キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

「父の初七日(父後七日)」2010年台湾

2018年02月28日 | ☆エンタメ-映画
父の初七日 [DVD]

マクザム


先日講座を聴いた釈徹宗さんのラジオ番組で紹介されていた映画。
台湾のですが、タイトルも知りませんでした。
たまたまGyao!という動画配信サービスで日本語字幕付きが無料で公開されていたので、見てみました。


おもしろい!!!!


台湾にかれこれ20年ほど通っていますが、全く知らない台湾の一面を見ました。そういえば、お葬式とか出たことないもんね。
邦題は「初七日」となってますけど、初七日と言うより「お葬式」そのものです。台湾の伝統的なお葬式の進み方が、幾分コメディータッチで描かれています。伊丹十三の「お葬式」と言う映画もコメディー要素ふんだんでしたね。
作中の葬儀は「道教」により執り行われます。キョンシー映画でおなじみの「道士」が指導してくれます。(道士さんは葬儀社を営んでいます。)「七日」なのは、占い(と言うか暦?)で、葬式の日どりを決めたら、たまたま7日後が出棺と言うことに決まったからです。「初七日」のように「7日」と決まっているわけではないですね。日取りは遺族の生まれた日などの組み合わせで決めるらしい。(なので、邦題の「父の初七日」はいただけないですね)

道士さんの彼女(葬儀社の共同経営者)も「泣き女」をやったり、葬儀につきものの鼓笛隊の指揮をしたり、お供え物の営業をしたり、祭壇をつくったり、お経(?)をあげたり大活躍です。

映画の舞台になっているのが「彰化県田尾」です。私の友人が住んでいる町ですが、花の栽培が盛んなところで、電照菊(花の種類は不明だけど)畑やバラの露地栽培の畑などが登場します。友人の家も花農家です。ずいぶん前になりますが、その友人の家に遊びに行ったとき、その家庭は完全なベジタリアンで、家では精進料理しか食べないということでとても驚いたのを覚えています。家の敷地内に廟もあり、宗教に基づいた生活が営まれている場所でした。

言葉はほとんどが台湾語。
主人公の女の子は台北で勤めているのできっと台北では北京語を話しているはずですが。そのほか、日本の演歌や変な日本語も登場します。いかにも台湾の田舎の感じです。


以下、「へーっ」と思ったこと。
・病院で亡くなった人を自宅に送るのに、救急車がサイレンを鳴らしていくんですね。
・棺にすがって泣くのも儀式の一部で、時間が来たら「ハイ泣いて」「よしおわり」「ハイ泣いて」と繰り返されます。
・紙の家や車を燃やす儀式、死者の足元で紙のお金を絶え間なく燃やす儀式、そしてその灰を川に流す儀式。
葬式の前には、鼓笛隊がやってきたり、道士さんが踊ったり(エレキギターの伴奏もついてる!)
・占いで決まった納棺が3日後、出棺が7日後。納棺までご遺体は遺体用冷蔵庫に保管されます。(南国だ!)冷蔵庫は自宅まで運ばれてきて、ガンガンヒューズを飛ばしまくります。


どれもこれも興味深いものでした。
おそらく、台湾の若い人も知っているようで知らないことなのじゃないかな。

台湾では、小品として公開され始めたものの、どんどん人気が出て異例のロングランになった作品なのだそうです。映画賞もとったようです。
日本のお葬式も、私もまだ知らないことたくさんあるでしょう。
地方によっても違うでしょうし。
宗教によってもちがうでしょうし。
また、今は仏式でもどんどん変化しているらしいし。



この映画がズシンとくるのは、この一連の儀式は淡々とこなしていた主人公が、葬儀の後日常生活に戻り、ずいぶん経ってから、ふとしたタイミングで父親の死を実感して泣き続ける。と言うくだりだと思います。
わたしには経験がないですが、うちの夫もまえに父親を亡くした時、葬儀の間中は儀式や来客の対応等に追われまくって、全く涙も出て来なかったけど、すべてが終わって、家に母親と二人になったタイミングで号泣したと言っていたのを思い出しました。


「シャーロック・ホームズ対伊藤博文」 松岡圭祐

2018年02月27日 | ☆読書


読み終わりました。
面白かった。
読み始めたら、あっというまに終わりまで読めました。

日本人にしか書けないホームズ物語ですね。
同時代の有名人をホームズとからませたい。
日本にも来てほしい。
日本の出来事と組み合わせたらどうなるかな?

こんな願望をかなえてくれた作品です。

パスティシュにはあまり興味の無い私ですが、島田荘司氏の「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」は大好きです。英国留学中の夏目漱石が(ベーカー街のすぐ近くの学者の所に通っていたというのは有名な話)ホームズと出会うお話です。

この本は、その島田荘司氏の推薦の帯がついていました。
読むしかないでしょ。

松岡氏のは、もっとしつこい話で、長州藩時代の密航留学で英国へ来た伊藤博文(伊藤春輔時代)がまだ少年だったホームズに会う所から始まってます。そして政治家となった伊藤が帝国憲法の調査のための英国訪問中、「まだらの紐」事件を解決したばかりのホームズをベーカー街221Bをたずねてくるというエピソードがつづきます。そしてメインは、モリアティ教授との対決のあと実はホームズは日本に来ていた!
と言う展開です。

サービス精神が旺盛すぎて、胸やけを起こすくらいです(笑)

しかも、このホームズは何やら兄マイクロフトの間にわだかまりがあって、まるでBBC版のシャーロックみたいなんです。
いるのか?この設定?
そしてお約束の、日本に来て文化の違いに色々とまどうシーンの数々。文化摩擦を経てからのホームズの日本礼賛には多少居心地が悪くなりますよ。それから明治時代の日本人は英語が堪能な人多いみたいです。色々と興味深いです。


でもそれだけじゃない、ちゃんと事件が起こって、ホームズが解決に奔走します。
もちろん伊藤博文も!
アクションだってこなしちゃいます!

そして、その事件と言うのが「史実」にある、大津事件なんです。
ロシアの皇太子ニコライ襲撃事件です。
伊藤博文という日本政治の大物を持ってきたから、事件もやたら大げさになり、日英露の三国が絡む大国際問題になってしまいました。



でも、基本はエンターテインメント作品です。
映像化作品が見たいなと思いました。
「坂の上の雲」くらいの豪華さで(ムリか・・)
脳内でキャスティングが楽しめますよ。
美味しい役どころはやはり「井上馨」ですね。
思いっきり魅力的な役者さんをお願いします。



あと、忘れちゃいけないのが、この本で、これまでシャーロキアンにいろいろ言われてきたであろう、ドイルの詰めの甘さについてフォローがなされていることです。話の筋に何の関係もないんですが、松岡さんは気になってたんでしょうね。

ホームズは、ライヘンバッハの滝の一件で殺人罪に問われないのか?
とか
まだらの紐の蛇、蛇は音が聞こえないのに、口笛で操るのは無理!
とか
そういうことをフォローしてあります。
シャーロキアンですね。




シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社

ダイエット開始から48日

2018年02月24日 | ☆腰痛対策&ダイエット
ひとメモリ1キロです。
開始から48日で4キロちょっと体重が落ちました。
最初は食事の内容を変えたこともあり、ぐんと減りましたが、3週間目くらいから動きが鈍くなりました。最近、少しまた減る傾向が見てます。(といいつつ、昨日今日と増加傾向ですが‥)
週2回のジム通いは2ケ月間だけなので、そろそろ終了です。
そのあとは、自分で頑張るつもり。


目標は(開始から)10キロの減量です。あと5~6キロ!
どのくらいの時間がかかるかな?
ジムで教えてもらって方法はわかったので、あとは自分を律して継続するだけなんですが・・・。

・自転車通勤再開
・食事制限
・玄米食
・筋トレ

など、一生続けられるような習慣にしたいものです。


久しぶりに運動してみて、自分の肉体が思った以上に老化してると気づきました。
使わないと錆びつくのだとつくづく実感。
「あれ?この動き、数年前はつらくなかったのに」
「このストレッチ、前は軽くできたのに・・」
と言うことの連続で、危機感が募りました。

今回を人生最後のダイエットにして、あとは健康的にすごしたいです。


初心者のための宗教学講座

2018年02月23日 | ☆学ぶ!
「初心者のための宗教学講座」第3回。
会場:隣町珈琲(品川区)
講師:釈徹宗

講師の 釈徹宗 と言う方、良く知らなかったのですが、この間、NHKの「100分de名著」と言う番組「親鸞 歎異抄を読む」の再放送をちょっとだけ見て、話がとても分かりやすい人だなぁ。と印象に残っていたのです。宗教には興味がないわけじゃないけれども、「難しそう」と避けてきた分野なので、この方の話なら、わかるかもしれないと思いました。

たまたまネットでこの講座のことを知り、軽い気持ちで出かけてきました。第3回とありましたが、前の2回を聞いていなくても、受け付けてくださるようだったので。平日の夜7時、職場から30分くらいで行けるのでちょうどいい距離です。

出かけてみて、驚きました。

初心者のって書いてあったけど、とっても難しかったのです。


大学の講義っぽかった。
まさに「宗教学」の講義でした(受けたことないけど)
でも内容は面白かったし、用語などは難しかったですが、内容の方はちゃんとついていけてると実感しながら聞くことができたのでよかったです。テレビで感じた「このヒトの話はわかりやすい」というのはそのままでした。


第3回のテーマは「宗教の共存」

つまり、世の中にいろいろある宗教はどう折り合って、人々はどう共存していけるのか?
難しいテーマですね。
自分とは異なる信仰の人と分かり合えるのか?
一緒に暮らせるのか?
社会の構成員として協力できるのか?



【自分のための講義ノート】

講義は、「信仰とは何か」という話から始まり、「宗教間対話」についてのこれまでの取り組みについてひとつひとつ解説してもらいました。

宗教間対話の3つの様態

1.排他主義
自分の宗教が絶対!外は認めない立場。
信じない者は救われない「教会の外に救いなし」

2.包括主義
自分の宗教に他の宗教を呑みこむ。
本字垂迹説。ヒンドゥー教

3.多元主義
1980年代から、自宗教と他宗教を並列に考え、対話を試みる立場。
かなり期待された考え方だったが、
「万教帰一」の考え方を招いたり、これだけでは上手くいかなくなってきた。
ジョン・ヒック


そして現在は、「草の根の対話」の活動が続いているが、その力は相対的に見て小さい。世界的には近年むしろ「原理主義~ファンダメンタリズム」が台頭してきている。そして原理主義のパワーは強大で、草の根の対話などは太刀打ちできないほど。
しかし、草の根の対話だろうとなんだろうと、各宗教は対話の丸テーブルに着席することをやめてはならない。



信仰は、人間の内面の問題でもあるが、時に人間が制御不能になるほどの力を持つ。
心の問題だけではなく、形式、行動様式の問題であったりもする。

宗教には毒がある。
他者を傷つける。

この問題に取り組むためには、宗教を体系的に学ぶ必要がある。
宗教には必ず「リミッター」が備わっており、それが「毒」「加害性」を抑えている。
生半可な理解で宗教をとりあつかうと、過激なものになる。


自己の信仰と他者の信仰とは別のものだが「橋」をかけられる。
これまではその橋を架けるために「地域や文化の様式」が役に立ってきていたが、今はその中景と言うべき力は弱体化した。今その代りになる可能性は「芸術」が持つのではないか?

世界各地で生じる宗教対立問題。
宗教問題は人類の問題であり、信仰をもつ人の身の問題ではない。
無宗教の人でも当事者意識が必要。
草の根の対話の力は小さいかもしれないが、その道しかない。


では、どうやって対話するのか?
そのヒント・・・・

●理解や共感を前提としない
 異なる宗教はどこまで行っても平行線であるかも知れない
●宗教儀礼は信仰がなくても参加できる
 儀礼に参加することで理解できなくても敬意は表せる
 「信心」ではなく「儀礼」に大きな力があるかも知れない



初めて聞く話ばかりだったので、頭の中がとっ散らかっていますが、かなり刺激されました。
面白かったです。
日頃意識していない、自分の中の信仰心、宗教観なども考えるきっかけになりました。


私がやってる宗教的行動
・お正月には鏡餅やしめ飾りをして年神様を迎える
・初詣~真言宗のお寺に行って護摩木勤行に参加して般若心経を唱えている
・初詣~近所の神社に行って、玉串をささげている
・お札をもらってきて家の中に祀っている(ぞんざいだけど)
・おみくじをひいて、それをよく読んで行動を反省したりする
・実家に帰れば仏壇に線香をあげる
・婚家の法事の時は「なむあみだんぶつ」を歌う
・旅行先で神社仏閣を訪れれば、お賽銭をあげて拝む。(外国でも)
・食事の際には「いただきます」「ごちそうさま」と手を合わす
・水にお湯はたさない
・北枕にしない
・お葬式や結婚式はどんな宗教宗派であっても儀礼に参加する
・クリスマスにはケーキ買って食べる(友達と食事するならメリークリスマスなどと挨拶する)
などなど。
ざっと思い出しただけでも、こんなに。
何教を信じてるのか名前が付けられないけど、かなりの宗教心を持ってると思われますよね。



主催者のブログ
第3回 釈徹宗「初心者のための宗教学講座」開講!

ご興味ある方、音声が販売されています。
http://www.radiodays.jp/item/show/201741



去年と今年のセンター試験地理B

2018年02月22日 | └─センター試験に挑戦
やっと挑戦できました。
センター試験の地理B。
時間がなくてまだ国語とかには挑戦できていません。



解き始めてしばらくたってから
「あれ?この問題なんか見覚えが…」
去年やった問題をまたやってたのでした。
いつもは新聞社のサイトで問題を入手するのに、今回は大学入試センターのサイトへ行ってしまったので、最新のが去年の問題だったのですね。

引っかかるところもだいたい同じ。
去年は92点でしたが、今年は94点でした。
進歩してる・・・のか?


さて、日を改めて、新聞社のサイトから今年の問題を見つけて、再チャレンジ。
お!これか、話題になってた「ムーミン」は!!

結果は、85点。
甘くない。

間違えたのは、ボーキサイトやリチウムの産地について。
ボーキサイトは、インドネシアで産出されてるんだ。
リチウムはチリが多い。
こういうのは、最新の知識に置き換えていかないと。。。
(自分が高校生の頃は、リチウムなんて聞いたこともないものだったし・・・、地理統計を久々に眺めてみよう)


話題のムーミンの問題は、面白かったけど、あれを高校生に解かせるのは難しいでしょうね。
私も「ムーミン」は、アニメも本も見たことがなく、どこの国か良く知らないのですが(というかあれはファンタジーじゃないのか?)、「小さなバイキング~ビッケ」は子どもの頃見ていました。
でもバイキングだからといって、ノルウェーの話とも限らないのでは?
大学入試と言う所に曖昧な問題はちょっといただけませんね。
言語の方は類似性に着目させるのは面白いと思いました。

毎年書いていますが、地理の問題は頭の体操にとても良いと思います。
大人にこそ、おススメします。

地理B 問題


ムーミン問題は論争を巻き起こしたようですね。
ムーミン論争過熱 フィンランドの根拠は…(毎日)

香港2泊3日王道コース(ただし糖質制限)~3日目

2018年02月21日 | ☆旅行─香港
3日目、最終日。
夕方の飛行機なので昼ごはんまでは自由時間です。
昨日香港島に行ったので、今日は九龍半島側の下町へ行ってみましょう。


朝食は、ホテル近所のおかゆ屋さんへ。
わたしは糖質制限中なので、お粥は食べずに何を食べましょうか???


「紫菜」のスープ。
何だろうかと思ったら「海苔」でした。
美味しかった。


同行者の食べたおかゆ


私のメインは「茹でモツ」
おかゆに「及第粥」って言ってもつの入ったのあるからか、モツだけのメニューもありました。
茹でただけなのに、全く臭みもなくておいしかった。
でもこれは一人で食べるには多すぎですね。


勘定はこのメモで。
お粥 37ドル(550円)
モツ 85ドル(1200円)
スープ 18ドル(260円)

やっぱり炭水化物は安く上がるな…。
糖質制限はお金がかかります。朝食から1500円コースです。

食事のあとは、ネーザンロードを北に向かうバスに乗り「太子」駅のあたりまで。
香港といえば、道路いっぱいに広がる看板が思い浮かびますが、ネーザンロードの看板は非常に数が減っていました。
やはり危険なんでしょうかね。

「太子~プリンスエドワード」駅のあたりでバスを降りると、そこは「花市」でした。
道路脇に延々と花が並んでいます。
春節前だからだと思いますが、買い出しの人たちで大賑わいです。
警察も出て場内整理してる感じでした。
香港お人たちのお正月の縁起物の花は

・みかんなどのかんきつ類
・ねこやなぎや桜
・球根つきの水仙
・グラジオラス
・百合

のようでした。








花市から南に歩くと「通菜街」という金魚街です。
むかしむかし「君さえいれば」という香港映画を見て、ここに行ってみたいと思っていました。
やっと来れました。



金魚がビニール袋に入れられてます。


熱帯魚もあります。
言った時間はまだ早くて、店は半分も開いてませんでした。
午後に行くのがよさそうです。




街市(公設市場)がありました。
上階は食堂になってるようなので、のぞいてみます。
朝ごはんと昼ごはんのはざまのようで閑散としてました。



ねこがいました。


地下鉄でチムサーチョイまで戻ります。
最後の目的地は「1881ヘリテージ」という新スポット。
昔の公的建物(海上警察など)を再開発した商業施設らしいです。


途中、また九龍公園を通りました。
鳥の声が聞こえて気持ちのいい散歩道です。


漢口道でこのお菓子屋さんに寄ってお土産を買いました。
「年糕」というお正月に食べるお餅を売ってたのですが、糖質制限の身では食べられないので、買いませんでした…。
この時期ならではの珍しいものだったのに。残念。



1881ヘリテージに到着!
高級なショップやレストランが入ってるようです。
縁がない…。
ので、港の船に時間を告げる施設の見学をしました。



この木はどういう風に生えてるんだろう?
再開発の時に移動したのかな?
大木です。


これ、イギリスのグリニッジにもある「時間を告げる玉~タイムボール~時間球」の施設。
イギリス領だった名残ですね。
午後1時きっかりに球を上から下に落下させることで、船に積んでる時計の針を合わせたのだそうです。

詳しくは観光局のページへ




のんびりしてたら時間が無くなってきました。
急いでご飯食べてホテルに戻らなければ!
あと1時間もありません。



お昼は帰りみちにあった、「源記」という食堂へ。
あ、この店ホテルの前にもあったし、あちこちに支店があるみたい。
お昼時で混んでいて、当然のように相席です。


肉を食べました。
食べきれないので、半分持ち帰り。

なんとか、集合時間に間に合い、行きと逆の道をたどって空港へ。

ホテル⇒無料バス⇒九龍駅⇒エアポートエクスプレス。

九龍駅では飛行機のチェックインも出来るので、荷物も預けて身軽になりました。
同行の皆さんもこのサービスにはとっても喜んでいました。



機内食。
炭水化物ばかりで、食べられるものが少なかった。
(茹で卵は自分で持ち込んだもの)

初香港の人もいたし、王道の観光コースを歩いたと思います。
旧正月直前で市場が活気があって楽しかったし、香港の変化も感じることができたし、短い時間でしたがよい旅でした。
また行きたいなぁ。

香港2泊3日王道コース(ただし糖質制限)~2日目その弐

2018年02月19日 | ☆旅行─香港





スターフェリーでセントラルへつきました。これから香港島散策です。私は香港島側が大好きです。ワクワク。

いい時間になってきたのでまずはランチです。
同行者が「ワンタン麺は食べたいです」と言っていたので、IFCモールの中にある正斗というワンタン麺の有名なお店へ。ランチタイムなので並んでいます。お店の前に番号札発券機があります。人数ボタンを押すと番号札が出てきます。コレ便利!!
回転がよく、トイレに行ってる間に順番になりました。

当然のごとく相席。


糖質制限なので麺は避けて雲呑のみをオーダー。海老出汁がきいててプリプリで美味しかった!
このお店は香港の人に紹介されたのですが、ミシュランの星もとってるんですね。


牛肉煮込み。
上品!


セントラル駅の方まで行き、ここまで来たらガチョウのローストの名店、鏞記(ヨンキー)へ行ってピータン買うでしょ。(紅生姜も買って部屋でたべました〜)ランチタイムは、一人で来てる人も多いみたい。定食みたいなのを食べてる人がたくさんいました。今度行ってみよ。

同行者は歩くの平気な若者だったのでセントラルからSOHOの階段をウロウロ、ヒルサイドエスカレータも体験しました。


途中で見つけた日本風かき氷の店。


PMQ。
クラフトアートのショップが集まるところです。
ハンドドリップのいい感じのカフェがありました。ここでコーヒーを飲むことにしました。
お!「イルガチェフェ」がおすすめになってる。




お菓子も美味しそうでした・・・が、ここは我慢(というかお腹いっぱい)


ハンドドリップです。
ビーカー使って、はかりで重さを計量しながら淹れてくれます。


お兄さん真剣!
(わたしがかぶりつきで淹れるとこ見てたからだよね)

このお店「Cafe Life」は何と日本人のプロデュースで出展された店舗でした。
お菓子にも日本風のものがあった。
豆もすべて日本から入れているそうです。
⇒ 公式サイト


PMQの4階には、屋上緑化スペースがあり休憩できます。
きもちいい。大都会香港で、こういうスペース貴重ですね。
休憩した後は、また街歩き継続。




文武廟。
うずまきのお線香が天井からたくさんぶら下がっています。


骨董ストリート(キャットストリート)
何も買いませんが、結構見て歩くだけでも楽しい。



上環まで歩きました。
ここからトラムに乗って2階の窓から町並み見物です。
上環~中環(セントラル)~金鍾(アドミラルティ)のオフィス街~湾仔~銅鑼湾(コーズウェイベイ)~天后~北角まで。




北角でトラムを降り、春秧街へ。
ここは、トラムが市場の中を走るスリリングな場所です。
市場はちょうど、年末の花をたくさん売っていました。







歩き回って疲れたので、MTR(地下鉄)で九龍半島側へ戻ります。
帰りはあっという間でした。




チムサーチョイ駅を出て、九龍公園へ行ってみました。
フラミンゴがいる!

晩御飯はホテル近くの四川料理店で火鍋を食べました。



満江紅精品川菜館

食後同行の皆さんは許留山でマンゴープリン。私は食べませんでしたよー。





香港2泊3日王道コース(ただし糖質制限)~2日目その壱

2018年02月18日 | ☆旅行─香港
2日目の朝食は飲茶です。
広くて下町感もある「倫敦大酒楼」へいきます。糖質制限中なので、肉や野菜中心にいただきまーす。





4人で行ったので、炭水化物系を避けて食べることができました。
海老餃子や小龍包も1個なら大丈夫だよね。


青菜類は、このカウンターまで行ってゆでてもらいます。


あっちのカウンターは焼き餃子とか焼き物を作ってもらうところです。


ゆでたてのガイラン。
香港では定番の野菜ですね。
油菜っていうのかな??
美味しい!


食後は、地下鉄に乗ってお寺へ行きましょう。黄大仙ウォンタイシンという有名なお寺です。
駅からすぐで、便利です。


駅の券売機がかっこよくなってた。




駅を出るとおばちゃんたちが線香持って立ってます。
ガイドブックに10〜20ドルとあります。10ドルと言うことなので、買いました。
派手なお線香です。
お寺の中には無料の線香もあります。地味だけど、お布施をいくらでも入れればもらっていいらしい。




お線香に火をつけてお参りです。
お参りの所は皆さんとても熱心にやってらっしゃるので、写真撮りそびれちゃいました。
占いやろうかなと思ったのですが、占ってもらいたいことが思いつきませんでした。



お寺の次は、バスに乗って車窓から市内を見ながら、スターフェリー乗り場を目指します。はじめ反対方向に乗ってしまい、途中で引き返しました。

ウォンタイシンのあたりは団地が広がってて、街市と呼ばれる公設市場がものすごく賑わっていました。お正月が近いので、皆さん買い出しに力入ってる!肉も魚も野菜も美味しそうでした。






バスだとスターフェリー乗り場の真ん前まで行ってくれるので便利ですね。スターフェリーはcentral行きと湾仔行きとがありますが、王道central行きへ乗りました。オクトパスカード使えます。





天気も良くて気持ちの良い船旅です。

香港2泊3日王道コース(ただし糖質制限)~1日目

2018年02月14日 | ☆旅行─香港
職場の旅行で、香港へ行ってきました。
わたしは香港10回目です。参加者に初香港の人もいたので、王道コースを回ってみました。
わたしは食はかなり制限して食べました。なにせ糖質制限中なのもので。
それでも何とかなりましたよ。

では、初日から、写真と共にお付き合いください。


羽田から。
キャセイパシフィック航空です。


さすがキャセイ。機内エンタメが充実しています。
ホーユーハン監督の「Mrs.K」を鑑賞。
これが機内で見られるなんて!
この映画、日本では映画祭だけの公開で一般公開なかったんですよね。
今まで見たユーハンの映画の中でも一番面白かったです!
が、日本語字幕で見たいです。



機内食。
糖質制限中なので、食べられるものだけ食べてあとは断ったり同行者に食べてもらったり。キャベツや魚の切り身は持ちこみました。このほかに、ゆで卵も持ちこみましたよ。


到着。
香港用のSIMちゃんと使えます。

空港からはエアポートエクスプレスで市内へ向かいます。
4人だと片道4枚で250ドルと言うお得なチケットがありました。
通常は片道105ドル、往復でも185ドルなんです。
これだと往復で125ドルです。
それを買って「九龍駅」へ。駅からは無料のホテル巡回バスが出ています。
便利です。

ホテルに到着。夕食まで近所を散歩。

どこにでもあるデザートのお店「許留山」で亀ゼリーを食べました。

シロップはつけずに。
おぉ苦い!身体によさそう!

夕食前に九龍半島南端から見られる光のショーを見る事にしました。


ペニンシュラホテルも春節仕様です。
昔は中でお茶したり、ショップで買い物したりしたものですが、香港の物価と円安で、庶民には全く近寄れない場所となった高級ホテルです。



燈会用の飾りつけも少しできていました。

ショーは8時から。
毎日やってるんだそうです。
10回目の香港にして初めてきました。

シンフォニー・オブライツ






夕食は「鹿鳴春」という北京ダックのお店です。
香港で北京ダック食べたことないです。
これも初体験。





何と、香港の北京ダックは肉もついてくるんですね。
餅もなんだか豪快です。
ちょっと粉っぽいなぁ‥


スープ。
本来はこの薄っぺらい「餅」に肉とネギなどを載せ、甘味噌をつけて巻いて食べるんですが、餅は1枚だけにして、あとは肉と野菜を食べていました。
肉も厚保切りなので、かなりお腹いっぱいになります。




食後、ホテルまで歩いて帰る途中見かけたお年玉袋売場。
お正月が近いので、あちこちこういうものを売っていました。
「姓」が印刷されている袋がたくさんあって、とてもきれいでした。

明日から香港

2018年02月10日 | ☆旅行─香港
2泊3日で行ってきます。職場の旅行です。前回香港に行ったときは相当気合を入れて下調べして、レストランの予約なんかもバッチリやっていったんですが、今回はダイエット中ということもあり、食にあまり気持ちが乗らないので、いきあたりばったりでいくことにしました。

と思っていたら、社長から「このレストランいいかなと思うんだけど予約しといて」指令が飛びました。

会社から国際電話。
英語で予約を試みましたが、満席であえなく敗退。
直前の予約なんて無理らしい。

第二希望の店にもかけてみました。
やっぱり満席。
でも遅い時間なら…ということで夜九時からの予約が取れました。ふー。

さて、どんな旅になりますやら。


とりあえず香港のSIMはアマゾンで買いました。
今日届いた。ギリギリ。

台北で偶然陳昇に会った話

2018年02月09日 |  └─【特集】陳昇 Bobby Chen
はじめて台北の街でばったり陳昇に会ってしまった時のはなしです。
友人と台湾旅行中だった私は、知り合ったばかりの台湾の陳昇ファンの人たちと一緒に夕食をとることにしていました。その店に陳昇がやってきたのでした。



1998年10月17日

今夜の夕食会は、やはり蛋蛋に頼んでアレンジしてもらったもので、場所は、東区の火鍋屋肥牛
この日のために毎晩、インターネット昇網で宣伝活動をしたのだけどさて誰が来るのかな?しごとで遅くなる人たちは、このあとのKTV大会に来るらしい。

店は小さくて庶民的な感じ。8人がけくらいの丸いテーブルが5~6台あったか?私たちはテーブル2つつなげて、一つは辛い鍋、もう一つは辛いのと辛くないのと2色鍋にした。今井さんは、辛いのはあまり得意じゃないらしい。
蛋によると陳昇や、伍佰も来る店らしく壁に伍佰のポスターが貼ってあった。

麻辣火鍋は初めて食べる。お肉や野菜やはんぺんみたいなのをいろいろ入れる。調味料と薬味はテーブルにはなくて店の中央においてある。辛いのを食べるなら、緩和させるのに酢をいっぱい取ると良いよとKAWAのアドバイス。なるほど、酢と辛いのはなかなか良く合う。でも結構辛い。
いちばん辛かったのは、お店の人がサービスで出してくれたとか言う皿。私は、タイ料理とか韓国料理とか辛いの大好きだけど、食べられないくらい辛いのもあった。とくに最後にまわってきた緑の唐辛子を炒めたのは、ほんとに泣くほど辛かった。お行儀悪いのは分ってたけど、ティッシュで口の中ぬぐってしまったよ。



さて、宴もたけなわになった頃、遅れてきた人の車を駐車しに行って戻った蛋蛋が、
「YOKO、これからBOBBY(陳昇)がここに来ます。僕が10万円彼にあげましたから」と、冗談のようなことを言う。
「え?!どういうこと?」
「BOBBYがここにきますよ。」
「え?!ほんとに来るの?」
「はい」
「え?!え?うそ~~~~~~!!だめだめ心の準備できてないから。わたし、もう帰る!」


などと騒いでいたら、恨情歌(陳昇のバンド)の、ギターの人(陳傑漢)とベースの人(趙家駒)が入ってきた。
あれれれれー、これは現実なんだ、彼らが、私たちのテーブルによったので
「HELLO、YOKOです。」
と挨拶する。趙家駒は愛想良しだったが、小傑は反応なし。まあいいや。

で、その後時間差で、陳昇が入ってきた。水色のTシャツに短パン。
あ、本物だ。陳昇は、私たちのテーブル(入り口近くにあった)を一瞥して、ファンだと分った様子で、嬉しいような、いやな様な複雑な顔をした。
ドラムの小李、林秋伊、楊老師もやってきた。

予期せぬ展開。
「陳昇には会いたいけど、会っても何話たらいいかわかんないし、きっと緊張して何も話せないだろうなあ・・。まあそんな心配しなくても会う事なんてないんだよね。」
なんて、台湾に発つ前、友達と話してたばかりだったのに。こんないきなり偶然会ってしまうなんて。(当然蛋蛋が10万円払ったわけではありません。まったくの偶然)

みんなは、陳昇がいても別にこれと言って騒ぐ事なく普通に食事を続けていたが、わたしは一人で呆然としていた。(と思う)半ばパニックになってるわたしに、KAWAが、
「YOKO、折角日本からきたんだから、陳昇に挨拶してこよう」という。
MASAO君が通訳してくれるといって、3人でビールの瓶を持ち(この辺は日本の宴会の作法と一緒だ)陳昇達のテーブルに行く。
会話は全部中国語だったから、ここからは想像

KAWA「お食事中、すみません。日本から昇迷の女性が来てます。ちょっと挨拶させてください。」
MASAO「彼女は日本人で、あなたの大ファンでお正月のコンサートにも来てたんですよ」とか何とか。
わたし「ニーハオ、ウォーヘンガオシン・・・・・・・・・・・・(絶句)」

で、陳昇はこのテンションの高い闖入者にちょっとタジッてたみたいだったけど、ちゃんと耳を傾けてくれて、KAWAがビールの瓶を持ち上げると、きちんと立って乾杯してくれた。よく映画とかで見る中国式の乾杯、飲んだ後、ちゃんと飲み干しましたよ、とグラスの底を見せるしぐさをするあれです。これも初めての体験だった。
その後、MASAOが「何か話したい事はないですか?」と聞いてくれたが、乾杯してもらっただけでもう胸がいっぱい。
「いえ、もう充分です。有難う」と、逃げるように自分の席に戻った。それからは、心臓がバクバクしてるのを収めようと、ビールをがんがん飲んでしまった。しかしこれだけではすまなかった。
テーブルに戻り、食事を続けていると、誰かが陳昇の夏のコンサートの写真をくれた。
その写真を見たKAWAが、
「YOKO、この写真にサインが欲しい?」と聞く。
「勿論欲しいけど・・・」とわたし。
「じゃあ、もらっておいでよ。」
「えええ。もうそんな勇気ないよー。」
「じゃあ、この写真にはKAWAのサインを書いちゃうよーー」
「わー!だめだめ。わかったよ。行ってくるよ。」
「サインくださいって言うのは、中国語では○○○○○というんだよ。(中国語忘れました。)」
とMASAO君。

テーブル中から「YOKOがんばれ!」コールも起きるし、また行きました。陳昇達のテーブルに、今度は一人で。
陳昇の顔見たら、教わったばかりの「サインください」の中国語はすっかり飛んでしまい、"Excuse me..May I have your sign please?"と言ってしまってました。(ちなみにこれも正しくない英語らしい。)

陳昇は、またまたニコリともせず、サインを書いてくれた。
でもなぜか「Be Cool」って書いてあった。これは、私に、落ち着けと言ってるのか?わ、恥ずかしい。(後から得た情報によると、陳昇はいろんな人にサインするときこう書くらしい)サインしてもらってると、誰かが(みーさんかな?)「写真いいですか?」といって、2ショットの写真をとってくれた。
ああ、いい友達だ。ありがとう。私は舞い上がっててそんな事思いもつかなかったです。
うれしいのと、酔っ払ったのと、料理が辛いのとで、その後は半べそ状態でした。
陳昇達、迷惑に思ってないといいなあ。
お騒がせしました。
そして皆ありがとう。

お店を出る時、もう一回陳昇達のテーブルに手を振った。
陳昇もちゃんと手をふりかえしてくれた!
私の行動は、狭い店の中、やっぱり目立ってたんだろう、お店のオーナーに、「美味しくて、そして辛い料理をありがとう」と言ったら、
「今度Mr.Chenがうちに来る時には、またあなたに連絡しますよ。」
とかっていわれた。はずかしい・・・。





19年前の私、ういういしいなぁ。ふふふ。
ここに登場する「肥牛」という火鍋屋さんは、いつの間にか閉店してしまい、結局再訪することはありませんでした。
ここに登場する蛋蛋、KAWA、MASAOくんたちとは今も仲よくしています。
陳昇の当時のバックバンドの人たちとも、この後友だちになりました。彼等は皆もうすでに陳昇のもとを離れ、各自すごい活躍をしています。


むしゃしにった武者パレード

2018年02月05日 | ☆旅行─東京散歩
東急多摩川線武蔵新田駅周辺で、数年前から「武者行列」イベントが開かれています。
地元の人や甲冑好きのみなさんが、手作りの甲冑で新田神社を中心にした史跡を練り歩くパレードです。

今年初めて見ることができました。

場所は、頓兵衛地蔵前。
ここは、新田神社に祀られる「新田義興公」をだまし討ちにした、船頭の頓兵衛さんが祀られています。



多分、年々参加者が増えているんじゃないでしょうか?
いいお天気でパレード日和。


地蔵の前で、代表の武者が何かを祈願して、皆にその報告をしているところ。


先頭を「露払」役の若者が進みます。

「行列を横切ってはならぬ。上から見下ろししてはならぬ」などいろいろ命令しています。



手作りとは思えない立派な甲冑。
今は手作りじゃないのかな??


刀の鞘が毛皮!
凝ってますね。


関連リンク

手作りの甲冑で武者パレードに参加しよう!~手作り甲冑教室の御案内~
武蔵新田商店会

湾生お話会で聞いた昔の台湾 途中

2018年02月02日 | ☆記憶
台北の青田七六で見た神棚のことを湾生の方に質問しました。
戦時中、各家庭に神棚を祀るようにと総督府からのお達しがあって、キリスト教徒の家にも神棚が祀られたという件。
たしかにそういうことがあり、台湾人の管理する廟にまで及んだということでした。
そして、当時の台南市長はそのお達しを断固拒否して廟内に神道の神を祀らせなかった、と言う話もききました。その台南市長さんは、後年台湾の方により顕彰され、群馬県の珊瑚寺という寺に胸像が建てられたとか。
この方のこと全然知らなかったのですが、羽鳥又男という方だそうです。

台北の「南機場」についても質問してみました。
陳昇の新譜のタイトルになって、にわかに興味の湧いているエリア。
住んでたエリアが離れていることもあってか、あまり記憶にないとおっしゃってました。その話からなぜか「指南宮」の練兵場の話になり、それも興味深かった。あの山の上まで歩いて行って訓練するんだって。 


小5の宜蘭1泊旅行で蘇澳冷泉へも行ったそうです。
担任の先生が「お前たちここの水は天然のサイダーだぞ!みんな水筒に詰めてお土産に持って帰れ」と言うので、子どもらはめいめい持ってきた水筒に詰めたのだけど…。当時の水筒のふたは今のようにしっかり閉まるタイプでないので、帰りの汽車の中でふたがポンポン破裂、皆びしょびしょになったそうです。あとで聞いたら、先生は毎年同じことを言って、子どもたちをからかっていたらしい。「伝統行事」って言ってました^^。隣で聴いていた女性は「私たちの時はそんなことなかったわ」。男女差があったのかもしれませんね。

男女差と言えば、小学校でも男女別々のクラスだったそうです。
当時のクラスは1学年に60人、それが5~6クラス。男女別クラスの外、1学年に1クラス混合クラスがあったとか。講堂に全校生徒が入りきらないので、何かの式典の時には2部に分かれてやったのだそうですよ。  


台湾神社(今の円山大飯店)の祭礼は10月28日。
町内を「樽神輿」を担いで練り歩く。子供みこしを担ぐ子は学校を休んでも良かったらしい。町内の商店会のおじさんたちとこどもたちで御神輿を担ぐ。神社までは遠いので町内だけで済ませてたとか。行く先々でお菓子がもらえたそうな。


お正月のお餅の形のはなし。
台湾には西日本出身者が多く餅は丸餅だったそうです。お雑煮も関西風だったのだそうです。


台北に住む日本人の中でも台湾語の単語は使われてたみたい。
「とあちゃー」=人力車。
「ぱんさい」=牛馬糞

人力車のことは祖父の中国時代の話に「ヤンチョー(洋車)」とかって書いてあった記憶有り。
車引きは現地の人が多かったので、日本人も現地語で呼んだのかな? 


学徒出陣の話。

師範学校に通っていて兵役が免除されていたが「学徒出陣令」がでて軍隊に入ることになった。3か月の訓練を終え外泊が認められ帰省した。その時お母さんが「死んで靖国神社に祀られるって言ったって遠すぎる。お前は突撃命令が出ても一番最後から出ろ。死ぬな」と言ったそうだ。でも、いざ出征となり駅で見送られる際には、お母様が「誰よりも頑張りお国のためにしっかり働いてこい」と大きな声で言ったのだとか。本音は大きな声で言えない時代。まえまえから身内が靖国に祀られて喜ぶ家族はいるのだろうかと思っていたけど体験者から聞くお話は重たい。
その方に、上田にある「無言館」と言う美術館のことを教えていただいた。学徒出陣で戦場に散った美大生の作品が集めてあるのだそうです。『美術学校の生徒たちは、兵隊に行く直前まで、もうすこし、もうすこしって言って作品を完成させて、それから出て行ったんだそうですよ」と。  


湾生の方が「台湾そば」って言ってたんだけど、今で言う何を指すのかな??
米の麺だろうか??米台目びーたいば、みたいな? 
麵線と言う説もあり。



会でいただいた戦前の台北住宅地図がすごい!
13年ほどの歳月を費やして、記憶を頼りに作り上げたんだそうです。

それを見てて、今の林森公園の東側に川が流れてて「こんなところに川あったっけ?」と思いました。
今の地図と見比べると、新生北路ですね。
あそこ妙に高低差があって不思議だと思ってた。川だったんだ。
今は暗渠でしょうか?それとも埋め立てられた?


PFCバランスの話

2018年02月01日 | ☆腰痛対策&ダイエット
今やっている糖質制限は、ダイエットの一つの方法です。
昔、ダイエットで食事制限といえばカロリー計算して、というようなものが主流でしたが、今やっているのは栄養素に注目して行うダイエットです。
その中で、PFCバランスという言葉を知りました。
P=タンパク質
F=脂質
C=炭水化物

です。この3つを三大栄養素といいますが、このバランスを考えて行きましょうというわけです。これは減量するしないに関係なく、健康的に長生きするために必要な考え方だそうです。

このPFCバランスをチェックできるサイトがあったのでやってみました。
まず、1月18日の絶賛糖質脂質制限していた頃の食べ方をチェック。


そして、昨日のもの。
脂質を解禁したら急に取り過ぎになっています。
これはいけません。


今は炭水化物をを制限してるのでいびつなグラフになってますが、ゆくゆくはきれいな三角形になるようにするわけですね。
このグラフを作るためには、何をどれだけ食べたかわからないといけません。外食ばかりだと難しい。今はかなりシンプルな食事内容なので簡単に計算することができました。これからも少し意識していきたいと思います。



そして今日。
エネルギー 1179kcal 基準:1608~2253kcal
タンパク質 73.08g (292.32kcal) 基準:45~102g
脂質 69.5g (625.5kcal) 基準:39~60g
炭水化物 76.99g (307.96kcal) 225~315
食物繊維 総量 24.5g 基準:17.1g~
食塩相当量 11.59g 基準:~7.5g


まだ脂質がとりすぎなのかな。
それに塩分もとりすぎています。
気をつけなくては。

YOKOの好きなもの羅列

(順不同)地図、河岸段丘、保存樹木、宮本常一、縄文時代と日本の古代、文明開化と江戸時代、地方語、水曜どうでしょう、シャーロック・ホームズ、SHERLOCK(BBC)、陳昇、John Mellencamp、Kate Bush、イ・スンファン、カンサネ、1997年以前の香港映画、B級コメディー映画、SNL、The Blues Brothers、台湾、旅行の計画、イタリア、エステ、宮部みゆき、ショスタコーヴィチの交響曲5番、森川久美、のだめカンタービレ、くまモン
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