キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

鎌倉アルプスへ

2021年03月31日 | 神奈川散歩
梅の季節に鎌倉円覚寺へ行きましたが、家からの近さを実感したので、またまたやってきました。

今回は建長寺から繋がっているハイキングコースを少し歩いてみようと思います。
建長寺なら北鎌倉が最寄りなんですけど、観光案内所でハイキングコースの地図などを手に入れようと思って鎌倉駅まで行きました。




春休み中のため平日なのに小町通りもすごい人です。若者が多い。この人混みの中は歩きたくないな、と若宮大路へ出ることにします。


若宮大路の桜並木初めて来ました。
桜の木はまだまだ小さいですが、とっても綺麗。


鶴ヶ岡八幡宮は遠くから拝むだけにしてハイキングコースへ向かいます。



メインのエリアをちょっと外れるとすぐに静かな通りに出ます。どこもかしこも桜が満開でとっても綺麗です。








今日は覚園寺のところからハイキング開始。ここから建長寺まで1時間足らずで歩ける(はずの)短いコースです。

このコースは「鎌倉アルプス」とも言われているらしく、どの辺りが「アルプス」なのか気になるところ。今日は軽く下見です。









まずいきなり長く続く階段で後ろから来た人に追い抜かれてしまいました。町からすぐなのに、あっという間に山です。横浜側よりも「古道」感もあり、道に変化があってなかなか楽しいです。



鎌倉らしい「やぐら」も点在しています。

数年前の台風による倒木などでコースが危険になっているところも多く、通行止めのエリアも複数。
でも横浜に抜けるコースはつながっているみたい。今度は縦走してみたいな。

ロープを伝って登る岩もあったり。


切通しみたいになっているところもあったり。


若宮大路から由比ヶ浜を一望できるところもありました。
十王岩。
疲れが吹き飛びます!



ここから建長寺の境内へおります。
拝観料がいるらしい。500円。



遥か下に見える建長寺境内。
ここまで休憩しながら40分でした。


下り階段を見ただけでくらくら。
でも登って来る人多し。



おりたところは半僧坊大権現。
般若心経の読経が聞こえてきました。
なぜか天狗がいっぱいいました。



半僧坊に向かう道には鳥居。
神仏習合です。

建長寺まで下りると落ち着いた禅寺でした。









北鎌倉駅から帰途につきます。
ここまで13000歩くらい。

次は鎌倉から横浜まで歩いてみたいな。
お弁当持って。(トイレも場所も調べておいて)




400円でベッドサイドテーブル

2021年03月29日 | ぶきっちょのDIY
100円ショップで買ってきた材料でベッドサイドテーブルを作ってみようと思います。

長さ45センチのスノコ2枚と小さなまな板2枚、材料費は400円です。(440円かな?税込で)





その他は家にあるものを適当に使います。両面テープと養生テープ、それにアルミのテープ、以前二重窓を作った時に余ったポリカボード。


製作時間は、構想時間も含めて30分ほど、定規など使わず目分量で。





冗談みたいな do it yourself。
サイズもまあまあぴったりだし結構使えそうです。照明のリモコンやメガネやスマホを置きたいと思います。


2021花見day in Yokohama

2021年03月27日 | ヨコハマ散歩
横浜の桜も満開近くなってきました。
今週末がお花見のピークになりそうです。明日は雨らしいので、今日土曜日に花見に行ってきました。

今日見ておきたい花見の場所は、まずなんといっても大岡川の川岸の桜のプロムナードです。その後シートを持って根岸森林公園に行きたいと思います。


大岡川。




ほぼ満開!



川をいろんな船が通っていきます。ボートタクシーを貸切っているようなのもあれば、「運河チャレンジ」て乗った観光船もあり(ベネチ号とかかなもえ号)、
屋形船もありました。屋形船といえばコロナが始まった頃色々言われていたからかなり商売に影響出たでしょうね。復活できてよかった。


つぼみもいっぱい。ツツジかな?




さてこちらは根岸森林公園。
日本で初めてできた西洋式競馬場の跡です。
流石に今日はすごい人!
去年も来たけどあまり人がいなかった(去年は緊急事態宣言期間中で表向きはお花見禁止だったのですよね)






人出は多いけど、ほとんどが家族やカップルの少人数のグループ。大人数グループは見かけませんでした。みんな気を付けているんですよね。

コロナで花見も様変わりですね。


「サル化する世界」内田樹著

2021年03月24日 | ☆読書
数年前から私が時々イベントセミナーでお世話になっている喫茶店(最近はコロナで全く出かけてませんが)『隣町珈琲』さん。そこでお目にかかったオーナーの平川克美さんは、かなり有名な言論者らしくご本もたくさん(でも難しそう)。それでもこの方は私が以前住んでいた大田区の隣まちのご出身だということで、かなり親近感をもちまして、難しそうなご本を買って読みました

そしてその平川さんの幼馴染でよく対談などされているのが内田樹さん。名前はもちろん知っていたのですが、「思想家」とか「哲学者」とかいう肩書きの方の著作はきっと難しくて読めないだろうと思って敬遠していました。
でもそうかぁ下丸子出身なんだ~と、身近に感じてからちゃんと書かれたものを読むようになってみると、面白い!難しいけど面白い!



さて、この本『サル化する世界』
内田さんはいろんなところに頼まれて文章を書いていらっしゃるようで、この本もそういう色んな所で書いたり話したりしたことを再録したもののようです。なので話題はあっち行ったりこっち行ったり、本としての一貫性はないのですが、それでも現代の私たちの問題を語っているという点は共通しています。

非常に興味を惹かれたのが「比較敗戦論」。第二次世界対戦の敗戦国各国の「敗戦の受容」について比較考察した文章です。もちろん日本は敗戦国ですが私から見ても敗戦の受容は健全な形ではないと思います。「敗戦」より「終戦」という言葉を使いたがるとかもその一例かな。
他の敗戦国はどのようにして敗戦を受容したのかという視点で語られています。戦勝国と敗戦国という規定も厳密には難しいもので、第二次大戦のような複雑な戦争、また一つの国でもその戦争の途中で政府が転覆して内戦になってしまったりすると、そもそも勝ったのか負けたのかということがはっきりしない場合があるようですね。

フランスは戦勝国だと思っていましたが(常任理事国にも入ってますしね)でも実はフランスは第二次世界大戦中はドイツに占領され協力した親独政府が政権を握っており本当の意味では敗戦国らしい。
逆にイタリアについては「日独伊三国同盟」の印象が大きいので、何の疑いもなく敗戦国だと思っていましたけれども、実はイタリアは第二次世界大戦中に内戦が起こりムッソリーニを失脚させレジスタンス側の政府になっており、(1945年7月にはイタリアは日本に宣戦布告したらしい)実は戦勝国なのだということも知りました。

敗戦をどのように受容したかによってその後の国民の心の問題にかなり影響を与えるということが、こういう比較研究をすることによってわかる部分があります。私の中の問題意識にも通じるので、ここ少し掘り下げたいな。


そのほかにも「結婚は生活防衛~リスクヘッジ」だという話。
教育が消費されるようになっている。一番教育効果を上げるのは実は「成績をつけないこと」なのではないか?という提言など、考えるヒントがたくさん詰まっていました。




春だからリフォーム(賃貸でもリフォーム)♪

2021年03月23日 | ぶきっちょのDIY
早いもので引っ越してきて1年半があっという間に過ぎました。
当初ここに長く住むかもわからなかったので、家具や備品も間に合わせのもので過ごしてきました。まだカーテンもつけてないのです。
でも場所が気に入ってきましたので、契約更新してもうしばらくはここに住もうと思います。

というわけで、もう少し快適な住まいにしたいと思います!

【課題】
1.寝室の断熱。
2.キッチンのカビ対策。
3.収納を増やす。

【対策】
1.寝室の断熱。
3.収納を増やす。

収納問題を解決するために、ベッドを購入します。
ベッド下に収納のあるタイプです。
こんな感じの
↓  ↓  ↓
 
今までは床に直接ベッドマットレスを置いていたのですがベッド下を収納に使えたらいいですよね。ただし断熱をしっかりしないと、結露などカビの原因になりそうです。(今の部屋は階下に部屋がなくトンネルになってるので底冷えがするのです)

そこで、断熱マットを敷き詰めてさらにその上にクッションフロアを敷くことにしました。
こんな感じです。
↓  ↓  ↓




床の対策が終わったら、ベッドを買おうと思います。




2.キッチンのカビ対策。

これも部屋の冷気の問題なのか、シンク下の収納が油断するとカビます。(前の家では全くそんなことなかったのですけどね)そこで、シンク下の収納の扉をすべて取り外してしまうことにしました。通気性が良くなればいくらかカビが抑えられるのでは?

取り外した扉はビニールにくるんでガスメーターボックスに入れてます。
ベッド下収納が余ったらそこに入れてみようかな??
まだ扉を外したところまでなので、きれいにしたら写真撮って載せますね。


賃貸の部屋でもいろいろできることありますね。
もともと、ここに引っ越してきたときにキッチンリビングにはクッションフロアを敷き詰めました。退去時にはがして捨てれば掃除もいらないはず。さらに汚れそうな壁にもはがせる壁紙をあらかじめ貼りました(そして1年でカビてしまったので張り替えました)

窓もDIYで二重窓にしましたし。
賃貸でもできるリフォーム楽しい。


神奈川大学公開講座

2021年03月20日 | ☆学ぶ!
駅にポスターとチラシがおいてあった神奈川大学の生涯学習講座。
オンラインもあるようです。

神奈川大学といえば常民文化研究所もあるのだ!





勉強するの楽しそう。

コロナでこれまでの楽しみだった友達との集まりや、海外旅行、ライブイベントなどもほとんどなく過ごしてきたこの一年、私の興味も変わってきました。

そろそろ私も林住期かな。






「未来への大分岐」斎藤幸平編

2021年03月17日 | ☆読書


斎藤幸平氏の対談集。
2019年の本。

これも100分 de 名著を見た後に図書館に予約しておいたのですが、やっと順番が回ってきました。 マルクス・ガブリエルら3人の識者とのかなり刺激的な対談(というかインタビュー?)です。哲学や社会学、経済学の最先端の人名や考え方がたくさん出てくるので、正直そのテクニカルタームについて行くことができず、読むのにはなかなか骨が折れました。

こういう本は自分の関心事にどのくらいシンクロするかによって理解度が変わってくるんだろうなと思います。現在の私には第2部のマルクス・ガブリエルとの対話が一番共感し、勉強になりました。


例えば、幼い頃から哲学的思考を訓練するということが人類をもっと幸せに導いていくはずだという主張や倫理的リテラシーを99%の人が持つ社会がどのようなものであるかという話にはかなりハッとさせられました。
自分自身を振り返っても哲学がどのように役に立つかということが全くわからないまま、「哲学なんて頭の中で考えをこね回してるだけだ」というような感覚がずっとありましたので、大変反省しているところです。
哲学的思考訓練をほとんど積んで来なかったために、この歳になるまで世の中の事象について自分の態度を決められず困っています。かなり遅きに失した感はありますが、今こういう本を読みたくなっているのは、自分自身が哲学的思考の欠落を実感しているからにほかなりません。

例えば日本人はほぼ100%の人々が読み書きができますが、それは日本という社会が読み書きができるという能力に非常に重きを置く社会だということだからだと言えるのだそうです。
つまり哲学的思考能力に重きを置く社会であれば、人々がほぼ100%哲学的思考ができる、つまり善悪の判断ができる社会になるだろうということです。そうすれば今ネットにはびこっているヘイトスピーチも、あるいはポピュリズムに対してももっと良い理解や選択が可能になっていくのではないかと言うのです。

なるほど。



そういえば、2年ほど前からNHKで特集されているマルクスガブリエルの「欲望の資本主義」シリーズで彼がニューヨークへ行って色んな人と語り合うという回がありました。
その中で彼に同行していた日本人の若者がいて「この人誰だろう」と思っていたんです。
調べてみたら斎藤氏でした。


他の二人の対談者の話もそれぞれ興味深し。
特にマイケル・ハート氏との「コモン」の話はズバリ私の興味の範囲で刺激的でした。ベーシックインカムも。
ところでウォール街占拠って何?
全く興味なくて知りませんでした。

第3部のポール・メイソン氏との対話については、頭がついていかなかった。また時間が経ったら読み返してみたいと思います。






ところで、
マルクスガブリエルの本みたいにして売ってるんですね。


桜開花宣言

2021年03月15日 | ヨコハマ散歩
一昨日の土曜は大荒れの天気でしたが、昨日は一転大変な好天でした。
そこで横浜の山へ行ってきました。

ニュースによると昨日は東京で開花宣言されたそうです。横浜はこんな感じ(と言っても山の方へ行ったから遅かったのかも)



一輪だけ咲きそうなのを見つけました。



きれいなかんざしみたいな黄色い花。
しらべたら「キブシ」というのですね。



これは木苺みたいなものかな??



満開の桜もありました。
山桜でしょうか?


これもきれい。



まゆみという木らしい。
赤いのは実かな?

ハイキング道に、昨日の大雨の名残が。
これも自然の造形美ですね。





大雨の翌日で足元のコンディションはあまり良くなかったものの、ひっきりなしに聞こえる鶯の声と春の息吹を全身に感じて堪能できました。




ヘアドネーションしてみよう

2021年03月12日 | └─政治と社会



白髪を染めないままにのばしに伸ばしている私の髪の毛。そろそろ座った時にお尻に敷きそうです。

せっかく長く伸ばしたので、ヘアドネーションを考えています。切った髪をかつら用として寄付するのです。抗ガン治療などで脱毛した方への支援になるそうです。

調べてみると白髪でも染めた髪でも大丈夫らしい。そんなにきれいな髪でもないけど、誰かのお役に立つなら嬉しい。
そう思って、枝毛を切ったり、トリートメントしたりしてケアしてます。

あとちょっとだけロングヘアを楽しんだらバッサリ切るつもりです。


一生懸命ケア(オイルつけてブラッシング)した直後は割ときれい。一度風に吹かれたらすぐボロボロになるけど。






献血ルームへ

2021年03月09日 | ヨコハマ散歩
海外旅行に行かなくなって献血がしやすくなった。
前回の献血から日がたって「今日からまた献血できますよ」というお知らせが来た。はがきを持っていくと粗品進呈らしい。

平日休み(コロナ休業してるんですよ)の昨日、マイナンバーカードを作りに役所に行った足で横浜駅まで出て献血ルームへ行くことにした。


献血ルームは予約推奨。
コロナになってからは特に。
電話を入れると一時間半後なら予約可というので図書館にも寄ることにした。
雨も降っているので、中区役所→日本大通り駅→(みなとみらい線)→馬車道駅→横浜市役所から桜木町駅への屋根付き通路を通って横浜市中央図書館→桜木町→(JR)→横浜駅→献血ルームと複雑なルートで。

平日昼の横浜駅は大変混雑していて、都会だなぁとしみじみ感じる。
そして横浜に住んでいるのに、なんでこの都会横浜を通り越して東京まで勤めに出てるんだろうと思ったりする。

横浜駅の周りには献血ルームが3か所ある。
3か所もあるなら1か所くらい横浜港の方(うちの近く)にあってもいいのじゃないか?と思うけど、やっぱり人の流れが格段に多いから仕方ないのかな。

私が気に入っているのは、横浜駅西口のシェラトンホテルの隣。
ビルの14階にあって明るくきれい。(ほかのとこは行ったことがないからわからないケド)

昨日は血の濃さも十分あったので、400mL全血やった。
休憩室には本もあって、鎌倉山歩きの本やブラタモリ「鎌倉」を読んだ。
ちかぢかまた鎌倉に行ってみよう。

献血終わって、もらった粗品。
「けんけつちゃん」のチョコレート。
ハーゲンダッツのアイスとともに美味しくいただいた。
次に全血献血できるのは11月、健康維持してまた行こう。

「悟り体験を読む」大竹晋著

2021年03月09日 | ☆読書


「大乗仏教ってなんだろう」の一環で手にとった。これは比較的読みやすかった。近世近代の大乗仏教での悟り体験を集めた本。(平塚らいてうの悟り体験も載ってる!)
悟り体験を書き残したり詳しく人に話したりするというのは、ここ100年くらいのことらしく、記録はそれほど多くないらしい。
ただ集めただけでなく、学者さんらしく「大乗仏教の悟りとは何か?」という論が展開していて面白かった。

大乗仏教の悟りは釈迦の時代の悟りとは違うみたい。現代のテーラワーダでの悟りはどんなものなのだろう?


読んでいくと、大乗仏教の悟りというものが個人的な体験ではあるものの、ある程度パターン分類できるものだということがわかる、さらに「精神異常」とそっくりな面もあるのだと気がつく。実際、修行中に狂ってしまう人もいたらしい。

いずれにしても私は悟ったりできないだろうし、相当頑張って参禅しても精神異常をきたすのが関の山という予感しかないから、試みないようにしよう。

それでなくても現代人は知識・情報が多すぎて悟りから遠ざかり続けているという。バランスを大きく欠いた現代人は頭とは別の感覚をもっと膨らましていかないと悟れないのだろう。悟りを目指さないにしても、このままでは苦しみが増すばかりだろうから多少の瞑想はやってみたいなと思った。




カワセミ!

2021年03月03日 | ヨコハマ散歩
いつも行く横浜三渓園にカワセミがいました。
これまでも何度も見ているのですが、なかなかカメラに収めるのは難しかったのです。

が!
ついに撮影に成功しました。
カワセミのいる場所は、バズーカ砲みたいな巨大な望遠カメラ&三脚のグループが狙っているのですぐにわかりました。(このグループもいつも見かけます)

こちらは手持ちのコンパクトデジカメなので、手ブレとの闘い。
それでもなんとかそのきれいな模様を撮ることができました。






こちらはいつも被写体になってくれているアオサギ。
鷺はじっとしてくれるので撮りやすい。




三渓園は今梅の盛りですが、この花も小さくてきれいでした。
調べたら、山茱萸(さんしゅゆ)という花のようですね。


三渓園は1年前に初めて行って、それから年間パスポートを購入しました。
通常の入場料金700円、年パス2500円ですから4回で元が取れる計算ですが、この1年で一体何回行ったか知れません。
前の緊急事態宣言時に休園していたので、年パスの期限を延ばしてもらえることになりました。また次も年パス買いますけど。

「大乗非仏説をこえて~大乗仏教は何のためにあるのか」大竹晋著

2021年03月02日 | ☆読書
佐々木閑先生の大乗仏教の本に出てきた大竹晋さんの大発見の話に感銘を受け、調べたらこの先生(今は仏典翻訳家だそうです)も同じ大学の方。ご縁を感じて何冊か本を借りてきました。




「宗祖に訊く」は現代日本に残る伝統的仏教十三宗の宗祖たちが一堂に会するシンポジウム(!)の形式で進む本。
なかなか面白い試み!と思ったのですが、各宗祖たちの言葉は彼らが残した文献に当たっているため現代語訳になっていてもなかなか難しく、今の私のレベルでは読み進むのは無理そう。そもそも十三宗の違いがよく理解できていない。


そこで、今の私の一番の関心事「大乗仏教とは何か?」ということについてヒントがあるかもと思って「大乗非仏説をこえて」を先に読むことにしました。




この本もなかなか手強いです。「一般向けに書いた」とありますが、論文仕立てになっておりなかなかの強面。

それでも内容は非常に面白く、前半は大乗非仏説論に対して日本の大乗仏教側からの反論を検証しているのが興味深く読み進めました。(そしてどれも論拠に乏しいと論破)

後半は、これからの大乗仏教の存在意義を扱うパート。筆者の筆に力の入ってるのがわかります。全体的に骨太で読むのにエネルギーが必要でしたが、筆者の考えも十分伝わる興味深い本でした。
わざわざ、カフェに出かけて(時間をとって)じっくり読みました。こういう難しめの本は家にいるとなかなか読めませんので。



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