きますね。



乾燥肌で悩む24歳の女性から、スキンケアの相談を受けました。
美容意識が高く、きちんとお手入れしている方。
見た目もきれいで、ニキビなどのトラブルはなく、
でも日中からカサカサし始めてて、ひどいと皮がむけてしまうとお悩み。
傍からみても、全体に乾燥しているのが分かるし、ところどころ粉吹いたようになってます。確かに湿度が低い季節ですけどね。


カウンセリングを進めてわかったことは、メイクの分量が多いこと。
リキッドファンデ+ルースパウダー+パウダーファンデを使用しているそうです。

なんてしっかりメイクなの?!
~もうずっとノーファンデーションの私からすると、頭が下がるほどです。


それだけのメイクなものだから、それを落とすために、メイクがよく落ちるタイプのジェルクレンジングを使用しているそう。
品物を聞いたら、エステサロン専売の質の高い高級品でした。

そのあと美容液やクリームもしっかり付けているそうです。
それこそ「毎晩べたべたにつけてます」と。

ここまで聞いて、問題はクレンジングにありそうだと気がつきました。


私の提案した解決法:
メイクを薄づきタイプに変更し、クレンジングをミルクタイプにし、泡洗顔はしばらくおやすみする。

ファンデの分量のレベルを下げることで洗浄工程での肌ダメージが減少されれば、年齢的にも乾燥肌は割りと簡単に改善すると思われます。

結局、汚れの分量が多いから、強い洗浄をするしかなくなり、そのことで肌の潤いを奪い続けている状態なわけです。
いくら、クレンジングの品物が高級品であろうとも、どんなによい成分を使っていても、そこは関係がありません。

よく落ちるクレンジング=洗浄力が強い=肌には負担


この公式は、真理です。


ミルクタイプのクレンジングをすすめるのは、これが一番洗浄力が弱いから。
一番肌をいためずにクレンジングできます。
でも、今と同じメイクをしていたら、ミルクタイプでは落とせません。
だから、メイクを減らす必要があるのです。


服の洗濯でも、デリケートなオシャレ着は、スポーツ着みたいに汚さないし、洗濯するときには洗剤を分けて、洗濯機も「弱」にして洗いますよね。
お肌も同じです。


現代日本の美容法の常識として「洗顔が一番大事」という考え方が浸透していますが、それは決して「しっかり洗うことが大事」という意味ではありません。
いかにダメージを少なく洗うか。ここに尽きます。
洗顔のダメージを減らすには、汚れを減らすのもとても大事です。
みなさん不必要なメイクしていませんか?


カウンセリングを進めるなかで更にわかったのですが、
この女性、24歳という若くてピチピチのお肌なのに、
「ファンデで肌を隠さなければならない」と思い込んでいるのです。
「くすみもひどいし、しみもあるんです。ファンで塗らないなんて考えられません」って。

この意識改革が一番難しいことかもしれません。


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