キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

【陳昇沖縄公演】チケット払戻情報  人生最多忙級の日々 7/15

2018年09月28日 |  └─【特集】陳昇 Bobby Chen
中止になった陳昇沖縄公演、チケットの払い戻し情報が出ていました。以下主催者サイトから転載

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台風24号の影響により開催中止となりました9/29沖縄公演につきまして、 払い戻しについての 詳細が決定致しました。
お手持ちのチケットは全て払い戻しとなります。
払い戻し方法は、購入した場所・店舗によってそれぞれ異なりますので十分ご注意下さい。
期間を過ぎてからの払い戻しは致しかねますので、予めご了承下さい。


【払戻期間】 2018年10月1日(月)~2018年10月14日(日)
※2018年10月14日(日)を過ぎますと一切払い戻しはできません。


払い戻し方法はこちら
http://www.pmnet.co.jp/live/2018/bobbychen/
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7日目

通常に出勤。東京は久しぶりに晴れたので自転車通勤。
金木犀の香りがあたり一面に漂っていて、とても爽快。

台風状況が気になる、沖縄発着便はすべて欠航になっているようだ。

ゆっくりできているはずなのに、気持ちは落ち着かないみたい。
気疲れが多いのか、夜もぐったり。早々に床に就く。
でも夜中に悪夢で起こされる。


夏の中欧の旅の前もこんな感じになっていて、悪夢も沢山見たし、出発前日には原因不明の発疹が体中に出て、空港で止められるかもと思った。出発日にはきれいに治っていて事なきを得たけど。

楽しいことのはずなのに、楽しみにすればするほど「何かが起こる」ことを心配してしまうのかもしれない。
メンタルが弱いなぁと痛感する。
厄介な性分だ。

リラックスして楽しもう。

人生最多忙級の日々 6/15

2018年09月27日 |  └─【特集】陳昇 Bobby Chen
6日目
小休止。

昨日は上を下への大騒ぎだったのだが、結局公演中止で週末に沖縄に行かなくなったので、少し気持ちの余裕がでてきた。

飛行機とホテルの予約をキャンセルした。
スカイマークで予約していた分は取り消し料のかかるチケットだったけど、悪天候ということで今日の段階でも手数料なしで払い戻してくれた。
バニラエアなどのLCCでは、欠航にならない限りは払い戻しはないこともあるらしい。

ホテルは楽天トラベルで予約していたのだけど、もともと前々日までは無料でキャンセル可の条件だったので、昨日のうちにキャンセルしておいた。でも台湾の友人は、別の予約サイトを使っていて、キャンセル料がかかるらしい。(彼女に頼まれて沖縄のホテルに電話をして掛け合ってみたが、台風でのキャンセルでも取消料は規定通りとのことだった)

色々な状況があるようだ。





【号外】陳昇 那覇公演は台風のため中止!! 人生最多忙級の日々 5/15

2018年09月26日 |  └─【特集】陳昇 Bobby Chen
5日目

朝から、台風24号の動向が心配で、一緒に見に行く予定の友人たちと心配だね~とメッセージの交換をしていた。どう考えても、直撃コースだ。行けないか、行けても動けないか、あるいは帰ってこれないか。何らかの影響は避けられなさそう。

昼過ぎ、台湾の友人から連絡あり、どのくらいの人が飛行機で沖縄入りするのだろうと問い合わせ。けっこうな人数がいるとという話をした。台湾スタッフと日本のプロモーターさんたちが相談したのだろう、中止の連絡が入った。


那覇公演中止に関しての主催者からの発表 (9/26午後5時現在)


9/29(土)陳昇(沖縄 桜坂セントラル)公演のチケットをご購入の皆様へ

今週末に迫った沖縄公演ですが、本日の段階で大型台風が沖縄地域に向かって進行しており、その影響によりアーティストの渡航、あるいは遠方からのお客様の渡航等大変危険な状況が想定されますので、開催に関して判断をさせていただきました。
公演の延期日程等の調整作業をさせていただきましたが、うまく調整ができず、残念ですが9/29(土)沖縄での公演は中止とさせていただきます。
なお、お手持ちのチケットは全て払戻となりますが、現在払戻の期間等を調整しております。決定次第、オフィシャルホームページ、各ご購入先のホームページ等でご案内致しますので、いましばらくお待ちください。
この度は公演を楽しみにしていた皆様には、大変ご迷惑をおかけ致します事をお詫び申し上げます。

ICIM/PMA
サウンドクリエーター/クリエ
ピーエムエージェンシー





がーーーん!!
延期じゃなくて中止なのか。
本当は延期にしたかったようだが、どうしても日程の都合がつかなかった模様。
えーん・・・・。
沖縄の人にもずいぶん集客頑張ってもらったのに。
申し訳ない。

仕方ないですね。
誰も悪くない。


楽しみにしていた方、東京公演はチケットないけど、札幌公演はチケットあります。
平日だけど。
飛行機チケットも安いですよ。
地震後観光客が減ってるという話もあるし、応援も兼ねて遊びに行きましょう♪

詳細こちら
https://www.facebook.com/events/691596177866045/




週末の予定がなくなってしまった。
有休も取り消そう。

☑飛行機のキャンセル
☑ホテルの予約取り消し

早めにやっておかなくちゃ。


人生最多忙級の日々 4/15

2018年09月26日 | ☆個人的日記
4日め
今日はイベントはなし。
仕事をしっかりやって、これからの日々に備えとかなくちゃ。
沖縄に台風が接近中。
これは、ヤバイ。ライブが中止になるか?ライブはあるけど、自分が行けないか?
行けても帰ってこれないか?そんな危険をはらんでいるけど、お天気のことはやきもきしても始まりません。出発前日まで様子を見ましょう。

年末の陳昇コンサートに参加する友人の希望を取りまとめ。5人が参加。チケット9枚手配予定。


そして通勤途中に、こんな張り紙を発見。
最多忙級なのに、まだ予定を入れたくなっている・・・(笑)



人生最多忙級の日々 3/15

2018年09月25日 | ☆個人的日記


3日目

青山のライブハウスで開催される陳建年さんのライブを見に出かけました。
もちろん、希さんも一緒です。
昨日上野で会った人たちにも再会。開場を並んで待っているときに隣だったカップルは、台湾からこのために来たのだと言ってました。
陳建年さんのコンサートは13年前、2005年にも一度新宿で見ているのですが、昨日ご本人がステージで話していたことによると「東京は2回目」とのことだったので、まさに13年ぶりだったことがわかります。
この方はデビューアルバムで、台湾のグラミー賞といわれる賞を受賞しています。が、本業は警察官で、歌が売れた後も、警察官を続けていて、台湾でもなかなか見るチャンスがなかったのだそうです。
今年定年退職したので、これからはコンサートの機会も増えるだろうという話。

彼のお祖父さんが作った歌というのがすごくて(日本時代中学校の音楽と体育の教師だったのだそう)、スケールが大きくて美しい・・・。歌い継がれていくべき歌だと思いました。
そのお祖父さんは日本語の歌も作っていて、家族だけに伝わっていたという話も聞きました。


美しく温かいコンサートでした。



人生最多忙級の日々 2/15

2018年09月24日 | ☆個人的日記


2日目。
上野公園で開催された台湾プラスというイベントへ。
屋台で台湾ビール買って、台湾のミュージシャンのステージを3組見ました。

●阿爆
●謝銘佑
●陳建年

去年の10月悪天候で足止めされた台湾台東でずーっと案内してくれた(その時初対面だったのに!)希さんが陳建年さんを見に来日してるので会いに行きました。
おもてなししないと!

阿爆のバンドのベースストとして、2年前に知り合った櫻木君が来ていたので、終演後少し挨拶。


その後、希さんをもてなす食事会へ。
昨日の呑めや歌えやの大騒ぎとは違い、女性4人の和やかな会でした。


人生最多忙級 の日々 1/15

2018年09月23日 | ☆個人的日記

一日目は、客家ブルースの面々を歓迎する宴。台湾人6人、日本人9人の宴会でした。

今回のメンバーには私も初めて会う人もいましたが、十数年前に1〜2度会ってそれっきりだった人たちもいて、その人たちが見かけよりもとってもいい人だったのが嬉しかった。やっぱり、人はちゃんと話してみないとわからないものですね。

人生最多忙級の15日間が始まる!

2018年09月22日 |  └─【特集】陳昇 Bobby Chen
これからの15日間、とても忙しくなる!
とっても楽しいだろう。
体力がもつのか、自分でもわからない。

9/22(土)
夜、上野公園で開催される台湾プラスというイベントで来日する友人バンドの歓迎会
そこで会う友人から陳昇応援グッズのうちわを受け取る。

9/23(日)
台湾プラスで陳建年さんのステージを見る。
このイベントに合わせ来日している去年台東でお世話になった方に同行。
夜は飲み会

9/24(月)
夜、陳建年さんのライブ@青山

9/25(火)
年末の陳昇コンサートのチケット予約希望者のとりまとめ。

9/28(金)
仕事終わり、深夜羽田から沖縄に向けて出発
お願い!台風来ないで!

9/29(土)
初沖縄。台湾からくる友人、夏の旅行で知り合った沖縄の方と再会予定。
夜、陳昇コンサート
チケットのやり取り、お金のやり取り。

9/30(日)
日中沖縄観光して、夜帰京

10/1(月)
陳昇東京公演の楽屋への差し入れにつけるメッセージカード準備して花屋へ。

10/2(火)
仕事帰り羽田空港直行で札幌へ。初札幌!

10/3(水)
札幌観光、札幌の友人に会う?
夜、陳昇コンサート

10/4(木)
午後、札幌から帰京
その足で中国からくる陳昇ファンにコンサートチケットを渡しに行く。
夜、台湾の弟が来日、我が家に滞在。

10/5(金)
夜、陳昇コンサート

10/6(土)
日中、学習院大学で行われるウター教授の講演会へ。
夜、陳昇コンサート
終ったらきっと打ち上げだな。

10/7(日)
我が家に滞在中の台湾弟弟が帰国。


これで燃え尽きる予定(笑)



 

「湾生」の皆さんとの懇親会へ

2018年09月20日 | ☆個人的日記
日本統治時代の台北にあった「建成小学校」の同窓会主催の懇親会におじゃましました。
昼間は年に一度の同窓会大会が開かれたのですが、夜は若い世代も参加しての交流会です。

懇親会はお茶の水のカフェレストランで。
戦前に建成小学校に通っていた「湾生」の皆さん20数名と、その話を聞きたいと集まった同数の若い世代とでにぎやかにおしゃべりしました。


今回同じテーブルになって、お話を聞いたのが、84歳の湾生の方。
終戦時、小学5年生で、お父様が高砂義勇隊を率いて出征されていたので、その帰りを待ちたいと、兄弟3人子どもだけでそのまま5年くらい台湾に残り、潜伏生活を送っていたとの話でした。
お父様はニューギニアへ派遣されていたようですが、終戦となり台湾に戻ることができず日本に戻ってきていました。
そんなことは知らない子供たちは、その間、台湾人の知り合いの家を転々として、地元の民間の塾のようなところで漢学の勉強をしたりしていたのだそう。最終的には、日本からのお父様からの手紙を人づてに受け取り、日本に帰る気持になり、収容所経由で引き揚げて行ったのだそう。

「潜伏日僑」という言葉を初めて知りました。


皆さんお一人お一人に人生の物語があり、ききたいお話にキリがありません。

私の隣に座ったのは、台湾大学人類学系からから東大に留学中の方で、日本に戻った湾生の研究をしているのだそうです。色々な出会いがあります。
こんな機会をくれた飲み友達のCちゃんに感謝。



この会は若い世代との交流を大切にされていて、お茶会などの様々な機会があります。
私のように「建成小学校」となんの関係もない者でも参加可能。
台湾で生まれた日本人「湾生」の皆さんのお話を聞きたい人がいらしたらお知らせください。
3年に一度は台湾へ里帰り旅行も企画されています。
ちょうど来年にあるので、私も一緒に行けたら・・・と思っていますが。どうなるかな?




これまでの「湾生」関連記事
「湾生」岡部茂氏講演会@高崎
「東台湾展望」 (昭和8年刊)
湾生回家 (2015)
湾生の皆さんのお話会
湾生お話会で聞いた昔の台湾 途中

昔の人はどう髪を結っていたか?

2018年09月15日 | 思い至った!
最近思い至ったことに、「髪を結う」ことがある。

私の髪は今肩より伸びてきて、邪魔なときは束ねたり結ったりする。髪を結うのに今はいろいろと便利な道具もあって後れ毛が落ちてきたりすることもあまりないのだけど、昔の人はどうしていたんだろうかと、常常思っていた。

ゴムやスプレーもないのに日本髪あの形をキープできるなんて?!

20歳の頃、祖母の行きつけの美容院で髪を結って着物を着せてもらった。当時ロングヘアだったので地毛で日本髪風に結ってくれた(その時は時代遅れな結い方だと思ったけど、多分今風に結うよりもテクニックが必要だったはず)
そのときにも思った。
これ昔の人はゴムとかないのにどうしてたんだ?

でも、思い至った。

昔の人はシャンプーしなかったんだ。

シャンプーしないと頭皮はもちろん、髪の毛の先まで脂がたっぷりになるはず。そうすると、何年もたつ間には、自然とぺったりまとまる髪になり、布やコヨリで縛るだけでもまとまったのでは??

検証するべく、一週間くらいシャンプー使うのをやめてみた。(お湯で洗うだけにする)
すると、普段乾燥している私の髪も根本の方からしっとりしてき始めた。たったの1 週間では根本から3センチくらいの変化だけど。何年も続けてたら、スタイリング剤をべったりつけたのと同じになるんじやないだろうか??

シャンプーのなかった時代、髪はある程度伸ばしても簡単にまとまる状態だったに違いない。江戸時代の男性のちょんまげなんて今やろうと思ったらスタイリング剤(油)で固めないと無理だけど、当時は誰でも油なんかなくても結えたんだろうなー。

以上、思い至ったシリーズでした。



先史時代の安全ピン@チェコ国立博物館

2018年09月11日 | ☆旅行-2018中欧の旅
プラハは異常な高温だった。
旧市街からプラハ城までガイドさんについて歩いたが、そのあとは博物館へ行こうと思っていた。この炎天下街歩きはつらい。「国立博物館」があるようだ。歴史の展示もあるようだからそこへ行ってみよう。

行ってみると、歴史的建築の美しい本館は修復中とのことで閉館。
となりの現代的な建物の新館は見ることができるらしい。
新館の展示は、1階が考古学、2階が生物学、3階が特別展となっていた。
もともと博物学の展示をやっているところらしい・・・あれ?博物館って博物学でいいんだ…今頃気がついた。


閉館中の本館


博物館前は路面電車の軌道工事中


これが新館


新館入口


考古学展示は「ケルト文化について」のようだ。
ケルトについて、フランスやイギリスにいた人たち、くらいの認識しかなかったわたしは、なぜ中央ヨーロッパのチェコでケルトについての展示があるのだろうか?と不思議に思った。「これは企画展なのかな?」とも思った。

無知って怖いですね。

ケルト人は、まさしくこの場所、中欧ヨーロッパにいたのだ。
そして、ヨーロッパの各地に移動して行った。
イギリスやフランスにあるケルト文化は、あとの時代のものなのだ。
(まぁ先史時代のことなので諸説あるらしいが)


ケルト人の移動


チェコの考古学遺跡分布図


古代の墓から色々出土するらしい


腕輪、足環かも?武器にもなったのかな?


この石の頭は何か貴重な学問的価値があるらしい。
一生懸命英語のキャプションを読んでみると、髪型が特徴的とある。
ほんとだ、髪の毛がヘアバンドみたいに結われているのか、あるいは後頭部は刈り上げちゃってるのか、不思議な髪型だ。





土器もある。この時代のこの地域の土器はわりに実用的でシンプルだ。


土器をつくる窯の復元



ヨーロッパの先史時代には全く知識がなかったが、スマホの翻訳機能を駆使して何とか説明文を読み解く。

石器、土器、金属製の剣や乗馬器具などがあり、それぞれ日本との違いもあり興味深い。
その中で一番興味をひかれたのが、おびただしい数の「ピン」。
「前期 La Tene文化」とキャプションがあり、紀元前500年頃のもののよう。


日本やアジアの出土品には見たことがない。
大英博物館やローマやナポリなどでは見たのかもしれないが、記憶にない。
どうやら「Fibula」と呼ばれる装身具で、古代ギリシャ、ローマでもよくみられるのだそう。プラハ周辺で出土したものは、ブロンズ製でかんたんな「安全ピン」の形のものもあれば、ユニークな飾りのついた「ブローチ」と呼べる様なものもあった。

片側が渦巻き状のばねになっていて、完全に現代の安全ピンと同じ。
たくさん出土するということは日用品だったと思われる。日本にも銅や鉄は(時代がずいぶん下るが)伝わっているが、安全ピンは見たことがない。日本との文化の違いを感じる。



Fibula 安全ピンたち。


これは趣向を凝らした人型の安全ピン。(Fibula)


2時間ほど冷房の効いた博物館でじっくり見学でき、快適だった。
ケルトについて、いや、ヨーロッパの歴史そのものについて、あまりにも知識がないので、せっかくの展示を見ても半分も理解できていない。帰国したら勉強しなければ。


La Tene ラテーヌ文化:前6世紀~前1世紀にヨーロッパの広範囲に広がった鉄器文化。ローマ帝国に征服されるまでつづいた。





「ドレスデン逍遥」 川口 マーン惠美

2018年09月09日 | ☆旅行-2018中欧の旅
ドレスデン逍遥―華麗な文化都市の破壊と再生の物語
川口 マーン惠美
草思社


読了。
読みやすく面白い本だった。
ドレスデンはこの夏2泊してきたが、全く予習しないで行ったのが悔やまれる。
でも印象深い町だったので、この本を読みながら、あそこがそうだったのか!!と、記憶はまだ鮮明だ。

読み物として面白い。
著者が取材で聞いた話と資料にあたった話とがミックスされ、分かりやすく臨場感たっぷりに語られる。特にドレスデン爆撃の話は体験者に話を聞いていて、自分もそこにいるかのように感じられた。また、フラウエン教会の再建についても、実際に活動している人に話を聞いたり、2005年の落成の際のレポートもあり感動的だ。
ドレスデンに行ってみたい人には特におすすめの本。
私もまたすぐにでも行きたい。

初ドイツが、ライプツィヒとドレスデンだったのはかなり特殊な体験だったのかも。と思い始めた。
ヨーロッパはイタリアと英国しか行ったことがないから、あのバロック建築の洪水を見てもあまりびっくりしなかった。ローマでさんざん見たから、ヨーロッパはこうなのかと思っていたのだが、甚だ勘違いだったようだ。

緑の丸天井の宝物。
アルテマイスターの傑作の数々。
呆れるほどの豪華感は、ある1人の君主のなせる技と知って驚いた。

あ、駆け足で見たアルテマイスターの傑作の中で私が一番心惹かれた画家「カナレット」について、この本の中で結構なページが割かれていたのがうれしかった。この著者と多少似た感性があるのかもしれないと思った。その画家の絵には、私が行った時は群がる人もなく、じっくりじっくり時間をかけてみることができた。警備に立ってる人に、いろいろ質問もした。英語で聞いたが答えは全てドイツ語でさっぱりわからなかったのも思い出だ。


カナレットの描いたノイマルクト広場。向こうにフラウエン教会が見える。

ボビーチェンBobbyChen陳昇来日 続報

2018年09月07日 |  └─【特集】陳昇 Bobby Chen
陳昇の来日公演まで1か月を切ってしまいました。
これまでにつかんだ情報です。
この2か月くらい、台湾方面に情報を確認したり、日本のプロモーターの方と連絡取って質問したり、ファン同士でいろいろ相談したり、チケットの融通し合ったり、起きてる時間の半分は陳昇コンサートのことを考えるような日々でした。
でもやっと、いろいろ見えてきて、スッキリし始めました。



●フェイスブックに公認のファンページができました。https://www.facebook.com/bobbycheninjapan/

<ステージについて>
●コンサートには、陳昇だけでなく、原住民パイワン族の阿Vanも一緒に参加
●10/5(金)の東京会場には、PiAちゃんがゲストで参加
このゲスト情報、ステージに乗りきれるのだろうかと心配になります・・・:P
●CDなどの物販がどうやらあるらしい。
●日本のコンサートは規模が小さいので、今台湾でやってる30周年ツアーのような大掛かりなステージ演出はなし(それはわかっていましたよ)

<ファン活動について>
●日本のファンの間では、応援グッズとしてうちわをつくろうという話が出ています。
●楽屋にお花屋お酒の差し入れをしたいと思って、会場に確認したらOKとのことでした。
●Tシャツつくろうかと思ったけど、アーチスト側の承認がいるかもとか考えたら面倒になってやめました(笑)次があったら考えます。
●東京はどうかわからないけど、那覇や札幌はライブのあと街に繰り出してファンも交えて飲んでくれないだろうか?妄想中。

<チケットについて>
東京は2日間とも完売。
でもここにリセール情報出ています。
チケトレ 陳昇10月6日(土)7,560円 1枚

那覇と札幌はまだチケットあります。



関西空港が閉鎖になったり、北海道で地震があったり、海外からくる予定の方はいろいろ心配だと思います。実際、台湾の友人からもいろいろ問い合わせあります。これまでの経験も併せて考えると、国内でもそういうところありますが、海外では被害のひどいところを特に報道していると思います。だから、北海道が全域で地震の被害が出ているように感じてしまったりするのでしょう。無理のないことです。日本にいるのとは情報の入り方が違うので、よけい不安になるようです。

もちろん。全道停電は大変なことですし、関西の台風の被害も恐ろしいものでした。
でもあと1か月あります。あと1週間もすると状況がいろいろ見えてくるのではないかと思うので、心配し過ぎないでねと伝えています。

北海道もこのまま大きな余震なく、終息してくれるのを祈っています。

台風と地震

2018年09月06日 | ☆個人的日記
7月の豪雨災害の復旧もまだまだ途上なのに、関西方面の台風被害、そして今朝の北海道の地震。
日本列島満身創痍だ。
日本列島の火山もいわゆる「活動期」に入っているらしいし、近年世界中で天候が荒れている。
これは人間の力ではどうにもできない地球の生命活動と思うしかない。

できる事といったら、その被害を少しでも小さくするための備えをすることと。
被災した人々と助け合うこと。

言うのは簡単だが。

「宮本常一を旅する」木村哲也著

2018年09月03日 |   └─宮本常一
宮本常一を旅する
木村哲也著
河出書房新社


同じ著者の「忘れられた日本人」の舞台を旅する----宮本常一の軌跡 も読んでいた。
宮本常一にどっぷりとはまっていて(言葉が適切かはわからないが)、一時は周防大島の「周防大島文化交流センター(宮本常一記念館)の学芸員も務めたことのあるこの著者の旅のスタイルは正直羨ましい。私もこういう風に旅をしたいが、結局若い頃にちゃんと勉強していないので、見るべきものも聴くべきものもわからないで終ってしまうのだ。

この本は、小澤先生が新聞に書評を書いていらしたので、出版を知った。


小澤先生から宮本氏の名前を聞いたことは一度もなかったので、意外な感じがしたが、嬉しかった。


さっそく図書館で借りてきて読み始めた。
膨大な宮本氏の著作、日記、研究ノート、書簡などから宮本の行った場所、会った人(の家族)をたずねていく。そこでまた新しい気付きがある。
とても面白いと思った。

私もそんな旅がしたい。
でももっと勉強しないと、誰にあったらいいのか、何の話をしたらいいのかわからない。
でもこれからの人生は、これまでの蓄積の上に少しずつそんな出会いや経験を積み重ねて行けたらと思っている。
民俗学でなくてもいい。
この夏、ドレスデンで買った絵葉書から、フラウエン教会の周りの土地の歴史を少し垣間見たように。ライプツィヒの居酒屋の壁に森鴎外の絵があったから、鴎外の留学記をたどったように。心惹かれたモノからなにかを手繰って行って、自分の中にストンと納得するような経験を少しずつ増やしたい。後世に残すこともできずにただの自己満足で終るんだろうけど、でもまぁ、せっかく生まれてきたんだし。「大人の自由研究」でいいじゃないかとも思っている。


YOKOの好きなもの羅列

(順不同)地図、河岸段丘、保存樹木、宮本常一、縄文時代と日本の古代、文明開化と江戸時代、地方語、水曜どうでしょう、シャーロック・ホームズ、SHERLOCK(BBC)、陳昇、John Mellencamp、Kate Bush、イ・スンファン、カンサネ、1997年以前の香港映画、B級コメディー映画、SNL、The Blues Brothers、台湾、旅行の計画、イタリア、エステ、宮部みゆき、ショスタコーヴィチの交響曲5番、森川久美、のだめカンタービレ、くまモン
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