キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

映画「ひまわり」50周年HDレストア版

2022年07月25日 | ☆エンタメ-映画

ロシアのウクライナ侵攻以来、ウクライナのひまわり畑をテレビなどでよく見るようになりました。ひまわり油の産地なんでしょう。(ひまわりはウクライナの国花だそうです)

そして、1970年の映画「ひまわり」です。
見たことはありませんでしたが、超有名な映画ですよね。
ウクライナの戦争が始まって以来、各地で上映会をやってる話も聞いていて、近くでやってたら見てもいいかな?なんて思っていました。

そんなとき、熊本の父から連絡が来ました。ひまわりのリバイバル上映を見て、とても良かったという話です。
へー。
父の年代だと初公開時にも見てるのかもしれないですね。


先月帰省したときも、この映画の話を熱く語ってくれました。
父は昔から話が上手くて、あらすじはもちろん、見どころのシーンなどを画面が目に浮かぶように話してくれます。
これはもう自分で見に行かなくてもいいかなと思うほど(笑)

「一度見た方がいいよ」という話なので、アマゾンビデオとかでレンタルしてみたらいいかな?と思ってましたが、そのままになっていました。
そうしたら、土曜日にでかけたみなとみらいでポスターを見かけました。TSUTAYAの二階の小さな映画館で昨日から始まったようです。

午前中に一回だけの上映なので、翌日曜日に出直してきました。
2020年に50周年を記念してHDレストア版というのがリリースされたのだそうですが、今年のウクライナ侵攻をうけて、各地で上映会が行われることになったようです。


100席くらいの映画館(スクリーンは3つ)で、でもひまわりの回を見てる人は5人でした。コロナ感染の不安もなくていいけど。

映画は…たしかに父がオススメしてくれるのも納得。
セリフがあまり多くなく、説明も少ないので公開から50年後に見るのには少し解説がほしい感じはしました。
説明過多なものに慣れすぎてるかも。


・ナポリ娘のジョヴァンナと北の生まれのアントニオが出会ったきっかけは描かれません。アントニオは何しにナポリまで来てたのだろう?

・雪の中瀕死のアントニオをなぜロシア娘は助けたのか?
雪原には大勢のイタリア兵が倒れていたし、そもそも敵なのに?
彼女も家族を亡くして独りぼっちだったのかな?

・村の小さな家から,高層のアパートに引っ越し。かなりの出世に思えたけど、どういう意味があるのかなぁ?


父が見どころのひとつにあげていたのが「毛皮」。
ロシアに出征だからか「毛皮をお土産にすぐ帰るよ」といったアントニオが、ソ連のデパートのようなところでイタリアへの土産に毛皮を買う。高い毛皮と安い毛皮、どっちを買ったかは描かれず、最後にジョヴァンナに手渡すところでやっと判明するのだけど、「さてどっちだったでしょう?」




後で調べて分かったけど、
東西冷戦時に初めて西側の映画のロケがロシアで行われたものだそうで、ロシアのシーンがきれい。建物は荘厳だし、人々の身なりはきれいで、駅にはたくさんのエスカレーター(父はこの映画のエスカレーターに驚いたらしい)

そしてロシアの人々はとても親切。

親切なのはきっとそうなんだろうと思うけど、一般のイタリア人のために、外務省の人が密着ガイドしてくれるものなのかしら?

ソ連時代のロシアの対外イメージのために「盛られた」ところはありそうだなと思いました。できるだけ「発展している」面を映してほしいと。


そんな中で見つけた記事。
NHKのものです。
「ひまわり」のロケ地がどこなのか、について、ソ連側の公式発表が長年嘘だったという話。遺骨返還を求められても困るとか。
捕虜を大勢死なせたことがわかるのが困るとか。

いろいろ考えさせられる、「ひまわり」です。
名作映画「ひまわり」に隠された”国家のうそ” | NHK

名作映画「ひまわり」に隠された”国家のうそ” | NHK

【NHK】ウクライナ侵攻で注目され、いま全国各地で再上映されている映画「ひまわり」。そのロケ地を取材すると、いまのロシアにつながる国家の“うそ”が見えてきました。

NHK鹿児島放送局



公式サイト(上映情報もあります)

映画「破戒」

2022年07月15日 | ☆エンタメ-映画
学生時代に一緒にサークル活動してた友人から久しぶりに連絡もらって「こんど劇場映画を作った」というので見に行ってきました。




島崎藤村原作の「破戒」。
60年ぶりの映画化だそうです。水平社100年記念。
藤村の原作はなんとなく敬遠していて、これまで読んだことありません。

重たいテーマですが、静かな抑えた映画でした。
表現もソフトです。
2022年に公開するやり方として、この「抑えた感じ」は効果的だと思います。
間宮祥太朗の清潔感もよかった。
わたしは矢本悠馬オシです。(彼のやった役、清涼剤だったなぁ)


部落問題については、上京して以来日頃全く感じることなく生きているけど、また違う差別がたくさんある世の中を感じているし、古いテーマではないのですよね。
劇中「この差別が無くなっても、また新たな差別が生まれる」というセリフがあり、突き刺さりました。これは原作にもある言葉なのかな?

異質なもの、理解し難いものを排除したいと思う気持ちが差別を生み、それは長い人類の歴史で脈々と続いてきたことかもしれませんが、お互いに理解し合うとか、理解することができなくてもちょっと想像力を働かせるとか、そんな風にして差別を解消する努力をしなければいけないと思います。

SNSにこの映画のことを書いたら、ことのほか反響があり、もう見に行った人もちらほらいました。
「同級生の結婚が破談になった」という知人もいてびっくり。
忘れていた自分を反省。





この映画を作った友人は普段は教育映画を作っていて、商業映画にかかわるのは珍しいらしい。ネット上に彼がインタビューされた記事があったので、読みました。
映画化の背景がよくわかりました。
コロナ禍がすぎたら飲もうねと話しているので、会ったら準備期間の話など聞いてみたいものです。
見てよかったです。
おすすめありがとう。

ところで、「破戒」が絶版になっていたとは、全然知らなかったです。
私、同和問題について高校生の頃にそのテーマの演劇をやったことがありました。それでいろいろ考えて、「まるで存在しないもののように蓋をし続けて、人々の記憶から消し去ることができたら、新しい世代の中には差別が消えているのではないか?」などと考えていた時代がありました。でもきっとそれは浅はかな考えなのでしょうね。
本を絶版にしても状況が変わっていくわけではないということなのでしょう。
結局新しい差別も生まれてしまうし。

本が絶版になった(そしてまた復刊した)背景はもっと複雑なのだろうとは思いますが。新潮文庫の解説にそのあたりのことが詳しく書かれているそうですので、読んでみようと思います。


新潮文庫、今は映画仕様です。


間宮祥太朗主演 映画「破戒」予告編
 
公式サイトで公開劇場を調べられます。

映画「MINAMATA」2020年

2021年10月01日 | ☆エンタメ-映画


先週封切られたジョニー・デップの映画「MINAMATA」。
今日30日に見てきました。
緊急事態宣言は今日まで、明日から映画館の入場制限がなくなるので、その前に行っとこうかなと思って。(でも明日なら1日だから安く見られたんだって。知らなかった。

平日の夜だからか、元々人気のない映画なのか、10人も入ってなかった。「水俣病」ってことで重そう、暗そうって感じなのかな?ジョニー・デップなんだけどなー。残念。


特殊メイクしてるとはいえ、ジョニー・デップはいいおじさんになったなー。
昔(20年以上前)、大好きで出演作を色々見てたけど、久しぶりにジョニデ満喫しました。やはりいい役者さん!
ビル・ナイも良かったね。

撮影は日本ではなく東欧(セルビアとモンテネグロ)でやったらしいので、どこか謎な場所での物語のようだったけど、世界的な作品だからそれはそれで良いよね。

冒頭の海沿いを走る列車の俯瞰シーンだけは熊本で撮ったのかな?と思いましたが。(オレンジ鉄道が最後のクレジットに出てきたから)

でも、日本家屋の中の様子やデモ、座り込みの様子など、美術さんたち(みな東欧の人たち!)はいい仕事してたと思う。日本人としてみていてもしらけちゃうような勘違いなど全くなかった。これはすごいこと。


日本人キャストもとても良い芝居をしてました。
真田広之の熊本弁満喫しました(字幕なしで全国の皆さんわかったのカナ?)。國村隼もいつもながら良かった。
浅野忠信のところだけ妙にドキュメンタリータッチだった。
なんでだろ??

アイリーンも良かった。
はじめてみた女優さんだったけど、美しくて強さもあって。
あの映画は一応ユージーンスミスとアイリーンの物語なんでしょうね。こちらは水俣の話と思って見てたけど。アイリーンさんは、この映画にも随分関わってたらしいですね。




ここからネタバレします。
未見の方はご注意ください。












細かな違和感を言うのは野暮かな。
蝉が鳴いてるのにみんな晩秋のような服装だったり。昭和40年代の水俣の庶民の家でウイスキーが簡単に出てきたり。子どもたちがサッカーしてたり(そこは、野球だろ!みたいな)

ちょっとそういうことはあったけど、本筋とは関係ないので拘泥しないほうが吉。「水俣」が舞台ではあるけれど、「MINAMATA」という普遍的なテーマを描いた地球的な作品だと思えば、細かなことはどうでもよい。


一つだけ、本筋に関係ある違和感としては、ユージーンたちが病院に潜り込んで、会社の病院側の隠してあった資料を見つけるところ。
え?ほんとに??
映画的な脚色なんだろうと思ったけど、日本で作ったらあんなふうな脚色は無理だろうな(それとももしかして事実なのだろうか??)

前に水俣裁判の記録の本で、会社側の医師の記録も読んだ覚えがあるけど、実際はどういう経緯で明らかになっていたのだろうか?
もう一度読み返してみよう。






映画見ながら、この映画がジョニー・デップによって撮られた意味を考えてた。

映画としてはそれなりに盛り上がるところもあり、起承転結のカタルシスもあるように作られてるんだけど、でも消化不良で終わった。
それは水俣病はもちろん、環境破壊とそれで苦しむ人々の悲劇は全然終わってないってことが、この制作陣にもわかってるから、スッキリさせてくれないんだろうと思った。

終盤「勝訴!」っていうシーンがクライマックスとして扱われてるのだけど、そのあとすぐに
「裁判では想いは晴れない。本社へ行こう!」というような横断幕が映し出され、そうそう、これでは全然終われないんだ。と思った。

実際水俣病裁判はあれからずっと続くし、今も解決してないのだもの。

でもあの横断幕、裏から撮られてて読みにくかったし、あれ翻訳ついたんだろうか??(真田広之の台詞でも、戦いは続く!と言ってたけど、あれはちょっとわかりにくかったかも。)



最後に、
全体的に低予算な感じだったけど、演者の演技が素晴らしかった。
ジョニー・デップの情熱かな。
日本人としたら、ジョニーが水俣を取り上げてくれたことだけでも意気に感じて頑張っちゃうだろうと思う。そのあたりのチームワークの好影響を感じた。

そしてその根底には、「今」も続いている環境破壊への怒りや、何とかしなければ!という思いが強くあったのだろうと思う。

それと、「写真」ってすごいんだなと。ほんとにすごい写真をみると、それはわかるもんなんだな。ただシャッターを押せばだれでも撮れると思ってたことを反省。


水俣の話だけど、水俣に限った話ではない。
MINAMATAの映画。

おすすめします。


映画「華のスミカ」

2021年08月31日 | ☆エンタメ-映画




1952年横浜中華街を舞台に起こった「学校事件」をご存じの方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか?

国共内戦から中華人民共和国の誕生、そして「大陸反攻」「台湾開放」のスローガンのもと、毛沢東(中国共産党)と蒋介石(中国国民党)との対立・・・・。世界史の出来事としてよく知っているこの対立が、そっくりそのまま横浜中華街の華僑の中にも飛び火して、暗い影を落とすことになったのです。

2年前に横浜に住み始めたのを機に、横浜の歴史をいろいろ勉強しました。
その中で知ったのがこの「学校事件」です。


学校事件を簡単に解説すると・・・・
もともと日本の開国、横浜の開港に伴って横浜中華街が形成されて数十年が経過したころ、子弟の教育のために(日本亡命中の)孫文の提案により、今の関帝廟や横浜中華学院のあるところに「大同学校」という華僑のための学校ができました。震災や戦災に見舞われても、断続的に学校は続いていました(名前はかわっていきますが)。

ところが、1952年、中華民国(蒋介石側、台湾)政府からこの華僑の学校の教育方針に介入があり、夏休みの間にそれまでいた教師を解雇し、新しい教師を送り込むということがいきなり行われました。どうも、教師の中に共産党のシンパがいると思われたのが原因のようです。

解雇される教師はもちろん、いきなりそれまで教えてくれていた先生が追放されると知った生徒や父兄は抵抗しました。が、当時日本は中華民国政府とつながりもあり、日本の警察も介入し事態が決着しました。

その結果、800人いた生徒のうちの600人強が解雇された先生たちの側につき、100人強が日本の学校に移り、元の学校には100人足らずの生徒が残ることになったそうです。

中華民国政府側は元の場所で「横浜中華学院」に。出て行った人たちは、しばらくは寺子屋式に民家に分散して授業を行い、翌年山手に新しい学校「横浜山手中華学校」を設立し中華人民共和国よりになります(というか一時はどっぷり革命教育を行っていた模様)、中華街には2つの学校がある状態になりました(今も続いています)


中華街によく行くようになってから、その学校の関係者(どちらも)とも知り合いになりましたし、いまはそんな対立は感じませんけど、きっと以前はいろいろあったんだろうなと思っていました。



 この「華のスミカ」は「学校事件」の当事者たちに話を聞きながら、横浜中華街に関係する家族史をたどっていくドキュメンタリー映画です。
監督は華僑4世。中国語は話せず、自分のルーツが中国だったと知ったのも15歳だったという人です。監督自身の家族の話ではあるのですが、テーマも鮮明でぶれず、家族史を扱いながらも東アジアの近現代史を俯瞰できる鮮やかな作品になっています。かなり映画作りがうまい人だと感じました。


おすすめです。


今は、横浜と新宿だけで公開されていますが、きっとそのうち全国を回ると思うので、機会があったらご覧ください。





え映画を見た足で図書館へ行きました。
この本は20年以上まに出版されている横浜華僑へのインタビュー集です。
なんと、「学校事件」当時の新旧両校長が登場します。
両側から話を聞くのはとても大事ですね。

そのほか、知っているお店がたくさん登場、20年前なので今はもう代が変わっているわけですが、あのお店の家族にはこんな歴史があるのか!!と引き込まれてしまいます。




映画「パンケーキを毒見する」2021年

2021年08月28日 | ☆エンタメ-映画

いつも拝読しているブログ

私も8月の頭に見ていたのでした。ブログに書こう書こうと思っていながら忘れていました。


菅首相を扱ったドキュメンタリー映画(というかバラエティー映画?)うちの近くのシネコンでは、朝一の回のみ上映していたので早起きして行ってきました。観客は高齢者多し。

内容的にはテレビのバラエティ番組のノリで作られた映画で、ライトなテイストは若者に見てほしいと思って作られたんだろうと思いましたが…果たして??

映画館だけじゃなくて、ネットで見られるようにしたら広がるかな。

知らないこともたくさん出てきたので、見に行って良かったです。
秋田の農村出身の苦労人というイメージあったけど、実はお金持ちの家の出身だったとか。パンケーキの一件はすっかり忘れていたので、映画のタイトルにはピンとこなかったのですけど。

とにかくこの映画を見て、日本の現状には焦りを感じました。


おすすめ映画「1秒先の彼女」(2020年 台湾)

2021年07月05日 | ☆エンタメ-映画
静岡から関東地方に大雨が降った日、朝イチで映画を見に行きました。(映画館から出てきて、熱海の惨事を知りました)

台湾映画「1秒先の彼女」です。
大好きだった「熱帯魚」「ラブゴーゴー」を撮った陳玉勲監督の新作で、台湾で賞を総なめにしたらしい。友人間での評判も上々。
さらには、応援している台湾のミュージシャン黃連煜が出演してるらしい。
これは見なくては!
早く行かないと横浜の上映終わっちゃうかも。実際、公開が始まって一週間でしたが、一日3回上映だったのが、2回に減ってました。(容赦ないんですよね、そのあたり)

久しぶりの映画館。
あさイチということもあり、ガラガラ。
私の見た回は観客10人もいませんでした。



映画はまさに陳玉勲ワールド!って感じで見ながら心がほんのり温かくなります。ファンダジーだし、ヒロインの心の動きに多少無理があると思ったけど、おすすめします。
コロナで辛いときはこういう映画が必要だ!
しばらく忘れていた「台湾」を思い出させてくれました。

予告編

今ならまだ全国で公開してるので、ご覧ください!おすすめです。
上映劇場はこちらの公式サイトで確認できます。


東京国際映画祭 林家威監督作品「COME&GO」

2020年11月04日 | ☆エンタメ-映画


とっても久しぶりの六本木ヒルズ。
東京国際映画祭にいってきました。

「お江戸は遠いなー。日曜の夜にでかけたくないよー」
なんて思っていましたけど、

マレーシア出身の林家威(リムカーワイ)監督の新作が正式招待作品となり、監督が複数回のPCR検査と更に2週間の隔離を受けて来日してくれたと聞いては行かないわけにいきません。

リム監督とは10年以上前、やはりこの時期、映画祭の六本木ヒルズで知り合ったのでした。その頃はまだ長編一作目を撮る前だったはず。
友人に「彼はカーワイ、これから映画撮るんだって、監督なんだよ」って紹介されたのを覚えてます。

それから彼は着実に監督としてのキャリアを積んできてます。
彼のプロダクションの名前は「シネマドリフター」というのですが、その名の通り、定住せずに放浪しながら映画を撮ったり映画祭を企画したり。
長編映画ももう何本も撮っています。
彼自身がとても面白いので、いつも動向に注目しています。
彼はマレーシアの人ですが、大阪大学卒業で、日本でサラリーマンも経験していて、SNSは日本語でも発信してくれるのでこちらも追っかけるのに苦労がないのです。


このポスターの写真撮ってて「前にここでカーワイにばったりあったよね」なんて話して後ろを振り返ったら、またまた、本人がいました。
驚きました。縁があるのかな。
2年前の「ピートテオ特集」を見に行った時にも同じようにバッタリあったのでした。



上映会場はヒルズから少し離れた六本木EXシアター。前に井上陽水のコンサート見に来たとこです。

舞台挨拶もありました。
映画はとても面白かった。

リム監督の作風は、台本なし、演技指導なしだそうで、ほとんどアドリブで役者さんたちが演技し、カメラマンも自由に撮影するらしいです。
今回の作品の舞台は大阪。そこに日本、マレーシア、ネパール、ベトナム、ミャンマー、台湾、中国、韓国、香港、アメリカ、沖縄と様々なルーツを持つ人たちが登場し、いろんな言葉で話して出会って去っていく。まさにCOME&GO~行ったり来たりの映画でした。

ドキュメンタリーよりもリアルな感覚でした。
この映画祭がプレミア上映だったので、これからまたどこかでかかると思います。
おすすめ!です。


映画記者(読売新聞)恩田泰子さんによるレビュー
を引用します。
大阪キタを舞台にしたアジア人たちの群像劇。中国からの団体旅行客、一人旅の台湾(演じるのは李康生)、一旗あげようと韓国から来た女性たち、ネパールの難民、ミャンマー人留学生、ベトナム人技術研修生、マレーシアのビジネスマン、そして日本人たち……。みんな「隣人」のことを知らない。日本人同士でも、家族でも。それってどういうことなんだろう。何が希望を、何が絶望を生むのだろう。 国境を越えて撮り続けるマレーシア人監督、リム・カーワイは、勝手知ったる大阪を「俯瞰的、総合的」にではなく、間近な目線で個別的に見つめながら、大阪の、日本の(コロナ前の)「今」を活写、作品に閉じ込めた。プレス向け試写で、こういう「日本映画」が観たかった、と感じた、広く深いまなざしを持った快作だ。 

映画「建築学概論」を見て感じた韓国の建物

2020年08月19日 | ☆エンタメ-映画
お盆休みの間中ずっと暑い日が続いていたので、クーラーを入れた部屋で自転車を漕いだりしながら韓国ドラマや映画を見たりしていました。
いくつか気がついたことがあったので書いておきたいと思います。

まず映画「建築学概論」(2012年 韓国)
 


一軒の家を建てながら、話が進んでいくのですが、韓国の家って日本の家と比べて窓が大きいですね。おそらく地震が少ないと言う土地柄が関係しているのだと思います。
日本だったらかなり建てるのに難易度が高いと思われるような建築物が多いような・・・「そこ、柱なくてほんとに大丈夫?」って思っちゃう。


素人なので、勘違いがあるのかもしれませんが、例えば他のドラマは何かを見てても思うんですが学生さんが住んでいるアパートでも壁一面が窓だったりするんです。

日本人の私から見たら超高級マンションのように見えるところにそれほど裕福でもないような(例えば奨学金をもらって学校に行ってるような)学生が住んでいるんです。

ドラマだからちょっと非現実的なのかと思ったりもしましたけど、いろんなドラマを見ていてもそういう傾向があるので、実際韓国では割と普通の建築の傾向なのではないかと思います。
日本のアパートとかマンションは耐震面での制約が大きいから、日韓でそういう違いがあるのではないかと思いました。


映画は、なかなか良かったです。
初恋もの。
「建築学概論」の授業受けてみたくなりました。
そして、注目は主人公の浪人生の友人役の「チョジョンソク」。映画初出演だったそうですが、強烈な印象を残します。
次は彼の主演作「EXIT」を見ます。

『1987、ある闘いの真実』2017韓国

2020年05月18日 | ☆エンタメ-映画


40年前の今日は韓国民主化運動の象徴「光州事件」が起きた日だそうです。光州事件については「タクシー運転手」という素晴らしい映画があります。映画としての面白さと重い社会的なテーマがものの見事に一体となってる作品です。

この『1987、ある闘いの真実』はそれから7年後の韓国の全国的な民主化闘争につながる事件を描いた作品です。

1987年。
皆さんは何をしていましたか?
私は大学生で、第二外国語に朝鮮語を選択し、韓国からの留学生と言語交換をしたりしていました。が、この民主化運動(当時は学生運動だと思っていました)には関心を持つことはなくて、付き合っている留学生たちがどんな背景をもっているかなど全然理解してなかったんだなと、この映画を見て恥ずかしいような気持ちになってます。

今も韓国の友達もいるし、今からでも知ること、関心を持つことは遅くないと思いました。

予告編をリンクしました。
検事が出てきます。
「上から」の圧力に屈することなく、職務上の良心に従う姿は当たり前なんだけど、「検察庁法」の改正問題を抱える今の日本人の立場で見ると、その当たり前を貫く姿勢が眩しい。

あ、今朝のニュースで、「検察庁法」の改正は見送りとなったと出ていました。
この法案については、黒川検事長の定年延長からの政府の汚いやり方もあって国民が声をあげてきました。
デモもできない今ですが、声を上げる方法はあるとわかりました。
「これではやばい」と政治家(の一部にでも)つたえることができたならよかったと思います。

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★SAVE the CINEMA「ミニシアターを救え!」プロジェクト
http://savethecinema.jp/
#savethecinema


家で映画三昧 その2

2020年03月09日 | ☆エンタメ-映画
「日本アカデミー賞」ノミネート作からもう2本。

「最高の人生の見つけ方」 2019年
ずいぶん前のハリウッド映画のリメイク。
吉永小百合と天海祐希の女性バーションになっています。
作品自体はまぁまぁ軽く楽しめる感じでした。が、せっかくの題材が十分料理しきれていないような感覚でした。前に記事にした、私とどうも合わない整体師の先生が絶賛していましたが、やはり感性が私とはずれてるかな(苦笑)
エジプトには何のために行ったんだっけ?結婚披露宴のシーンは、キャストスタッフが内輪で楽しんでいるようにしか見えなくてちょっと興ざめ。ムロツヨシははまっていたけど、なぜあんなに忠誠心があるのかよくわからなかった。

そして最大のダメ出しはやっぱりタイトル。
あのタイトルを付けた段階で、「その映画を見ている時だけ、その時間だけまぁ楽しめる作品」の域を出る気概を捨ててると思います。

「最高の人生の見つけ方」というタイトルは、ジャックニコルソンとモーガンフリーマンが出ていた2007年のアメリカ映画の邦題です。原題は「The Bucket List」~バケツリスト~(死ぬまでにやりたいことのリスト)でした。センスのかけらもない邦題ですが、この作品が当たったので、その後似たような邦題がいくつも誕生してへきえき。これは新しい映画なのに、このつまらない邦題みたいなタイトルを付けるなんて!神経疑う。



「アルキメデスの大戦」 2019年
菅田将暉主演。漫画が原作の戦艦大和建造費秘話(フィクションです)
小品としてみるなら面白いテーマだと思うのですが、戦艦大和のCGとか海軍将校たちの豪華おじさん出演陣など、「小品」とは言えない構造になってしまったんでしょうね。私の抱いてる小品的印象と大げさな劇中音楽がかみ合わなくて居心地の悪い鑑賞体験となりました。

あえて、大物俳優を起用しないで、戦艦大和のCGもなしで、くせの強い俳優さんたちを並べて低予算で作ったら、もっと面白かったんじゃないかなと思いました。主演は同じでいいです。(好きなので^^)
菅田将暉は、どんな役でも菅田将暉ですね。これはスターの印(以前はスターというより器用な役者さんでは?と思っていましたけど、何を見てもいつも同じにみえる)
それに対して柄本佑は役柄でどんどん変わって、いいですね。この二人を並べたのはよかったと思います。鶴瓶の扱いはちょっと浅かったな。もったいない。
それと紅一点のヒロインに魅力が…もっと誰かいなかったのか…



「タクシー運転手」 2017年韓国

1980年の韓国光州事件を扱った、隣の国の社会派映画。
2回目。(前は飛行機の中で見た)
もう40年もたつから、それなりに客観視できるってことで、「新聞記者」とは比べられないけど、相当エンターテインメントとして完成されている。
同じ俳優(ソンガンホ)主演の韓国映画「パラサイト」が今年のアメリカアカデミー賞をとったと聞いたけど、韓国映画のレベルの高さはすごい。

光州事件で市民に発砲した軍人たちもまだ生きてるだろうけど、この映画が韓国の4人に1人が見たような(動員数1200万人)大ヒットを記録しているとき、その人たちはどんな思いだったのだろうかなどと思った。

前に見た時には気が付かなかったけれど、光州が舞台なので、かなり方言がきこえた。年寄りも若い人も使ってたから全羅南道のお国言葉なんだろう。いわゆる標準韓国語とは違う響き。語尾に「~ライ」というのがついたりしてた。韓国語では方言のことを「サトゥリ」といって、やっぱり話題になる。この映画でもソウルから来たタクシー運転手が「方言もないしおかしい」と怪しまれる場面がある。もっと言葉がわかればもっと楽しかっただろうなぁ。



「怪しい彼女」 2014年韓国

これも以前飛行機の中で見た映画。「新聞記者」で主演の記者を演じたシムウンギョンが出ていたっけな~と思って、見返してみた。
全く別人のような演技。彼女は子役から活動していたそうだけど、すごい演技力デス。
70歳のおばあさんがあることがきっかけで50歳若返り、中身はおばあさんのまま、謎のお嬢さんになって大活躍するというコメディ。
いま日本にこんな口うるさいおばあさんいないよね。韓国では健在なのかな?
面白かった。




この休みに韓国映画を2本、日本映画を3本見たけど、圧倒的に韓国映画のほうが面白かった。(作品賞ノミネート作ばかりだったのに…)日本映画がんばれ。

家で映画三昧「新聞記者」2019年

2020年03月08日 | ☆エンタメ-映画
もともと予定が何もなかった週末。
天気も今一つだったので、家の近所で過ごすことにしました。
中華街に行ったり、三渓園に行ったりもしましたけど(いずれも近所に含む)
残りの時間で珍しく家で、映画を5本くらい観ました。

金曜の夜に「日本アカデミー賞」という番組をやっていました。見るともなく見ていたら、「新聞記者」という社会派映画がメインの主演男優、主演女優、作品賞を受賞していました。この作品は公開前から私の周りで話題にはなっていましたが、見てはいませんでした。そもそも映画を見に行くことがほとんどないので。

それでもちょうど暇だし、「祝!受賞」ということで500円でアマゾンでレンタルして見ることにしました。

映画は、中日新聞の記者望月衣塑子さんの「新聞記者」が原案とのこと。
現政権に対する批判を込めた内容です。
森友加計問題や伊藤詩織さんのレイプ事件のもみ消し問題、それに官僚の自殺など、ごく最近の問題をほとんどそれとわかるような形で描いています。



「内閣調査室」の場面が意識的に色調がブルーグレーがかり、SF映画のようでした。そこでせっせと、ツイッターにコメントを入れるという「簡単なオシゴト」をするエリート国家公務員たち。なるほどこういう人が書いてるんだ、あの人格を疑うような下劣なツイートは・・・・。韓国にもありましたね「コメント部隊」
日本もアルバイトで雇われているという話を聞きますが、エリートたちもやってるのかもしれないですね。

そして恐ろしいと思ったのが、官邸前デモ参加者の写真にパッパッと丸を付けて、「こいつらの個人情報を洗え!」的な命令が下ったところ。「一般人ですよね?」と食い下がる松坂桃李演じる主人公に、それがどうした?「この国の民主主義は形だけでいいんだ」と答える内閣調査室の上司(田中哲司~憎々しくていい感じでした)。
ほんとに言ってそうです。

この映画が作られたころの雰囲気は今よりもっと逆風が吹いていたと思います。主役の新聞記者を演じる日本人の女優さんが決まらず、結局設定を変えて韓国の女優さん(シムウンギョン)が演じることになった話も前に耳にしていました。
現在進行形の話を映画にするのは映画そのものの制作よりもほかにいろいろ大変なことがあっただろうと思います。
公開時に宣伝もなかなか思うようにできなかったという話も聞きました。
が、今ここにきて、この作品が受賞するというのは、なにか流れが変わるきざしなのか?どうなのでしょう?

映画としては、もっとサスペンスをあおったほうが面白かったかもしれませんが、十分怖かったです。
松坂桃李がかなり良かったです。シムウンギョンも。

何より、「この映画に出るのは勇気がいる」というのが容易に想像つくということが一番恐ろしいことだと思いました。
ラストが強烈に怖かった。この怖さは、今見ておかないと感じられないかもしれません。(私が言うことが当たっていてほしい。しばらくたったら、「あの頃はそうだったよね。今は違うけど」ってなっていてほしい)

男はつらいよ お帰り寅さん (2019)

2020年01月17日 | ☆エンタメ-映画



お正月映画としての寅さんを見るおそらくは最後のチャンス。
と思って、見に行ってきました。
もう何十年もお正月映画を見るなんてなかったんだけど。

予想通り、周りのお客さんは私よりも上の世代のみなさん。

映画は…

久しぶりの作品なので、寅さんを知らない人にもわかるように作られていました。

皆な年をとってる…
寅さんがいない…
涙涙また涙でした。
満男のことずっと好きになれなかったし、今も好きじゃないけど、寅さんを好きなところでは共通点があるから、今回受け入れることができた。

メロンがでてくるシーンで
「メロン!」
「メロンだ!」
「メロン!」
と、客席のあちこちから声がしたのが、「映画館で見る醍醐味」だった。


中華街映画祭に言いたい放題

2019年10月02日 | ☆エンタメ-映画


1958年の映画の新聞広告。
中華街映画祭会場の新光劇場のも載っています。

中華街映画祭。
開催を知ってから楽しみにしていたのですが、ウォッチしているといろいろもったいないと思うことが多くあったので、ここで勝手に言いたい放題いいます。(あとで整理してアンケート用紙にも書く予定)

1.スケジュール発表が遅い!
週末土日の上映予定が、その週の水曜深夜に発表っていくらなんでもありえない。(これは主催者もよくわかってるとは思うけど)
こういうジャンルを限定した映画祭などは、コアなファンたちが楽しみにしているもので、近所の人をまんべんなく対象にしているわけではないはず。ファンたちはある程度遠くからも足を運ぶのだけど、遅くとも2週間前にはすべてのスケジュールが出ていなければ!

百歩譲って、上映時刻が未定状態でも、どの作品を何日にやるかだけでも早く告知されなくては、予定が組めない。今回の映画祭の最大の問題点だと思う。


2.会場周辺での宣伝・告知足りない!

こういうイベントの遂行にはいろんなアクシデントもあるだろうし、いわゆる諸事情で計画通りに進まないだろうことは想像できる。じゃ、スケジュールの確定が遅れて、ジャンルファンの集客が見込めそうにないなら、どうするかな?

せっかく、中華街という人が集まる観光地で開催するんだから、その地の利を活かして、その日中華街に遊びに来た人に立ち寄ってもらう方向の宣伝をしたい。

◎会場に「横浜中華街映画祭開催中」のポスターを目立つように貼る

◎協力店の「同發」各店舗に「ただいま新館特別会場で映画祭開催中!お席あります!映画祭参加者、売店割引実施中」みたいなスタンドポップを立てて宣伝!


会場の建物まで足を運んでも、映画祭やっていることがとてもわかりにくかった。チケット売り場も奥まってて分かりにくいし。見る気で行ってる私でもわからなかった位だから、映画祭の存在しらない人は気が付きようもないよね。

きっと開催中に中華街に来てる人の中には
「ご飯食べたあと、どこ行こうか?」
なんて思案してた暇な人いっぱいいたはず。
そんな人に
「今日だけ見られる中華街ならではの映画やってます!席あります!」って伝えられたらいいよね。


3.お得な情報、楽しい情報が伝わってない!
これ、めっちゃもったいない。

前々からわかっていたはずのお得情報

◎魅力的な「同發」でのランチつき鑑賞券
食べてみてびっくり。とってもおいしくて、ボリュームもたっぷりで、
「ほんとにこれ700円でいいの?」と思ってしまったくらい。

なぜ、写真入りで公式サイトやツイッターで案内しないんだろう???
もったいない。
この情報、もっと伝わってたら、時間に余裕を持って中華街に来て協賛の「同發」さんに立ち寄ってもらえるとおもう。


◎「同發」売店の割引券
映画館にコーラやポップコーンはつきものだけど、この映画祭では「同發」売店の中華点心やドリンクが持ちこめるんです。
しかも5%割引券も付いてくるの。
これも楽しいですよね。
メニューの一部も紹介したらいいのに。ポップコーンやちゅろすじゃないもの食べながら見るの、良かったです。


◎ゴザ席!!
おおお!と思ったのは、会場にあった「ゴザ席」。
これも普通の映画館では体験できない楽しい鑑賞方法。
人が多ければ、ぎゅーぎゅーかも知れないけど、足を崩して(なんなら寝そべって)くつろいで映画見ることできるのも楽しい。

などなど、こういうの「映画祭の魅力」としてどんどん紹介したらいいのに。




もう一つ。
やってほしい企画があります。
「なつかしの新光劇場復活」

昭和30年代まで実際に映画館だった「同發新館」、
映画祭のコンセプトにも
「50年という長い時を経て、今年も8日間だけ、同發新館が映画館として生まれ戻ります。」
と書かれています。

だったら、当時この映画館でかかってた作品を1本くらいリバイバルしてみるのはどうかな?
上の写真にあるような懐かしい映画。シニアが大勢やってこないかな?
この新聞の展示もとても興味深かったし。




色々好き放題書きましたが、それは実際行ってみて
「いいなぁ。続けてほしいなぁ。でもお客少ないなぁ。もったいないなぁ。」
と思ったからです。
来年、まだここに住んでいたら少しくらいなら手伝えるかも。





横浜中華街で映画

2019年09月30日 | ☆エンタメ-映画
横浜中華街映画祭というイベントに行ってきた。
もう8年目になるらしいが、今まで知らなかった。

それほど規模の大きな映画祭ではなく、会場も映画館でではなくてレストランの宴会場にしつらえた小さなスクリーン。
ゲストなどもなく地味だけど、近所だし、見たかった作品がかかるので。
でも行ってよかったです。
おススメします。





おすすめポイント1
中華街に昔あった映画館跡が会場。歴史好きにおすすめ!




会場の中華料理店「同發新館」は、昭和30年代まで「新光劇場」という、中華街唯一の映画館だったところ。
いまは、非公開の宴会場です。そんなところで、映画を見るの楽しいですね。



おすすめポイント2
同發別館の特別ランチつきチケットがお得!


映画は1500円のと1800円のがあるのですが、どちらも700円プラスで中華街の老舗「同發」のランチが食べられます。
これが700円とは思えないボリュームです!おすすめ。




おすすめポイント3
ござ席では寝転んで映画鑑賞可!くつろげる!




どうです。魅力的でしょう?
私はゴザ席があると聞いて、わざわざ家からクッション持ってきちゃいましたが、ざぶとんもたくさんあるのでご安心を。
そして、「同發」の売店で餃子や焼売、中華菓子などを買って持ちこめますので、中華街らしい映画鑑賞できます。
もちろん、青島ビールもありますよ。


おすすめポイント4
チャイナ服だと割引!

食事つきのは別ですが、映画だけならチャイナ服着ていくとぐっとお得になります。
チャイナ服の交流イベントもあるそうですよ。




こんなに良いイベントなのに、宣伝が足りず(おそらく人手が足りないと思われます)
お客さんがあまり入っていませんでした。
もったいない・・・。
なので、非力ながら、ここで宣伝。



今後の上映スケジュールは以下の通り

10/1(火・国慶節)
11:30「背徳と貴婦人」
13:40「楊貴妃LadyOfTheDynasty」
16:10「ソード・オブ・レジェンド 古剣奇譚」
18:20「狂獣 欲望の海域」

10/5(土)
11:20「熱帯魚」※この日のみ初回11:20上映開始
13:20「ラブゴーゴー」
15:30「心の故郷 ある湾生の歩んできた道」
18:15「背徳と貴婦人」
20:00<チャイナドレス・中華服 交流会>

10/6、10/10のスケジュールは後日発表予定


会場は横浜中華街「同發新館」
イートインスペースの奥にチケット売り場があります(これがまたわかりにくい)



公式サイト
横浜中華街映画祭

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